バスの未来を見に「東京モーターショー2015」へGO!
こんにちは!編集部Iです。ちまたで話題の「第44回 東京モーターショー2015」に行ってきましたよ!
各社注目の車を発表していますが・・・編集部Iがまっしぐらに目指すのは・・・もちろん(笑)。
アウディのイケメンではなく・・・
バスLOVEですな。
今回注目していたのは、日野自動車の水素電池で走るバス「フューエル セル バス」です。
こちら、トラックやバスなどの商業者展示でも、ちゃーんといらっしゃいました。キレイどころ。
「フューエル セル バス」は、水素を燃料に自ら発電しながら走るという燃料電池タイプのバス。走行時のCO2排出ゼロというすごいやつ。
これはトヨタグループならではのアイデアで、外部給電機能もあるので、災害時にも大活躍!しかも、電動アシスト自転車を乗せる代車を接続することで、バスに乗っている間、充電をできちゃうという一石二鳥も三鳥もというバス。
田舎とか坂道の多いところに住んでる人にとってはベンリかもしれませんね。
仮設のプラットフォームに停まっているように展示されているので、乗降りするイメージがわかりやすく伝わります。プラットフォームからまったく段差なくバスに乗り込めますよ!
日野自動車の今回の出展テーマは「情熱をはこぶ。夢をとどける。」そして、映画「ハイキック・ガール!」や頭で瓦割するCMで有名になった武田梨奈さんがイメージ・キャラクターです。
こちらも注目なのが観光バスでおなじみの日野セレガ。
安心・安全なバス旅を楽しむために、「ドライバーモニター」搭載。
運転手の顔の向きや目の開閉状態などをモニターし、注意力が低下してくると警報音がなるというシステム。
運転席に座ると外のモニター画面に顔が大写しになる!!
ということに気づかず、運転席に嬉々として座ると、外で並んでいる人に画面いっぱいに映し出される自分の顔・・・。
Oh—No!!
アホな顔してるとかなり恥ずかしいです・・・
この他にも、追突被害軽減ブレーキシステムや車線逸脱警報、緊急時自動停止システムなどなど。安全性をハード面から支える技術がてんこもりです。
そして、セレガの車内。ウワサどおり、お休み処になっている様子・・・。
まあ、気持ちはよくわかります。
でもって、サロンタイプのセレガの場合、後部シートは座席間のピッチが広め。バスツアーなどでたまたまサロンタイプのバスで、座席が後ろになるとゆったり座れてラッキーなのはそういうわけですね。
運転席にはスイッチがいっぱい!どれがどれだか覚えるのが大変そう・・・
この他大型トラック(ハイブリッド)やトン・トン・トン・トン・ヒノノニトン、ダカールラリー参戦車、海外向け最新モデル、エンジンなどを展示していました。
いすゞはトラックがかわいい!(おねえちゃんも)
お次はいすゞコーナーへ。
今回のいすゞのテーマは「Always Next to You」暮らしのそばで、「運ぶ」は未来へ。
メイン展示はトラックで、天然ガス燃料車などの参考出品も・・・。
青いトラック(おねえちゃん付き)は、「GIGA」のルーツとなる1948年製「TX80型5t積みトラック」というもの。いすゞの前身である「ヂーゼル自動車工業」が作ったやつで、戦後の産業復興に活躍したモデル。
木製の内張り、腕木式方向指示器など当時の様子そのままにレストアされていました。やっぱりこの時代のトラック(バスも)はいいなー。味があります。
バスは路線バスの「エルガ」を出品。
ハイブリッドバスは省燃費運転をアシストする「Smartグライド+e」やモーターのみで走る「EVモード」などの機能を搭載。
2015年8月に発売になった新型エルガはノンステップエリアが拡大し、さらに燃費が良く、軽量化が図られているそうです。
お次は三菱ふそう。
テーマは“Running ahead ( for the drivers of our tomorrow )~走り続ける。明日をドライブする人のために~”。こちらもメインはトラックの展示。
でもって、「FUSOエアロVRシアター」では、仮設のプレミアムバスシートを設置してヴァーチャル・リアリティ体験シアターを展開。VRゴーグルを装着すると、実際にバスに乗って旅している気分が味わえるようになっています。
旅の途中で追突被害軽減ブレーキが作動するなど、安全技術も体感できるそう・・・。
たくさん人が並んでいて体験はできずでした。残念ー。
せっかくなんで、他のトラックも・・・。
ボルボのトラック(と、おねえさん)。
UDトラック(と、おねえさんなしで残念)。
この他、働く車特集!
続いて働く車シリーズをご紹介。日産車体のNX200タクシー。
定員5名のバンタイプ。
スライドドアなので乗降りもラクそうです。黄色のボディがかわいいし、目立つ。
こちらはキャラバン「トランポーター」でやはり乗車定員は5名。
サーフボードだってラクラク積めちゃうアピール。中でお着替えだってお昼寝だってできそうですね。
次はちょっとひと目を引く、ゴージャスな車(と、おねえちゃん)
参考出展車両で、座席数は4席。「Hiace Platinum Lounge」というだけあって、贅沢なつくり。
ゴージャスな旅を楽しみたい人に?
お付きの運転手さんがいる人はやっぱりリムジンだよね・・・。貸切りタクシー的な車ということなのかな・・・。誰がどんな場面で使うのかいまいちわかりにくい。
ついでに、SUVとクルーザーもおねえさん付きでご紹介♪
車椅子でもラクラク乗車できる仕様ですね♪
面白いと思った車を怒涛のご紹介!
さて、せっかく訪れた東京モーターショー。編集部Iがおもしろい!と感じた車を合わせてご紹介しちゃいましょう。
ヤンマー(耕運機でおなじみ)の攻めてるブース。KEN OKUYAMA DESIGNのプレミアモデル。耕運機や大型トラクターと合わせて紹介されていました。
めっちゃかっこいい・・・。田舎のあぜ道をブイブイ走らせてみたい・・・。
そしてこれがどうやって乗るのかよくわからないと評判のベンツ。
自動運転の「マイバッハ smart」
車好きにとって、運転しなくていいい車が楽しいかどうかは別として・・・まあ、未来の一つのカタチなのでしょうが・・・。
それから展示スペースをどぉ~んと占拠してるフォルクス・ワーゲン。
WRC三連覇を果たしたマシンを特別展示。車よりもおねえさんのウエストの細さに思わす目がいってしまった・・・。
ビートルのカブリオレタイプ。なんか全体的にでっかくなったゴルフシリーズ。昔はコンパクトで運転しやすいイメージがあったのですが、
どのタイプもデカい・・・。(ちなみにIが初めて自分で買った車は初代ゴルフ。21万円也、夏は窓前回で暖房をつけて走るのよ~)
最近ちょっと気になっているのがスズキのハスラー。
かわいいけど、ドアを閉めたときの音がやっぱり軽・・・。ゴルフとは違うよね・・・。
ダイハツの攻め具合が半端ない
会場でひときわ目を引いた(私的には)のがダイハツのブース。おもちゃ箱みたいにおもしろい車がいっぱい!
「NORIORI」という車で、名前そのままで車の乗降りに注目。超低床と大開口で車椅子は2台そのまま乗車可能。
こちらはなんと観音開き!
「HINARA」という車。ナチュラルリラックスがコンセプトとか。
そして「TEMPO」は動くお店。看板になるデジタルサイネージを装備して、かわいくお店をアピールできます。
そして、人・人・人で疲れ果てた編集部Iの目に飛び込んできたのはこちら!
東ホール6の奥にこじんまりとあった「高山自動車」のブース。
超小型の電気自動車で、車体はお好みのデザインにカスタマイズOK。おもちゃみたい・・・
原付と同じ50CC以下の乗用車で青ナンバー、通称ミニカーといわれるタイプ。普通免許が必要です。車のままエレベータにだって乗れちゃうそう。うーん。奥が深い・・・。
ここからは趣味の世界・・・
東京モーターショー、目的はバスの取材ですが、ここからは趣味の世界。
そう、編集部Iは若い頃、バイクでツーリングが趣味。スズキの真っ赤なバンディット250㏄に乗って、颯爽と(でもなく)ブイブイ(ほんとはヨタヨタ)走ってたんだからっ!
ということで、二輪車ブースもご紹介しちゃいます。
まずはカワサキ。昔務めていた会社のクライアントさんでした。私もなぜか一度、お仕事でカワサキ本社をおたずねしたことも・・・。
こちらはNinja ZX-10R。カワサキグリーン。
そしてZ900。大学の先輩の愛車で初タンデム。かっこいいなーと思ったものです。バイクの免許を取ったら絶対ネイキッド!と思った瞬間です。
そしてYAMAHAのブース。バイクを買うとき、バンディットにするか、ヤマハのZealにするか悩んだものです。
?十年ぶりにまたがってみた・・・。足は一応、ついた。意外とイケるかも・・・?
スズキのバイクは・・・イマイチ。唯一よかったのはSR。
ヒトコケ100万(200万!?)のBMW。おじさん感満載のBMWの中ではピカイチ、かっこいい。
でもって、今回知らなくてがっかりだったのが、二輪試乗会!!!
時すでに遅し。締切後だった。
いいなー。
ペーパードライバーやビギナー向けの講習もあるそうですが、こちらはスクーターの試乗。一応、今、ヴェスパ(150㏄)は危ない?ながらも乗れてるからいいや。
ダンナのスズキ(GSR250)に乗ったらいいんだろうけど、やたらデカくて不安。コケタラシカラレル・・・。ということで、二輪車カムバックならずでございました。
最後に国際展示場に停まるバスをUP!
ああああーバスだらけ!
子どもの社会見学?みたいな感じの集団もみかけましたし、外国人の方もたくさん。
ご年配のご夫婦がはぐれないように、手をつないで見に来ていたのもほほえましかった。
いくつになっても車好きの方は足を運ぶのですねー。
環境やエコ、安全性をテーマにした車づくりはこれからもちろん必要なことですが、その分、つまらないデザインに
なってしまっている面もあります。
高齢化が進み、自動運転やぶつからない仕組みもますます必要になってくるでしょう。
でも運転しない車っておもしろいの?という単純な疑問も・・・。
乗って楽しい、運転も楽しい、見ていて楽しい。そんな車が残ってほしいと思う編集部Iでした。
■第44回東京モーターショー2015
東京ビッグサイト 2015年10月29日(木)~11月8日(日)開催中
http://www.tokyo-motorshow.com/
バス会社の比較がポイント!