道の駅「ようか但馬蔵」

兵庫へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「ようか但馬蔵」

道の駅「ようか但馬蔵」は、兵庫県養父市のPFI事業として2007年に開業。PFI(Private Finance Initiative)とは、公共サービスの提供に際し、民間資金を利用して施設整備と公共サービスの提供をおこなう手法です。

但馬地域の観光や情報発信、地域振興を担いながら、地元の特産品などの販売、食事場所、防災設備の提供の他、路線バスや長距離バスのターミナルなども併設しています。

ようか但馬蔵の旗や看板

養父市は2004年に養父郡八鹿町、養父町、大屋町、関宮町が合併して誕生。兵庫県北部にある但馬地域の中央にあります。市の西側には県下最高峰の氷ノ山、鉢伏山、ハチ高原、若杉高原があり、北部には妙見山(標高1,139m)があるなど、豊かな自然に恵まれたエリアです。

駅があるのは八鹿町(ようかちょう)で、すぐ近くにとがやま温泉があります。地元の名産といえば「八鹿豚」。山奥の緑豊かな自然の中で、1か所あたりの飼育頭数を少なくするなどストレスを軽減し、天塩にかけて育てています。脂が甘く、香ばしく、やわらかな肉質。冷めてもうま味が逃げず、やさしい味と評判です。

この他、古くから良質な山椒を栽培する八鹿町朝倉地域。大粒で渋みが少なくまろやかな味、棘のない実山椒(雌木)「朝倉山椒」の原産地です。駅では但馬の味にこだわり、季節のおこわやおばんざい、幻の米「蛇紋岩米」、但馬牛、八鹿豚などを使った料理を提供しています。

直売所では養父市内で栽培された新鮮な野菜、花、木工品、手作りパンなどを扱っています。登録している生産者は約170名。販売状況を各自携帯で確認し、少なくなったらすぐに掘りたてのものを補充しています。なので、味も香りも抜群と人気です。

「ようか但馬蔵」グルメ情報

●お食事処

木をふんだんに使った店内は落ち着いた雰囲気。椅子席と掘りごたつ式の座敷があります。但馬地方ではお祝い事やお祭りなどのときに四季折々の素材をつかった「おこわ」を食べます。また、古来より京都で作られてきたお惣菜「おばんざい」の但馬流を提供。団体向けにアレンジしたおこわとおばんざいのメニューや八鹿豚のとんかつ弁当、但馬牛めし弁当などもあります(団体向けは要予約)。
お米は養父市内にある蛇紋岩米コシヒカリ。味、照り、粘り、すべてにおいて極上といわれる幻のお米です。また、神戸牛、松坂牛などの銘柄牛の素牛の多くを占めるのが但馬牛。牛丼や陶板焼き、ステーキ膳があります。
もう一つの名物は八鹿町産の八鹿豚。とんかつやカツカレー、しゃぶしゃぶなどがおススメです。
また、テイクアウトとして人気なのがこの八鹿豚を使った豚まん。駅に立ち寄ったら思わず買わずにはいられない!と評判です。
[営業時間]11時~18時30分

「ようか但馬蔵」周辺の見どころ

●とがやま温泉「天女の湯」

多量の炭酸水素イオン(重曹)、食塩、マグネシウムを含むため、美人の湯として名高い温泉。木や自然石をふんだんに使用した浴槽で木立の中にある露天風呂、広大な山々を見渡せる展望の湯など、ゆっくりくつろげます。また、車いすの方でもラクラク入浴できるケア浴場も併設。電動リフト、入浴用スリングシート付の車いす、収納脱衣用ベッド等もあります。
[営業時間]10時~21時半、木曜定休

●名草神社三重塔

兵庫県「名草神社三重塔」

八鹿町妙見山(標高1,139m)にある国指定重要文化財。名草神社の三重塔は、出雲大社の大改修にあたり妙見杉を提供したお礼に、寛文5年(1665年)に出雲大社にあったものを贈られたものです。
妙見というのは北極星(北辰)や北斗七星を神仏として祀るもので、武家の守護神として信仰を集めました。妙見山は山陰随一の妙見信仰の大本山として栄え、福島の相馬、熊本の八代と並び、日本三妙見のひとつに数えられています。
境内には樹齢250年~400年とされる妙見杉の巨木があります。名草神社は妙見山8合目にあたる標高800mの場所にあり、古くから五穀豊穣を祈る農民から信仰を集めてきました。拝殿や本殿は大変見応えがあり、龍や獅子、鳳凰や力童子などの精巧な彫刻も見られます。関西地方を代表する神社建築ともいわれ、国指定文化財にもなっています。

●天滝(てんだき)

兵庫県「天滝」

道の駅より車で20分~山道徒歩45分で到着。日本の滝100選、森林浴の森日本百選に選ばれている落差98mの名瀑です。天滝までの渓谷には、夫婦滝(めおとだき)、鼓ヶ滝(つつみがたき)、糸滝(いとだき)などの滝群があり、春の新緑、秋の紅葉を背に落ちる滝、厳寒に凍る滝(完全に凍ることはありません)、四季折々楽しい姿を見せます。

「ようか但馬蔵」おすすめのお土産情報

●地元の銘菓

良質の栗あんでおもちを包んだ和菓子「栗小町」やこしあんと求肥餅、風味豊かな生地で包んだ「鮎のさゝやき」などこだわりの味。

●八鹿豚加工品

こだわりの豚肉を材料に使用した八鹿豚まん(冷凍)、八鹿豚ソーセージ、八鹿豚しぐれ煮などおみやげにぴったりです。

●但馬牛加工品

兵庫県「但馬牛」

但馬牛を使ったレトルトカレー、肉みそラー油、にんにく肉みそ、但馬牛せんべい、ふりかけなど。

●但馬の地酒

兵庫県「但馬の地酒」

但馬杜氏のふるさと、但馬で磨かれた地酒がずらり。養父市にある銀海酒造「銀仙」、八鹿酒造「夫婦杉」など、自慢の味をぜひ。

●しょうゆ、ポン酢、ドレッシングなど

但馬の風土で磨かれた味。養父市にある天然醸造の大徳醤油や但馬醸造、中野醸造の醤油、酢、ポン酢、ドレッシングなどバラエティ豊富にそろっています。有機ノンオイルドレッシング(朝倉山椒、とまと、かぼちゃ、しょうが)、但馬の純米酢、美女ー酢、ゆずぽん酢など、お料理をおいしくする調味料ばかり。

●蛇紋岩米(じゃもんがまい)

兵庫県「蛇紋岩米」

養父市の一部にのみある蛇紋岩土壌。この地域で作った米だけを「蛇紋岩米」と呼びます。蛇紋岩を削るように流れる八木川にはマグネシウムやカリウムが豊富に含まれています。この冷涼な水と適度な日照、昼夜の温度差など奇跡的な条件がそろったことで生まれるおいしさです。

information
施設名:道の駅 ようか但馬蔵
アクセス:
北近畿豊岡自動車道 八鹿氷ノ山ICすぐそば
湯村温泉より国道9号で約50分
ハチ北高原・鉢伏高原より国道9号で約50分
竹田城跡より約25分
出石城下町より約30分
城崎マリンワールドより約60分
住所:兵庫県養父市八鹿町高柳241-1
電話:079-662-3200
開館時間:9時~19時(食事処11時~18時30分)
休館日:なし
駐車場:普通車:114台 大型バス:18台 身障者用:2台
トイレ:男性:小9器・大3器 女性 11器 身障者用2器
その他:足湯(無料)10時~17時30分(冬季~17時)
※タオルはお土産処で販売防災設備(災害対応型防災トイレ設置、被災者帰宅困難者向け災害情報提供機能、避難所、救援物資受け入れ搬出、スペース確保、応急用資機材の備蓄など)
 
※最新情報は公式ホームページを参照してください

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

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