連節バス・ポートループで神戸ハーバーランドを観光する

連節バス・ポートループで神戸ハーバーランドを観光する

新人学生ライター・ダイチです。現在、兵庫の祖母の実家に滞在中です。

今回は、祖母の付き添いでクラシックコンサートを鑑賞後、連結バス・ポートループバスを使って神戸・ハーバーランド、そして新神戸の布引の滝を散策してきました。

神戸の連節バス・ポートループ

連節バスのポートループは、2021年4月の導入から来月で2年になります。路線は、新幹線の停車駅・新神戸駅から三ノ宮駅、湾岸沿い、新しく開発が進む新港エリア、メリケンパーク、ハーバーランドを神戸の湾岸沿いを結ぶ周遊バスとなっています。

今、連節バスは、通勤通学・イベントの輸送力強化はもちろん、運転士不足の路線バス減便に伴い、輸送力を増やすために、全国あちこちで導入が検討されつつあります。

神戸の湾岸沿いを走る連節バス・ポートループ
神戸の湾岸沿いを走る連節バス・ポートループ

ここ神戸の連節バス・ポートループは、住民の利便性はもちろん、観光客のための足という面もあります。導入当初はコロナ緊急事態宣言でいきなり運休に見舞われましたが、今、どうなっているのか、神戸ハーバーランドの観光も含めて、乗車してみることにしました。

連節バス・ポートループに乗り込み、神戸・三ノ宮駅出発

神戸・三ノ宮駅を出発した連節バス「ポートループ」
連節バスといえば、気になるカーブの様子をパシャリ

ハーバーランド行き、といいますか、ポートループは1方通行に周遊するので、とりあえず、来たバスに乗車します。三ノ宮駅を出発です。

平日は、20分に1本間隔です。待ち時間は、久々に会った祖母とおしゃべりします。自分がやたら写真を撮影するので、不思議に思っていたので、説明もしました。

外装は、紺と白。ごくごく一般の連節バスは、街中で映える・特別感が出せる「赤」が多いイメージですが、ここはさすが神戸。落ち着いた色を選び、街に馴染んでいて、街の雰囲気を雑多感・ごちゃごちゃ感にしません。

こういうセンスは、その土地ならではのものなのでしょう。地域住民の意識の高さを感じます。

連節バス・ポートループの車内は?

連節バス車内は、乗客がいてあまり撮れませんでしたが、カーブのタイミングでパシャリ
広さは通常の連節バスと同じ

当日は平日。バス車内は、観光客っぽい人がちらほらですが、市民半分、観光客半分といったところでしょうか。広々としているので、ベビーカーも堂々と乗れると思います。

神戸アンパンミュージアムへのアクセスは、ポートループもいいかもしれません。

連節バス・ポートループ内の座席は対面の部分もあります!グループや家族連れなら、わいわいとおしゃべりできるし、幼児連れのママさんなら安心
バス車内の座席は対面式のタイプもあります

普通の連節バスと違う!と思ったのが、「対面式」「ボトルトレイ」です。観光やお出かけで家族での乗車したり、グループで乗車したりするニーズに応えてのサービスなのだなと思いました。

連節バス車内の対面式座席には、ペットボトルトレイもあって、ちょっとした観光列車気分
ボトルトレイもあって、観光列車気分です

対面シート全体は、一般客の姿が入るので、撮影できず。ですが、祖母と対面で話すことができます。ここでも、いろいろ話に花が咲きます。

ハーバーランド到着!

神戸・ハーバーランドに到着しました!
バス降車後に急いで撮影。連節部分です

20分でハーバーランド到着です。頑張れば歩ける三ノ宮駅からですから、あっという間でした。

ポートタワーは、改修工事中で外観はメッシュシートで覆われていました。

神戸のシンボル・ポートタワーは、改修工事中です
ポートタワーは改修工事中

観覧車は、バス停から2分ほど。すぐ目の前です。

バス停から徒歩2分ほどで、神戸ハーバーランドのモザイク大観覧車に到着します
神戸ハーバーランドのモザイク大観覧車

ハーバーランド周辺を散策しました。とてもいい雰囲気です。神戸といえば、ここハーバーランドからのメリケンパークに向いた風景ですね。

ハーバーランドから眺める対岸のメリケンパーク
ハーバーランドからの対岸のメリケンパーク

神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール。ここは、かつて妹と一緒に連れられて行った場所です(小学生時代)。子連れの方が目立ちます。

神戸アンパンマンこどもミュージアム&モールの外観
神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール

神戸を知り尽くしている祖母は、さっさと歩きます。あっという間に散策終了。

30分のすき間時間で新神戸・布引の滝へ

新神戸駅で30分ほど時間が余ったので、時間つぶしに布引の滝にも行きました。こちらは、ポートループ・新神戸のバス停から降りてすぐに入り口があります。そこから、歩いて約15分の場所に布引の滝があります。ふもとの新神戸駅から布引の滝までの高低差は、約50mです。

夕方の暗さでピンボケの写真ばかりでした。ピクスタの写真と比較して、新人なりの頑張りぶりをご観賞ください。

新人・ダイチ撮影の布引の滝(雌滝)
新人・ダイチ撮影の布引の滝(雌滝)
ピクスタの布引の滝(雌滝)
ピクスタの布引の滝(雌滝)
新人・ダイチ撮影の布引の滝(雄滝)
新人・ダイチ撮影の布引の滝(雄滝)
ピクスタの布引の滝(雄滝)
ピクスタの布引の滝(雄滝)

新神戸駅から往復30分の気軽なハイキングでした。神戸観光で時間が余ったら「布引の滝」と言われる理由がよくわかりました。

時間がなくて行けなかった神戸・新港エリア

今回、2021年ごろからぞくぞく新スポットがオープンしている、開発が進む新港エリアの一つ「神戸ポートミュージアム」内の、劇場型水族館「アトア」にも足を運びたかったのですが、とにかく時間がなかったので、ここまでにしました。ポートループバスでハーバーランドや新港エリアを満喫したいなら、1日乗車券があるといいでしょう。

次回、ポートループで行きたい劇場型水族館「アトア」
行ってみたかった新スポット・劇場型水族館「アトア」(ピクスタより)

とりあえず、アトア館内のピクスタの写真でもご覧ください↓

神戸観光、1日バス乗車券はお得か?

ポートループの運賃は、大人210円。ポートループのみの1日乗車券500円なので、3回乗れば、1日乗車券の方がお得です。

今回は、なぜかシティループバスも乗れる1日乗車券(大人700円)を購入してしまいました。しかもモバイルチケットでなく、紙。モバイルチケットもあるのに、紙!!

紙は、スクラッチ式になっています。

神戸の1日バス乗車券の紙のチケットは、裏面がスクラッチ式になっています
神戸1ディループバスチケット(1日乗車券)

一日中、北野異人館めぐりや、南京町、メリケンパーク、三ノ宮センター街など、神戸市街を観光するなら、シティループ+ポートループのチケット(700円)で乗車3回以上するといいでしょう。

神戸・連節バス「ポートループ」で行くハーバーランド散策
乗車時間:三ノ宮駅から約22分、新神戸駅から約34分(周遊バス)
料金:大人210円、小児110円(ICカードOK)

神戸の観光については、こちらの記事も参考にしてみてください。神戸は、地形的に鉄道は南北ではなく東西に走っています。団体での神戸観光は、利便性の高い貸切バスの利用もいいです。

次回の私、ダイチのバス旅は、姫路市街、丹波篠山市街、そして宍粟自転車下りなどを予定しています。ぜひごひいきに!

この記事を書いた人
ダイチ

にわかバスネタを書くことになった学生です。いつか、奈良と和歌山を結ぶ日本一長い路線バス「八木新宮線」をレポートしたいと思っています。自転車も好きで、輪行できる高速バスにも乗車したいです。バスを使った、個性的な旅をお伝えします。

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