道の駅「てんきてんき丹後」

京都へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「てんきてんき丹後」

道の駅「てんきてんき丹後」は、伊根方面から豊岡と天橋立とをつなぐ国道178号線で丹後半島をぐるりと回り、間人(たいざ)カニで有名な間人に入る少し手前にあります。丹後半島最大の観光スポット「経ヶ岬灯台」から「丹後松島」、「屏風岩」などの奇石景勝の続く海岸線を経て駅まで続く海岸の美しさは格別なものがあります。

丹後松島
丹後松島

舞鶴自動車道・福知山ICから約1時間30分、京都から約2時間30分、大阪や神戸から約3時間というロケーション。周辺には海水浴場や釣りを楽しめるポイントがたくさんあります。

駅の裏手にはオートキャンプ場が併設。そこから間人(はしうど)皇后、聖徳太子の母子像がたたずむ後ヶ浜やジオスポットの立岩まで歩いていくことができます。駅には京丹後市の情報センター、フードコート、お土産コーナー、芝生公園があり、丹後エリアの観光や滞在をサポートしています。

駅の名前にもある「てんきてんき」とは、10月、竹野神社の祭礼で行われる民族芸能のこと。「てんきてんき」は踊り子たちが唱える掛け声に基づくもので、収穫に感謝し、五穀豊穣を願って奉納された神事です。京都府指定無形民俗文化財に指定されています。

竹野集落の子どもたちにより、いまも伝承されており、太鼓持ち1人、太鼓打ち1人、ササラ4人の構成で演じられます。羽織をまとった男の子が「コエカケコエカケハジメヨウ。テンキテンキ、ヒヨリヨイサ」と囃し立てながら太鼓とささを鳴らします。

駅の名前はこの神事にちなんで名づけられたもので、いつも良い天気で楽しい村であってほしいという願いが込められているそうです。

「てんきてんき丹後」グルメ情報

●レストラン「ら・めーる」

ここのおススメメニューは海鮮丼。京丹後の絶品コシヒカリと鮮度抜群の地魚、料理長秘伝のオリジナル醤油が味を引き立てます。また、サバに塩を振り、糠漬けにした郷土料理「へしこ」を使ったおにぎり定食「鬼へしこセット」やコロッケにへしこを入れた「へしコロ定食」などユニークなメニューも。デザートには黒豆ソフトがおススメです。
団体の場合は事前に予約も可能。うそんやそばなどの麺類や丹後ばらずし、各種定食などもあります。
[営業時間]11時~17時30分(12月~2月は~17時)、第2・第4火曜定休

●碇高原ステーキハウス

駅から車で約20分。碇高原内にある、道の駅と同じ(株)テンキテンキ村が運営するステーキハウス。草原の大パノラマを眺めながら国産和牛ステーキを楽しめます。

京都「碇高原ステーキ」

一緒に楽しみたいのが天橋立ワインや丹波ワイン。2種類のステーキソース、サラダドレッシングもオリジナル。ジャージー牛乳で作ったアイスクリームもおススメです。
[営業時間]10時~18時、火曜・水曜定休

「てんきてんき丹後」周辺の見どころ

●併設のオートキャンプ場

サマーシーズン以外は1泊1,000円で利用できます。電源完備で温泉まで徒歩10分、海岸まで5分の便利さ。特に冬のシーズンは直売店で仕入れた間人カニを自分たちで料理して食べる醍醐味も!1匹数百円で手にはいるのはまさに地元ならではの特権です!1月~3月は気候により臨時休業もあるのでご注意を。
夏はキス釣りが楽しめる後ヶ浜海水浴場へ徒歩約10分でいけます。海岸でのキャンプを希望の場合は立岩キャンプ場(フリーサイト)になります。7月1日に海開き、下旬には間人港と中浜港で花火体感も開催。申し込みは駅まで。

●山陰海岸ジオパーク

山陰海岸ジオパークは、京都府(京丹後市)、兵庫県(豊岡市・香美町・新温泉町)、鳥取県(岩美町・鳥取市)にまたがる広大なエリアをいいます。その特徴は「地形・地質の博物館」といわれる日本海形成に伴う多様で変化に富んだところで、貴重な遺産として評価されています。

京都「山陰海岸ジオパーク」

京都府のジオパークは、経ヶ岬から間人エリア、琴引浜~久美浜エリアになります。

経ヶ岬は丹後半島の先端に突き出た近畿最北端の岬で、美しい柱状節理が経巻を立てたように見えることからその名がついたといわれています。岬からは約10万年前の海食台(袖志の棚田)も見えます。
袖志の棚田は、京丹後市丹後町袖志の段丘に広がる約400枚の棚田で、「日本の棚田百選」に選定されています。
後ヶ浜東端の竹野川河口に位置する周囲約1km、高さ約20mの巨岩「立石」は、垂直に延びた柱状節理が美しいことで有名。近くには史跡「大成古墳群」があります。

琴引浜は波できれいに洗われた石英質の砂が広く分布する全長1.8kmの砂浜で、歩くと「キュッキュッ」と音がする「鳴き砂の浜」として知られています。
「浜詰海岸(夕日ヶ浦)」はその名の通り夕日の美しい景勝地。京丹後市網野町の木津川河口の東側にあります。
「丹後砂丘・久美浜湾」は、小天橋砂州の先端から東方の網野町の木津川河口付近までをいいます。広大な砂丘は砂丘農業地として利用され、メロンの栽培でも有名です。久美浜の近くには約1300年の歴史を誇る「城崎温泉」があります。

●碇高原

88ヘクタールの牧場が広がり、ステーキハウスやキャンプ場、動物とのふれあいが楽しめるふれあい広場などがあります。日本海側を望む展望地としても知られ、丹後松島や宇川渓流などがあります。

京都「碇高原牧場」

●古代の里資料館

丹後王国の成立から消滅までの歴史をたどれる資料館。資料館のすぐ隣には発掘成果をもとにした弥生時代の集落跡を復元しています。周辺には神明山古墳(巨大前方後円墳)が竹野神社の裏手に、産土山古墳、大成古墳群などがあります。
[営業時間]9時30分~16時、火曜定休、年末年始休み

「てんきてんき丹後」おすすめのお土産情報

●鯛せんべい

久美浜の名産品。鯛などの身を焼きこんだものでそのままおつまみにしても、お吸い物や茶わん蒸しの具にしてもおいしいと評判です。

●丹後銘菓「がちゃまん」

大粒の国産大豆を使用し、もちもちの生地で包んだおまんじゅう。丹後ちりめんの機を織る「がちゃん」という音にちなんでつけられたもので、機の音が聞こえるたびに郷はにぎわいを増すというもの。縁起の良いことのたとえです。

●道の駅限定地酒「丹後七姫グラスアート」

京都「丹後七姫(地酒)」

丹後建国1300年を記念してつくられたお酒。丹後で栽培された祝米で作った純米酒をオリジナル瓶に詰めています。

●海産物

丹後の海の漁師飯「ばい貝ごはんの素」、間人の天然わかめ、のりの佃煮、沖ギスのちく棒、へしこの浅漬けなど、地元ならではの加工品がいろいろそろっています。

information
施設名:道の駅 てんきてんき丹後
アクセス:京都縦貫自動車道 与謝天橋立IC 車40分
住所:京都府京丹後市丹後町竹野313-1
電話:0772-75-2525
開館時間:
<物産館>   9時~18時(12月~2月9時~17時30分)
<レストラン> 11時~17時30分(12月~2月9時~17時00分)
休館日:第2・4火曜日(7月は第2火曜、8月は第4火曜)、12/31休み
駐車場:普通車:37台 大型バス:4台 身障者用:1台
トイレ:男性:8器 女性:6器 身障者用:1器

※最新情報は公式ホームページを参照してください

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

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