総参加者が首都圏で初めて1,000人越え!2023年「第9回バステクin首都圏」

総参加者が首都圏で初めて1,000人越え!2023年「第9回バステクin首都圏」

ぽると出版主催「第9回バステクin首都圏」が、2023年も無事大盛況のうちに終了。今年は千葉・幕張メッセの屋外展示場及び近隣第二会場から、さいたま市営 桜木駐車場(大宮)へと舞台を移し、2023年12月1日(金)に開催されました。

「貸切バスの達人」も初めて出展し、ブースのPRとともに「バス観光マガジン」の取材も駆け足でこなしましたよー。

「貸切バスの達人」も出展しました!
「貸切バスの達人」も初出展

来場者数は約780人で、7割が首都圏から、最北は北海道(旭川)、最南は九州(福岡・大分)から、全国28都道府県と広いエリアから来場。

出展者のスタッフを含めた総参加者数は約1,070人と「バステクin首都圏」で初めて1,000人を超えるなど、大変な盛り上がりをみせました。

「第9回バステクin首都圏」会場の様子
「第9回バステクin首都圏」会場の様子

今回も電気バスの展示が目立つなど時代を感じるイベントに。また、バス事業者が独自で開発した夜行バスなどで大活躍しそうな新型リクライニングシート、車内転倒事故防止システムなど、話題も満載でした。

さっそく当日の様子をダイジェストでご紹介していきましょう!

世界的に普及が進む電気バス、国内で市販されている全メーカーが勢ぞろい!

ディーゼルバスから電気バスへ。国土交通省でも地域交通のグリーン化に向けて、電動バス導入費用の一部を補助する「地域交通グリーン化事業」を実施。「電気バス導入ガイドライン」を発表しています。

今回は現在国内で市販されている電気バスメーカーが全て揃うなど、注目を集める展示・試乗となりました。

アジアスタージャパン/オノエンジニアリング

オノエンスターEV 9m車
オノエンスターEV 9m車

オノエンジニアリングは八王子に本社がある自動車販売・自動車整備、貸切バス事業を行っている会社。揚州亜星(アジアスター)製の電気バスを輸入販売しています。

「バステクin首都圏」での出展はすっかりおなじみに。今回は9m電気バスの展示とオノエンスターEVの運転体験&試乗車がやってきていました。

9m電気バス
9m電気バスの車内・つり革の形状がおもしろい

オノエンスターEV車に試乗したのですが、ともかくとても静か。それでもって発進や加速もなめらかで、日頃の疲れから居眠りしそうになるほど・・・。

オノエンスターEV車
オノエンスターEV車

路線バスが電気バスに置き換わり、当たり前になったら、乗り過ごす人が続出しそうですね。

アルテック カルサン e-JEST

カルサン e-JEST
カルサン e-JEST

続いて紹介するのがトルコ製小型電気バス、カルサン e-JEST。全長5.8m、全幅2m、BMW製EV用モーター・バッテリーを搭載し、1充電航続距離は210㎞です。

カルサン e-JESTの車内
カルサン e-JESTの車内

欧州を中心に電気バスで世界20か国600大以上の販売実績を誇ります。この度、日本仕様車が産業機器商社であるアルテックから輸入・販売されることになりました。

点検整備サービス面ではジェイアールバス関東株式会社と協力。日本における電気バス普及に力を注いでいくそうです。

アルファバスジャパン/エクセル アルファバスECITY L6・L10

アルファバスジャパンの小型電気バスECITY L6
アルファバスECITY L6(小型電気バス)

アルファバスジャパン/エクセルからは、今回2023年10月に発表された6mの小型コミュニティー電気バスECITY L6がお目見え。他国に先駆けて日本発売となっています。

アルファバスECITY L6の車内
アルファバスECITY L6の車内

サイズは全長6.09m×全幅2.08m×全高2.98m、1充電当たりの航続距離は200㎞、定員は25人もしくは29人です。

そしてもう1台、路線バスタイプの大型電気バス・アルファバスECITY L10(全長10.48m×全幅2.485m×全高3.26m)は運転体験&試乗車として出展されていました。

同モデルはしずてつジャストラインや東武バス日光、越後交通などが導入しています。

EVモーターズ・ジャパン F8シリーズ2

EVモーターズ・ジャパン F8シリーズ2

北九州を拠点にEV事業を展開EVモーターズ・ジャパン。今回は路線バスタイプの大型電気バス・F8シリーズ2(全長10.5m×全幅2.49m×全高3.3m)での参加で運転体験&試乗車のみの参加です。

試乗車のみの傘下

大容量バッテリー・世界最高クラスの低消費電力システム搭載で、1充電で280㎞走行可能。低コストかつ、ランニングコストも低減できるというメリットが注目されています。

EVモーターズ・ジャパンは、2025年に開催予定の国際博覧会(大阪・関西万博)で運行されるEVバス100台を大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)に納車。来場者の移動用に活用されることになっています。

しかも国際博覧会ではレベル4の自動運転や走行中給電等の新技術を融合させた大規模な実証実験も予定されています(関西電力×大阪メトロ×ダイヘン×大林組)。

USB充電も可能!

アルバイトのN子がこちらのバスに試乗したところ、車内にUSBで充電できるポートがあったそうです。路線バスでちょこっと充電できるってなんかスゴイ。

N子はあまりの快適さに居眠りしてしまったといっていたので、やはり電気バスでの通勤・通学は乗り過ごしてしまう危険大!?

西武バス 大型電気バス・BYD K8

西武バス 大型電気バス・BYD K8

西武バスBYD(ビーワイディージャパン株式会社)の大型電気バス・K8を展示。2023年2月、新座営業所に2台導入されたものの1台です。

西武バスでは関西電力のオンサイトPPAを合わせて導入。オンサイトPPAとは、発電事業者が電気を使用する企業の敷地内に太陽光発電設備を発電事業者の費用により設置し、所有・維持管理をしたうえで、発電設備から発電された電気を需要側に供給する仕組みです。

EVバスとオンサイトPPA同時に導入するのは国内初の事例。西武バスではカーボンニュートラルな営業所運営を目指しています。

災害時にも営業所の運行管理機能が維持されること、充電されたEVバスを一時避難施設などに派遣して電力供給を行い、地域住民のライフライン確保に大きく貢献できるのではと期待できますね。

西武バスのラッピング

そしてこちらのバスのラッピング、「S-tory(エストリー)」ですね。2022年12月に行われた「西武バス90周年 大感謝祭」でもお目見えしていました。

西武バスの社員の方もたくさん来場されていたらしく、貸切バスの達人が作成した漫画冊子表紙のこの部分に反応する方が多数(笑)。

貸切バスの達人・漫画冊子の表紙にあるバスのイラスト

「このバスのモデルとなったのはどのバス会社ですか?」「それはそのぉ。やっぱりあのバス会社さんのあのバスでは・・・」

漫画を描いてくれた作家さんのみが本当の答えを知っている、ということで勘弁してもらいましょう。

Hyndai Mobility Japan(ヒョンデモビリティジャパン)から9m電気バス・現代エレクシティタウン (韓国仕様)

現代エレクシティタウン (韓国仕様)

ヒョンデモビリティジャパンからは、韓国内で研修用として使用されている現代(ヒョンデ)エレクシティタウン(韓国仕様)を出展しました。

現代エレクシティタウンの車内
座席がカラフルな現代エレクシティタウン

現代(ヒョンデ)では2017年に初めての大型電気バス「エレクシティ」を公開。1充電で290㎞走行できることで注目を集めました。

9m車・エレクシティタウンはソウル市内などでニーズが高いタイプ

「バステクin首都圏」で展示されたものは、2023年2月に発売された9m車・エレクシティタウンです。こちらは1充電当たりの航続距離はなんと350㎞。

ソウルや周辺都市で需要が高いコンパクトタイプということでしたが、もちろん日本でもこのサイズ、活躍しそうですね。

現代ユニバース・AT車
現代ユニバース・AT車

ヒョンデモビリティジャパンはもう1台、運転体験&試乗車として現代ユニバース・AT車を出展していました。

関西電力/ダイヘン 電気バスパッケージサービス・EV用急速充電器

関西電力/ダイヘンの展示

関西電力ダイヘンのブースでは、電気バスパッケージサービスの提案とEV用急速充電器を展示していました。

現在、関西電力・大阪市高速電気軌道・ダイヘン・大林組・NEXCO東日本の5社で、電気バスの運行管理と一体となったエネルギーマネジメントシステムの開発に取り組み中。

ダイヘンの充電器

先ほど、EVモーターズ・ジャパンのところでも紹介しましたが、2025年度の大阪・関西万博会場内外での電気バスを運行、公道に埋め込んだDWPT(走行中給電システム)により、事業所外の運行経路上でも充電できる最先端技術も実証実験するとのことでした(参照元:ダイヘンニュースリリース)。

また、万博閉幕後も大阪市内で電気バスの運行を継続し、2030年度まで実証実験を行う予定となっています。

道路を走りながらワイヤレス充電が可能になれば、路線バスだけではなく貸切バスも電気バスに置き換わっていく時代がすぐそこまで来ているかもしれませんね。

三菱ふそうトラック・バス/三菱ふそうバス製造「エアロクイーン・ボディプリント車」「ローザ観光仕様車」

三菱ふそうのエアロクィーン・ボディプリント車
エアロクィーン・ボディプリント車

三菱ふそうトラック・バス三菱ふそうバス製造からは、2019年にフェイスリフト及び安全性の強化を行った三菱ふそうエアロクイーン MS06GP スーパーハイデッカーモデルを展示。

三菱ふそうバス製造が新規事業として展開している「ボディプリント」により、独自のデザインを施した展示車両となっています。

多彩な表現が可能なボディプリント技術

「ボディプリント」はラッピングよりも簡単にデザイン変更が可能。多彩なデザイン、色鮮やかな表現が魅力となっています。

三菱ふそうバス製造の新規事業

実は今回、イベントヘルプで来てくれている「中古バスの達人」担当の新谷からの指摘で、とっても気になったエアロクィーンのトランクルーム。

エアロクィーンのトランクルーム

客室床下にエアコンが設置された関係で、トランクルームが1区画減る2スパンになっています。さらに客室フロアがフラット化されて、床下配線の省スペース化によりトランク室内高・容量も拡大されました。

これが地味に好評なのだと新谷。スーツケースを立てて収納できるのはかなりポイントが高いそうです。過去、スーツケースをトランクルームに詰める実証実験を行った編集部ですが、この時は日野自動車・セレガで行いました。

なので、三菱ふそうエアロクィーンのトランクルームもセレガなどと同じだろうと余り気にも留めていませんでしたが、2017年に新型モデルが出るまでは高さが低かったそうです。

うーん。勉強になりました。

三菱ふそうトラック・バス/三菱ふそうバス製造からもう1台、ハイグレードな観光仕様に仕立てた三菱ふそうローザを展示。

三菱ふそうローザ観光仕様車
三菱ふそうローザ観光仕様

乗車定員は14名で特別仕様のシートを使用。腰板にはサイドトリム、天井中央部には間接照明を設置するなど豪華な内装に仕立てています。

三菱ふそうローザの車内

また、可動式の荷物棚を持つ後部座席により、インバウンドなど荷物が多い旅行者にも対応できるようになっています。

いすゞ自動車から中型路線バス「エルガミオ2023年モデル」

いすゞ自動車「エルガミオ2023年モデル」

いすゞ自動車からは中型路線バス「エルガミオ2023年モデル」を展示。全車トルコン式オートマチックトランスミッションを搭載しています。

大型路線バス「エルガ」・中型路線バス「エルガミオ」ともに、2022年からはドライバー異常時対応システム(EDSS:Emergency Driving Stop System)に自動検知機能を追加、自動でヘッドランプのロービームを点灯・消灯するオートライト機能の追加、バックカメラおよびモニターの標準装備など安全性を向上。

換気性能も向上したモデル

換気性能向上のための排気用エアアウトレットグリルなども標準装備され、ウィズコロナの時代でも安心して利用できるような工夫が満載です。

ジェイ・バスからは眺めのよい「ファン!バス」

ジェイ・バスからは「ファン!バス」の展示

ジェイ・バスが展示したのは、大型路線バス・いすゞエルガをベースに車体後半をステップアップした「ファン!バス(ジェイ・バス宇都宮工場のオリジナルバス)」。

ルーフを400㎜かさ上げし、側天窓がある

中扉から後方の床面を330㎜、ルーフを400㎜かさ上げ。側天窓を設けるとともに補強を加えています。この明るくて広々とした空間と眺めの良さは格別ですね。

USBコンセントも設置

今回の展示車にはUSBコンセントや無線押しボタン、安全支援システム(置き去り防止装置)などが装備・展示されていました。

そして、ジェイ・バスのブースではもう一つ気になる展示が・・・。

サイクルバス(トランク用)
サイクルバス【トランク用】

RU大型観光車で自転車(ロードバイク・クロスバイク限定)と人を一緒に運ぶためのバス「サイクルバス」を提案していました。サイクリングチームの遠征や団体のサイクリストたちを移動させる際、ネックになるのは自転車をどう運ぶかでした。

サイクルバスは一般観光仕様とサイクルバス仕様と切り替えて運行が可能とのこと。

日野セレガ及びいすゞガーラ(9m車、都市間高速車は除く)をサイクルバス仕様に変更でき、リフト付バスの場合は、無改造で車内に自転車を分解せずに車載もできるそうです。

今回応援できていた新谷の趣味はロードバイク、ということで、以前自転車を輪行袋に入れて貸切バスに積み込める、という記事を書いた時に自転車が傷むのではととても嫌がっていました。

でも今回、ジェイ・バスが提案しているサイクルバスの積み方ならちょっといいかもと興味深々。最近、ロードバイクで旅を楽しむ団体が少しずつ増えているようなので、これはちょっと期待大ですね。

高知駅前観光が独自開発!上下移動式リクライニングシートが凄い

高知駅前観光
高知駅前観光

高知駅前観光は、「高知で最も古いバス会社」の一つとして70年以上の歴史を誇る老舗のバス会社。「貸切バスの達人」にも長くご参加いただいています。

「Sommeil profond(ソメイユプロフォン)」の紹介で出店

今回の「バステクin首都圏」では、独自開発(特許取得済)した上下移動式 新型リクライニングシート「Sommeil profond(ソメイユプロフォン)」の紹介で出展。

ソメイユプロフォンのデモ

バスでの長距離移動・夜行バスでのニーズに応える画期的なシートということで、皆さん興味津々。実際にスタッフの方がデモを行いながら説明してくださいました。

シートの長さは185㎝、幅は48㎝、横になった時のシートと天井までの高さは53㎝。大人の男性が横になってもあまり窮屈さや圧迫感は感じないといいます。

シートベルトも締められる
寝たままでシートベルト装着可能

シートをどのタイミングでフラットにするのか、2階のシートに上り下りする方法、女性と男性の組み合わせはどうするのかなど、実際の運用にはまだいくつか課題はありますが、これはなかなかユニークな発想です。

今後に期待、ですね。

豊田合成×名鉄バスから車内転倒防止システム

名鉄バス×豊田合成の展示

豊田合成からは、AIを活用した車内見守りシステムの実証実験名鉄バスと合同で実証実験を2022年から続けてきました。今回のイベントでは、車内転倒事故防止システムを装備した名鉄バス大型路線バスを展示。

AIカメラを活用したバス車内転倒防止システムを開発

実際にどのような仕組みで車内の安全確認や転倒防止につなげるのかをデモンストレーションしていました。

路線バスで多発している車内での転倒事故。バス停で完全にバスが停車してから降りてください、という声かけはされていますが、どうしても慌てて出口まで移動しようとする方が絶えません。

転倒防止システムの説明

バス車内に専用カメラ2台を設置し、車内映像を自動で取得しAIが分析するという仕組み。お客様の姿勢(着席・立ち上がるなど)を察知し、カメラ脇にあるLEDランプが点灯して知らせます。

バス停車中・走行中のアラートを立てる

ドライバーに対してはバス停車中に座ろうとしているお客様がいる場合は、座るまで待つように通知。走行中は席を立とうとしている乗客がいる場合に、バスが停車するまで座っているよう促すシステムとのことでした。

ワンマン運行の路線バスでは、安全運転とともに車内の事故防止など、ドライバーはマルチタスクをこなさなければなりません。こういった技術を活用して、少しでも安全性の向上につながればいいですね。

二次架装やハイグレード仕様車、シートカバーの自由なデザイン提案

この他にも興味深い展示がいくつもありましたので、ダイジェストで紹介していきましょう。

小型バスの二次架装・改造が得意な中京車体工業「日野リエッセⅡ」

中京車体工業「日野リエッセⅡ」

中京車体工業は、小型バスなどの二次架装・改造を手掛けている会社。今回展示したのは「日野リエッセⅡ 2023年モデル(トヨタ1GD型エンジン搭載車)」をベースにしたものです。

どっしりとしたシート

シート幅が広いので体の大きな男性や、インバウンドのお客様でも座り心地は良さそう。後部座席をスーツケース置き場にすれば、空港送迎なども便利ですね。

車内の雰囲気をガラリと変えることもできる、丸菱工業のフリーデザインシートカバー

丸菱工業のフリーデザインシートカバー

自動車シートや内装品などを手掛けている老舗メーカー・丸菱工業。今回はみずほ観光(株式会社瑞穂)の三菱ふそうエアロクィーンでの出展です。

みずほ観光も「貸切バスの達人」にご参加いただいています!

みずほ観光のエアロクィーン
みずほ観光

シートカバーに文字やイラスト、写真、QRコードなど、様々な図柄を自由にプリントできます。3種類(標準・抗菌・ラグジュアリー)から生地素材をチョイス可能。

シートカバーに好きな写真・イラストなどをプリント可能

従来のバスシートに簡単にかぶせるだけなので、期間限定のキャンペーンやタイアップ広告など、いろいろな用途で活用できます。

シートカバーは簡単に洗濯ができるというのも嬉しいポイント。車内の雰囲気をちょっと変えたいという場合でも活用できるかもしれませんね。

ジャパン・トゥエンティワン「トヨタ SORA」

ジャパン・トゥエンティワン「トヨタSORA」

衝突防止警報装置モービルアイ、右左折巻込防止警報装置シールドプラスを販売するジャパン・トゥエンティワン(J21)が、中日臨海バス所有の燃料電池(FC)バス・トヨタ SORA 2023年式に実際に装着したモデルを出展。

中日臨海バス所有の燃料電池(FC)バス・トヨタ SORA 2023年式に実際に装着

ジャパン・トゥエンティワンでは、2022年11月にAIを搭載した新世代モービルアイを新発売し、夜間歩行者検知もできるようにするなど、さらに高精度な機能を持つ警報装置を発売しています。

中日臨海のトヨタ SORA 2023年式車内

また、後付け可能な側方衝突警報システム「シールドプラス」により、大型車の死角をカバー。車両側面に位置する歩行者や自転車を検知し、重大事故につながる巻き込み事故を防止する装置となっています。

モービルアイやシールドプラスなどの説明を車内で実施

感染症予防に効果的なオーニット製オゾン発生装置(総販売元:坂本自動車工業)や、レゾナットの車内点検注意喚起放送装置 KMK-810シリーズ「かくにん君」も合わせて紹介していました。

手前味噌ではありますが、「貸切バスの達人」も頑張った(多分)

貸切バスの達人出展ブース

「バステクin首都圏」には数多くのバス事業者さんが足を運ぶ、ということで直接お話できるチャンス。「貸切バスの達人」を運営している株式会社アイ・ビー・アイとして初参加させていただきました。

貸切バスの達人をPRするタペストリー

普段はインターネットや電話での営業がほとんどという株式会社アイ・ビー・アイ「貸切バスの達人」の担当・斎藤、バスの売買を扱う「中古バスの達人」の担当・新谷、「バス観光マガジン」編集部の石幡が参戦しました。

貸切バスの達人のサービスを紹介する冊子を配布

ブースでは、「貸切バスの達人」のサービス(バスを借りたいお客様とバス会社様を直接つなぐマッチングサービス)を紹介する漫画冊子を作成。アルバイトのN子も駆けつけてくれて、4名体制でPR活動を行いました。

また、「貸切バスの達人」に参加いただいている「月川観光バス」「バス窓 NETWORK BUS」「光輝観光バス」の皆様がブースまでご挨拶に来てくれるというサプライズ。普段はなかなかお会いできないので、とても嬉しかったです。

漫画冊子の一部を紹介
漫画冊子の一部・参加バス会社様の声

PR用に作成した漫画冊子をお渡しする際、バス事業者さんからは「お客さんもだけど、運転手を紹介してほしい」という切実な声が多数・・・。

いま最も深刻(特に路線バスを運行している会社)なのはどこも運転手不足なのかもしれません。

平日のバス稼働率アップ、マイクロバス・中型バスの稼働率アップ、お客さんと直接取引をもっと増やしたい、安定した経営を目指したいというバス会社さん。

バステクin首都圏キャンペーン実施中

2024年1月末までお得なキャンペーンを継続するということなので、ぜひ「バステクin首都圏で冊子をもらったよ」「バス観光マガジン、見たよー」とお気軽にお問合せくださいね。

貸切バスの達人・斎藤

【問合せ先】
株式会社アイ・ビー・アイ 貸切バスの達人担当:斎藤
問合せ先:050-1746-9971
FAX:050-3737-9314
メール:t-saito@ibi-japan.jp(“@”マークを半角の@に直してお送りください)
参加してみたいバス会社さまはこちらも参考に≫

バス関連機器類、サービス類などを扱う会社が今回も多数出展!

バス関連機器・サービスも数多く出展

今年もバス周辺の機器・用品・システムを扱うたくさんの企業が「バステクin首都圏」に出展されていました。すべてをご紹介しきれないため、以下一覧で失礼いたします。

すべてをご紹介しきれずにすみません。次回の開催も楽しみにしています!

■取材・撮影協力
株式会社ぽると出版「バスラマインターナショナル」

「第9回バステクin首都圏」
【開催日時】2023年12月1日(金)10時~16時 雨天開催・入場無料
【開催場所】さいたま市営「桜木駐車場」
【協賛】公益社団法人日本バス協会、関東地区バス保安対策協議会
【後援】国土交通省関東運輸局
【主催】株式会社ぽると出版


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この記事を書いた人
ちくわ

旅行メディア編集長兼ライター、総合旅行業務取扱管理者、旅行会社勤務経験あり、目黒区ボランティアガイド見習い中。プライベートでも古代史オタクとして年に数回フィールドワークに出かける旅好き。時々バス愛がさく裂!?

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