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こんぴら詣と小豆島オリーブ1泊2日旅行【金刀比羅神社で行き倒れそう編】

こんにちは。編集部Iです。

私、仕事でいろんなところに出張してるんですが、実は四国だけはまだ一度も上陸していない・・・。

屋久島にも小笠原諸島・父島にも上陸してるのに!

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ということで、今回、バスツアーではおなじみのクラブツーリズム、香川県の助成金がつくというツアーに参加してまいりました。

四国へ初上陸!小豆島にもいっちゃいました

めっちゃ盛りだくさんなのに、とってもリーズナブル♪

ついに、やっと、四国へ上陸だっ!!

さて、今回の旅行。どこがポイントかというと、香川県内にあるさまざまなアート作品を見に来てほしい!というテーマで女性もしくは、女性を含むグループに対して助成金がでるというところ。

クラブツーリズムは夫婦限定ということで、今回のツアーを企画していました。

うどん県ならぬ、アート県としても取り組んでいる香川県ならではの試みですね。

今回「夫婦限定」ということで、当然、ツアー参加者は全員・・・!!これがなかなかおもしろく、日本の夫婦のいまもしっかりウォッチできました。

こうご期待!!

久々のJAL。高級感のある黒のシートが印象的

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香川県の玄関口、高松空港へ向けて出発です。

9月の中旬で、まだ紅葉には早く、夏には遅いという中途半端な時期。結構、すんなり並び席もGetできました。

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黒のシートに赤いヘッドカバー。落ち着いた色味で高級感があります。JALは久しぶり。

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飛びますっ!

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飛んだ!!

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着いた。

早い。

天気はそこそこよく、暖かいです。

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空港の外にはエアポートリムジンが停まってます。手前の木はオリーブかな?

こちらのリムジンバスは東京とカラーリングが違いますね~。

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われわれはツアー用に貸切ったバスのところまでぞろぞろと大移動・・・。

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着きました。

座席表はバス車内に張り出してほしいシニアかな(字余り)

今回、2日間にわたりお世話になるのは琴参バスさんの大型バス(サロンタイプ)です。

さっそくバスに乗り込みます。ここで早くもトラブル勃発・・・!?

というのも、座席表がバスの外側(側面)に張り出してある!

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一応、確認してバスに乗り込むものの、参加者みんな年齢が高め・・・すぐ忘れる。しかも、左右どっちだっけ??ということで、狭いバスの通路を立往生。

でもって、添乗員さんは団体の一番後ろからやってきてたので、先に乗り込んだ年齢高めの集団(夫婦)はみんなおろおろ・・・。

しかたなく、座席表をすかさずはがし、不肖、私、編集部Iがにわかツアコンを務めさせていだきましたっ!

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編集部員Iのおかげ?で、みんなきっちりバスの座席におさまったところで、今回の添乗員さんがご挨拶。

琴参バスの運転手さんと2日間ご一緒してくださるバスガイドさんもご紹介いただき、さあ、最初の観光地、金毘羅さん詣でに出発です!

こんぴらさんは、ホントは「ことひらぐう」っていうんだよ、知ってた?

知りませんでした。金刀比羅宮って「こんぴらぐう」って読むんだと思ってました。すみません。

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さて、この金刀比羅宮ですが、象頭山(ぞうずざん)の中腹にあります。

途中、バスガイドさんが遠くから象の頭のように見えることから、この名がついたと紹介してくれていましたっけ。

お祀りしているのは大物主神(おおものぬし)で、日本神話にも登場する神さまで、古くから海のの神様として信仰を集めています。

健脚じゃないと厳しい金毘羅詣で

じつはこんぴらさんのお参りは大変で、「奥社」まで行くには1368段もの階段を登らなければなりません。途中の「本宮」までも785段あります。

ちなみに本宮までホントは「786」段あるそうだんですが、「なやむ(786)」でゴロが悪いということで、途中、一段下る階段があり、これを降りることで「785段」にしているとか。

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こんぴらさん参りをガイドしてくれた男性(黄色いハッピを着ている方)、ともかくお話がうまい!

今回、随所でいろんなボランティアガイドさんがついてくださったのですが、皆さん、とてもおもしろくて感服いたしましたっ。

香川のボランティアガイドさんはとてもレベルが高いとお見受けしました。

皆さんもぜひ、お願いしてみてはいかがでしょうか?

随所に見どころがある金毘羅さんの参道

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さて、いよいよスタート。

ツアー参加者の中には杖を突いている方もいらっしゃいます。

大丈夫なのか・・・?

ただ、ずっと階段を上りっぱなしというわけではなく、ところどころ、小休止できるポイントがあり、足の悪い方でもなんとかなりそうです。

参道のところにあるお店では杖を貸し出してくれています。歩くのに自信がない方はこちらで借りてもいいですよー。

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石段、365段目の大門を抜けるとすぐのところにいらっしゃるのが「五人百姓」という方々。

金毘羅さんの境内では原則、商売禁止ですが、唯一、許されており、「加美代飴」を売っています。

この時、この飴を買っていれば・・・。という事態がのちに勃発!後悔先に立たずとはこのことでした・・・。

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途中にある宝物館。

明治38年(1905年)に建てられたもので、香川県産の花崗岩石でつくられているそう。もちろん、素通り・・・。

えっちらおっちら、429段目の銅の鳥居を潜り抜けると広場があり、そこには・・・

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馬だっ。

この馬は神さま乗るもので「神馬(しんめ)」と呼ばれています。

白い方が「月琴号(げっきんごう)」です。黒い方は「トウカイ・スタント号」。(なぜ、横文字??)

このお馬さんたちは「お十日(とおか)」といわれる年に一度のお祭り(10月10日)の際、金刀比羅大神さまの御輿行列に随伴します。

月琴号は平成20年9月に奉納された若駒。北海道帯広生まれだそうです。

さて、愛らしい馬たちに癒され、再び出発。

まだまだ、続くよ階段・・・。

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旭社でダンナ、低血糖をおこして大ピンチ!!

石段を628段上ると、立派なお社が登場。

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こちらは「旭社」といわれ、帰路で参拝する決まりになっているそうです。

ところがこの時点で、ダンナが低血糖・・・。

何か血糖値を上げるものはないのかを探したが、飴玉ひとつみつからない。

私は境界性糖尿病なので、ときどき低血糖症をおこすのですが、なぜかこのときは何も持ってなかった・・・。

もはやこれまでか?

と思いましたが、なんとかふらふらと歩きだすオット・・・。

すまん!

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642段目の賢木門(さかきもん)に到着。そしていよいよ下る階段出現!

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ひょい!

ぼんやりしてるとスル―してしまいそうです。

あとちょっと・・・。

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と思いながらも、この階段・・・。

萎える・・・。

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着いたーーー!!

本宮です。

785段達成。

金毘羅神社の本宮でなでるとご利益があるやつ、誰か教えて!

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境内の展望台からは讃岐平野を一望できます。

うーん!達成感。

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でもって、ガイドさんから、これを撫でるとご利益がありますと紹介され、みんなと一緒になでなでしたのだが・・・

なんだったかーーー忘れた・・・。

写真としては残ってるのだが、なんだったんだろう??

どなたかご存知の方がいらしたら、ぜひ、ご一報くださいませ。

そして、登ったら、次はこれだよね・・・

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いつも神社仏閣をお参りするとき思うのですが、大変な思いをして神さまのところまで行く。これがやっぱり厄払いなのだと。

長野の戸隠神社もともかく長い参道が続きましたが、お参り後のすっきり感は半端なかったです。

こんぴら狗もなでるとご利益あり!

そしてこちらはこんぴら狗。

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江戸時代、気軽に旅行できなかった庶民。お伊勢参りはもちろん、こんぴらさん詣も一生に一度の夢でした。

どうしてもいけない場合、代理で参拝をお願いすることもあったそう。これを「代参」といいました。

しかも代参は人だけではなく、犬が代りをすることもあったとか!!

犬の首に飼い主の名前を書いた木札、初穂料(お賽銭)、道中の食費を入れた袋を掛け、行く先々で世話を受けながら、無事こんぴらさんまでたどり着いた犬もいたとか、いないとか・・・。

金毘羅参りを達成さいた犬ということで、境内には銅像があります。

この銅像をデザインしたのはイラストレーターの湯村輝彦さん。高橋由一館の前にあります。

頭を撫でてあげるとご利益があるということで、なでなで・・・。

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帰りは別の道を通り、行きに素通りした旭社でお参り。

この「旭社」、とても立派で、本宮と間違える人も多いのですが、かの有名な森ノ石松(清水次郎長の子分)さんも、親分の代参として金毘羅参りをした際、間違えてここに刀を奉納してしまったそう。

このため、帰り道に強盗に襲われ、命を落としたといわれています。

慌てものだ・・・。

納めた刀は先ほどの「宝物館」で見ることができます。

強烈キャラクターのAさんが、突然トンずらして添乗員さん汗だく

途中、資生堂パーラーが運営しているというカフェ「神椿」があります。

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行きとは異なり、砂道をゆっくり下る裏参道コース。

この途中にギャラリーがあり、何やら特別展開催の看板が・・・。

添乗員さんが

「昼食の時間があるので、今回は立ち寄りません。立寄りたい人は昼食抜きということで・・・(本人は冗談のつもり)」

といい終わる間もなく、ツアー客の1人、Aさんが突然この館へ走りこんでいきます。

ご年配の割には身のこなしがめっちゃ軽やか。

少々、メタボ体型の添乗員さんは転がり落ちそうになりながら

「あああーーー○○さぁああーーーん!!」

と叫びながら、坂道を駆け下り、追いかけます。

実はこのAさん。

なかなかイラチな方らしく、飛行機の中でもCAさんがお茶のサービスの準備を始めるや否や

「ジュース、ジュースちょうだいぃ!!」って叫んでたっけ。

バスの中でもいつも前のめりで、同行しているご主人が方麻痺のため、なかなか身動きが取れないので、少々、イラついていたご様子。

長年連れ添ったご夫婦ばかりということもあり、バスの中は終始静まり返っていたのですが、このAさんご夫婦だけは別格。(ご主人は寡黙でしたが)

奥様の弾丸トークが響き渡っておりました。

果たしてAさんはどうなるの???

添乗員さんは??

(--続く--)

▼「こんぴら詣と小豆島オリーブ1泊2日旅行」シリーズ
金刀比羅神社で行き倒れそう編
海猿がいる栗林公園編
寒霞渓と二十四の瞳編
オリーブ畑と千枚田編

※料金やサービス等は取材当時のものです。最新の情報は公式ホームページを参照してください。

この記事を書いた人
ちくわ

旅行メディア編集長兼ライター、総合旅行業務取扱管理者、旅行会社勤務経験あり、目黒区ボランティアガイド見習い中。プライベートでも古代史オタクとして年に数回フィールドワークに出かける旅好き。時々バス愛がさく裂!?

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