貸切バスで岐阜を旅するならこの時期がおススメ!人気のお祭り・イベント特集

貸切バスで岐阜を旅するならこの時期がおススメ!人気のお祭り・イベント特集

岐阜県は本州のほぼ中央に位置し、飛騨高山の古い町並みや下呂温泉、世界遺産白川郷などさまざまな人気観光スポットがあります。歴史的にも重要な舞台となっており、斎藤道三・織田信長ゆかりの山城・岐阜城や天下分け目の戦いといわれる関ケ原も岐阜県です。

せっかく岐阜を旅するなら、楽しいイベントやお祭などが開催されている時期に訪れてみるのもおすすめ。きっと思い出に残る旅になること間違いなしですね。

編集部がチェックした【2024年】岐阜でおすすめのイベント5選

「白川郷 ライトアップ」

白川郷のライトアップイベント

萩町地区の合掌造り集落として知られる白川郷は日本の原風景である農村文化・生活・暮らしを深く感じることができる場所として、富山県の五箇山と共にユネスコ世界文化遺産に登録されています。

冬になると美しい雪景色が広がり、幻想的な雰囲気に。毎年冬の6日間限定でライトアップイベントが開催され、大勢の観光客を魅了しています。

オーバーツーリズム対策として現在は「完全事前予約制」「チケット制度」を導入していますので、参加希望の場合は白川村ホームページから予約をしましょう。当日チケット販売はされず、直接訪れても入場できないので要注意ですよ。

※予約受付は9月、11月、12月の3回。

【開催日程】2024年1月14日(日)・21日(日)・28日(日)・2月4日(日)・12日(月)・18日(日)
17時30分~19時30分
【開催場所】岐阜県大野郡白川村荻町
【チケット代】8,000~10,000円、2024年分は完売しました
※旅行会社が企画するバスツアーなどもあります。
【駐車場料金】5,000~6,000円
【問合せ先】白川村ホームページ白川郷観光協会

「ぎふ灯り物語 2024(岐阜市)」

岐阜市のイベント「ぎふ灯り物語」

国の伝統的工芸品に指定されている「岐阜和傘」「岐阜提灯」などを用いたライトアップイベント「ぎふ灯り物語」。2020年(令和2年)に初めて開催され、4回目となる2024年はプロジェクションマッピングをパワーアップして開催予定です。

岐阜市加納地区が主な生産地である岐阜和傘は、畳むと細く美しく収まる「細物」が特徴といわれています。美濃和紙や良質な竹が手に入りやすかったことから、江戸時代から職人芸を競ってきた伝統的工芸品です。

同じく岐阜提灯は、300年以上の歴史を誇る伝統的工芸品。細いヒゴを巻き、薄い和紙を張って秋の花々や花鳥、風景など、美しく繊細な絵柄が特徴となっています。

岐阜市が生んだ素晴らしい工芸品と灯り、映像の幻想的なコラボレーションをぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

【開催日程】2024年1月20日(土)・21日(日)・27日(土)・28日(日)
17時~20時30分(最終入場は20時まで)
【開催場所】岐阜公園(岐阜市大宮町1)/正法寺(岐阜市大仏町8)
【料金】大学生以上1,000円、中高生500円
【問合せ先】GIFUナイトビュー事業実行委員会(事務局 観光コンベンション課)

同時開催イベント

1.岐阜城パノラマ夜景

岐阜城パノラマ夜景

金華山・岐阜城からの美しい夜景が楽しめるイベント。天守閣から眺める岐阜市内の繁華街や遠く名古屋市の輝きが見え、オーロラに例えられる大パノラマを満喫できます。

【開催日程】2024年1月20日(土)・21日(日)・27日(土)・28日(日)
16時30分~20時(ぎふ金華山ロープウェー下り最終便:20時30分
【開催場所】岐阜城天守閣(岐阜市天主閣18 金華山頂)
【料金】金華山ロープウェー 12歳以上往復1,100円、4歳以上12歳未満往復550円
岐阜城入場料16歳以上200円、4歳以上16歳未満100円
※30名以上で団体割引あり
【問合せ先】岐阜市観光コンベンション課

この他、GWや夏休み、9月第1土曜日~11月末まで(土日祝のみ)でもパノラマ夜景を開催しています。予定があえばぜひ!

2.駅とまちを光でつなぐ杜のイルミネーション

金華山・岐阜城からの美しい夜景が楽しめるイベント。天守閣から眺める岐阜市内の繁華街や遠く名古屋市の輝きが見え、オーロラに例えられる大パノラマを満喫できます。

【開催日程】2023年11月17日(金)~2024年2月25日(日)
日没から22時まで
【開催場所】岐阜駅前広場(信長ゆめ広場、南口駅前広場)から王宮通り、金公園付近まで
【問合せ先】事務局(鉄道高架推進課)

「岐阜まつり」「道三まつり」「信長まつり」(岐阜市)

伊奈波神社
伊奈波神社

岐阜市のお祭りといえば4月の第1土曜・日曜に行われる伊奈波(いなば)神社の例大祭。主祭神は垂仁天皇の第一皇子である五十瓊敷入彦命(いにしきいりのひこのみこと)です。

神社の鎮座は約2000年前までさかのぼると考えられており、岐阜市内の多くの神社がこの時期にお祭りが行われるため、総称して「岐阜まつり」と呼ばれています。

2015年には「信長公のおもてなしが息づく戦国城下町・岐阜」の構成文化財として日本遺産に認定されました。

1953年信長の「稲葉山入城四百年」記念イベントで伊奈波神社の例大祭にに花を添える形で武者行列を開催。絢爛豪華な行列が大人気に。

1957年の秋からは本格的に「信長まつり」としてスタートしました。

そして、「道三まつり」は1973年の大河ドラマ「国盗り物語」で斎藤道三、織田信長、明智光秀が取り上げられたのをきっかけに市民参加型のお祭りとして始まったものです。

戦国時代ファンとしてはぜひ一度は見に行きたいイベントとなっています。

【開催日程】
・伊奈波神社の例大祭 4月第1土曜日 2024年4月6日(土)
・道三まつり 4月第1土曜日・日曜日 2024年4月6日(土)・7日(日)
・信長まつり 11月第1土曜日・日曜日 2024年11月2日(土)・3日(日)
【開催場所】
・伊奈波神社(岐阜市伊奈波通り1の1)
・道三まつり/信長まつり(岐阜市市中心市街地一帯、岐阜駅北口駅前広場、柳ケ瀬・神田町ほか)
【問合せ先】道三まつり実行委員会/ぎふ信長まつり実行委員会

「長良川鵜飼」「小瀬鵜飼」

長良川鵜飼
長良川鵜飼

岐阜県の伝統といえばやっぱり鵜飼です。鵜を巧みに操り、川魚を獲る漁法のこと。

日本各地の古墳で鵜飼を表現しているとみられる埴輪が出土していることから、7世紀ごろまでその歴史は遡るのではないかといわれています。

岐阜県(美濃国)でも7世紀頃から行われており、中でも長良川鵜飼が有名。鵜飼を「見せる(=魅せる)」ことでおもてなしの手法として最初に取り入れたとされるのが織田信長でした。

その後、将軍家や天皇家からも庇護を受け、現代まで継承されている伝統。岐阜市では長良川鵜飼をユネスコ無形文化遺産登録を目指しています。

鵜飼は時期が決まっており、例年5月11日~10月15日まで(鵜飼休みの日あり)です。鵜匠が鵜をはげます「ホウホウ」という掛け声、舟べりをたたく音は日本の音百選にも選ばれています。

鵜飼は関市でも行われていますので、そちらもぜひ。

【開催日程】
岐阜長良川の鵜飼い小瀬鵜飼
2024年5月11日(土)~10月15日(火)
※鵜飼休みの日 例年9月か10月の1日、増水で中止になる場合もあります。
【開催自慢】20時30分~21時頃
※2部制で実施する時期もあり。
【開催場所】
岐阜長良川の鵜飼い(岐阜市湊町1-2)
小瀬鵜飼(関市小瀬76-3)

「郡上おどり」

郡上おどり

ユネスコ無形文化遺産に登録された「郡上おどり」は約400年以上に渡り、継承されてきたお祭りです。江戸時代の初期に郡上八幡城主・遠藤慶隆(えんどうよしたか)が領民の融和を図るため、各所の踊りを集め城下のお盆の祭として奨励したことが始まりと伝えられています。

郡上おどりは見るのではなく、地元も観光客も一緒になって踊るのが真骨頂。例年7月中旬~9月上旬までの間、約30数夜に渡り、踊り続けます。

中でも8月の13日~16日のお盆4日間は、徹夜踊りとして最も盛り上がることで人気です。

【開催日程】
郡上おどり
2024年7月13日(土)~9月7日(土)
※哲也踊りは8月13日(火)~8月16日(金)20時~翌4時もしくは5時まで
【開催自慢】20時~22時30分頃(土曜日は23時頃まで)
※2部制で実施する時期もあり。
【開催場所】八幡町市街地一帯
【問合せ先】郡上八幡観光協会

※料金やサービス等は取材当時のものです。最新の情報は公式ホームページを参照してください。

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バス観光マガジン編集部 編集ライター

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