幼稚園・保育園の貸切バス旅行!おススメのバスレク「手遊び歌」4選
こんにちは。赤ちゃんから小学生まで4人の子育て中ママ、編集部Mです。
保育園や幼稚園などの遠足や子ども会旅行などでバスを借りて出かける場合、移動中のバス車内で、何をしたらいいか困ったことはありませんか?
小学生未満の未就学児グループを引き連れてのバス旅行は大変。まだ幼いので、バス酔いはもちろん、退屈して大騒ぎしはじめたりと、引率する側はヘトヘトになります。貸切バスだとはいえ、あまりにもうるさいと、運転手さんにも気を使いますよね・・・。
そこで、これまでの子育て経験から、バスツアーでとても盛り上がったバスレク「手遊び歌」ベスト4を取り上げます。リフレッシュのためにも、バス車内でぜひ遊んでみてください。
ベテランママが教えます!バスレク「手遊び歌」4選
1.これは外せない!「大型バスに乗ってます」
2.有名な「バスに乗って揺られてる」
3.小さな子も歌える「とんとんとんとんひげじいさん」
4.「むすんでひらいて」でバスの安全な乗り方を伝えよう!
1.子どもたちに人気の歌で盛り上がる!「大型バスにのってます」
「大型バスにのってます」という曲。メロディや歌いだしは知ってるけれども、曲名を知らない人は多いのでは?
正式な曲のタイトルは「バスごっこ」。香山美子さんの作詞、湯山昭さん作曲で、童謡ソングとしてさまざまな人に歌われ、CD等で発売されています。この曲をミニページのしかけを使い、歌って楽しめる絵本がフレーベル館から発売されたりもしていますよ!「バスごっこ」は、手遊び歌として、赤ちゃんや幼児から人気。幼稚園や保育園での定番ソングです。どの子どもも知っている手遊び歌なので、子連れバス旅行のバスレクとしてはおすすめです。
振りはとっても簡単です。大型バスに乗って、運転手さんになったような気分で、大きなハンドルぐるぐる回すような動作をします。
切符をお隣の子へと渡すように手にタッチ!
繰り返します。
もちろん、最初に子どもたちに教えてから歌い始めた方がいいと思いますが、幼児さんなら、1回実演するだけでも、すぐに覚えられる振りです。簡単だと思います。
「バスごっこ」の曲に乗せて、お菓子を配ってみよう!
「バスごっこ」の振りが分かってきたら、切符を順に渡していく動作に合わせて歌いながら「お隣へ」、「後ろへ」と、お菓子をどんどん配ってゆくのはいかがでしょう。
最後の座席の人にお菓子が届くまで、何度も繰り返し歌い続けます。後ろにお菓子を配りやすくするために、テンポを下げて、ゆっくり歌いましょう。後ろの席の人は、大好きなお菓子が、歌いながら、だんだん手元に近づいてく・・・前の席の人は、いろんなお菓子がどんどん自分の前を通り過ぎてゆく・・・。喜びと期待でとても盛り上がると思います。
ちなみに、私の場合は、小さい子ども同士で受け取りをすると、お菓子を落としたり、立ち上がったりして危ないということで、隣に座った大人がお菓子の受け渡しをしていました。もちろん、配るのはペットボトルのお茶でもOK。揺れているバスの中、幹事さんが1人ひとりに配って歩かないよう、危険防止の観点からも一石二鳥です!
「バスに乗って」(作詞・作曲:谷口國博)という曲も有名。NHKの番組「おかあさんといっしょ」などでもよく歌われていますね。「バスののってゆられてる、ゴー!ゴー!」という歌い出しで始まる曲です。
リトミックでは、子どもをお母さんの膝の上に載せて、お母さんがバスになります。左に曲がったら右に子どもを倒し、右に曲がったら左に子どもを倒す、というものです。ただ、バス車内では子どもを膝の上に載せたりはできないので、みんなで座っている状態で、左や右に体を傾けたりして遊ぶのが定番です。
一番、盛りがるのは、でこぼこ道。みんなで上下に揺れます。手を挙げながら、「ゴーゴー」と一緒に声を上げるのも、楽しいです。バスで旅するだいご味が味わえますね!
「とんとんとんとんひげじいさん」は、正式には「ひげじいさん」という曲名になります。作詞者は不祥、作曲は玉山英光さん。
両手をグーにして交互にとんとんたたき、あごや鼻の前でグーを置いて、ひげじいさんになったり、てんぐさんになったり・・・という昔からよく歌われている手遊び歌です。有名な曲なので、保護者世代も一度はしたことがあるはずです。最近では、大人気のアニメ「アンパンマン」のキャラクターにふんすることも。アンパンマンの「アンパンチ!」、「ぼくチーズ ワン!」など、いろんなバージョンで楽しんでいるようです。
この歌、実は「ドラえもんバージョン」というのもあるんです。
おなじみの登場人物、ドラえもん、のび太、しずかちゃん、スネ夫、ドラミちゃん、ジャイアンの順で登場します。スネ夫のところで、笑いがおきます。小学生がいるグループのときは、ちょっと配慮してドラえもんバージョンにしてみるのもいいかもしれません。
親も子も幅広い世代で有名な曲。手を上や、下、ひざにしたりします。
曲のテンポをだんだん速くしてみるのもいいです。「今のバスくらいに早くしてみるよ~」とか「新幹線くらいに早く~」とか「高速ロケットくらいに早く~」とかわかりやすく伝えてみてください。
一番のおすすめは、ラストの「そ~の~手を~」の部分を、バスならではのユニークなものにかえることです。たとえば、「その手を・・・シートベルトに」とか。子どもたちがきちんとシートベルトを着用しているかを確認することができます。
未就学児の子どもたちは、クイズは難しいので、手遊び歌が一番です。退屈してしまいがちな車内で、手遊び歌を少し挟むだけで、酔うことも少なくなります(緊張もほぐれますよね!)。バス旅行の幹事は初めて、という保護者の皆さん、ぜひ、チャレンジしてみてください。
この他、バス酔いを防ぐ工夫についても紹介している記事があるので、こちらもぜひ参考に!
最後にバスの車内では、著作権法上、自分たちで持ち込んだDVDやCDを流せません。ipod、iPhoneをバスについている装備(DVDやCDプレイヤーなど)につなげて流すこともNGなので気を付けてくださいね。
つい先日もお葬式で故人が好きだった曲を流したいと、葬儀社に相談したところ「できません」という回答で、寂しい思いをしたというニュースがありました。葬儀会場では「私的再生」とはみなされず、著作権料の支払いが発生してしまいますということでした。(ただし、会場の機器につながず、iPhoneで音楽を流すのであればOKだということで、出棺のときに、そのようにして流したと紹介されていました)
バス会社側で著作権をクリアしたカラオケやDVDなどを所有している場合がありますので、問合せてみてもいいかもしれません。
[参考記事: 貸切バスの中でカラオケはできる?DVDやCDを流すのは?]
★実際に「大型バスに乗って」旅行を企画している幼稚園・保育園・学童保育・子ども会の皆様★
大型バスについて詳しくはこちらのページを参照してみてくださいね!
バス会社の比較がポイント!