道の駅 あぐりステーションなぐら

愛知へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「アグリステーションなぐら」

とれたての高原野菜がお出迎え。愛知県北設楽郡設楽町にある道の駅「アグリステーションなぐら」は、静岡県浜松市から恵那市を結ぶ国道257号線沿い、茶臼山高原道路への入口前にあります。猿投グリーンロード・力石ICより国道153・257号線を東へ約40kmの距離。

駅は豊根村と長野県の根羽村の境目にある茶臼山高原の玄関口にあたります。茶臼山は標高1,415mで愛知県最高峰。その南西にある萩太郎山(標高1,358m)との間に広がる高原で、愛知県唯一のスキー場があります。リフトを登ると芝桜で有名な天空の花回廊、芝桜の丘になります。

茶臼山の芝桜

駅のある設楽町は平成17年10月に旧設楽町と旧津具村が合併して誕生。愛知県の北東部に広がる三河山間地域の中央部分にあたります。

名古屋市中心部からは約90㎞。東は東栄町、豊根村、西は豊田市、南は新城市、北は長野県と隣接。面積の9割は山林で、1,000m級の山々が連なり、豊川、矢作川、天竜川と三大水系の水源地になっています。

町の西部一帯には愛知県内最大級の規模を誇るブナ、ツガ、モミなどが生育する林、きららの森「段戸裏谷原生林」が広がり、その景観は水源地のシンボルのひとつとなっています。

段戸裏谷原生林「きららの森」
(写真提供:奥三河観光協議会)

段戸裏谷原生林は、ブナ・ミズナラを中心とした林で、10月中旬~11月上旬には山全体がイエロー、オレンジ、レッドに染まります。「きららの森」として一般公開されている部分は、1年を通じてオオルリ、キビタキ、コルリ、コマドリなど様々な鳥の姿を観察できます。

道の駅では農山村の地域資源を生かした素朴な雰囲気。地元でとれた野菜や果物、特産品コーナーの他、お母さんのつくるふるさとの味が楽しめるお食事処を併設。隣には体験農園もあります。

特にここのおススメは「ルネッサンストマト」という糖度が高く、果肉の多いトマトが有名。また、地元の名産品であるエゴマを使ったものもおいしいと評判です。

山間部特有の昼夜の気温差が激しい気候により、野菜やお米が昼間貯蔵したタンパク質が夜に葉っぱに吸収されず、身に残るため、甘く濃い味になります。

地元の農家の方がその日にとれたものを直接持ち込むのでお手頃価格なのも魅力のひとつ。いろいろユニークな野菜も並ぶのでぜひチェックしてみてください。

「アグリステーションなぐら」のグルメ情報

●食堂「お母さんの店」

アグリステーションなぐらの食堂
(写真提供:設楽町観光協会)

ココのイチオシは五平餅。ピーナッツだれとえごまだれがあります。五平餅は地元産のお米を使用し、手作りのピーナッツ味噌、エゴマ味噌を塗って香ばしく焼き上げています。

そばかうどんのついた定食はお手頃価格でおなかいっぱいに!お漬物や付け合せはふるさとのお母さんの自家製の味。デザートにはてづくりあんこもしくは、エゴマをかけたお母さんソフト。

あんこは100%北海道小豆を使用し、無添加で丹念に手づくり。地元産のもち米を使用し、大福餅や豆餅、山菜おこわなども販売しています。
[営業時間]9時~17時(12月~2月は~16時30分)、月曜定休

「アグリステーションなぐら」周辺の見どころ

●津具白鳥神社、花祭り

白鳥神社は白鳥山の城跡にあり、ご神木は推定樹齢700年以上といわれるヒノキで村指定の天然記念物になっています。

津具白鳥神社舞庭(花祭りの花宿)
津具白鳥神社舞庭(花祭りの花宿)(写真提供:奥三河観光協議会)

花祭りは昭和51年に国重要無形民俗文化財に指定。毎年1月2日~3日の早朝にかけて白鳥神社の舞庭で行われる神楽です。鎌倉・室町時代に山伏や修験者によって天竜川水系に伝えられたといわれており、津具をはじめ、東栄町や豊根村で行われています。

津具地区では30種類以上の舞や神事が夜をていして行われ、別名悪態祭りともいわれています。この日は観客も舞手も悪態をつくことが許され、日ごろのうっぷんを晴らしながら盛り上がります。

●したらの里

茶臼山にあるリバーパーク。渓流での川遊びや釣り、オートキャンプ、山菜取り、昆虫採集など、思い思いに山里を満喫できます。

キャビンもあるので、キャンプが苦手な場合も大丈夫です。鮎の刺身、馬刺し、天ぷら、五平餅など地元ならではの味覚も満載。もちろん、BBQも楽しめます。
[問合せ先]Tel:05366-5-0038

●段戸湖(だんどこ)ルアー・フライ管理釣り場

愛知県「段戸湖ルアー・フライ管理釣り場」

段戸裏谷原生林(きららの森)にあるため池を利用したポンド型管理釣り場。周囲には原生林探索用の管理されたトレッキングコースもあります。

池は豊川源流域の標高900mの場所にあるため、夏は涼しく、抜群の眺望を誇ります。放流されるのはニジマスが主体で、イワナ、アナゴ、イトウの成魚放流もされています。持ち帰りは5匹まで。

期間は3月下旬~12月末で無休。徒歩約5分程度のきららの里には宿泊ログハウス、ケビンなどもあり。
[問合せ先]設楽町観光協会 Tel:0536-62-1000(平日9時~17時)

「アグリステーションなぐら」おすすめのお土産情報

●猪肉の加工品

愛知県「猪肉」

山の恵みといえば猪、鹿肉。設楽町産の鹿肉100%使用したボロニアソーセージは、ヒマラヤ産チェリーソルトとドイツ産の香辛料を使用。本場ドイツ仕込みの製法でこだわりのおいしさです。

また、設楽町産猪肉100%を使用した猪肉ジャーキー、鹿肉100%の鹿肉ジャーキーもおススメ!

●トマト製品

名倉高原りんかとまと
(写真提供:設楽町観光協会)

奥三河名倉高原で誕生した幻のトマト。ホルモン処理やハチを使わず、余分についた実を一つ一つ手で摘果。元気いっぱいの苗と豊かな自然の中で育てられ、昔ながらのトマトの味にこだわっています。

糖度だけではなく、酸味もある。うま味が濃く、皮が薄く、ジェル部分が少ないので調理用にも向いています。イオングループ、ジャスコの審査に合格し、より安全なトマトということで「食の匠」にも認定されています。

このトマトを使ったトマトジュース、トマト餃子、トマトのピクルスもおススメ。

●段戸牛カレー

設楽町段戸山で育った肉牛をじっくり煮込んだカレー。段戸山高原の牛はジューシーでやわらかく風味があると評判です。脂肪は融点が低く甘みがあり、牛特有の臭みもありません。高原の澄んだ空気と天然水が育てた味はまさに格別!

●金山寺・大葉味噌、えごまみそなど

地元のお母さんたちがそれぞれの家庭に伝わる味を再現。一度食べたら忘れられないとリピート購入にくる方も。この他、漬物や手作り菓子、パンなどいろいろあります。

information
施設名:道の駅 アグリステーションなぐら
アクセス:田口から車で20分
住所:愛知県北設楽郡設楽町西納庫字森田32
電話:0536-65-0888
開館時間:8時~17時(12月~2月は~16時30分)
休館日:毎週月曜日(祝・祭日の場合は翌日)
駐車場:50台 大型バス:4台 身障者用:1器
トイレ:男性:5器 女性:4器 身障者用:2器

※最新情報は公式ホームページを参照してください

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

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