貸切バスのスキー旅行に、「マイクロバス」はおすすめしません!

貸切バスのスキー旅行に、「マイクロバス」はおすすめしません!


冬の貸切バス旅行といえば、やっぱり「スキー」「スノボ」。
大人数で乗れば、1人当たりの料金が意外と安いということと、荷物もラクに運べる点で、貸切バスでのスキースノボ旅行は人気が高いんです♪

20名前後だと、一番安く借りられるのが「マイクロバス」で、送迎や近場の観光に人気のバスタイプ。

しかし、スキースノボ旅行に関しては、マイクロバスはおすすめできません!
その理由は他のバスタイプに比べて、危険度が高いから。

実際にバス会社さんに聞いた、マイクロバスのスキー送迎の危険性についてと、スキー旅行に貸切バスを利用した際の料金目安を解説します。

そもそも、マイクロバスってどんなバス?

マイクロバスは、11~29名まで(補助席込)の乗車定員のバスです。
基本的にはトランクルームは無く、座席は他のバスタイプに比べると簡易的なので、短距離の移動や結婚式の送迎などに利用されます。

マイクロバスのサイズは、全長7m×車高2.8m×車幅2.1m(車両によって異なります)。
コンパクトで小回りが利くので街中観光などにも人気で、バス料金も最も安い価格帯に設定されているので、比較的手軽に借りられます。

≫マイクロバスの詳しい仕様についてはこちら

スキー旅行にマイクロバスをおすすめしない理由

安くバスを借りたいと言って、スキー旅行でマイクロバスを使うのは、安全上の理由からおすすめできません。
そのわけはバスが軽いからなんです。

スキー旅行

重量の軽いマイクロバスはスリップしやすい

マイクロバスの総重量は8t未満。
8tが軽いの?という感じですが、他のバスと比べてみましょう。

大型バスの重さは、約16t。
中型バスの重さは約12t。
どちらも総重量で、大型と中型に比べるとマイクロバスははるかに軽いですね。

軽い車体のバスが雪道を走るとどんなことが起きるのでしょうか?

それは「スリップ」です。

車体が重く、グリップ力の高いタイヤを備えた大型バスや中型バスは、地面を掴む力が強いため滑りにくいと考えられています。
一方で、マイクロバスは軽さゆえに滑りやすく、雪道の走行は大変危険です。

もちろん、大型バスや中型バスでも雪道の危険性は変わりません。
スタッドレスタイヤやチェーンの完備など、車両の設備を充実させ、訓練されたドライバーが慎重に走行します。

安全にとことん配慮してスキーバスを運行するバス会社でも、マイクロバスのスキー旅行は、安全上の理由から走行はおすすめできないと言います。

マイクロバス

マイクロバスは荷物が乗らない

「重さ」以外に、スキー旅行でマイクロバスをおすすめできない理由は、荷物が乗らない事

マイクロバスには基本的にトランクがついていないので、荷物は膝に抱えるか空いた座席に積むことになります。
スキーウェアや板、宿泊用の荷物がある場合は車内が非常に窮屈になるか、最悪の場合載りきらずに出発できないなんてことも。

雪道の走行は、ゆっくりすすむので通常の移動時間よりも時間がかかります。
山道を荷物を抱えて、長時間ぎゅうぎゅう詰めになる…考えただけでも辛いですね…。

▼ 関連コンテンツ
≫マイクロバスに載せられる荷物はどのぐらい?

バスのスキー旅行に、おすすめのバスタイプ

大型バスと中型バス

貸切バスでスキーに行くなら、「大型バス」「中型バス」がおすすめ。

安全上の理由はもちろん、荷物があって長時間の移動となると、トランク付きの大型・中型バスの方が現実的な選択。
座席もマイクロバスよりも広くてふかふかしているので快適なバス旅行を楽しめるでしょう。

サロンバス


さらに、大型バスと中型バスは車内の設備も充実
カラオケや冷蔵庫がついているのはもちろん、後部座席を「コの字」に開店できるサロンバスもあります。

サロンバスはテーブルも出せるので、飲み物や食べ物の持ち込みをしてパーティが可能!
スキー場までの移動中にバスの中で気分も身体も温めて、スキー場につく頃にはテンションも最高の状態です…♪

▼ 関連コンテンツ
≫貸切バスの種類・乗車定員一覧

バスタイプ別、スキーの貸切バス料金

さて、貸切バスでスキー旅行に行くと、バス料金はいくらくらいかかると思いますか?
東京駅から那須塩原のスキー場へ、1泊2日で貸切バスを借りた場合を例に大体の料金を出してみます。

  • 東京駅→那須塩原のスキー場への距離:約300km(片道)
  • 雪道を考慮した移動時間:約5時間(片道・休憩含む)

この場合、2日間の貸切バス料金の目安はこんな感じ(上限~下限運賃の真ん中で計算・税込)。

  • 大型バス:195,723円(45人乗車の場合、1人当たり4,349円)
  • 中型バス:166,969円(27人乗車の場合、1人当たり6,184円)

バス代にはガソリン代と運転手代が含まれます。
大人数で乗れば、1人当たりのバス料金はそんなに高くないですねー!
※宿泊費や駐車場代は含まれないのでご注意ください。

▼もうちょっと詳しい貸切バスの料金目安はこちら
≫貸切バス料金の目安

貸切バスの予約、相談は「貸切バスの達人」にお任せください♪

貸切バスの料金は、行き先や移動時間によって変わります。
行きたいスキー場が決まっていればお気軽にお問い合わせください。

もちろんお見積もりは無料です♪

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

バス観光マガジンの中のヒト。貸切バスについての基礎知識やバス旅行のヒント、バスファンのための情報など、バスに関する楽しいコンテンツを日々お届けします。

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