道の駅くみはまSANKAIKAN(京都府)

京都へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「くみはまSANKAIKAN」

特産品やイベントが盛りだくさんな久美浜の道の駅

道の駅くみはまSANKAIKAN(京都府)

道の駅「くみはまSANKAIKAN」は、兵庫県と丹後地域を結ぶ国道178号線沿いにあります。大阪・京都から約3時間、姫路方面からは約2時間30分の距離。平成23年4月に京丹後市にオープンしました。

駅からは山陰海岸ジオパークに指定されている小天橋・久美浜湾を望む位置にあります。小天橋は砂州で日本海と久美浜湾を区切っている小天橋の姿が天橋立に似ていることからそう呼ばれるようになりました。

全国水浴場88選にも選ばれている小天橋海水浴場をはじめ、箱石浜、葛野浜、薄井浜と白砂青松のビーチが広がり、夏はたくさんの海水浴客でにぎわいます。久美の浜温泉、久美浜シーサイド温泉、小天橋温泉、神野温泉、木津温泉、夕日ヶ浦温泉など天然温泉も豊富に湧き、人気の温泉郷になっています。

夕日が浦の景色

湾内では牡蠣の養殖がさかん。11月からはカニ漁が解禁になるため、冬の味覚をもとめて訪れる人も大勢います。近くには梨、メロン、、ぶどうのフルーツ狩りが楽しめる観光農園や、釣りや定置網の体験、ソバ打ちや陶器づくりなどのクラフト体験なども楽しめる施設があります。

駅には地元産の野菜や花、地酒などの特産品を扱う販売所「菜◯野果市(さわやかいち)」、地元産の野菜や水産物を使用したレストランがあります。また、月替わりでイベントを開催。「サンカイカン名物月1イベント」として人気があります。たい焼きやたこ焼き、ちくわ焼きなどの焼き物屋台、ラーメンやフランクフルト、からあげなどのできたてを提供するできたて屋台コーナー、子ども向けのゲームコーナーなど、地元の人からも愛されています。

「くみはまSANKAIKAN」グルメ情報

●獲れたて素材のバイキング「れすとらん めじーる」

「菜◯野果市(さわやかいち)」に並ぶ地元農家の新鮮素材をふんだんに使用したバイキングを提供。この他、単品メニューも豊富で最近では特にオリジナルのジビエ料理が話題になっています。ジビエとは野生の鳥獣を使った料理のことで、猪や鹿肉などを使ったジビエカレー、ジビエコロッケを提供。定食や麺類、ドリンク、デザートなども豊富にそろっています。
[営業時間]8時~17時(モーニング8時~11時、ランチ・バイキング11時~14時)

「くみはまSANKAIKAN」周辺の見どころ

●豪商 稲葉本家

駅から車で約10分程度。織田信長家臣、美濃の稲葉一族の末裔といわれる稲葉本家。建物は平成14年に国登録有形文化財になっています。稲葉本家は久美浜の地で糀製造で得た富を背景に廻船業を営み、沿岸交易によって巨富を得、付近諸藩の金融を独占するほどの豪商でした。
母屋は、衆議院議員も務めた12代目の市郎右衛門英裕が明治18年から5年の歳月をかけ建設。13代目の稲葉市郎右衛門は、多額の私財を投じて旧国鉄宮津線の久美浜-豊岡間を開通させたことで有名です。
最大の見所は当家の家柄と経済力が象徴される土間と居間による一体的な吹き抜けの大空間構成。江戸期に建てられたと伝えられる吟松舎(ぎんしょうしゃ)では、稲葉本家ゆかりのぼたもちやとろろ飯を食べることができます。
[営業時間]9時~16時、水曜定休

●かぶと山公園キャンプ場

久美浜湾に抱かれたかぶと山のふもとにあるキャンプ場。広々とした芝生の広場、久美浜湾を一望できる山頂展望台、アスレチック広場などがあります。オートキャンプサイト、フリーサイト、炊事棟、ファイヤーサークル、BBQ場、多目的ホールがあり、研修やコンサートなどにも利用できます。
[問合せ先]Tel:0772-83-1457、4月~11月営業

●如意寺

みつばつつじの自然林と四季折々の花々、山野草が咲き乱れる行基菩薩が開基された、「行基ゆかりの寺」です。「関西花の寺25カ所霊場会」第七番札所になっています。特に境内周辺に自生する約1万株のみつばつつじは4月上旬から満開を迎え、それは見事。夕日ヶ浦温泉、豊岡、城崎温泉、出石、天橋立から20~50分の距離にあります。
[営業時間]8時~17時、駐車場は無料(普通車100台・大型バス10台)

●ミルク工房そら

丹後ジャージー牧場のそばにオープンしたお店。しぼりたての新鮮なジャージー牛乳を使ったチーズやソフトクリーム、チーズケーキ、ダックワーズなどを販売しています。牧場の見学やふれあい体験、バター作り体験もできます。カフェもあり。
[営業時間]10時~17時、木曜定休
[問合せ先]Tel:0772-83-1617

「くみはまSANKAIKAN」おすすめのお土産情報

●猪、鹿肉加工品など

京丹後市では農作物に被害を与える猪や鹿の肉を有効活用するため、平成22年5月に「京たんご ぼたん・もみじ比治の里」という猪、鹿肉処理施設を建設。駅のレストランでもジビエ料理として提供しています。
販売所では猪ぼたん、鹿もみじカレー(レトルトカレー)や肉を扱っています。

●京丹後フルーツガーリック

京都「京丹後フルーツガーリック」

京丹後で特別に契約栽培したにんにくを1か月間熟成してつくった黒にんにくです。ドライフルーツのように甘酸っぱく、そのまま食べられます。ニンニク特有の刺激成分がほとんどなく、おつまみやお料理素材としても利用OK。

●季節のフルーツ

近くに農園がたくさんあるので、駅でフルーツ狩りの予約もOK。夏は桃、スイカ、メロン、秋は梨、ブドウなどが楽しめます。

●鯛せんべい

久美浜名物といえばこれ。毎朝セリで新鮮な魚を買い、四季折々の久美浜湾の魚を原料にした独自製法。そのまま食べてもおいしいですが、汁の身にしてもおいしい。綿徳商店のものが有名です。

●このしろ寿司

久美浜湾だけでとれるこのしろ(コハダ)だけを使って作られています。綿徳商店のこのしろ寿司は絶品で、製造法は門外不出。このしろを背割りにし、塩で絞め、酢につけ、ゆずの香りの甘酢で味付けしたおからが詰められています。11月~3月限定の郷土料理。

information
施設名:道の駅 くみはまSANKAIKAN
アクセス:
<車でお越しの場合>
都縦貫道丹波IC→(R27)→綾部安国寺IC→(綾部宮津道)→宮津天橋立IC→(R176)→野田川→(R312)→峰山(R482)→(府道17)→網野→(R178)→久美浜
<高速バス(JR西舞鶴駅)でおこしの場合>
京都から 直通で約1時間50分
<電車(JR西舞鶴駅)でお越しの場合>
大阪駅・京都駅から約3時間
住所:都府京丹後市久美浜町浦明1709
電話:0772-83-2000
開館時間:8時~17時
休館日:なし
駐車場:普通車:54台 大型バス:6台 身障者用:4台
トイレ:男性:7器 女性:9器 身障者用:1器
 
※最新情報は公式ホームページを参照してください

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

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