淡路島は関西発のバスツアーに大人気!おすすめのバス旅行プラン・料金・休憩スポットをご紹介
関西エリア出発のバス旅行で人気が高いのは、やっぱり淡路島!瀬戸内海に浮かぶ島の中で最も大きく、温暖な気候のため、お花畑の観光スポットとしても有名です。
今回は見どころの多い淡路島を貸切バスで回る楽しい旅行プランを考えてみました。ぜひ足を運んでほしい観光スポットやアクティビティ、モデルコース、バス料金相場などまとめてお伝えします!
ところで「淡路島」までの行き方は?
淡路島は本州から明石海峡大橋(神戸淡路鳴門自動車道)を利用し、陸路でも簡単にアクセスできます。ただし、一般道では明石海峡大橋に乗れません。
貸切バスを利用して淡路島へ行く場合は「下道使って(高速道路を使わないで)!」はできないのでご注意を。貸切バスを含めたアクセス方法は3つ。
- 貸切バスをチャーターしていく
- 高速バスを利用
- フェリーを利用
それぞれの行き方を簡単に解説します。
貸切バスを利用して「淡路島」へ行く
大阪・神戸方面からなら「阪神高速道路」「第二神明道路」を経由し、垂水JCTから「神戸淡路鳴門自動車道」「明石海峡大橋」を渡ります。
岡山・姫路方面からなら 「阪神高速道路」 以外にも、「名神高速道路」「山陽自動車道」「中国自動車道」を経由して「神戸淡路鳴門自動車道」へアクセスすることが可能。
四国方面からなら「高松自動車道」から大鳴門橋を経由、もしくは、鳴門IC経由で神戸淡路鳴門自動車道に入り、大鳴門橋を渡ることもできます。
貸切バスの料金は、バスを走らせた距離と時間により異なるため、のちほどバス旅行プランと合わせてお伝えしますね!
高速バスを利用して「淡路島」へ行く
少人数の場合、自分たちでレンタカーを借りたり、タクシーでアクセスする方法もありますが、実は高速バスでのアクセスも意外に便利です。
JR大阪駅や新幹線の「新神戸駅」、JR線「三宮駅」、「徳島駅」の他、関西空港からリムジンバスも運行中。
料金と所要時間は以下の通りです。
- 「大阪駅」発 片道2,400円前後/約2時間5分
- 「新神戸駅」発 片道950円/約1時間10分
- 「神戸三宮」発 片道680円/約1時間30分
- 「徳島駅」発 片道2,100円前後/約25分
- 「関西空港」発 片道2,600円/約2時間10分
お値段は手ごろですが、途中で観光を楽しみたい場合は、高速バスだと不便。淡路島旅行を楽しむならレンタカーや貸切タクシーが便利ですね。
ただ、11名以上ならジャンボタクシーでも乗り切れないので、貸切バスがおすすめですよ!
フェリーで「淡路島」まで行く
明石海峡大橋の完成により、現在運行しているのは「 淡路ジェノバライン (岩屋航路)」のみ。明石市にあるフェリー乗り場と淡路島の岩屋フェリー乗り場を結んでいます。
片道大人530円、子ども270円で所要時間は約13分。15名以上の団体で割引があります。小さな船なので車は乗船できません。125㏄以下のバイク(条件有)のみとなります。
淡路島でおすすめの観光&アクティビティ5選
淡路島を訪れるなら外せないスポットがあります。観光バスで立ち寄りしやすいおすすめの観光地&アクティビティを5つ厳選してご紹介しましょう。
お花畑が圧巻の「あわじ花さじき」
甲子園球場の約4倍という広大な敷地一面に広がる、四季折々のお花のじゅうたんと明石海峡大橋、大阪湾の眺望が楽しめる、極上の“さじき席”として親しまれている景勝地。
春は菜の花、ムラサキハナナ、リナリア(姫金魚草)、アイスランドポピーなど、3月~5月にかけて見頃です。
初夏は三尺バーベナから始まり、クレオメ、ひまわり、ブルーサルビアへバトンタッチ。
8月中旬頃から真っ赤なサルビアが咲き始め、ソバ、コスモス、ストックが咲きます。中でも淡路島はストックの名産地。お花が少なくなる2月下旬まで楽しむことができますよ。
【施設概要】
あわじ花さじき
住所: 兵庫県淡路市楠本2865-4
問合せ先: 0799-74-6426
観光バス駐車場:10台・無料
工場見学が楽しい!「たこせんべいの里」
淡路島の「たこせんべいの里」では、たこせんべいをはじめ、えびやイカのすり身を練り込んだおせんべいなど、常時約40種類もの商品を取りそろえているまさに“せんべいの聖地”。
連日バスツアーのお客様がここを目指してくるといっても過言ではありません。その魅力はほとんどの商品が試食できること。
そして、「みりん小丸」が焼きあがる行程や袋詰めの様子などをガラス越しに見学できる工場見学を楽しみにされているそうです。
無料でコーヒーやお茶が提供される休憩コーナーや、女性にうれしい清潔で明るいパウダーコーナーもあり。
女性トイレの個室も23室と多いので、バスツアーの立ち寄り先に選ばれているのもうなづけますね。貸切バス旅行の休憩ポイントとして要チェックです。
また、お土産も大袋から小分けしやすい小袋入りのものまでバラエティ豊か!職場や家族へのお土産としておすすめですよ。
【施設概要】
たこせんべいの里
住所: 兵庫県淡路市中田4155番1
問合せ先: 0799-60-2248
営業時間:9時~17時、9月・12月は休みあり
※季節により休業日がありますので、詳しくはお問合せください。
観光バス駐車場:無料
動物とのふれあいが楽しめる「淡路ファームパーク イングランドの丘」
イギリス湖水地方をイメージした農業公園。日本では7か所しかいないコアラですが、ここ、イングランドの丘・グリーンヒルエリアで見ることができます。
コアラ以外でもうさぎやカピバラ、プレーリードッグ、ひつじとのふれあいもできます。
社員旅行で人気の手作り体験教室や収穫体験、子ども会旅行などで楽しめる乗り物系のアトラクションなど、1日のんびり過ごせます。
15名以上の団体で入園料が割引になり、団体食事の予約や体験教室の申し込みも可能です。ぜひ、問い合わせてみましょう。
【施設概要】
淡路ファームパーク イングランドの丘
住所: 兵庫県南あわじ市八木養宜上1401番地
問合せ先: 0799-43-2626
営業時間:9時30分~17時
※季節により異なる場合があります。
入園料:高校生以上1,000円、4歳以上200円、3歳以下無料
観光バス駐車場:無料
※普通車で約1,000台駐車可能。
淡路島で人気を2分する「洲本(すもと)温泉」「南あわじ温泉」
1526年頃の戦国時代に築造された洲本城の城下町として栄えた洲本温泉。海岸線にそって10施設が並ぶ風光明媚な場所です。
南あわじ温泉郷は、6つの源泉を有し、それぞれ特徴が異なる温泉を楽しめます。
洲本温泉・南あわじ温泉ともに、日帰り入浴可能な施設・ホテルがあります。湯めぐりを楽しんでもいいですね。
宿泊するなら団体旅行プランがある南あわじ温泉郷にある「 淡路島海上ホテル 」がおすすめ。
風光明媚な福良湾と風趣に富んだ自然に囲まれた宿「淡路島海上ホテル」
静かな海に浮かぶかのように見える雄大なロケーションが自慢です。春は鯛、夏はハモ、冬はフグなど旬の海鮮魚介類や山の味覚をふんだんに使った会席料理。
肌がすべすべになる南淡温泉郷・潮崎の湯。大鳴門橋とうず潮観潮や釣り、海水浴など、海のレジャーも満喫できます。
引用元:「団体旅行ナビ」団体宿特集より
全客室オーシャンビューで、獲れたての海の幸を使った懐石料理が好評です。
【洲本観光案内所】
住所: 兵庫県淡路市洲本市港2-43 洲本バスセンター内
問合せ先: 0799-25-5820
【南あわじ観光案内所】
住所: 兵庫県南あわじ市福良甲1528-4
問合せ先: 0799-52-2336
海や海中から楽しむなら「うずしおクルーズ」
淡路島・福良港から発着する観潮船「うずしおクルーズ」。船の上から迫力満点の渦潮を楽しむならやっぱりクルーズがイチバン!
鳴門の渦潮は、イタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモア海峡と並び「世界三大潮流」の一つ。 瀬戸内海と紀伊水道との潮の満ち引きにより、激しい潮流が発生し、最大時には直径20mという渦潮を見ることができます。
うずしおクルーズは勝海舟が乗った“咸臨丸”を再現した帆船型の大型遊覧船。鳴門海峡までの往復、約1時間の旅を楽しめます。
【施設概要】
うずしおクルーズ
住所: 兵庫県南あわじ市福良港 うずしおドームなないろ館
問合せ先: 0799-52-0054
営業時間:9時~17時、年中無休
※うずしおができる時間帯に合わせて出航します。詳しくは公式ホームページを参照してください。
料金:中学生以上2,000円、小学生1,000円
※幼児は大人1名につき1名無料
※団体は15名以上から割引あり
観光バス駐車場:無料
<番外編>少し足を延ばして徳島県「鳴門海峡大鳴門橋」
淡路島側からなら 道の駅「うずしお」 の展望台から見ることができます。でも徳島側・大鳴門橋の橋げた内にある海上遊歩道「渦の道」は、海上45mの高さから渦潮を観察できるので、人気スポットになっています。
全長450mの遊歩道先端にある展望室は、部分的にガラス床になっており、 轟音と共に渦巻く迫力満点の渦潮を、臨場感たっぷりに眺めることができます。
渦潮は常に観察できるわけではないので、潮見表で見ごろの時間に合わせて訪れましょう。
【施設概要】
鳴門海峡大鳴門橋
住所: 徳島県鳴門市鳴門町(鳴門公園内)
問合せ先: 088-683-6262
観光バス駐車場:鳴門公園内 20台
1日1回マイクロバス1,000円、大型バス2,000円
淡路島を訪れたら外せない!ご当地グルメ
淡路島は瀬戸内海に囲まれた温暖な気候を生かした農作物がたくさん。特に淡路島玉ねぎは甘みがあり、人気があります。
松坂牛や神戸牛のルーツといわれる淡路牛、明石海峡や鳴門海峡に揉まれて身が引き締まった鯛やマダコ、わかめなどの海産物も魅力的。どれも魅力的ですが、これだけはというご当地グルメを厳選して3つご紹介します。
「 うずの丘 大鳴門橋記念館 」のあわじ島オニオンビーフバーガー
淡路島産の玉ねぎをカツにし、淡路牛とトマトを挟んだ絶品バーガー。2013年ご当地バーガーグランプリで1位に輝いています。また、玉ねぎを真っ黒になるまで焼き上げた「 島のくろ玉」は 、淡路島玉ねぎの甘みをたっぷり楽しめる逸品です。
シャキシャキの淡路島産レタスやからしマヨネーズのアクセントがたまらないと好評。「うずの丘」には、高さ2.8mの巨大玉ねぎのオブジェ 「おっ玉葱」 もあるので、SNS映え写真をぜひ1枚撮影して帰りましょう。
道の駅「東浦ターミナルパーク」のたこの姿焼き
淡路島の北東部、国道28号線沿いにある道の駅「東浦ターミナルパーク」。ここの名物はなんといってもたこの姿焼き」です。
たこまるまる1匹をプレスして、豪快に焼き上げたもの。目の前で焼き上げてくれるので臨場感たっぷりです。柔らかさと歯ごたえ、そして淡路島ならではの味の濃さが人気の秘密。お酒の肴にもぴったりです。
鮮度抜群の海産物!「生しらす丼」
水揚げされたばかりの魚介類を使ったどんぶりや定食、お寿司などはどれを食べてもおいしい淡路島。脂ののったビッグサイズの伝助アナゴや淡白で味わい深い鱧(はも)は有名です。
中でも淡路島の生しらすは4月~11月頃の期間限定。道の駅「うずしお」をはじめ、さまざまなお店で味わえます。
淡路島へバスツアー!貸切バスを使ったおすすめのモデルコース
人数がまとまれば貸切バスが断然おすすめ。20名までならマイクロバス、27名までなら中型バス、28名以上なら大型バスがぴったりです。希望の出発地から乗車し、立ち寄り先も自由に決められます。
ここでは、日帰りと1泊2日の貸切バスモデルコースと料金目安をご紹介しましょう。
神戸出発日帰り貸切バスツアー
大阪や兵庫などからはもちろん、東海や関東エリアから、関西方面へ遊びに来たついでに貸切バスを現地でチャーター。日帰りで淡路島を楽しむことも可能です。
「貸切バスの達人」なら、現地出発でバスを探すのも便利。ぜひご利用ください。
<日帰りモデルコース>
新神戸駅8時出発(バスの乗降場所はこちら)==あわじ花さじき(お花畑・絶景を楽しむ)10時着==道の駅うずしお(陸から観潮&ランチ)12時30分着==たこせんべいの里(お土産購入など)15時30分着==明石海峡大橋・舞子海上プロムナード(展望ラウンジからの眺めを楽しむ)17時10分着==新神戸駅18時着終了
●貸切バス料金相場
- 大型観光バス97,548円~
- 中型観光バス82,368円~
- 小型マイクロバス70,752円~
※貸切バス料金はすべて税抜き価格です。この他に有料道路通行代、バス駐車場代、観光施設入場料などの実費が別途かかります。
<大阪出発1泊2日貸切バスツアー>
■1日目■
JR大阪駅8時出発(バスの乗降場所はこちら)==江島(日本最初の国土・別名:おのころ島)9時30分着==伊弉諾(いざなぎ)神宮11時着==淡路ファームパークイングランドの丘(ランチ&動物ふれあいを楽しむ)12時着)==淡路島海上ホテル15時着・宿泊宴会
■2日目■
宿9時出発==うずしおクルーズ咸臨丸乗船==道の駅うずしお(陸から観潮&ランチ)12時着==パルシェ香りの館(ハーブ園見学・香り体験など)14時着==たこせんべいの里(工場見学・お土産購入)15時45分着)==JR大阪駅18時着終了
●貸切バス料金相場
- 大型観光バス162,580円~
- 中型観光バス137,280円~
- 小型マイクロバス117,920円~
※貸切バス料金はすべて税抜き価格です。この他に有料道路通行代、バス駐車場代、観光施設入場料などの実費が別途かかります。
※料金やサービス等は2019年当時のものです。最新の情報は公式ホームページを参照してください。
貸切バス料金は見積りをとってしっかりしないと損をしますよ!詳しくは以下の記事も参考になさってください。
◆貸切バスの種類について
大型観光バス|中型観光バス|小型マイクロバス
バス会社の比較がポイント!