港区のコミュニティバス「ちぃばす」散歩
こんにちは、子連れライターKです!
今までは墨田区や台東区などの下町をぶらぶらすることが多かったのですが、今回はちょっとおしゃれな場所へ行くことになりました。
なんと、六本木と麻布十番です!!
まずい、こんな場所に着て行く服がない…といってもしかたがないので、いつもの下町ぶらぶらと同じ服装で行ってきます。
今回は港区のコミュニティバス「ちぃばす」に乗ります。
「ちぃばす」には多くのルートがあります。
・高輪ルート
・赤坂ルート
・芝浦港南ルート
・青山ルート
・田町ルート
・芝ルート
・麻布西ルート
・麻布東ルート
墨田区(3ルート)や台東区(4ルート)に比べて、かなり多いですね。
これだけ多いと1日で全部回ることはできませんので、今回は1日1ルートです。
まずは電車で田町駅に到着!
我が家からは「田町ルート」が行きやすそうだったので、こちらから試してみることにしました。
六本木に麻布にスヌーピー!「ちぃばす」田町ルートを行く
通勤ラッシュの時間は避けましたが、さすがビジネス街。
スーツをばしっと着こなした大勢のサラリーマンが足早に通りすぎていきます。
カジュアルスタイル&子連れの私はちょっと浮き気味…
時刻表を見るとバスは15分おきにやってくるようです。
このときは運よくすぐに来てくれました。
ちぃばすには平日の1日乗車券はありませんので、都度運賃を払います。
といっても1回100円ですけどね。
※休日はちぃばすとお台場レインボーバスが乗り放題の1日乗車券(500円)があります。
コミュニティバスって、墨田区でも台東区でも小型バスが多かったのですが、
ちぃばすは普通の中型バスが多いようです。
今回乗ったバスも中型でした。
運行は富士急グループの株式会社フジエクスプレス。
どうりで目立つ「Q」と富士山のマークがあると思いました。
バスのラッピングは子ども向けイラストでかわいい感じです。
バスの中のつくりは、都営バスなどの普通のバスとあまり変わりませんが、デジタルサイネージで区のお知らせや広告を出しています。
また、次の停留所のお知らせは英語など多国語で表示されます。
港区も外国人が多そうですもんね~。
バスは田町から赤羽橋付近を通りながら麻布十番までやってきました。
4月にオープンしたばかり「スヌーピーミュージアム」
六本木には今年4月にオープンした「SNOOPY MUSEUM TOKYO」があります。
ここは基本的に日時指定の前売り券を買う方式なのですが、オープン直後は混雑していて特に土日は早々に予約でいっぱいになっていました。
5月も半ばを過ぎて、ようやく少し混雑が緩和してきて、当日券も少し出てきたようです。
あ、でも当日券が出るかどうかは事前にミュージアムのサイトで確認したほうがいいと思います。
娘がタイミングよく寝てくれたので、せっかくなので立ち寄ることにしました(起きてると騒ぐので…)。
昔、スヌーピー大好きだったんですよね。楽しみ~!!
地図で見ると「鳥居坂下」という停留所が一番近かったので、そちらで下車。
しかし!!
ここで感づいた方もいらっしゃると思いますが、停留所はその名の通り、坂の下。しかもこの鳥居坂、めっちゃ急勾配!!
失敗したー!!
10キロを軽く超える娘を抱っこして死にそうな思いで坂を上りました。
あとで考えたら、このルートの帰りルートにある
「東洋英和女学院前」停留所がミュージアムの目の前。
帰りに寄ればよかったー!
皆さん、スヌーピーミュージアムに行くときは「鳥居坂下」で降りてはいけません!
「東洋英和女学院前」です!!
そんなこんなで息も絶え絶えにやってきたスヌーピーミュージアム。
入口ではかわいいスヌーピーたちがお出迎えしてくれています。かわいいー!!
次々にお客さんがやってきますが、みんなここで立ち止まって写真を撮っています。
わかります、わかります、これは撮りたくなりますよ。
というわけで、私もパシャパシャと。
壁のマンガもかわいい~。
ミュージアムの外観だけでテンション上がりまくりです。
建物内に入ってまず受付に並びます。当日券もここで購入します。
チケットにはスヌーピーのマンガが書かれていて、日によって異なるマンガが載っています。
訪問日は5月20日。
チケットのマンガは1986年5月20日に掲載されたマンガだそうです。
その日にしか手に入らない限定チケットは、いい記念になりますね~。
そのあとは映像コーナー。
映像開始を待つスペースは壁一面使った大きなチャーリー・ブラウン。
実はこれ、近づいて見ると…
小さいマンガを集めて、モザイク画みたいに作られています。
おもしろいですね。
映像コーナーは9月25日までのオープン記念展のテーマ「愛しのピーナッツ。」
に関する動画です。
吉本ばななさん、前田敦子さんらの著名人が一番好きなマンガの中の言葉やスヌーピーグッズについて語ります。
横浜DeNAベイスターズの山﨑康晃選手のところでは笑いが起きてました。
ぜひ今期のテーマのうちに見に行ってください。
この先は撮影禁止でしたので写真はありませんが、貴重な原画がたくさん!!
中にはピーナッツの前身となった「リル・フォークス」の原画も。
お客さんはみんな食い入るようにじっくり見ていました。
しかし、私は残念ながらここで娘が起きて騒ぎ出したので
途中からは早足で眺めるのみ…とほほ。
ミュージアムの先にあるショップ、カフェも大人気です。
行列ができていました。
メニュー名を見ると「スヌーピーディッシュコンボ:ウォームパピー」とか「ルーシー’s バブルレモネード」など、もう見ているだけで楽しくなります。
ぜひ入ってみたいと思っていましたが、娘がまだ騒いでいるので、こちらも断念して次へ向かうことにします。
娘、スヌーピーにまったく興味なし…
急な坂を今度は下り(下りは下りで急すぎてちょっとこわい)、また鳥居坂下へ戻りましたが、
次に降りたい停留所「六本木けやき坂」はすぐ隣だったので歩いてしまいました。
滑り台が充実!「ロボロボ公園」
六本木けやき坂の隣にさくら坂という坂がありまして、そこに小さい公園があります。
目的地はこの公園。
パワーの有り余る1歳児をここで遊ばせます。
別名はロボロボ公園というらしいですが、園内にはロボットがいっぱい。
入口には謎のロボット・トーテムポールが。
不思議な光景です。
この公園、小さいながら充実した遊具がありまして、
特に滑り台がすごいんです!
一番小さい滑り台は1歳児でも安心して遊べます。
楽しそうです。
あと「これはすごい!」と思ったのが、長いローラー滑り台。
六本木でこれだけの長さの滑り台があるとは驚きです。
もちろん子どもたちに大人気!
ちなみにこの公園、遊んでいる子どもの半数が普通に英語をしゃべっていました。
保護者も多国籍、さすがは六本木です。
公園でいい具合に娘を疲れさせたあと、近くの六本木ヒルズへ向かいました。
六本木ヒルズで維持が大変そうなイベント発見!
この日は日本・ベルギー友好150周年を記念して「ブリュッセル・フラワーカーペット」というイベントが開催されていました(5月21日までの開催でした)。
フラワーカーペットは、ベルギーでは有名なイベントだそうです。
これ全部花びらでできています。きれいですねー!!
最初は花を植えているのかと思いましたが、実際は花びらを置いているだけ。
そのため風が吹くと花びらが飛んでしまうため、スタッフのお兄さんたちが修復作業に勤しんでいました。
スタッフさんは結構大変そうなイベントです(笑)。
そして待ち合わせのメッカとして有名な蜘蛛のオブジェ。
近くに東京タワーも見えました。東京スカイツリーも好きですが、
東京タワーもまたいいですよね。
さて、六本木ヒルズから帰りルートのバスに乗ります。
バス停は都営バスなどと同じ場所にあります。
いろいろなところに案内があるので、比較的わかりやすいと思います。
帰りルートでは、行きにスルーした麻布十番に立ち寄ってみることにします。
麻布十番で絶品たいやき!
「麻布十番公共駐車場前」で降車しました。
最初に十番稲荷神社へお参りします。
金運、出世のご利益があるとか。
港七福神めぐりの1つで、宝船の巡拝所となっています。
あとは麻布十番商店街をぶらぶらします。
新しいおしゃれなお店と伝統ある老舗が混在するおもしろい街ですね。
今回のお目当ては「浪花屋総本店」のたいやきです。ふふふ。
2階はカフェになっています。カフェで食べるかき氷も有名ですね。
お目当てのたいやきは予約が必要です。
といっても、空いていれば10分ほどでできあがるので、名前とたいやきの個数だけ伝えて、他のお店をちょこっと見て待つことにします。
近くのお店も見ているだけで楽しいです。
「たぬき煎餅」というお店。入口の大きなたぬきがちょっとこわい!?
豆源本店前は、おばさま(おばあさま?)の集団でごった返しています。
ちょっと懐かしい感じのおもちゃ屋さん。なんか、ほっこりしていいですね。
なーんてことをしていたら、あっという間に10分過ぎましたので再度浪花屋総本店へ。
たいやき、できてましたよー!!
焼き立てなのでほっかほかです。
中にはあんこがぎっしり。しっぽの先までつまってます。
1個でも大満足なたいやきでした!
最後はまた「麻布十番公共駐車場前」から田町までバスに乗って帰りました。
距離としてはいつもより短めの旅でしたが、スヌーピーミュージアム、六本木、麻布十番と観光地を効率よく回れました。
ちぃばす、便利だなぁ。
■港区コミュニティバス「ちぃばす」
地域で愛される「小さいバス」をイメージしてネーミング。
すべてバリアフリーのノンステップバスで運行。
小型バスと中型バスの2タイプあります。
小型バスは車椅子1脚に対応、中型バスは2脚に対応しています。
六本木ヒルズを中心に芝浦地区と赤坂地区を結ぶ8ルートを運行中。
<運賃>
小学生以上は1乗車100円、未就学児は無料です。
*共通1日券は1枚500円で、ちぃばす7路線とお台場レインボーバス2路線で共通で利用できます。
*土曜日・休日、8月13日~8月15日及び年末・年始(12月29日~1月3日)のみ利用可能。
※料金やサービスは取材当時のものです。最新の情報は公式ホームページを参照してください。
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