愛知へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「デンパーク安城」
道の駅「デンパーク安城」は、東名高速道路・岡崎ICもしくは豊田ICからバスで約45分。国道23号線・知立バイパス和泉インターから約5分程度になります。名古屋市からも約30㎞、中部国際空港からも約1時間の距離です。
駅のある安城市は明治用水の豊かな水に育まれ「日本のデンマーク」と呼ばれるほど、農業先進都市として発展してきました。主な特産品としては、米、小麦、大豆、キュウリ、梨、いちじくなどがあります。特に小麦を使った和泉のそうめんは、天明の大飢饉(1782~1788年)の頃、農民の生活を助けるために生まれたものといわれています。
また、昭和29年に始まった安城七夕まつり。仙台、平塚と並び日本三大七夕まつりとして知られています。毎年、8月の第1週目の週末3日間(金・土・日)に開催。「願いごと、日本一」をキーワードに五色の短冊に祈りを込めて約40mに渡って飾る「短冊ロード」が登場し、話題を呼んでいます。2013年には開催60回目の記念として、1本の竹に願い事の書かれた短冊をより多くつける世界記録挑戦イベントも行われました。
この他、直径2mのクス玉、趣向を凝らした仕掛けもの、笹飾り、願いごとふうせん、名産品お販売など、ここでしかみることのできない楽しいイベントが目白押し。エコに配慮して、お祭りで使用した竹飾りの竹は竹炭に加工するなど、工夫もしています。
駅にある産直コーナーでは地元でとれた野菜やフルーツ、地ビールなどの特産品を販売。デンパークへ遊びにきたついでに、ふらりと立ち寄れる駅になっています。
<安城産業文化公園 デンパーク情報>
花と緑の公園として県内外からたくさんの観光客が訪れるガーデニングテーマパーク。
広い芝生が広がる園内にはヨーロピアンスタイルのガーデンや花の大温室「フローラルプレイス」、白の花木園、彩の花木園、世界の梨園、グラスウォークなど四季折々の花々が咲き乱れ、目を楽しませてくれます。
デンマーク風車のある広場では、木製遊具「ワイルドシングス」やローラー滑り台などの遊具もあります。レストランでは地ビールと安城和牛、地元の郷土料理も楽しめます。
体験講座(要予約)もあり、手作りソーセージ、ガーデニング、パン・ピザ・ソバ打ちができるファームキッチン、工作体験など、個人でも団体でも楽しめる内容になっています。
ショッピングはピッピのおもちゃ屋さん、デアリーの雑貨屋さん、グーグのギフトショップ、トーベおばさんの食品店、ペタルの花工房、デザイン雑貨「コペンハーゲン」、アロマテラピー&ヒーリンググッズ「バルーレ」があります。
[開園時間]9時30分~17時、火曜定休、12/26~1/1休業
[入園料]大人600円、小中学生300円、団体、シニア、障がい者割引あり。
[駐車場]無料(乗用車:1,000台 大型バス:20台)
[問合せ先]Tel:0566-92-7111
「デンパーク安城」のグルメ情報
道の駅にはレストランはないので、デンパーク内のものを利用することになります。
●地ビール工房&レストラン「ホレ・フェスト」
美味しい地ビールと国産小麦(地粉)のピザやパスタが人気のレストラン。ビールによく合うソーセージや煮込み料理、パエリアなどもあります。
ールはデンパーク内にある醸造所で作られているもので、常時扱っているのは「人魚姫の恋(バイツェン)」、「裸の王様(アルト)」、「黒鍬麦酒(ボック)」の3種類です。
人魚姫の恋は、バナナのような香りが特徴で酵母と小麦麦芽がつくりだしています。裸の王様は2種類のアロマホップで香づけ。軽すぎず、重すぎる苦みを楽しめる味わい。色も甘みも苦みもすべて濃いのが黒鍬麦酒。少し濃いめの味付けのお料理と楽しんでみては?
[営業時間]11時~17時
※17時以降は予約に限り、21時まで営業
●農場レストラン「花車」
特産の三河牛や国産豚など地元食材を使った自然料理レストラン。園内にあるデキタッテ工房でつくられたフレッシュなウインナー、地ビール、サーロインステーキ、ビーフシチュー、米粉パン、サラダバーなど、ボリュームたっぷりです。
ウェディングパーティができるレストラン部分は約200名、野外BBQスペースは約100名OK。別館では土日祝日限定でソーセージバイキングも。
[営業時間]10時~17時(モーニング10時~11時・ランチ11時~15時)17時以降は予約(団体)に限り、21時まで営業
●和食処「ふるさと館」
地元料理「箱すし」、海鮮丼、うどんなど、和食をメインにした食事処。団体向けメニューもあります。うどんはもちろん安城市産。かやぶき屋根の店内中央には昔ながらの囲炉裏があり、とても落ち着ける空間になっています。
「箱すし」は、四角に型抜きされたごはんの上にカラフルな三河の食材を飾ったもの。三河和牛の牛丼やふるさと定食など、野菜がたっぷり食べられるメニューも充実しています。
いっぷく処(喫茶)はみたらし団子、五平餅、お抹茶、名物いちじくのコンポートなどもおススメです。
[営業時間]11時~14時、いっぷく処のみの場合は9時30分~OK
●カフェキッチン「ボノ」
オリジナル生パスタが自慢。デンマークのサムソーチーズを使ったパリパリピザもあります。もともとは桜井町にあったお店がパーク内に移転したものです。一番人気は北海道直送のたらこを使った「虎杖浜たらこスパゲッティー」。童話の世界をイメージしたミニパフェはテイクアウトもOK。
[営業時間]9時30分~17時
●マーガレットハウス内「バーンパーティ」
幻の和牛として話題になった安城和牛を使った贅沢なハンバーガー「デンバーガー」がイチオシ!デンマーク風車の西側、お子様向けの遊具がそろった「ワイルドシングス」の近くにあります。
地元フルーツのクレープ、季節限定パフェ、ソフトクリームなども。
[営業時間]9時30分~17時
●アイス工房
イタリア直輸入のジェラートマシンで、地元特産の季節のフルーツを使用してつくられる絶品ジェラートショップ。イチジクや枝豆、スイカ、梨、自家農園のにんじんなど、地産地消を大切にしています。
●パン工房
大温室「フローラルプレイス」入口近くにあります。ベテラン職人が地元三河地方のお米や小麦グルテンを使用してつくるお米パンはおいしいと大好評。期間限定の夏野菜ピザパンや生イチジクカスタードパンなど、一度食べたらついついリピートしてしまう味。手作りステックケーキなど、スイーツも充実。
●焼ソーセージショップ
ドイツ製法で製造したこだわりの手造りソーセージが地ビールと一緒に味わえます。フランク、粗挽き、特大粗挽きソーセージをぐるぐる巻きにしたソーセージなどがあります。
「デンパーク安城」周辺の見どころ
●安城公園
市内屈指の桜の名所。園内には約200本の桜と、アライグマや鹿のいる小動物園、バードハウスもあります。
●丈山苑(じょうざんえん)
江戸時代初期の武士・文人として活躍した石川丈山の生誕地を整備し、詩仙堂を彷彿とさせる書院と本格的な和風庭園があります。春は桜が美しく、苑内では雅楽やコンサート、お茶会、落語会などのイベントも開催されています。
「デンパーク安城」おすすめのお土産情報
●梨、いちじく
梨は明治時代から栽培が始まり、安城梨として親しまれてきました。平成2年には新品種「愛甘水」が品種登録され、幸水、豊水、新高などともに栽培されています。
いちじくは隣接する碧南市とともに一大産地に。ジャムやワイン、お菓子などの加工品もたくさんつくられるようになっています。いちじくラムネは微炭酸で、お子様でもおいしく飲めると評判。
●和泉手延べそうめん、冷麦、うどん
伝統の製法により、長さ3mまでのばすことでもちもち食感となめらかなのどごしを実現しています。手延べそうめんは江戸時代後期から作られ始め、夏の暑い日差しで乾燥させたあと、安城市特有の夕方から吹き始める湿った南東風で「半生」の状態にする製法が独特です。
●地酒、地ビール
紅美酒は愛知県産紫黒米を使用したルビー色の日本酒。奥深い酸味と甘みのバランスが絶妙で、目でも楽しめると人気です。この他、安城産酒造好適米「若水」を使用した「若水穂」や、三河安城などおいしい地酒やデンパーク内で醸造された地ビールなども購入できます。
●ごちカレー、ごちそーす
安城産いちじくから醸造した酢、ワインや西三河産大豆使用の赤みそなどを隠し味にした揚げ物専用のご当地ソースが「ごちそーす」です。コロッケやとんかつの他、つけだれ、サラダドレッシングにもおススメ。
ごちカレーは安城牛をを使用したレトルトカレー。辛さひかえめで安城牛の甘みが感じられるように仕上げてあります。
●てづくりソーセージ
デンパーク内でつくられている本場ドイツの味。肉切りから腸詰、スモークまで、製法を忠実に再現した幻の逸品です。
施設名:道の駅 デンパーク安城
アクセス:JR安城駅からバスで30分(あんくるバス(南部線、桜井西線)
住所:愛知県安城市赤松町梶5
電話:0566-92-7111
開館時間:9時~17時
休館日:火曜日(祝日の場合はその翌日)※詳細はお電話でお問い合わせ下さい。
駐車場:普通車:61台 大型バス:5台 身障者用:11台
トイレ:男性:20器 女性:19器 身障者用:1器
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