「京浜急行バス20周年記念祭~みんな大好き!バスが大集合!!~」に行ってきた!
こんにちは、アルバイトのN子です。
また、お前かという声が聞こえてきそうですが、そうですよ、その通り。路線バスが大好きなN子ですよ。
今回は、京浜急行バスが営業開始から20周年を迎えるということ。その記念すべき日に、BIG FUN平和島で記念祭が開催されるというニュースをキャッチした編集部から「取材してこい」といわれて出かけてきました。
イベント当日は、京浜急行バスだけではなく、東急バス、東京空港交通、小湊鐵道、京急ストアさんなどもお祝い&応援に駆け付けるとのこと。
楽しみです!さっそく当日の様子をご紹介していきましょう。
JR大森駅からワンコインバスで開催会場「BIG FUN平和島」へ
「京浜急行バス20周年記念祭 ~みんな大好き!バスが大集合!!~」が開催されるイベント会場「BIG FUN平和島」の最寄り駅は、京急線・平和島駅。もしくは、JR大森駅からワンコインバスが出ています。
自宅からはJR大森駅へ出やすいので、ワンコインバスで会場まで向かうことにしました。
当日はイベント会場へのアクセスとしてわかりやすく掲示されていたので迷うことはありません。
もしかしてバスイベントに飢えている!?大勢のお客様で会場は大にぎわい
「京浜急行バス20周年記念祭 ~みんな大好き!バスが大集合!!~」イベント会場に着きました!
混雑すると予想して朝一で出かけたのですが、会場にはすでに大勢の来場者がいらっしゃってました。
2023年は日本でバス事業がスタートしてから、なんと120周年という節目の年。また、9月20日は日本で初めてバスが走った記念日として「バスの日」に制定されています。
この日の前後には全国各地でバスイベントが開催されているので、ファンとしてはワクワクですよね。
でも、東京都交通局主催で行われてきた大規模なバスまつりは、このところのコロナ禍で開催されていません。2023年も開催はなさそう・・・。
そんな中、京浜急行バス20周年を記念して、久しぶりに都内で開催されるバスイベント。皆さん、楽しみにしてきたのではないでしょうか。
早速会場をダイジェストでご紹介していきましょう。
京浜急行バス・小型電気バス「J6」
まずは京浜急行バスの展示から。中国BYD製小型の電気バス「J6」です。
2050年カーボンニュートラル達成に向けて京浜急行バスでは2台の小型電気バスを導入。2023年3月31日(金)から、上大岡地区で運行を開始しています。
小型電気バス導入でディーゼルバスで運行するよりもCO2を年間約60.0トン削減できることを見込んでいるそう。横浜市内で電気バスとして製造された車両の本格運用は初の取り組みです。
車体にあしらわれているロゴマークやシンボルマークは、京浜急行バスの社員さんが考えたそうです。かわいいー。
写真だとちょっとわかりにくいですが、「でんきばす」の文字の間を葉っぱをつけたラインが通っています。
こちらは充電コードをイメージしたラインで「自然が蘇ることを彷彿させたい」という願いが込められているそうです。
バス側面にも電気バスの充電コードをイメージしたラインが緑色であしらわれています。
バス車内はコンパクトにまとめられていました。座席数が少ない分、足元が少し広々としていた印象です。
座席シートの柄にも緑で葉っぱが入れてありました。こちらのバスはイベント展示が初なのだそうです。
京浜急行バス・燃料電池バス「SORA」
大勢の方が行列を作っていてなかなか近寄れなかった京浜急行バスの燃料電池バス「SORA」。民間事業者では初めて水素で発電する燃料電池バスを2018年に導入しています。
運行開始は2019年3月1日(金)から。「井30」「井33」系統でお台場地区の運行です。
最初はおとなしく行列に並んでいたのですが・・・こちらは制服を着て運転席に座って記念撮影したい方の列でしたw
危うくまた地獄へ道連れ写真を撮ってしまうとこだった(詳しくはN子の黒歴史“夏だ!バスだ!コスプレだ!「バスまつり2016 in 晴海ふ頭」”を参照してください)。
燃料電池バス「SORA」はトヨタ自動車株式会社が製造しているもので、水素と空気中の酸素の化学反応により発電しています。走行中に二酸化炭素や環境負荷物質を排出しないというもので、優れた環境性能を持つものとして導入が増えてきましたね。
東急バスからはおなじみの路線バスと「ノッテちゃん」
東急バスは路線バスを展示していました。人気者のイメージキャラクター「ノッテちゃん」が来てたので、バスに近づけません・・・。
皆さん、ノッテちゃんに夢中なのでそのすきにバス車内を撮影。
ちなみになんですが、バス前面にあしらわれているノッテちゃんマーク。こちら3パターンの表情があるそうです。
今回展示されていたのは「まっすぐ」ノッテちゃん。この他に「ニッコリ」「ハイ!」ていうのがあって、レアなのだそう・・・。知らなかった。
今後はちゃんとチェックするようにします。
リムジンバスでおなじみの東京空港交通
オレンジ色の車体でおなじみの東京空港交通。羽田空港・成田空港への送迎を行っています。
今回のイベントで展示されたのは、羽田空港内に配属されている「842号車」なのだそうです。
普段は予約制の高速バスタイプをよく見かけていたので、空港路線車仕様は珍しいなと思いました。
東京空港交通では貸切バスもあるそうで、つい先日の9月に羽田空港の制限区域内をバスで見学するツアーでも使われたそうです。
カラーリングがどこか懐かしい雰囲気の小湊鐵道のバス
小湊鐵道は千葉県市原市などを運行している鉄道・バス会社。市原市の五井駅から夷隅郡大多喜町の上総中の駅までを結ぶ小湊鐵道は、鉄道ファンや観光に人気のローカル路線です。
小湊鐵道バスでは路線・高速・空港・アウトレット直通・貸切・送迎と幅広く手掛けていました。
今回のイベントで展示されていたのは高速バスでよく見かける、後部座席にトイレが付いている仕様。
もしかすると、トイレ付貸切バスとしても運行可能なのかもしれません。
どこか懐かしく、渋い感じのカラーリング。私はこのバスがいちばん気に入りました。
警視庁大森警察署から車両展示も!
イベント会場には警視庁大森警察署から、パトカーなどの展示がありました。
普段街中を走っているのを見かけても、その車内をのぞく機会ってあまりありませんよね(そりゃそうだ・・・)。なので、皆さん興味津々でのぞき込んでいました。
上写真は護送車。中は非公開で、運転席だけ入って写真が撮れるようになっていました。
護送車全体を撮影しようとチャレンジするものの、手前にあった笹川良一さんの銅像が微妙に邪魔していて・・・。カーテンがしっかり引かれていて中はヒミツ。
子どもたちにも大人気のゆるキャラたち
バスまつりといえば、各社のイメージキャラクター登場、ですよね。ちょっと早い時間に切り上げてしまったので見ることができたのは「ノッテちゃん」と川崎鶴見臨港バスのキャラクター「りんたん」でした。
「りんたん」は2017年に川崎鶴見臨港バス創立80周年を記念して誕生したキャラクター。かつて臨港バスがシンボルマークとして愛用していた鶴をモチーフとしているそうです。
地味でかわいくないバスというイメージを打破するため、新しいロゴとキャラクターを作った(!?)ということなのですが、この丸っこいフォルムってやっぱり子どもウケはいいですね。
PASMOのキャラクターである“ロボット”は8頭身のスリムなスタイル。こちらの周囲には子どもが・・・。
スタイル良すぎてちょっと人気がないようです。
この他、京急バスからは「けいまるくん」、京急電鉄からは「けいきゅん」、警視庁大森警察署から「ピーボくん」、横浜シティ・エア・ターミナル「CATY」、東京シティエアターミナル「またたびくん」、も来場したそうです。
お楽しみ抽選会や各社グッズ販売なども大盛況
イベント会場では、京浜急行バス20周年記念として新発売されたオリジナルグッズなどが販売されていました。
中でも面白そうだなと思ったのが「オリジナルバス停丸板制作サービス(受注生産)」。オーダーメイドでバス停丸板を作れるってちょっとオタク心をくすぐる・・・。
停留所名の部分を姓に、系統・行先部分を名にしてオリジナルの表札として仕上げることも可能。イベント会場で申し込みして2024年1月頃に納品されるそうです。
この他、各社のブースでもオリジナルグッズが販売されていました。
そして、各物販ブースで1,500円以上を購入すると抽選券がもらえて「お楽しみ抽選会」に参加できます。また、BIGFUN平和島のLINEお友達登録でも抽選クーポンを配信。
ペア宿泊券やさきほどのオリジナルバス停丸板制作サービスなどいろいろなプレゼントが用意されていました。
会場の関係もあり、比較的こじんまりとしたイベントでしたが、久しぶりのバスまつり取材に心躍る1日。
11月11日(土)には横浜の赤レンガ倉庫お隣、新港地区7街区で「バス利用感謝デー2023」が開催されます。こちらのイベント、2017年に取材にいっていました。
こちらも楽しみ。皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
京浜急行バス営業開始20周年記念「みんな大好き!バスが大集合!!」概要
【開催日時】2023年10月1日(日)10時~16時
【開催会場】BIG FUN平和島
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