兵庫へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「丹波おばあちゃんの里」
道の駅「丹波おばあちゃんの里」は、丹波市春日町にある道の駅。国道175号線沿いにあり、阪神地域と丹波・丹後・若狭地域を結ぶ舞鶴若狭自動車道・春日ICの目の前にあります。
丹波市は兵庫県の中央東部に位置し、市内西部を南北に日本標準時子午線(東経135度線)が通っています。春日町は2004年に氷上郡6町が合併して誕生。古代の「春部(かすかべ)」に相当することからその名がつけられています。
江戸幕府3代将軍・徳川家光の乳母として有名な春日局(斎藤福)の出身地であり、旧石器時代、平安時代の複合遺跡「七日市遺跡」があることで有名です。「七日市遺跡」は武田川西岸の埋没段丘と扇状地にあり、遺跡の範囲は10万㎡以上に達し、日本でも最大級の遺跡。2万5千年前から人々がここで暮らし、豊かな狩猟採集生活を送ってきたと考えられています。
駅にはこの遺跡周辺を公園に整備した施設が併設されており、野外ステージ、多目的グラウンド、芝生公園、複合遊具などがあります。竪穴式住居を平面復元したものもあり、当時の暮らしの様子を伝えています。
丹波市内の生産者が新鮮野菜を直売する「いきいき朝市・夕市」や、毎月第3土曜日に行われる「手作り市」もあります。丹波の特産品を使ったお土産、観光情報などを発信。おばあちゃんだけではなく、若い人が働く場として丹波の活性化をめざしています。20012年4月には施設を多目的交流施設としてリニューアル。
「丹波おばあちゃんの里」グルメ情報
●木の香るフードコート「Kitchen おばあちゃんの里」
以前の食堂やジェラートショップ、パン屋さんがフードコートとして統合。さらに便利になりました。丹波産の木材、スギ、ヒノキなどをふんだんに使った店内は「木のぬくもり」、「木の香り」いっぱいで落ち着けます。
・「ベーカリー&カフェ 古子路(こころ)」
焼きたてパンとオリジナルブレンドコーヒー、エスプレッソアレンジコーヒーなどが自慢。焼きたての目玉焼きがおいしいモーニングや焼き立てパンにから揚げ、スープをセットしたランチなどの軽食もあります。焼きたてパンは85種類を用意。丹波産黒豆を4日間、糖蜜に漬けこんだものを生地で包んで焼き上げたパンが好評です。
この他、大納言あんぱん、よもぎあんぱんなどもあります。
[営業時間]8時30分~18時30分
・「グルメ&デリカ 日向(ひなた)」
手間暇かけてつくる季節限定メニューがおススメ。国産素材とたっぷりの野菜がとれると好評です。この他、日替わりメニューやボリューム満点のとんかつ定食は注文が入ってから揚げてくれるのでアツアツ。から揚げやチキンカツなどもあります。
[営業時間]10時~18時30分
・「ジェラート&スイーツ 紡(つむぎ)」
丹波の新鮮な低温殺菌牛乳を使ってつくるジェラートとスイーツが充実。60種類以上のメニューがあり、選ぶのに迷います。その中でも、ミルクジェラートにエスプレッソをかけて食べるアフォガートがおいしいと評判です。この他丹波大納言小豆、ブルーベリーレアチーズ、黒豆きなこなども人気。意外なおいしさの山椒もぜひ試してみて。
「丹波おばあちゃんの里」周辺の見どころ
●興禅寺(こうぜんじ)、黒井城跡
春日局生誕の地として知られる国指定史跡。春日局は幼名をお福といい、春日の地で生まれたことに由来しその名をいただいたといいます。
お福の父・斉藤内蔵利三は明智光秀の重臣で、光秀が丹波攻めで黒井城を落とした後、その下館を陣屋に改めました。これが現在の興禅寺で、お福はここで生まれ、三歳までを過ごしています。
下館は戦国時代の城主が平時に住んだ場所のことで、興禅寺には水をたたえた七軒堀や高い石垣・白壁などが残され、当時の様子をうかがい知ることができます。
境内にはお福の腰かけ石や産湯の井戸などもあります。
黒井城跡は戦国時代の山城跡として国指定の史跡に。黒井の町並みのすぐ北側にそびえ、猪ノ口山にあります。
標高356mの頂上にある本城部分を含め山全体が巨大な要塞になっており、いたるところに曲輪跡や土塁、堀切りなど、戦国時代の遺構が残されています。 山頂からは春日の町を一望でき、晴天時には京都の愛宕山、丹波の大江山を望むことができます。毎年、11月には黒井城の城主として勢力をふるった荻野(赤井)悪右衛門直正にちなむ歴史イベントとして「黒井城まつり」を開催。黒井城跡登山や手づくりかぶとの武者行列、春日戦国太鼓の演奏、戦国汁の振る舞いなどが行われています。
●春日総合運動公園
本格公認野球場「春日スタジアム」は、内外野の芝生スタンドに3200人、バックスタンドに1000人、観客を収容できます。この他、多目的グラウンド、テニスコート、レジャープールなどを完備。合宿や夏のレジャーにぴったりです。
●日ヶ奥渓谷
多紀連山県立自然公園の一角にある渓谷で、9m近い雄大な「白龍の滝」をはじめ、深い森林の中にそびえる巨岩・奇岩の間を清流が縫うように走る地元の名勝として知られています。森林浴とマイナスイオンを体感できる癒しのスポット。渓谷の入口には日ヶ奥キャンプ場があります。
「丹波おばあちゃんの里」おすすめのお土産情報
●丹波布(たんばふ)
丹波地方では江戸時代から良質の綿が栽培されてきました。これを手紡ぎした絹と木綿を交織にした平織の手織り布です。ざっくりとした素朴な美しさが魅力。緯糸に木綿だけでなく屑繭から紡ぎ出した「つまみ糸」を織り込むことに特徴があります。
藍と茶を基本色とし、藍と茶と黄、藍と黄を合わせた緑で縞柄や格子柄を織りあげます。
染料は村周辺で入手できる植物に由来しており、藍の他、栗の皮、ヤマモモの守秘、ハンノキの樹皮、コブナグサ、キクイモ、ビワの樹皮などを用いています。
●山の芋
丹波平野で育つ「山の芋」は別名つくねいもと呼ばれ、純白できめ細かな粘りが特徴です。
●黒豆スイーツ
黒豆クッキー、せんべい、黒豆パン、パウンドケーキなどここに来たら黒豆製品を買わずには帰れない!
●入浴剤
丹波の名産である純米酒から作られた入浴剤「おとこまえ」と「べっぴん」。
施設名:道の駅 丹波おばあちゃんの里
アクセス:舞鶴若狭自動車道 春日ICから車で1分
住所:兵庫県丹波市春日町七日市710
電話:0795-70-3001
開館時間:9時~19時
休館日:無休
駐車場:大型バス:13台 普通車:89台 身障者用:3台
トイレ:男性(小):8器(大):2器 女性:10器 身障者用:2器
※最新情報は公式ホームページを参照してください
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