貸切バスで工場見学はいかが?石井食品八千代工場に行ってみた

貸切バスで工場見学はいかが?石井食品八千代工場に行ってみた

お子さま連れのバス旅行の定番といえばやっぱり工場見学!?普段はなかなか見ることができない、製造現場の裏側を楽しめる工場見学は大人にとってもワクワクなアクティビティですね。

今回は約4年ぶりに工場見学を再開した石井食品八千代工場見学ツアーを取材。お弁当の定番おかずともいえる「イシイのおべんとクン ミートボール」「チキンハンバーグ」の製造ラインを見せていただきました。

工場見学のついでにちょこっと立ち寄れるおすすめ日帰り観光スポットも合わせてご紹介。子ども会の貸切バス旅行や幼稚園・保育園・学童保育のバスレク、遠足などにぜひ検討してみては?

緑豊かなベッドタウンの中にある石井食品八千代工場

石井食品八千代工場
石井食品八千代工場

石井食品株式会社の八千代工場は船橋印西線61号線沿いにあります。最寄り駅は東葉高速鉄道東葉高速線「八千代緑が丘駅」。

船橋市のお隣にある八千代市は都心から30キロ圏内にあり、自然が豊かに残されたエリアとして人気のベッドタウンとなっています。

新川の両岸に咲く千本河津桜
新川の千本河津桜

新川の両岸に咲く千本河津桜や20万株以上の彼岸花、1万株のバラが咲き誇る京成バラ園などの観光名所も。梨や人参の名産地としても有名ですね。

そんな八千代市で地元の方から愛され続けている石井食品八千代工場。「石井食品ファン交流会」として定期的にイベントを開催し、「手作りミートボール教室」などを開催するなど、積極的に交流を重ねています。

いざ、石井食品八千代工場見学へ出発

石井食品八千代工場見学がスタート

いよいよ石井食品八千代工場見学が始まります。工場内での注意事項などを担当者の方から伺い、出発!

なお、製造ラインなどは企業ヒミツがいっぱいあるため、写真撮影はNG。詳しくは石井食品から提供いただいた動画でご紹介しますね。

八千代工場で製造された商品は関東から東日本エリアをカバー

石井食品の工場

石井食品は全国に3つの工場拠点を持っています。1つ目は今回見学した千葉県の八千代工場。

2つ目は京都にある京丹波工場。3つ目は佐賀にある唐津工場です。

以下それぞれの工場で製造している商品と数を一覧にしてみました。

石井食品工場カバーするエリア1日で製造する数その他の製造品
八千代工場関東・山梨・静岡・長野・新潟・東北6県・北海道ミートボール約21万袋・チキンハンバーグ約5万袋地域と旬のハンバーグ、筍の混ぜご飯など
京丹波工場関西・東海・四国・中国ミートボール約20万袋・チキンハンバーグ約2万袋食物アレルギー配慮専用施設で「いっしょがいいね」シリーズなど
唐津工場九州・沖縄ミートボール約6万袋・チキンハンバーグ約1万袋有明鶏のかしわ飯の素、ごぼうサラダなど

ミートボールは3ヶ所で1日約47万袋、チキンハンバーグは約8万袋も製造しているのですね~。スゴイ。

特に八千代工場はカバーするエリアが広いとわかってびっくりです。

地域と旬を大切にする石井食品、八千代工場では千葉県白子町の新玉ネギを使用

地域と旬を大切にする石井食品

続いて、原材料についてのこだわりの説明がありました。「イシイのおべんとクン ミートボール」「チキンハンバーグ」ともに、鶏肉と玉ネギが主原料となっています。

八千代工場の場合、鶏肉は「岩手県産」の若鶏を使用。玉ネギは北海道産が主力ですが、見学した時期(6月)は千葉県白子町の玉ネギを使用しているそうです。

白子町の玉ネギは特産品で、温暖な気候とミネラル豊富な土壌、そして水の良さが自慢。肉厚で糖度が高くみずみずしくておいしいと評判なのだとか。毎年5月には「白子たまねぎ」祭りに出店しています。

白子町の玉ネギ
白子町の玉ネギ

石井食品では「地域と旬」をコンセプトに独自の商品開発を行なっています。定番商品にもそのこだわりが貫かれていて、できるだけ地元食材を使用している、ということですね。

千葉県白子町の新玉ねぎを使ったハンバーグオニオンソース
千葉県白子町の新玉ねぎを使ったハンバーグ オニオンソース

「千葉県白子町の新玉ねぎを使ったハンバーグ オニオンソース」も発売されていました。

製造過程で食品添加物は一切不使用、原材料から産地、加工地などをすべて公開

品質保証番号検索

石井食品では食の安心・安全を追求するため、ホームページで製品の原材料・産地・製造日・農薬残存検査状況など、詳しい情報を公開しています。商品に印字されている「品質保証番号」「賞味期限」を入力すると一覧で表示。

イシイのお子さまミートボールカレー
「イシイのお子さまミートボールカレー」

原材料やソースの原料、原産地、加工地、加工日、アレルギー対象原料など細かくチェックできるので、毎日のおかずや副菜に安心して利用できます。

石井食品ではつなぎに使われているパン粉もオリジナル開発。卵や乳製品は不使用で小麦粉やイースト、砂糖、塩だけのシンプルな材料で焼き上げたパンを使うなど「引き算」の味付けを心がけているとのことでした。

ミートボールやチキンハンバーグが出来上がるまでのプロセスを見学

石井食品八千代工場見学【材料の検査・カット・混ぜ合わせるまで】

すべてQRコードで管理されている原材料。ラベルを読み取ると原材料名や品種、製造年月日、賞味期限などいろいろなデータが一度に読み取れるそうです。

原材料の準備

約9,000袋分を1ロットとして、必要な鶏肉、玉ねぎ、パン粉、調味料を準備。作り始めから箱詰めされるまで約2時間かかるとのことでした。

作られた肉種を成形してミートボールやチキンハンバーグの形にするプロセスは企業ヒミツ。遠くからですがプラスチックで作られた型から、ミートボールが抜き出されていくのはなかなか壮観でした。

石井食品八千代工場見学【成形したミートボールを揚げる・ソースを作る・袋詰めする】

出来上がったミートボールを油で揚げ、袋詰めにされていくプロセスはまさに圧巻。大きな鍋で作られるソースとともに袋詰されていく行程は見ていて飽きません。

殺菌と冷却を経て出荷へ

その後、しっかり殺菌した後、マイナス10℃まで冷却し、箱詰めされます。

石井食品八千代工場見学【商品の検品・箱詰め・出荷】

出来上がったミートボールを人の目でしっかりチェックしながら、ていねいに箱詰めされていました。すべての製造過程において、食品添加物を使用せずに製造しているにもかかわらず、日持ちがする石井食品のミートボール。

製造工程を見ながら、スタッフの方からていないな説明がされ、情熱を持って商品づくりを行っているというのが伝わってくるのも、工場見学ならではの体験ですね。

工場で製造工程を見た後はお楽しみの試食タイム!

「イシイのおべんとクンミートボール」を試食

工場見学で一番の楽しみといっても過言ではない試食タイム。先ほどの製造ラインで作られていたミートボールを実際に試食しました。

「イシイのおべんとクン ミートボール」で最もスタンダードなトマトソースと、初めて見るカレーソース、テリヤキソースの3種類。そして、工場で揚げたて素のままのミートボールも食べ比べです。

素のままのミートボールがおいしい!
素のままのミートボールがなんとおいしいこと!

自分が記憶していたミートボールの味よりも格段に進化しておいしくなっています。特に素のままのミートボールは、鶏肉のうま味、玉ねぎの甘さがしっかりと感じられておいしいです。

自分の好きな味付けで楽しめる他、お料理の食材としても活用できますね。

石井食品の販売コーナーもあり

工場見学ツアーの待機室には、石井食品を販売しているコーナーも併設。試食しておいしかった商品をその場で購入することも可能です。

イシイの工場見学 おべんとクン ミートボールブック

また、工場見学についての詳しいプロセスを紹介した「イシイの工場見学 おべんとクン ミートボールブック」もいただきました。

記念スタンプをもらって帰る

見学ツアー参加の記念にしっかりスタンプを押して帰ります。

フォトブースで記念撮影

ちゃっかりとフォトブースで記念撮影まで!?すっかり童心に帰り、工場見学を満喫してしまった編集部でした。

■取材協力

石井食品株式会社

Information

石井食品八千代工場
開催日:不定期のため要問合せ
開催時間:10時~/13時~(試食を含め各回約90分、定員15名)
料金:中学生以上500円/人、小学生以下無料
予約方法:一般はWEB受付(抽選)
※7月・8月は受付終了、9月以降はHPで確認のこと
住所:千葉県八千代市吉橋1835
バス駐車場:あり

八千代市周辺子ども連れにおすすめの観光スポット3選!

工場見学のついでに観光スポットも巡りたい!貸切バスなら日帰りプランも自由自在です。

八千代市周辺でおすすめの立ち寄り先をご紹介しましょう。

「ふなばしアンデルセン公園」

ふなばしアンデルセン公園

デンマークの童話作家であるアンデルセンの故郷をイメージして作られた人気の公園。38.3haの広大な敷地内には5つのゾーンがあり、子どもも大人も一緒に楽しめるところが魅力となっています。

  • ワンパク王国ゾーン:フィールドアスレチック、芝生広場、ボニー乗馬、動物との触れ合いコーナー、ミニパターゴルフ、変形自転車、ミニ鉄道など
  • メルヘンの丘ゾーン:デンマーク・オーデンセ市協力による、風車やお花畑など
  • 子ども美術館ゾーン:ワークショップや体験プログラムなどもある美術館
  • 花の城ゾーン:四季の庭やアンデルセン童話の世界観をイメージした遊具など
  • 自然体験ゾーン:四季折々の里山の自然が体験できるエリア

Information

ふなばしアンデルセン公園
住所:千葉県船橋市金堀町525番
開館時間:9時30分~16時
※夏休み期間等、開園時間を午後5時まで延長する場合あり
休館日:毎週月曜日(祝休日、春・夏・冬休み期間は開園)、年末年始
入園料金:一般900円、高校生600円、小中学生200円、4歳以上100円
※団体は25名以上で割引あり
バス駐車場:2,000円(要予約)
※12月1日~3月15日は大型車1,000円に割引

「ふなばし三番瀬(さんばんぜ)海浜公園」

ふなばし三番瀬海浜公園

東京湾の最奥部に位置する三番瀬。船橋市、習志野市、市川市、浦安市の東京湾沿いに広がる約1,800haの干潟・浅海域です。

「ふなばし三番瀬海浜公園」の前にある干潟は人工的につくられたものですが、春から初夏にかけて潮干狩りが楽しめます。BBQ場では1年を通じて手ぶらでBBQも。

「ふなばし三番瀬環境学習館」では、干潟に生息する生きものや生態系が学べる他、三番瀬で行われてきた伝統的な地引網の体験なども楽しめます。

Information

ふなばし三番瀬海浜公園・ふなばし三番瀬環境学習館
住所:千葉県船橋市潮見町40番
問合せ先:047-435-0828(環境学習館は047-435-7711)
開園時間:9時~17時
※施設によって異なる
休園日:12月29日~1月3日
入園料金:利用施設ごとに異なる
バス駐車場:2,200円(要予約)

「成田ゆめ牧場」

成田ゆめ牧場

1887年(明治20年)創業で、牛乳一筋に取り組んで来た成田ゆめ牧場。東京ドーム約7個分の敷地を持つ観光牧場として人気を集めています。

動物との触れ合いだけではなく、トロッコ列車や芝すべり、トラクター遊覧、アスレチック広場など、楽しい遊び場がいっぱい。体験教室や団体向けの芋ほり体験などもあります。

キャンプ場もあるので、学童保育のお泊り会などにもぴったりですね。

nformation

成田ゆめ牧場
住所:千葉県成田市名木730-3
開館時間:平日 9時30分~16時30分/土日祝 9時30分~17時
※休園日は公式ホームページを参照
入館料金:中学生以上1,600円~、子ども800円~
※曜日で異なる
※団体は20名以上で割引あり
バス駐車所:1,500円(要予約)

■子ども会や学童保育旅行におすすめ日帰りバスツアーモデルコース

時間スケジュール
08:00新宿駅出発
10:00石井食品工場見学
12:00ふなばしアンデルセン公園/BBQランチ、遊具等で遊ぶ
17:00新宿着・終了

■貸切バス料金目安

日帰り利用(100㎞・9時間)
大型バス:107,019円~
中型バス:89,804円~
小型マイクロバス:76,956円~

※有料道路・高速道路代、バス駐車場代、ランチ代、ホテル宿泊代(バス運転手1泊2食付き分含む)、施設入場料などは別途実費となります。
※石井食品工場見学のみで、校外学習や遠足として楽しむこともできます。

上記金額は2023年8月25日に国土交通省が公示した「新公示運賃額(最低基準額)」に基づき、計算した最低基準額です。実際のバス料金は、各バス会社が運輸局に届け出た単価で計算します。

このため、正確な料金は見積りを取らない限りわかりません。また、バス会社ごとに単価が異なるので、しっかりと見積りを取り寄せて、比較しないと損をしてしまいますよ。

▼貸切できる観光バスの種類一覧
貸切送迎バスの種類大型バス中型バス小型バスマイクロバスサロンバス

この記事を書いた人
ちくわ

旅行メディア編集長兼ライター、総合旅行業務取扱管理者、旅行会社勤務経験あり、目黒区ボランティアガイド見習い中。プライベートでも古代史オタクとして年に数回フィールドワークに出かける旅好き。時々バス愛がさく裂!?

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