道の駅「みつ」

兵庫へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「みつ」

道の駅「みつ」は、神戸市から岡山市を結んでいる国道250号沿いにあります。瀬戸内海沿いを走る道路で、別名浜国道とも呼ばれています。たつの市(旧御津町)を経て相生市まで、「七曲り」の海岸を経て室津の古い町並をかすめる風光明媚なドライブコース

大阪からは約2時間30分。神戸からは1時間30分、姫路からは約30分。山陽自動車道・龍野西ICからや約20分の距離です。

たつの市は、兵庫県の南西部、西播磨地域に位置しており、南北に長い地形になっています。市の北側には山地、南側は瀬戸内海に面し、南北に貫くように揖保川が流れています。駅のある御津町は2005年10月に龍野市と揖保郡の新宮町と合併し、たつの市に。室津地区は遣唐使以来の港として栄えた古い港町です。

奈良時代に行基法師により5つの港が整備されたそのうちの1つが「室(室津)」で、約1300年の歴史があります。最も栄えたのが江戸時代で、参勤交代で西国からの大名のほとんどが船で室津に到着し、ここから陸路で江戸へ向かいました。 室津は海と陸の接点、宿場町として栄えたのです。

また、室津は竹久夢二、井原西鶴、谷崎潤一郎、司馬遼太郎、平岩弓枝など、数々の文豪がロマン香る町として描かれてきました。いまでもかつての面影を残し、ノスタルジックな街並みが郷愁を誘います。

駅では地元御津の名産を扱う「とれとれ直売所」があり、播磨灘の「前どれ」旬の鮮魚や青果、干物がズラリ勢ぞろい! シーサイドレストラン「魚菜屋(ととなや)」で新鮮な魚介を使った料理が楽しめます。

海鮮BBQが楽しめる「浜の磯焼き」、砂浜で気軽に遊べる親水広場、イベントが行われる多目的プラザなどもあります。毎週土曜は「鮮魚トロ箱市」を開催。室津の牡蠣は第1回日本オイスター協会「かき日本一決定戦」で3位を受賞。トップクラスのおいしい牡蠣が食べられます。

「みつ」グルメ情報

●シーサイドレストラン「魚菜屋(ととなや)」

生簀から新鮮な魚介類を注文が入ってからさばくので鮮度はお墨付き!旬のおつくりや天ぷら盛り合わせなど豪華な顔ぶれの「瀬戸膳」、リーズナブルな「なぎさ膳」、室津の旬満載の「室津膳」の他、期間限定で穴子重が好評の「官兵衛大名膳」も好評です。
この他、アナゴ釜飯や大名にゅうめんなどもあります。
[営業時間]9時30分~17時(LO)
※朝定食やモーニング、ランチもあり

●浜の磯焼き「瀬戸内うみかぜBBQテラス」

魚介や乾物、地元野菜をセットにした海鮮BBQセットは2人前からOK。お昼の磯焼きBBQは1年を通して楽しめます。水産コーナーで好きな魚や貝を買って、焼いて食べることもできます。名物、播州室津港の牡蠣は11月から販売開始。殻つきは4月末まであります。

屋内スペースもあるので雨天や冬場も安心です。
※当日受付15時まで、利用時間は2時間
※11月~4月は海の見えない場所でのBBQになります。

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●ソフトクリーム

ご当地「播州産赤穂塩ソフトクリーム」、「完熟トマトソフトクリーム」、「フローラルとちおとめソフトクリーム」があります。

兵庫「ソフトクリーム(みつ)」

「みつ」周辺の見どころ

●綾部梅林

ひと目二万本、海の見える梅林として西日本一といわれている綾部梅林。潮干狩りが楽しめる瀬戸内海国立公園新舞子海水浴場のすぐそばにあります。御津町の梅林は菅原道真公の時代までさかのぼり、園内には1500年前の古墳が点在。瀬戸内の家島群島、小豆島、淡路島など抜群の眺望も楽しめます。

兵庫「綾部梅林」


24万㎡の広大な敷地で2月下旬~3月中旬頃まで紅梅や鹿児島紅、白梅などが次々咲いて見応えがあります。観梅期間中は瀬戸内海で水揚げされた新鮮な海の幸や野菜を使った梅林名物「梅弁当」を販売。温かい梅ジュース、甘酒、うどん、煮物なども用意されています。また、園内では梅林の梅を使った梅干しやジャム、ジュース、ワインなども販売されています。

●賀茂神社(かもじんじゃ)

別名、室明神社と呼ばれ、京都の上加茂神社と同じ「賀茂別雷神社」を祀っています。本殿を正面に5棟の流造り・檜皮葺(ひわだぶ)きの社殿が建っており、五社(ごしゃ)造りといわれるこれらの社殿と唐門(からもん)、さらに回廊(かいろう)を含めた8棟が国の重要文化財に指定。境内にある野生のソテツは日本列島の北限にあたり、県指定文化財になっています。

兵庫「賀茂神社」


海を望む半島突端にあり、江戸参府時にシーボルトが訪れた際、参籠所から播磨灘の展望を絶賛するなど景勝地としても有名。また、平清盛が厳島参拝の途中、この賀茂神社に参拝したという文献が残っています。

●室津の街並み

室津は「播磨国風土記」で「この泊 風を防ぐこと 室の如し」と書かれており、古来より風待ち・潮待ち・強風から安全に守られている天然の良港として知られています。室津漁港(室の泊)は、平成18年2月、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」(水産庁主催)に選定。
江戸時代の面影を残す豪商の旧家を修復保存した室津民俗館の旧魚屋の豊野家、室津海駅館の旧嶋屋の佐藤家など、かつての面影を残す町並みが広がっています。

「みつ」おすすめのお土産情報

●地元のお醤油

たつの市といえば淡口しょうゆが名物。播磨平野で採れた小麦、山間部で作られる高品質な大豆、良質な赤穂の塩、鉄分の少ない揖保川の水、瀬戸内海沿岸の穏やかな気候は淡口しょうゆづくりに最適です。

兵庫県「淡口しょうゆ」


その淡口醤油と室津産の牡蠣を使用した「牡蠣しょうゆ」はこだわりの逸品!うま味たっぷりで人気です。
また、播磨灘の牡蠣をまるごとすりつぶして作った「漁連がつくったオイスターソース」も絶品。

●手作りアーモンドバター

TVでも話題をさらった創業1959年「紫園」の手作りアーモンドバター。パンに塗って、トーストにして食べるとおいしい。香ばしいアーモンドの香り、甘さがくせになります。

●揖保川トマトのジャム

揖保川町のトマト栽培開始は昭和初期ぐらいから。甘くておいしいと評判。そのトマトをふんだんに使用したジャムは爽やかな酸味と甘さがおいしいと人気に。

兵庫県「トマトジャム」

自然の甘さを活かしたキャロットジャムと合わせて買う人も。

●オリジナルカレー

「清交倶楽部」総料理長・三井善裕監修によるレトルト「但馬牛 オリジナルビーフカレー」。コクとうま味がぎゅっと凝縮されています。揖保川トマトを使用した完熟トマトカレー、高原但馬鶏の旨みとトマトの味が調和したキーマカレーなどもおススメ。

●播州そうめん「揖保乃糸」

良質の小麦、揖保川の清流、赤穂の塩を原料に伝統製法で熟成を重ねながら丹精にしあげた逸品。ちょっとユニークなところでは「中華そうめん」もあります。

兵庫県「播州そうめん 揖保乃糸」
information
施設名:道の駅 みつ
アクセス:山陽自動車道「龍野西IC」から車で20分
住所:兵庫県たつの市御津町室津896-23
電話:079-322-8500
開館時間:9:00~19:00
休館日:水曜日・年末年始
駐車場:普通車:57台 大型バス:6台 身障者用:1台
トイレ:男性:6器 女性:4器 身障者用:2器

※最新情報は公式ホームページを参照してください

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

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