日本のバス120周年!神奈川県の人気バス会社が大集結「バス利用感謝デー2023」
皆さんこんにちは!アルバイトのN子です。2023年11月11日(土)に横浜赤レンガ倉庫のお隣、新港地区7街区で開催された「バス利用感謝デー2023」に編集部の人と2名で行ってきました。
今年は日本のバスが120周年を迎えるという大変めでたい年。神奈川県バス協会が「気合を入れて」開催した(多分)ということもあり、当日は大勢のバスファンたちでいっぱいに!
私も負けてはいられません。前回おじゃましたのがなんと2017年、6年前だったとは・・・。「バス利用感謝デー」のみなとみらいエリアでの開催が6年ぶりということで、皆さんのバス愛が大爆発した1日だったと思います。
当時は学生だった私もすっかり大人に(しみじみ・・・)。それでは早速、レポートしていきましょう!
バス利用感謝デー2023
【開催日時】2023年11月11日(土)11時~15時
引用元:神奈川県バス協会
【開催場所】横浜赤レンガ倉庫隣の新港地区7街区
全部で13のバス事業者が自慢のバスを展示!グッズの他、車両部品備品などの販売も
今回のイベントに参加しているバス事業者は全部で13社。その他、「バリアフリ―教室」「バス共通ICカード協会」「トーヨータイヤジャパン」などの展示もありました。
それぞれを簡単にご紹介していきますね。
(1)小田急バス
小田急バスは緑色のきゅんたバスを展示。きゅんたは小田急バスのキャラクターで子犬です(一時期、茶色いからきつねだと思い込んでいました)。
エリア限定カラーバージョンのきゅんたバス。緑色は登戸エリアを運行しているそうです。
青色は町田エリア、桃色は狛江エリア、黄色は武蔵境エリアを運行。れぞれのカラーで「きゅんた」が巻くスカーフのデザインも違うということでなかなか凝っていますねー。
バスの座席シートもきゅんたデザインでこれはカワイイ。
グッズ販売コーナーには大行列ができていました。
(2)神奈川中央交通
神奈川中央交通は初お披露目となる新カラーデザインバスが登場!会場内でかなりアツい視線を集めていたバス車両だったのではないでしょうか。
私も必死に激写!!バス車内を撮影したかったけど、行列がものすご過ぎて断念。
ともかく物販コーナーもぶ厚い人だかりで近づくこともできませんでした・・・。
そーっと物販コーナーのバックヤードから接近し、かなみんグッズの在庫が積んであるカゴをパシャリ。神奈川中央交通のキャラクターであるかなみんは、ねずみ(かなちゅーだから・・・)で小さなお子様に大人気ですよね。
バス車内の様子はどんな感じだったのでしょうか・・・。気になります。
(3)箱根登山バス
小田急グループの箱根登山バスはエヴァンゲリオンのラッピングバス(赤)を展示。赤は式波・アスカ・ラングレーが乗る弐号機ですねー。
私、2020年に箱根で開催されたイベントの取材にも行ってます。楽しかったなー。
こちらはバス車内も撮影できました。
二人掛けシートの背もたれがちょっと特徴的(みたことない形)です。エヴァイベントの時、全然気づかなかったな、他のことに気を取られ過ぎてて。
箱根登山鉄道では車両部品備品なども販売していました。
ファンにとってはまさに宝の山。皆さん熱心にチェックしていました。
(4)川崎市交通局
川崎市交通局からはイメージキャラクター・バスの妖精「かわさきノルフィン」も遊びに来ていました。
“ノルフィン”という名前は、妖精という意味の「エルフィン」と「市バスに“乗る”」を掛け合わせて付けられています。
イベントに展示されたバスは川崎市交通事業80周年と全国都市緑化かわさきフェアのコラボラッピングバスです。
バス車内のシートはシンプルにブルーで統一。
物販コーナーをのぞいてみると、こんな細かい部品まで販売しているのかと感心しきりです。
バスのハンドル、細くて時代を感じる、と昭和世代の編集部がしみじみしていました。
(5)京浜急行バス
京浜急行バスからは追浜営業所所属7944号車がやってきていました。現在では貸切車両として活躍してるそうです。
京急は営業開始20周年ということで、つい先日開催されたバスイベントに、私も出没しています。
京急バスもガチ勢が多かったような・・・。
バス全体を撮影しようと試みますが難しかったです。
グッズを買い求める人たちがぐるりと取り巻いていたので、そっとスマホを差し入れ、撮影だけさせていただきました。
(6)相鉄バス
相鉄バスからは「リラックマまず」リラックマ号。他にはコリラックマ号、キイロイトリ号もあるそうです。
ともかくかわいいのでこちらもバス車内へ入るには行列覚悟です。
とういうことで早々に諦め、バスの外からシートの柄を撮影してみます。
うわーブルー系だ。リラックマなんだから茶色に印刷されていればもう少ししっかり撮影できたかも。
でも1色印刷の方がコストは安いですよね。仕方なし・・・。
リラックマは以前、立川バスとコラボしていて、かわいいラッピングバスをみかけたことがあります。
相鉄バスは2019年からリラックマバスを導入。横浜営業所、綾瀬営業所、旭営業所ルートを走らせているとか。
私個人的には「おぱんちゅうさぎ」とコラボしたバスに乗りたい・・・。どんなに遠くの営業所で運行しても乗りに行きます。
(7)フジエクスプレス
富士急グループのフジエクスプレスは横浜タウンバス134系統車両を展示。
横浜のシンボルとなるベイブリッジやランドマークタワー、観覧車などを車体にデザインしたとのこと。
こちらは車内を撮影できました!横浜市内でフジエクスプレスが運行している路線バスはこの1系統のみなのだそうです。
路線バスにしてはラッピングがカラフルで楽しい気分になりますね。
お台場で大人気の水陸両用バス「TOKYO NO KABA」グッズの販売もありました。
(8)江ノ電バス
小田急グループの江ノ電バス309。オレンジ×ベージュのボディカラーがどこかレトロな雰囲気を醸し出しています。
江ノ電というと電車を思い浮かべますがバスも走っているんですねー。
江ノ電バスのキャラクターは「えのん」。向かって左にある丸2つと長いやつはなんなんだ?と思っていたら「江」という漢字の「さんずい」なのだそうです・・・。えーーー。
この「えのん」は姉妹提携している京都の嵐電(京福電気鉄道)のキャラクター「あらん」と一緒にデザインされたもので、「あらん」は嵐という漢字に似てる・・・。
今までにないタイプのゆるキャラでなんかいい感じ(漢字?)な気もします。
(9)大新東(だいしんとう)
大新東はシダックスグループで、自家用自動車の運行管理を一括して請け負う「自家用自動車管理事業」を日本で初めて事業化した会社なのだそう。
展示車両はEVモーターズ・ジャパンの大型路線EVバス。2023年4月から金沢文庫駅と大規模分譲マンション「レイディアントシティ横濱ル・グランブルー」との区間(約2.5㎞)を結ぶ路線で運行中です。
こちら、大容量バッテリーと低消費電力システムを搭載。1回の充電で280㎞の長距離を走ることができるそうです。
バスイベントの「バステク」とかに行くと、電気バスの展示がとても増えています。日本でも電気バスが走る社会が徐々に実現されつつありますね。
グッズコーナーではEVバスの模型を販売していました。
(10)東急バス
東急バスの展示車両は最古参ともいわれる名車NI323号。高速道路も運行できるよう、シートベルトもあるそうです。
こちらも行列が長くて中を撮影できず。残念。
こちらのNI323号車は1/80サイズ模型となって、目黒区のふるさと納税返礼品にもなっていました。
もちろん人気者の「ノッテちゃん」のフォトセッションも行われました。このノッテちゃんのTシャツかわいい・・・。
ちなみに東急バス、日本テレビ系列「シューイチ」でKAT-TUNの中丸雄一さんがハチ公をモチーフにデザインしたラッピングバスを、11月末まで渋谷界隈を走らせるそうですよ。
(11)伊豆箱根バス
西武グループの伊豆箱根バスの展示車両は1998年式2426・いすゞキュービックです。こちらの車両、西武バスからの移籍なのだそうです。
写真ではうまく撮れていませんが、中4枚折戸になっています。そしてフロントガラスの形がおもしろい。
2022年12月に開催された「西武バス90周年感謝祭」にも行っている私。
この時の伊豆箱根バスは「ラブライブ!サンシャイン!!」のラッピングバスを出展していました。今回は、かなりマニアウケするバスですね。
グッズコーナーも大盛況でした。
(12)川崎鶴見臨港バス
川崎鶴見臨港バスは川崎駅から臨海部の水江町を結ぶBRT(バス高速輸送システム)連節バスを展示。川崎市内では初めてで2023年3月から運行を開始しています。
こちらは全長約18mの国産ハイブリッド連節バス(日野自動車といすゞ自動車共同開発によるブルーリボン・ハイブリッド連節バス/エルガデュオ)で、定員数は114名。
平日朝夕のラッシュ時のみの運行で、鉄道空白地帯となっている臨港地帯で問題となっていた激しいラッシュを緩和するために導入したものです。
会場にはキャラクターの「りんたん」も。こちらは鶴の赤ちゃんで、バスのフロントのデザインをボディに入れています。
(13)横浜市交通局
横浜市交通局からは7-4610。「ぶらり赤レンガBUS(Aルート)」のラッピングバスです。
こちら、2007年式のスペースランナーRA(日産ディーゼル)なのだそうです。歴史を感じる。
横浜駅からみなとみらい21地区を経由し、山下ふ頭を結ぶ連節バス「ベイサイドブルー」が新設されたことを受けて、「ぶらり赤れんがBUS」は廃止。
なかなかその姿を見ることができなくなっています。
こちらの物販ブースも大勢の人が押し寄せていて、大賑わいでした。
横浜市交通局からはもう1台。日野ブルーリボンノンステップバスです。こちら愛称は「青玉」と呼ばれているそうです。
こちらのバスはバリアフリー教室用に展示されたもので、車いす体験や介助体験ができるようになっていました。
いかがでしたでしょうか。ものすごくダイジェストなご紹介でしたが、会場の熱気は十分伝わったのではないかと思います。
バスイベントに行くと、バスは本当に身近でみんなから愛されている交通手段なんだなとしみじみ思います。
また来年、いろいろなバスに出会えたら嬉しいです!年内はあと、「バステクin首都圏」ですね。
今回はさいたま市営 桜木駐車場(大宮駅から徒歩約8分)での開催。そしてなんと、「貸切バスの達人」も出展しちゃうんです。バスファンの方も大歓迎ですので、ぜひ足をお運びくださいませ。
「バス利用感謝デー2024」の予定はこちら↓
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