道の駅 江差

北海道へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「道の駅 江差(えさし)」

江差民話の主人公「繁次郎」ゆかりの地、田沢浜に設けられた江差町の道の駅。日本一小さな駅ながらも満足度No.1を目指してクラウドファンディングで資金を集め、2019年4月にリニューアルしました。

江戸時代の江差に実在していたと伝えられる、とんちと笑いをふりまいた庶民のヒーローがこの人物です。「笑え、わらえ へば ええごとある」という言葉が有名です。その繁次郎像が現在、江差町宇田沢浜の国道227号沿いにたてられ、日本海をバックにひょうきんな表情で道行く人の笑顔を誘っています。

江戸時代の鰊場の雰囲気を盛り上げようと、地元で採れたヒノキ材を使い、切妻屋根の造りとなっています。

檜材をふんだんに使った土蔵風のトイレも評判。売店や観光案内所が併設された観光拠点として地元からも大好評です。

施設内には牧場ソフトや真イカの沖漬けなどを販売する「繁次郎笑店」、とんち名人「江差の繁次郎の像」や、布団、お風呂、キッチン、食器なども揃っている「繁次郎番屋簡易宿泊所」があります。宿泊する場合は食材や食器類、パジャマは持参で。

4月~11月まで受け付けています。お申し込み・詳しくは道の駅まで問い合わせてください。

▼「道の駅 江差」周辺で楽しめるアクティビティやイベント

●冬江差“美味百彩”なべまつり 2月
●江差かもめ島まつり 7月
●江差・姥神大神宮渡御祭(北海道指定無形民俗文化財) 8月
●江差追分全国大会 9月

「道の駅 江差」のグルメ情報

れすとらん 津花館

道の駅からバスで約10分ぐらいのところにある「れすとらん 津花館」は眺望のよいレストランとして地元からも人気です。シェフは函館の五島軒、札幌の京王プラザなどで腕を磨き、地元産の食材を生かした洋食・和食を提供しています。

団体向けのメニューもあり、パーティや宴会なども可能。40名まで利用できる宴会場「ハーバーホール」がありますので、利用の場合はあらかじめ予約をしておきましょう。

れすとらん 津花館
住所:江差町橋本町100番地
電話:0139-52-5151
営業時間:11時~14時・16時30分~20時、不定休

そば処 八寶(はっぽう)

道の駅からバスで約8分ぐらいのところにあるおそばさん。大型バスも1台までなら駐車可能です。

江差といえば「にしんそば」
江差といえば「にしんそば」

瓦葺白壁造り、江差産檜丸太の太柱を使うなど、落ち着いた空間でくつろげます。おそば以外にもそば、なべ焼きうどん、カツ丼セットなどいろいろなメニューがあります。120席ありますが必ず予約をしておでかけください。

そば処 八寶
住所:江差町字新地町62
電話:0139-52-1812
営業時間:10時30分~14時/17時~19時、水曜定休

「道の駅 江差」周辺の見どころ

開陽丸博物館

開陽丸博物館
開陽丸博物館

明治元年の箱館戦争の最中、暴風雪で江差沖で座礁・沈没した旧幕府軍の軍艦「開陽丸」を実寸大で復元した博物館。昭和49年に海底にあるのが発見され、その後引き上げられた遺物約3万点が発見され、そのうち約3,000点が展示されています。

開陽丸が沈んだのを知った土方歳三は、近くにあった松の幹を何度も拳で叩きながら涙をこぼしました。後年、土方が叩いた松の幹に瘤が出来、「歳三のこぶし」と噂し合ったそうです。

嘆きの松(旧檜山爾志郡役所前)
嘆きの松(旧檜山爾志郡役所前)

この松は嘆きの松(旧檜山爾志郡役所前)と呼ばれています。

開陽丸記念館
開館時間:9時~17時(最終入館は16時30分)、
11月~3月末 月曜日・祝日の翌日(但し祝日が月曜日の場合翌日と翌々日が休館)、12月31日~1月5日休館
入館料:大人500円、小中高生250円
※15人以上の団体で割引あり
住所:北海道檜山郡江差町字姥神町1番地10(道の駅 江差から貸切バスで約10分)
問合せ:0139-52-5522

江差温泉・繁次郎温泉

ナトリウム炭酸水素塩泉、繁次郎温泉として地元から愛されています。庭園露天岩風呂、大浴場、サウナ、水風呂(男女別)があり、日帰り入浴におススメ。無料・有料の休憩所あり。

繁次郎温泉
営業時間:平日17時~22時/土日祝12時~22時
入浴料:12歳以上300円、6歳~11歳120円、3歳~5歳100、65歳以上・障がい者の方150円
住所:北海道桧山郡江差町字田沢町82-7(道の駅 江差から貸切バスで約2~3分)
問合せ先:0139-54-5454

江差姥神大神宮

江差姥神大神宮
江差姥神大神宮

創立年代は不詳。言い伝えでは1447年(文安4年)頃とも。津花町より現在地に1644年に移転しました。

ニシン漁の始祖として漁業家の信仰をあつめ、毎年8月9日~11日までの3日間、蝦夷地最古の祭りと知られている姥神大神宮渡御祭が行われます。

その年のニシン漁を終え、蝦夷地きっての景気にわきかえる夏の江差で、豊漁に感謝を込めて盛大に行われるお祭り。

江差山車会館の展示山車
江差山車会館の展示山車

渡御祭は112台の御所車ふうの台車に、二層、三層の桟敷を設けた山車と、1台だけ船の形をした『松宝丸』の計13台の山車で町中を練り歩きます。

自分たちの山車が一番という誇りがそれぞれの町内の結集を生み、また祖先が残した遺産に対する江差人の思いがそこにあるのです。

姥神大神宮
住所:北海道檜山郡江差町字中歌町193-1(道の駅 江差から貸切バスで約7分)
問合せ先:0139-52-6716(江差町役場 追分観光課 観光係)

江差のシンボル「かもめ島」

ニシン漁や北前船交易の舞台として賑わったかもめ島。檜山道立自然公園の特別区域に指定された美しい自然が残り、江差のシンボルとして多くの人に愛されています。

毎年7月第1土日で開催される「かもめ「かもめ島まつり」では、町内の若者たちによって全長30mにおよぶ〆縄が瓶子(へいし)岩にかけられます。

瓶子岩は鴎島の脇に建つ岩。瓶子(首と下部がすぼまった壺のような形)を逆さまにした様な姿であることから名が付いています。

江差 かもめ島
住所:北海道檜山郡江差町字中歌町193-1(道の駅 江差から貸切バスで約10分)
問合せ先:0139-52-6716(江差町役場 追分観光課 観光係)

いにしえ街道

江差いにしえ街道

江差町は、北海道の中でも古くから和人が訪れ、最も早く開港した港町のひとつ。

中歌、姥神町一帯の旧国道沿い地区の「いにしえ街道」として整備し、檜材とニシン取引に関連した問屋、蔵、商家、町屋、それに社寺などの歴史的建造物や史跡、旧跡が残る「歴史を生かす街並み景観形成地区」として大切に保存しています。

いにしえ街道
住所:北海道檜山郡江差町字中歌町193-1(道の駅 江差から貸切バスで約7分)
問合せ先:0139-52-6716

「道の駅 江差」おすすめのお土産情報

江差繁次郎グッズ

とんちと笑いをふりまいた庶民のヒーロー“繁次郎”に関する本やお土産グッズはここの道の駅ならでは。繁次郎の本、繁次郎キーホルダー、繁次郎携帯ストラップ、繁次郎手ぬぐい、繁次郎Tシャツはいかがでしょうか。

銘菓「江差の繁次郎」

大きな目が特徴の繁次郎がお菓子に。中が白あんで上にはチョコのついた、バター入りの焼き菓子です。

information
施設名:道の駅 江差
アクセス:尾山町バス停から徒歩で5分
住所:北海道檜山郡江差町字尾山町1
電話:0139-52-1177
開館時間:9:00~17:00(4~11月)/10:00~16:00(12月~3月)
休館日:
無休(4~10月)
毎週月曜日(11~3月)※月曜日が祝日の時は翌日
年末年始(12/31~1/5)
駐車場:普通車:20台 大型バス:6台
トイレ:男:大2器/小4器/女:4器/身障者用:1器(24時間使用可)
その他:素泊まりの簡易宿泊所(有料) ※12月1日~3月末までは冬期休館

※最新情報は公式ホームページを参照してください

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

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