
海老名で人気バス会社にトキめく「神奈川県バス利用感謝デー2024」
皆さん、ご無沙汰しています。アルバイトのN子です。2024年11月に開催されるはずだった「バス利用感謝デー2024」ですが、荒天が予想されたために延期。
2025年2月22日(土)にららぽーと海老名前 海老名駅西口プロムナードで無事開催されました。“エビ―ロード”も通行止めにするなど、なかなかの規模でコーフンしてしまいます。

あふれんばかりのバス愛にまみれた1日をお届けしましょう。
14のバス事業者によるバス車両展示、キャラクターもイベントを盛り上げちゃうよ

今回のイベントに参加しているバス事業者は全部で14社。その他、「バリアフリ―教室(神奈川運輸支局)」「トーヨータイヤジャパン」「バス共通ICカード協会」「海老名コミュニティバス」「おえかきコーナー」などが出展していました。
それぞれを簡単にご紹介していきましょう。まずは「ららぽーと海老名前」の広場から突撃!
相鉄バス リラックマバージョン

相鉄バスからは「コリラックマ号」。サンエックス(株)の人気キャラクターで2023年は「リラックマ号」が展示されました。

どのバスも車内へ入るには行列覚悟ということで早々に諦め、車外から無理やり撮影。

キャラクターをプリントしたシートや「おりますボタン」もあってカワイイ。車内にはシールなども貼られていてこれはテンションあがります。

グッズの売上も好調な様子でした。
海老名コミュニティバス(相鉄バスが運行)

続いて紹介するのは海老名コミュニティバス。現在、市内3ルート(国分ルート、上今泉ルート、大谷・杉久保ルート)で運行しているそうです。
運行の委託先は相鉄バス株式会社綾瀬営業所。

バス車体は海老名のイメージキャラクター「えび~にゃ」でラッピング。頭は海老、体は名産の苺の白ねこで、市の花「サツキ」を持っているとな。
小田急バス

小田急バスからは緑色のきゅんたバス。きゅんたは子犬です(念のため)。
車体はグリーンの他、ブルー、ピンク、黄色のラッピングあるそうでそれぞれ運行しているエリアが違います。それぞれのカラーで「きゅんた」が巻くスカーフのデザインも違うそうです。

物販コーナーではカプセルトイもあり、お子さんたちに大人気でした。
東急バス(安全運転訓練車)

東急バスの展示車両は安全運転訓練車です。バス運転士さんのトレーニング用として使われている車両。
東急バスのイメージだと赤い帯ですが、こちらは黄色に塗られています。

普段はあまり見ることができないバスということで、大人の方の行列が目立っていました。

「ノッテちゃん」グッズも相変わらず大人気で行列必至!
フジエクスプレス

富士急グループのフジエクスプレスは2023年と同じ、横浜タウンバス134系統車両を展示。

エンジンルームを公開していたので、少年がなめるように撮影していました。将来はぜひバス運転士さんか、整備士さんになって欲しい。
未来のバス運行はキミに任せたぞ~(たぶんそのころにはEVバス…w)。
バリアフリー教室(神奈川運輸支局)・トーヨータイヤジャパン・バス共通ICカード協会

神奈川運輸支局による展示は箱根登山バスを使ったバリアフリー教室です。車いすに乗車して実際にバスに乗り込む体験をやっていました。

そしてバスの足回りを支えるタイヤ。今年の冬は雪がすごくて大変でしたね。
関東エリアだと箱根にノーマルタイヤで出かける人が相変わらずいらっしゃるようで・・・。神奈川だって山の方は雪が降るということを想像できないとは驚きです。

バス共通ICカード協会のブースも大行列。どんな展示だったのか人が多すぎてよくわからないまま・・・。この後は「エビ―ロード」に立ち並ぶバスたちをチェックしていきますよ。
海老名駅西口にある「エビ―ロード」はららぽーと西側を抜けるメインストリート
「エビ―ロードってやっぱりアビイロード(ビートルズ)を意識してるのかね?」と昭和生まれの編集部ちくわ。N子は生まれてないので知りません。
海老名市のマスコット「えび~にゃ」から名づけられているそうですよ。イベントがあるときはここが閉鎖されて舞台となることが多いようです。
川崎鶴見臨港バス

川崎鶴見臨港バスは浜川崎営業所のEVバスを展示。川崎市内で大型のEVバスで路線バス運行は初めてなのだそうで、2024年3月から運行を開始しています。

こちらはBYD製「K8」を採用しています。さらにエバーグリーン・マーケティングとエバーグリーン・リテイリングによる再エネ電力を活用。
より環境負荷の軽減に取り組んでいます。

ブースではりんたんグッズやBRTグッズなど様々な臨港バスオリジナルグッズの他、部品販売もされていました。
川崎市交通局

川崎市交通局からは塩浜営業所所属の日野ブルーリボンハイブリッドノンステップバスが登場。市電デザインラッピングバスとなっています。

川崎市交通局は1944年(昭和19)年10月14日に営業を開始し、2024年(令和6年)で80周年。それを記念して行われた市電デザインラッピングです。

オリジナルグッズや車両部品販売も盛況でした。
江ノ電バス

小田急グループの江ノ電バスからは、初導入の大型EVバス1001号が登場。公式キャラクターの「えのん」がいっぱい描かれたラッピングです。

なんとか撮影を試みますが大行列ができていてこれが限界でした。残念。

江ノ電グッズも好評でした。
神奈川中央交通

相変わらず行列がすごい神奈川中央交通。綾瀬営業所所属のいすゞエルガノンステップ せ35、ニューカラーがやってきていました。

必死に激写を試みました。物販コーナーもせめてかなみんのひとかけらでも…とにじり寄りましたが近づけず断念です。
大新東(だいしんとう)

大新東はシダックスグループで、自家用自動車の運行管理を一括して請け負う「自家用自動車管理事業」を日本で初めて事業化した会社です。
展示されたのは、横浜市金沢区にある大規模マンション「レイディアントシティ横濱ル・グランブルー」と京浜急行本線金沢文庫駅西口までの区間を運行する乗合バス。

いすゞ自動車のノンステップバスです。

こちらのバスは大新東株式会社設立60周年記念として1/80スケールの模型を2022年に発売しています。
箱根登山バス

小田急グループの箱根登山バスは旧塗装バス(青バス)を展示していました。残り少なくなっているようで、たしかにみかけないかもです。

ガチ勢の皆さんが大好物な部品や標識などなど・・・。お手頃なお値段のものもあるようですね。
横浜市交通局

横浜市交通局からはGREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)のラッピングバス、水素バスです。GREEN×EXPO 2027公式クリエイターである写真家・映画監督の蜷川実花さんが監修したキービジュアルでラッピングしているそうです。

市営バスに関するグッズ販売の他、あかいくつ20周年、BAYSIDE BLUE関連グッズ販売も。

市営バスで実際に使用していたバス停の丸板、スターフ、ダイヤグラムもずらりと並べられ、たくさんの人だかりが。方向幕販売は抽選でした。
伊豆箱根バス

西武グループの伊豆箱根バスの展示車両はライオンズカラーのいすゞエルガです。レオマークがあしらわれています。

こちらもグッズや部品販売コーナーがあり、ファンの胸をときめかせていました。
富士急モビリティ

2024年2月で富士急湘南バスが富士急モビリティへ吸収合併。今回イベントに初参加となります。
同じ富士急グループでフジエクスプレス 横浜営業所のバスも参加していましたね(少年がなめるようにエンジンルームを撮影してたバス)。

展示されている車両はEVモーターズ・ジャパン「F8」。コンセントをかたどった「EV-BUS」のロゴをアイキャッチに、そのロゴマークから伸びる枝が富士山の緑に繋がるというラッピングデザインに。
自然環境への配慮と世界遺産・富士山の自然を守り続けていこうという決意を表しているそうです。

富士急湘南バス時代の廃品販売も行われており、じゃんけんオークション形式で購入できるようになっていたようです。
京浜急行バス

京浜急行バスからは三菱ふそうエアロスターのけいまるくんラッピングバスがお目見え。羽田営業所所属ということで、羽田周辺の名所などが盛り込まれています。

そしておなじみの京急バス部品販売。あ、降車ボタンもある!

推しボタン!?なんかワクワクしてしまいますね。
荒天のため一度は中止となってしまった「神奈川県バス利用感謝デー2024」。年をまたぎましたが無事開催されてヨカッタです。

バスイベントってやっぱり楽しい。2025年度の開催もまた楽しみにしていたいと思います。
バス会社の比較がポイント!