兵庫へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「播磨いちのみや」
山陽の姫路と山陰の鳥取を、南北に結ぶ主要道である国道29号線沿いにある道の駅「播磨いちのみや」。中国自動車道・山崎ICから道の駅が「播磨いちのみや」、「はが」と戸倉峠まで連続して連なります。
90%以上を森におおわれている「しそう森林王国」の中にあり、福地渓谷や1,000m級の山々が10も集まり、町のあちこちで湧水が組めるきれいな水と緑あふれる町。豊かな自然の恵みを実感できます。
国道を挟んで向かい側にある播磨最古の神社・播磨国一宮『伊和神社』は、海神社、粒坐天照神社とともに播磨三大社の一社。旧国弊中社で、祭神は大己貴神(おおなむじのかみ)で、配祀神として少彦名神、下照姫神をお祀りしています。
「 564年(欽明天皇25年)豪族・伊和恒郷(いわのつねさと)に、大己貴神(伊和大神)から「我を祀れ」との神託があった。
西の野では、一夜にして杉や檜などの木々が群生し、大きな白鶴二羽が石の上で北向きに眠っていた。伊和恒郷は、そこを鎮座地と決め、社殿を北向きに造営した。」本殿の裏手にある「鶴石」にはこのような伝承が残されています。伊和神社の社殿が珍しい北向きであるのにはこの鶴にちなんだものだそうです。
神社では毎年、8月26日に「風鎮祭(別名:油万燈祭)」を行っています。台風襲来の特異日である、立春から数えて210日前後に行うもので、風を鎮め、五穀豊穣と家内安全を願うものです。日暮れとともに境内に並べられた小皿に火が灯されて、幻想的な雰囲気に包まれ趣があります。
また、例年10月15・16日は秋季大祭。特に16日の神幸祭では神輿の渡御が行われ、5台の屋台による練り合わせの後に神輿を中心に100人近くの神職や奉仕者の方々による渡御行列が御旅所に向かって行われ、大いに盛り上がります。
播州伝統工芸の技の粋を集めた、動く芸術品の屋台は、本当に素晴らしいもの。 駅では須行名地区の屋台を見ることができます。この他駅にはレストランや特産品を扱う物産館があります。
「播磨いちのみや」グルメ情報
●レストラン
2013年4月にリニューアルオープン。栄養や病気予防などについての知識豊富な「ヘルスケアアドバイザー」を持ち、大分県でホテル、飲食店などをプロデュースした安野文子氏監修のもと、旬の食材を使った約20種類のメニューが好評です。
ご飯は宍粟産コシヒカリ。たまねぎは淡路産、松坂豚や宍粟牛など、免疫強化の地元の食材にこだわっています。季節限定膳、ランチ、セットメニューの他、手作りカレー、麺類など、その季節にしか出会えないおいしさを楽しめます。
[営業時間]平日:11時~19時30分、土日祝:8時~20時、火曜定休(祝日は営業)
「播磨いちのみや」周辺の見どころ
●まほろばの湯
駅から車で約20分程度のところにある人気の温泉。2億年以上昔、この周辺は海で、その海水が残されたものです。地下1,300mから湧く塩化物泉は32℃。全国的にも珍しい等張性の湯で、長湯しても疲れにくく保温効果抜群。美肌効果もあります。
浴場は檜づくりの山の湯と石造りの川の湯があり、どちらも露天風呂、男女入れ替え制。バリアフリー露天風呂付き介助家族風呂もあります。大きな柱を使い、天井の高い吹き抜けラウンジでゆったりくつろげます。
お持ち帰り方式の温泉スタンドがあり、20ℓ100円。容器は各自で持参のこと。
[営業時間]10時~21時、火曜定休、介助家族風呂のみ要予約
●家原遺跡公園(えばらいせきこうえん)
宍粟市北部の河岸段丘の上に営まれた、縄文時代から中世にかけての大規模な複合遺跡です。縄文・弥生・古墳・中世の4つに村を分けて、それぞれの時代の住居を復元しています。
公園内には宍粟市歴史資料館の他、竹細工や木工細工などを体験できる工房もあります。
●スポニックパーク一宮
テニスコートや温水プール、パターゴルフなどが楽しめるスポーツ総合公園。ログハウスの他、キャンプ場、BBQ場もあり、滞在しながら自然とのふれあいを満喫できます。
グラウンドやアリーナ、武道場なども充実しているので合宿にも最適です。
「播磨いちのみや」おすすめのお土産情報
●まごころゆず醤油、オレンジドレッシング、味噌カツソース
駅限定発売のオリジナル調味料。レストランでも使用しているオレンジドレッシングは、野菜嫌いのお子様にも好評。オレンジ果汁入りのマヨネーズタイプ。さっぱりしていてオレンジの甘さもあり、ぱくぱくいけます。
味噌カツソースは濃いめの味付けながら、しつこさがないと好評。レストラン人気No.1メニューの「味噌カツピラフ」の味です。
●アーモンドバター
アーモンドをたっぷり使用したコクのあるおいしさ。制作に手間がかかるので、数量限定で提供。駅オリジナル商品。
●淡路島びわゼリー
無農薬・有機栽培で育てたびわ。売れ筋No.1を誇るびわゼリーはびわの実がまるごと入ったぜいたくな味わい。びわにはベータカロチンが含まれており、血行促進や疲労回復、目の疲れにもよいといわれています。
また、古来より万病によいとされるびわの葉をお茶にした「びわ聖茶」。肌荒れにもよいので、ボディリンスにしたり、化粧水がわりにしてもGoodです。
●一宮温泉(源泉)
山間部では珍しい食塩泉。2億年以上前は海だったため、海水と同じように塩辛く白い泡(波の花)が浮かんでいます。人体の細胞液と等しい等張性の温泉(全国的にも希少)であるため、温泉の成分が細胞膜を通じて人体に入り易く、保温効果抜群。ツルツルお肌になると評判の美人湯です。自宅で気軽に温泉浴が楽しめます。
施設名:道の駅 播磨いちのみや
アクセス:中国自動車道「山崎」ICより国道29号を鳥取方面へ15分・JR山陽本線「姫路」駅より車で1時間
住所:兵庫県宍粟市一宮町須行名510-1
電話:0790-72-8666
開館時間:9:00~18:00
休館日:年中無休
駐車場:普通車:36台 大型バス:2台 身障者用:2台
トイレ:男性:8器 女性:6器 身障者用:1器
※最新情報は公式ホームページを参照してください
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