【2014年】貸切バスの運賃・料金制度が変わります!

平成24年4月に発生した関越自動車道の高速ツアーバス事故により、バス事業の安全対策強化が図られ、昨年の8月1日より、ひとりの運転手さんが運転してよい距離や時間が制限されています。

今回は、バスの安全な運行にかかわるコストを運賃や料金に
適切に反映されるよう新しい制度を定め、平成26年4月から運用されることになりました。

以前にお伝えしたとおり、運賃の種類は「時間・キロ併用制運賃」に一本化。

バスの種類別に上限と下限の金額が決められており、その範囲内であれば届出・審査は不要となります。

以前の運賃算出では回送料金(お客様を乗せずに車庫等へバスを移送する際に発生する料金)や待機時間(お客様を待っている時間)を別に計算していたものをすべて「時間制」と「キロ制」で1本化。わかりやすい料金体系になっています。

また、長距離・長時間移動の際に必要な交替運転手さんの
料金、深夜早朝運行料金の割り増し、特殊車両(電動リフト付きやシートの仕様、トイレ付など)の割り増し額なども明確に決められています。

詳しくは国土交通省もしくは、各運輸局のホームページを参照してください。

安全で楽しいバスの旅を実現するため、どうかご理解・ご協力のほど、よろしくお願いします!

新運賃・料金制度についてよくある質問はこちら≫

※記事は2014年4月現在のものです。
2023年8月25日に国土交通省から「新公示運賃額」が公示されました。これまでの下限~上限での目安表示は撤廃。最低基準額のみの提示となっています。

各バス会社はこの金額を下回らないように独自の単価を届け出て運用しています。詳しくは以下の記事を参照してください。

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

バス観光マガジンの中のヒト。貸切バスについての基礎知識やバス旅行のヒント、バスファンのための情報など、バスに関する楽しいコンテンツを日々お届けします。

このライターの記事一覧
タグ
関連記事
ランキング
貸切バスの達人は
全国1,100社以上の
貸切バス会社をネットワーク
参加バス会社のロゴ一覧
貸切バス料金を安く抑えるなら
バス会社の比較がポイント!

全国1,100社以上のバス会社参加
お得にバスを借りるなら一括見積

まとめて比較!貸切バス料金お取りよせ