京都へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「丹後王国 食のみやこ」
京都府道53号線沿いにある道の駅「丹後王国 食のみやこ」は、日本三景の一つである天橋立から約35分の位置にあります。駅のある京丹後市は2004年4月に峰山町、大宮町、網野町、丹後町、弥栄町、久美浜町の6つが合併して誕生した新しい市。京都府の最北部、丹後半島にあります。
※「丹後あじわいの郷」は「丹後王国 食のみやこ」として4月19日(日)にリニューアルオープン
沿岸部はリアス式海岸で山陰海岸国立公園、若狭湾国定公園に指定。古くから大陸や朝鮮半島との活発な交流が行われてきました。市内からは約2,000年前の中国貨幣や日本最古の紀年銘鏡、日本海側最大の前方後円墳などの遺跡が数多く発見され、独自の経済文化圏を持つ丹後王国として繁栄してきた歴史があります。
駅があるのは奈具遺跡など弥生時代の大遺跡が残されている弥栄町。丹後半島のほぼ中央に位置し、細川忠興の妻、ガラシャ幽閉の地としても知られています。丹後には「丹後王国 食のみやこ」の他に、「てんきてんき丹後」、「舟屋の里 伊根」、「シルクのまち かや」の4か所あります。
駅のある京都府農業公園は、京都府や丹後地域の自治体と協力し、地域の農業水産業の振興や都市、農山漁村の交流拠点として誕生。ヨーロッパの農村風景をイメージした施設になっています。道の駅はYURAPIAゲート「丹後王国 食のみやこ」入り口手前の右側にあります。
駅には地元農産物を販売する「愛菜館」、水産物を販売する「京都府漁連水産物販売所」、丹後の名産品や園内で作られている地ビール、自家製ソーセージなどを販売する「ふるさとshop ボルト」があります。道の駅も駐車場も無料ですが、公園内に入る場合は入園料が必要になります。ただし、12月~2月の平日水・木(年末年始を除く)は入園料無料です。
道の駅「丹後王国 食のみやこ」を舞台に繰り広げられた「道ー1グランプリ2018」。駅ではTKサンド(Tango Kingdom サンド)でエントリーしました。
本格石窯で焼きあげた自家製のピザ生地に、「京丹波高原豚」100%の自家製ソーセージと新鮮野菜を挟んだヘルシーな一品。京都のうまみにあふれていますよ。
「丹後王国 食のみやこ」公園施設
●動物とのふれあい
4歳~小学生のお子様を対象としたポニー乗馬(平日のみ営業)、羊やミニブタ、ヤギなどとのふれあいが楽しめる動物ぷちひろばがあります。屋内ではフェレット、モルモット、モモンガなどの小動物もいます。各種遊具
●各種遊具
チューチュートレイン、ゴーカート、おもしろ自動車、パターゴルフ、芝すべり、じゃぶじゃぶプール、ウォーターバルーンなど、人気の遊具がそろっています。
●季節の花々
春の桜、菜の花、チューリップ、藤、テッセン、パンジー、夏のアジサイ、蓮、ノウゼンカズラ、秋のコスモス、ひまわりなど、四季折々の花々が次々と咲きます。お花摘み体験もあり。
●ヨーロッパ風プチホテル「ゆーらぴあホテル」
天然ラドン温泉がわく宿泊施設。洋室、和室、和洋室などがあり、団体でのご利用や宴会にもぴったりです。ホテルの中庭ではガーデンバーベキューもOK。冬はズワイガニの会席コースも人気です。
●体験工房「サボーレ」
パンやクッキー、ソーセージなどの手作り体験をはじめ、クラフト体験、収穫体験、植物観察ツアーなどの自然体験メニューも充実しています。
●ソーセージ工房
園内で製造販売。天然羊腸に京都産の豚肉を仕様し、オリジナル香辛料で仕上げています。粗挽き、黒こしょう、チーズ入り、ビアー、ガーリック、パストラミハムなど、バリエーションも豊富にあります。
●地ビール工房「丹後王国物語」
ライラガー、マイスター、スモークの3種類の地発泡酒を園内で醸造。ライラガーはライ麦、マイスターは地元の「丹後こしひかり」を使用しています。スモークは燻製麦芽の黒ビールです。麦芽使用率は50%以上(税率はビールと同じ)ですが、副原料にハチミツを使用しているため、発泡酒に分類されています。手造りソーセージと一緒にぜひ楽しんでみては?
●街のパン屋
地元産のもみじ卵と久美浜町産牛乳を使用したこだわりのパンを販売。一番人気は食パンです。この他、紫いもパン、チーズケーキ、マフィンなどのスイーツも充実。
●加工食品売り場「マルシェ」
園内で加工された商品を中心にした品揃え。また、丹後の地酒や輸入商品、自家製アイスクリームなども豊富にあります。
●その他の施設
環境学習に最適なビオトープ池やカブトムシ昆虫館、収穫体験農場(いちご狩りやサツマイモ掘り、ブルーベリー狩りなど)、石釜ピッツァ工房「チェルキオ」、ハーベストホール、野外炊飯場など、学校や企業研修にもぴったりです。
「丹後王国 食のみやこ」グルメ情報
●レストラン「メローネ」
丹後の郷土料理「丹後バラ寿司」の他、京のおばんざい、自家製ソーセージなどが楽しめます。「丹後バラ寿司」は、丹後地域の春祭りや田植え、婚礼などハレの日に作られる名物料理。木箱に盛り付けるので「まつぶた寿司」とも呼ばれます。
鯖やかんぴょう、しいたけ、ごぼう、インゲン、卵、紅ショウガなど彩豊かで目にも楽しい!
土日祝にはフルバイキング、平日にはセミバイキングを開催中。
[営業時間]11時30分~14時30分(12月~3月中旬まで休み)
●ハーベストホール
石釜ピッツァや竹炭と一緒に炊き上げた丹後コシヒカリを使用した黒丹カレーが名物。定番メニューになった竹炭入り米粉バンズの黒丹バーガー、自家製ソーセージと地発泡酒も楽しめます。黒丹バーガーはチキンとサワラの甘酢漬けを挟んだものの2種類。
[営業時間]9時30分~17時(12月~2月は16時まで)
●バーベキューハウス「キュルビス」
富士山の溶岩プレート焼きが楽しめます。海鮮串焼きコースやファミリーコースなどの他、単品メニューもあり。土日祝のみの営業で、団体予約の場合は平日もOK。
「丹後王国 食のみやこ」周辺の見どころ
●琴引浜(ことひきはま)
駅から車で約10分程度。網野町にある鳴き砂で有名な白砂青松の景勝地で、国指定の天然記念物に指定されています。世界初の禁煙ビーチであり、日本の白砂青松100選・日本の渚百選・日本の音風景100選にも選ばれています。太鼓浜(琴引浜中央)の近くには無料で入浴できる天然露天風呂があり。
鳴き砂をテーマにした「琴引鳴き砂文化館」が2002年10月にオープン。鳴き砂体験コーナーや世界の鳴き砂地図、環境保全について考える漂着物コーナー、琴引浜の歴史や生き物について学ぶコーナーなどがあります。
●丹後半島森林公園スイス村
スキー場の他、キャンプ場、テニス、マウンテンバイク、グラススライダーが楽しめるレジャースポット。コテージやバンガローなどもあり、1年を通して楽しめます。
●味土野大滝(みどのおおたき)
細川ガラシャ隠棲の味土野集落の500m東にある落差約20mの滝。細川ガラシャは、明智秀光の三女の玉子で、細川忠興に嫁ぎました。本能寺の変以降、京丹後市弥生町味土野に幽閉され、キリスト教に帰依し、洗礼をうけたのち「ガラシャ」というなを授かりました。味土野には夫人の碑も残されています。
「丹後王国 食のみやこ」おすすめのお土産情報
●丹後産のお米「コシヒカリ」
日本海と山に囲まれた豊かな自然に恵まれている丹後エリア。昼と夜の寒暖差が大きいため、お米に粘りと甘みがあります。日本穀物検定協会が実施する米の食味ランキングで平成25年も特Aを獲得。これで三年連続、11回目の評価となります。
さらに、細川ガラシャゆかりの地、野間地域でつくられた特別なお米「天の恵み ガラシャ」は、無肥料、無農薬、自然栽培でつくられており、収穫量が大変少ない貴重なお米になっています。
●間人(たいざ)ガニ、松葉ガニ
冬に日本海から水揚げされるズワイガニを松葉ガニと呼びます。11月上旬~3月下旬が旬。中でも間人ガニは松葉ガニの中でも間人漁港で水揚げされたものをいい、漁獲量が少ないため、幻のカニとも呼ばれています。漁場までが近く日帰りが可能なため、大変鮮度がよく、肉厚でとろけそうな食感が人気。カニ漁解禁時にはぜひ、あじわっていみたい京丹波ならではの味覚です。
●ぶどう、メロン、梨(京たんご梨)
甘みと酸味のバランスがよいぶどうは、久美浜町を中心に栽培されています。メロンは久美浜町、網野町で栽培されており、みずみずしく爽やかな甘みが人気。6月下旬~8月上旬が旬です。
京たんご梨は京のブランド産品。大玉で甘く、みずみずしい味わいで人気です。シーズン中(9月中旬~10月下旬)は梨狩りもできます。
施設名:道の駅 丹後王国 食のみやこ
アクセス:京都丹後鉄道宮豊線峰山駅から丹海バスで20分(その他シャトルバス有) ・与謝天橋立ICから車で40分
住所:京都府京丹後市弥栄町鳥取123
電話:0772-65-4193
開館時間:9:30~17:00(12月~2月は、9:30~16:00 )
休館日:無休
駐車場:普通車:534台 大型車:21台 身障者用:5台
トイレ:男性 6器:女性 6器 身障者用:1器
※最新情報は公式ホームページを参照してください
バス会社の比較がポイント!