
東京都内のバス6社局が豊洲市場に集結!「バスまつり2019 in 豊洲&みんくる20周年アニバーサリー」
9月28日、 東京都交通局が主催する 「バスまつり2019 in 豊洲&みんくる20周年アニバーサリー」が開催されました。

このイベントは9月20日の「バスの日」にちなんで行われる、毎年恒例のイベント。これまで晴海ふ頭で行われてきましたが、15回目となる今年は豊洲市場6街区にある「にぎわいスペース」で行われました。

イベント当日は、9月下旬とは思えない真夏並みの暑さ。でも イベント会場にはバスファンはもちろん親子連れやカップルの方など、たくさんの人でにぎわっていましたよ。
開場前から長蛇の列!毎年注目を集めるバスイベント

ゲートにはオープン前なのに、すでに長〜い列が。 あいにくの天気の中開催された昨年のイベントより来場者が上回るかも!
まずは会場案内チェック。今年は都営バスのマスコット「みんくる」20周年記念ということで、特別企画の「みんくるの小部屋」が展示されている模様。期待で心はドキドキ、ワクワクです 。

会場入り口では、みんくるの扇子をプレゼント!かわいいイラストでこれはうれしい。暑い日だったのでぴったりなノベルティでした。
バスファンにはたまらないグッズの販売へゴー!都内6社局が出展

では各バス会社ブースのグッズ販売へ行ってみましょう。レア商品を求めてすでにたくさんの人が並んでいます。
各ブースを順番にご案内します。
バス車内で使用されてる消臭剤も販売!「国際興業バス」

こちらでは1/80サイズのバス模型をはじめ、バス内などで使用されている消臭剤も販売されています。

方向幕のミニ版が登場!「西武バス」

今年のイチオシは新商品の「ミニミニ方向幕」(1,200円)。懐かしの方向幕がなんと30も再現、収録されているそうです。

お家で方向幕をクルクル回せちゃうんです。かなりクセになりそうですよね。
キャラクター「きゅんた」が大人気の小田急バス

「小田急シティバス バスコレクション」(1,000円)や大人気のきゅんたTシャツ、ペンなど、揃えて使いたいアイテムがたくさんです。

「かんにゃん。」でおなじみの「関東バス」

関東バスでは「トミカリミテッドビンテージ」(8,500円)などのバスモデルが人気だとか。もちろん、カワイイかんにゃん。グッズも並んでいますよ。

降車ボタンなど毎年グッズが人気の「東急バス」

なんとnanoブロックが新発売!

いくつか組み立てれば、こんな街も作れちゃうらしいです。欲しい〜。

東急のノッテちゃんグッズはデザイン性もあるから、子どもはもちろん若い女子にも人気。

たくさん買い求めている方もいらっしゃいました。

みんくるが20周年を迎えた「都営バス」

今年はみんくる20周年記念の新作「みんくる20周年記念トートバック」を販売しているみたいです。

そして人気の都バスグッズの中でも、バスのシートを使ったソファは、レア感ハンパないです。

都バスファンなら帰宅するのが楽しみになりそう!?

同じくバスシートと同じ柄を使ったクッションも人気だそうですよ。

この他、協賛各社のガチャガチャもありましたー。
お宝ザクザク!バス部品コーナー

バス部品コーナーでは方向幕やヘッドマークなどを販売しています。旧料金機も買えちゃう!

レトロなお部屋のインテリアにぴったりな、車内時計も魅力的 ですね~。

こちらは実際に使われていたバス行き先表示などのバス部品購入の抽選コーナー。

自分が買いたいアイテムの名前が書かれた箱に、まずは投票。そこから当選者を抽選する仕組みです。

一番人気は、車内放送装置だそうですよ。どなたがゲットされるのでしょう?

みんくる20周年記念の特別企画!フォトブースやフェイスペイント

ブースの先を進むと「みんくるの小部屋」です。

都営バス自動車工場特製の「みんくるバス」もあり、小さいお子様の写真撮影にピッタリ。
今年はみんくる20周年特別企画として、フェイスペイントも開催しているとのこと 。

ブースをのぞいて見ると、かわいいみんくるをペイントしているではないですか。

「顔にペイントはちょっとハードルが高い!」というお子さまは、腕にペイントしてもらっています。とってもキュート。
各バス会社のキャラクターたちが会場をさらに盛り上げます

「みんくるの小部屋」の横に、各社のマスコットキャラクターが勢揃いのステージがありました。

20周年を迎えた都バスの「みんくる」はもちろん、小田急バスの「きゅんた」、東急バス「ノッテちゃん」や関東バスの「かんにゃん。」などが次々と登場。
記念撮影握手会やレア商品抽選イベントなども行われ、大盛り上がりのステージです。
JAFブースでは反射神経チェックや交通安全の啓蒙も!

昨年から参加のJAFのブースも忘れてはいけません。
こちらでは写真入り「バスまつりオリジナル子ども安全免許証」の発行をしてくれるとのこと。

「交通ルールを守ります」と書かれたこの免許証があれば、小さいお子さまも交通安全の大切さを理解してくれるに違いありませんね。

JAFブースでは反射神経の測定も行われています。この測定器で、自分の反射神経年齢がわかるそうです。

子どもと一緒に訪れたパパ、ママたちが測定にトライ。さて結果はいかに?!
そうそう、東京さくらトラム(都電荒川線)の「とあらん」も忘れずに!

東京都交通局のもう一つのキャラクター「とあらん」。東京さくらトラム(都電荒川線)のマスコットです。

みんくると一緒に、ステージを盛り上げていました。かわいいグッズがいろいろあって、どれにするか迷っちゃいますね。
各バス会社のスタンプを集めて商品をゲット!

会場をめぐりながら、各バス会社のスタンプを集めるスタンプラリーも大盛況。

まだ午前中なのに、すでに全部のスタンプを集めた方がたくさんいて、びっくりです。

そしてゴールで「みんくる・都バスフレークシール」をゲットした方々は、みなさん笑顔。しかも、フレークシールは可愛すぎ!私もスタンプ集めればよかった…。
いよいよバス展示エリアへ!ずらりと並んだバスたちは圧巻です

バスまつり会場の一番奥手は、バス展示エリアです。
都営バス、関東バス、西武バス、東急バス、小田急バス、国際興業バスの車両が大集合。全部で8 台、ずらりと並びます。

10時の開場前には車両撮影時間もあり、待ち構えていたバスファンがお目当のバスをパシャりとしていました。

圧倒的な力強さで並ぶ各社のバス。なかでも都営バスの燃料電池バスは大人気です。たくさんの人が乗車体験のために並んでいますよ。
ほかにも都営バスからはノンステップバスやフルフラットバスも展示されています。

運転席の見学や乗車体験もできると、カメラ片手にバスに乗り込む人、運転席に座ってみる親子など、みなさんそれぞれ楽しんでいらっしゃるようです。
各社自慢のバスを展示!バスギャラリー
それではプレス向けに撮影時間をいただいたので、各社のバスをまるっとご紹介!バス好きの方は必見ですよ~
水素使った燃料電池バス「都営バス」

トヨタ自動車が発売した量産型燃料電池バスを15台導入した都営バス。通常は、深川自動車営業所と江戸川自動車営業所の所轄する系統でしか乗車できません。

バスイベント当日限定で臨時バス・祭20系統をこのFCバスでも運行。国立がん研究センター(築地市場駅)から勝どき駅を経由して、豊洲市場六街区までお客様を案内していました。
フルフラットでより一層のバリアフリーを追求「都営バス」
日本で初めて都営バスが導入したのがフルフラットバス。

車内の通路後方にある段差をなくし、バス前方での混雑が緩和されています。

2018年12月から 都02系統<大塚駅~春日駅~御徒町駅~錦糸町駅> で運行がスタート。車体はスカニア(SCANIA)製の11mで通常のノンステップバスのものに比べ、0.6mほど長めです。
渋めのカラーリング「西武バス」

西武といえばライオンズ。西武グループのバスはライオンマークと白ベースに青・赤・緑のカラーリングをイメージしてしまいます。
でも路線バスはこちらのクリーム地に笹の葉をイメージした渋目のカラーリング。今年はイメージキャラクターの「エンジェ」 も初参戦!
ファン向けイベントも好評「国際興業バス」

都内の他、埼玉県でも路線バスを走らせている国際興業バス。高速バスや貸切バスなどでもおなじみです。
毎年冬に「国際興業バスまつり」というファンイベントを開催。地元から愛されるバス会社さんです。
ユニークなグッズが人気の「東急バス」

東急バスはノンステップバスを展示。シルバーベースに赤のカラーリングは、ノッテちゃんカラー。
バスのボタンを押したいお子様(大人も?)の心をくすぐる、降車ボタンキットは大ヒット商品に!

今年はバスまつり限定の海賊に扮したノッテちゃんのマスコットや、ナノブロックが注目を集めていました。
きゅんたファンが続出!「小田急バス」

白ベースに赤を効かせたカラーリングでおなじみの小田急バス。 中型 B3022が展示されました。
白は忠実、清潔を意味し、赤は情熱と誠心をイメージしたとか。赤の中に流れる3本の白線は、情熱のうちにも常に理性があるべきという願いが込められているそうですよ。
バス全面にある社章が目印「関東バス」

「関東バス」は主に中央線沿線で活躍。都心部ではあまり見かけないかもしれません。

武蔵野市のコミュニティバス「ムーバス」も関東バスが運行しています。
猫をモチーフにしたキャラクターのかんにゃん。は、交通安全イベントなどでも大活躍。キャラクターとのふれあいでも大人気でした。
臨時運行バスに「天気の子」ラッピングバスも

新海誠監督の最新作・映画『天気の子』とタイアップしたラッピングバス。雨の日は都バスに乗ろうというコンセプトのもと、ポスターや動画などを流し、注目を集めています。
「天気の子」のラッピングバスの運行は残念ながら、2019年9月30日で終了。イベント当日、会場にバスが登場するとたくさんのファンがカメラのシャッターを切っていました。
毎年おなじみの屋台も大盛況!

美味しそうな匂いがするなと思ったら、イベント会場内にはキッチンカーも。
今年は「ふわとろ卵のオムライス」や「ドナルケバブ」そして「クレープ」など、10台のキッチンが登場。暑い中歩き疲れた方、ちょっとお腹が空いた方などで大賑わいです。
かなり暑い1日でしたが、大盛況のバスイベントでした。
来年は、どんなバスが登場して、どんな新しいグッズが販売されるのか、今から楽しみですね。
★ついに、5年ぶりにバスまつりが帰ってきます!★
■取材協力:東京都交通局
バス会社の比較がポイント!