兵庫へ観光バス旅行！おすすめの休憩スポット「あさご」
道の駅「あさご」は播但連絡道路・朝来ICもしくは播但連絡道・和田山ICを利用、姫路市より日本海へ向けて、兵庫県を縦断する国道312号線沿いにあります。近くには多良木川に架かる牧野橋があります。
すぐ近くには播但連絡道路・朝来SA内にある道の駅「フレッシュあさご」があります。道の駅「あさご」は1993年4月に道の駅に登録。「フレッシュあさご」は1999年8月に登録されています。
駅自体はこじんまりとしていますが、地域の特産品を扱う村おこしセンターや研修施設が整った林業総合センター、自分だけのお皿やお盆などもつくれる木工クラフトセンターを併設。フレッシュ野菜などが並ぶ朝市、定期的に感謝祭や夏祭、収穫祭など地元参加のイベントも多数企画・開催しています。
駅には日本最古の全鋳鉄橋として、国の重要文化財に指定されている「神子畑鋳鉄橋（みこはたちゅうてつきょう）」の1/44スケール模型を展示。また、明延鉱山、神子畑選鉱場、生野鉱山を結ぶ鉱山トロッコ電車、通称「一円電車（明神電車）」も展示されています。
「神子畑鋳鉄橋」は、明治18年、馬車道（鉱山道路・鉱石の道）が神子畑川を横切るときに架けられたもの。神子畑鉱山から生野の精錬所へ鉱石を運ぶための道路が必要で、神子畑～生野間の16.2㎞に馬車道（鉱山道路・鉱石の道）が建設され、多くの鋳鉄橋がかけられたもののひとつになります。
現存する鋳鉄橋は、神子畑鋳鉄橋（橋長16mの一連アーチ橋）と羽渕鋳鉄橋（橋長18mの二連アーチ橋）の2つだけ。ともに美しい洋式橋の姿を残しています。羽淵鋳鉄橋（はぶちちゅうてっきょう）は、洪水で流出したため、現在の橋は復元されたものです。羽淵鋳鉄橋から竹田城跡までは車で約20分程度になります。
「一円電車」は、鉱石と乗客の輸送に活躍したもので、正式には明神電車といいます。昭和20年に敷設され明延鉱山閉山まで運行されていました。
「あさご」グルメ情報
●ログ喫茶、レストラン
山菜料理や川魚、南但馬の大自然がはぐくんだ地元食材を使用したメニューです。手打ち風のたらいうどん、焼肉などの手軽なメニューがあります。
特に鹿肉料理がイチオシ。牛や豚に比べ高タンパクで低脂質、鉄分やミネラルが豊富なヘルシー食材として注目されています。「鹿づくし定食」は要予約になっています。
[営業時間]9時～16時
「あさご」周辺の見どころ
●異人館ムーセ旧居（旧神子畑鉱山事務舎）
明治4年12月頃、生野鉱山に建設された5棟の外国人宿舎のひとつ、二番館(平屋建て)です。鉱山開発に携わったフランス人技師たちのうち、ムーセやコワニエたち幹部妻帯者の居住宿舎として使用されていたといわれています。
コロニアルスタイル(植民地様式)と呼ばれる特徴を持ち、七間四方の四周には、ベランダをめぐらし、外壁の四隅には石を積み上げたように見せるコーナー・ストーンの技法が使われています。明治20年、神子畑に移築され、事務舎として利用されましたが現在は「ムーセハウス写真館」として、公開されています。平成4年に県指定重要有形文化財(建築物)に登録。
ムーセ旧居の前には百日紅があり、樹齢推定約200年。根回り257㎝、樹高約8mの大木になっています。夏には真紅の花をつけます。
[開館時間]土日祝日のみ開館10時～17時、12/29～2月末まで休館
●竹田城跡（国史跡）
別名「虎臥城」と呼ばれ、JR竹田駅西にそびえ立つ古城山に築かれた山城。晩秋から冬、雲海に包まれた姿は、まさに「天空の城」という名にふさわしい幻想的な姿をしています。ふもとの旧城下町・寺町通りは、歴史散策路として親しまれています。
天正末期～慶長初期にかけて、近世式の城郭に模様がえ改築されたものと推定。石垣の一部の崩れを除いてほとんど原型を残しています。その城郭史的価値はわが国山城中でも屈指のものといわれ、その遺跡は、天守台及び天守曲輪・二の丸・三の丸・北千畳・平殿・東二の丸・南千畳・花屋敷などからなっており、南北400m、東西100mで今も昔の威容を偲ばせています。文化省史跡保存地、国の重要文化財(史跡)。国312号線沿いから見ることもできます。
●多々良木フォレストリゾートCoCoDe
朝来市多々良木に2018年4月オープンした「多々良木フォレストリゾートCoCoDe」。ユニークなドームハウス、ログハウスに宿泊しながら収穫体験や川遊びが楽しめるスポットとして注目を集めています。
BBQハウスや研修棟、交流棟もあるのでゼミ合宿やサークル合宿にも最適！「あさご芸術の森美術館」でアート散策や多々良木ダムからの絶景も見事です。雲海で有名な竹田城までは車で約20分。秋の雲海シーズンにぜひおでかけください。
「あさご」おすすめのお土産情報
●青大豆入り味噌
まさにおふくろの味。手作りで醸し出されるこうばしく、まろやかな風味。
●はったい飴、げんこつ飴
大麦を炒って挽いた粉で、砂糖や水飴を加えたお湯で練ってすくります。麦こがし、煎り麦などと呼ばれています。
きな粉を使ったげんこつ飴もあります。
●岩津ねぎ、朝来みどり（お茶）
いわずと知れた朝来特産品「岩津ねぎ」。青葉の部分から白根まであますところなく食べられます。
柔らかく甘く、とろけるような味で、葉っぱは濃緑。トロミのある水分が多く蓄えられているのがおいしさの源になっています。
ねぎ天ぷら、葱焼き、鍋料理、葱懐石料理、ねぎの刺身等でスローフードとしての逸品の商品です。
「朝来みどり」は、高原の冷涼な気候で栽培された味わい深いお茶。新製品として高原紅茶づくりも行われています。
施設名：道の駅 あさご
アクセス：播但連絡道路朝来ICから国道312号を豊岡方面へ7分（神戸から1時間30分）・JR播但線新井駅から車で5分
住所：兵庫県朝来市多々良木213−1
電話：079-678-0808
開館時間：8:00～18:00
休館日：元日
駐車場：普通車：55台 大型バス：6台 身障者用：2台
トイレ：男:10器 女性:6器 身障者用：2器
※最新情報は公式ホームページを参照してください
- バス観光マガジン編集部 編集ライター
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