ドライブレコーダーを活用して安全運行!バス窓.com(旧アトムバス)の場合
バス会社が取り組む安全対策。今回は神奈川県相模原市にあるバス会社、「アトムバス」をご紹介したいと思います。
今回は、バスの安全な運行確保に「ドライブレコーダー」を活用している「アトムバス」の例をご紹介します。
「ドライブレコーダー」とは、事故検証や事故の客観的な分析に役立てるために「事故または急ブレーキなどの、過去10秒と未来10秒を動画で記録」するものです。飛行機でいえば「フライトレコーダー」のようなものと説明するとわかりやすいでしょうか?
また、「ドライブレコーダー」には、動画記録に連動してスピードチェック・現地地図表示など様々な機能を持っています。
日本では、主として業務用車両であるタクシー、バス、トラックなどに搭載されています。事故防止を目指した社員教育や啓発のために活用したり、事故を装った詐欺などの犯罪摘発、不審者などの情報提供など、犯罪抑止にも一役かっているといわれています。
今回の震災時に仙台市へ行かれたアトムバスでは、この「ドライブレコーダー」を使って、被災状況の動画及び写真を撮影してきたそうです。海辺より内陸部まで約2kmの津波被害がでているところを記録されたとか…。
日頃は「ドライブレコーダー」を活用した乗務員教育に力を入れ、「安全な運行及び快適な運行」を目指しているというアトムバス。
今回はたまたま、そのレコーダー機能で、大震災の様子を記録したということですが、担当乗務員の方も被害の大きさに言葉もでなかったのではないでしょうか…。
まだまだ、大きな揺れが続いています。Bus子としては一日も早い復興をお祈りするばかりです…。
(取材協力・写真提供:アトムバス)
※取材は2011年3月に行われたものです。現在は「アトムバス」から「バス窓 NETWORK BUS」に社名変更になっています。
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※安全にバスを走らせるために欠かせない「ドライブレコーダー」についてはこちらも参照ください。
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