宿場町ひらふく

兵庫へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「宿場町ひらふく」

兵庫県佐用郡佐用町にある道の駅「宿場町ひらふく」は、中国自動車道・作用ICから国道373号線を北上し約5分の場所にあります。大阪からは約2時間、神戸からは約1時間30分、姫路からは約1時間の距離です。

駅のある佐用町は、環境省の指定する「全国108の星空のまち」に選ばれているほど自然が豊かで夜空のたいへんきれいな町としてしられています。兵庫県の南西部に位置し、出雲街道と因幡街道の交わる場所にあり、町の8割は山林が占める盆地になっています。このため、晩秋~冬にかけての早朝によく霧が発生し「佐用の朝霧」と呼ばれています。

平福地域は江戸時代の因幡街道最大の宿場町として栄えたエリア。棚田が美しく広がる佐用町大木谷には、平安時代に活躍していた陰陽師、安倍晴明・芦屋道満を祀った塚もあります。

平福の街並みは1596年~1623年ごろに現在の街並みがつくられ、その後、街道随一の宿場町になったといわれています。街道沿いに南北に1.2㎞ほど続く連子窓、格子戸の平入りの家々、佐用川の石垣に並ぶ白壁の川屋敷、川座敷、土蔵などが当時のままのたたずまいを見せています。

兵庫県「宿場町 平福」

駅は平福の川端風景をモチーフにした外観で、レストランや物産販売所、観光案内所などを併設。レストランは1階52席、2階は和室約40席とひろびろ。団体での利用に大変便利です。自然薯やこんにゃくなど、地元の特産品を活かしたメニューが大好評。

「宿場町ひらふく」グルメ情報

●レストラン

イチオシメニューはひらふく定食。混ぜご飯や季節の天ぷら、自然薯まんじゅう、こんにゃくのおさしみや味噌汁などがセットになったまさに平福の味。自然薯まんじゅうは香ばしく、独特の食感がくせになると評判。
この他、山かけそば、作用名物しかコロッケ定食、こんにゃくラーメンなど、田舎ならではの素朴であたたかな味が楽しめます。
[営業時間]8時30分~19時

●フードコーナー

佐用町のご当地B級グルメが火花をちらすフードコーナー。佐用町で困っていた野性シカを定期的に駆除してきたものを有効利用したのが「しかコロッケ」です。低カロリーなのにタンパク質、鉄分などのミネラルが豊富。意外とヘルシーと評判に。
もうひとつがホルモンうどんコロッケ。ご当地グルメのホルモン焼きうどんをコロッケにした新名物。サクサクの衣の中からもちもちのうどんとホルモンが顔出す、新食感が話題です。
また、丹波産黒豆と平福三年醤油を使用した「黒豆コロッケ」も捨てがたい。ホクホクとしてお芋の中に黒豆の存在感がきらり!
ノーマルなコロッケが欲しいならオオタヤコロッケを。さめてもサクサクです。
ソフトクリームといろんな食材をミックスしてつくるユニークな「ブレンドソフト」もなにこれ!と評判。味噌とこんにゃくをミックスしたここだけのご当地愛をたっぷり楽しんでみては?

「宿場町ひらふく」周辺の見どころ

●宮本武蔵 初決闘の地

慶長元年、佐用町の因幡街道沿いに栄えた宿場町、平福の金倉橋のたもとで剣豪武蔵は、新当流の達人有馬喜兵衛に初勝負を挑み、みごと勝利したと伝えられています。武蔵、弱冠13歳のときだそうです。

●味わいの里三日月ルピナス・そば畑

約40haの畑に色とりどりに植えられたルピナス約8,000本が見事。5月中旬ごろに楽しむことができます。秋には、白く可憐な花をつけるそばの花が咲き、春・秋と楽しめます。
お食事処「味わいの里」、そば処「三日月」があり、地元で取れたそばを石臼で製粉。手打ちにしたおそばと新鮮な野菜などを使った田舎料理を提供しています。

●平福郷土館

江戸時代に建てられた瓜生原家の建築様式を再現。宿場町平福を象徴する商家などの道具や民具類、利神城(りかんじょう)ゆかりの品々などを展示しています。
大屋根の煙出し、くぐり戸のついたつりあげ大戸、葬式の際の出棺だけに使う出口などに特徴があります。
[開館時間]9時~16時、土日祝のみ開館

●利神城籍跡(りかんじょうせき)

373mの利神山山頂にある石垣群は江戸時代初期の姫路藩主・池田輝政が支藩を設置した際に築いた城跡で、三重の天守と城郭群を連ねた華麗な城であったといわれています。
三層の楼閣はあたかも雲を貫くがごとくといわれ「雲突城」とも呼ばれました。現在登山道が荒廃しているため、近くでみることができないのが残念です。

「宿場町ひらふく」おすすめのお土産情報

●たつ乃屋本店の醤油

創業元禄年間、300年以上の歴史を誇る老舗です。播磨路で生産された丸大豆を使用し、伝統製法で製造。3年間じっくり熟成させた芳醇な香りの「三年醤油」は、どんな料理もおいしく仕上げてくれると評判。

兵庫県「たつ乃屋本店の醤油」

米白醤油、三年さしみ醤油などもあります。

●佐用町南光 ひまわり製品

大正時代からこんにゃく芋の産地として有名な佐用町。生芋からすべて昔ながらのてづくりで仕上げています。化学調味料無添加、真空パックなので、ごはんに混ぜるだけ。やさしい家庭の味です。

information
施設名:道の駅 宿場町ひらふく
アクセス:智頭線平福駅から徒歩で2分・中国道佐用ICから車で5分
住所:兵庫県佐用郡佐用町平福988−1
電話:0790-83-2373
開館時間:8時30分~19時
休館日:毎週水曜日(祝日の場合は翌日)、年末・年始
駐車場:普通車:22台 大型バス:4台 身障者用:2台
トイレ:男性:11器 女性:6器 身障者用:2器

※最新情報は公式ホームページを参照してください

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バス観光マガジン編集部 編集ライター

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