宮城で秋冬におススメのイベント特集!貸切バスを借りて楽しいお出かけ

宮城で秋冬におススメのイベント特集!貸切バスを借りて楽しいお出かけ

宮城では10月下旬頃から徐々に色づき始め、11月上旬~中旬頃が見ごろといわれています。鳴子峡や秋保温泉(秋保大滝)、松島、長老湖、蔵王エコーラインなど名所がたくさん。

観光やイベントと合わせて楽しい日帰り&1泊2日旅行を企画してみてはいかがでしょうか。秋から冬にかけておススメのスポットやアクティビティなどをまとめてご紹介します。

編集部が気になった宮城県・紅葉の名所3選

海や山、川などたくさんの自然が織りなす四季折々の美しさがある宮城県。日本三景の一つである「松島」や伊達政宗公が城を築いた仙台、山形県とつながる蔵王エコーラインなど、見どころがたくさんあります。

ぜひ貸切バスで訪れて欲しい紅葉の名所を厳選してみました。

宮城県と山形県をつなぐ山岳道路「蔵王エコーライン」

蔵王エコーライン
蔵王エコーライン・お釜

蔵王連峰を東西に横断する「蔵王エコーライン」。11月初旬~4月下旬までは冬期通行止めとなりますが、開通後から5月中旬頃までは雪の壁、夏は新緑、9月下旬~10月下旬までは美しい紅葉を楽しみながらのドライブができます。

蔵王エコーラインの見どころはなんといっても「お釜(噴火口)」。蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に抱かれたお釜状の火口湖です。

エメラルドグリーンの湖は強酸性で深度が増すほど温度が高くなるという特殊双温水層は、世界でも類をみない珍しさ。太陽光線の当たり方で色を変えるので「五色湖」とも呼ばれているそうです。

蔵王刈田山頂レストハウス近くの御釜展望台、馬の背の尾根、刈田岳山頂から、御釜を見下ろすような位置で見学できるそうなので、ぜひ立ち寄っていきましょう。蔵王刈田リフト場からお釜まで登るのもおススメです。

近くには遠刈田(とおがった)温泉がありますので、ぜひこちらで1泊してゆっくりするのがおすすめです。

Information

蔵王エコーライン
住所:宮城県刈田郡蔵王町・七ヶ宿町・山形県上山市
問合せ先:0224-33-2215(蔵王町農林観光課)/0224-34-2725(蔵王町観光案内所)

遠刈田温泉
住所:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉新地東裏山

伊達光宗公御霊屋(おたまや)「円通院」

宮城県松島「円通院」
円通院

伊達政宗公の嫡孫(ちゃくそん)である伊達光宗公をお祀りしている臨済宗妙⼼寺派のお寺「円通院」。宮城県の松島町にあり、瑞巌寺の西隣にあります。

バラ寺の愛称で親しまれてきたお寺であり、最近ではバラの数が少なくなってしまいましたが、苔を多く配し、苔寺としても有名になりました。紅葉は10月中旬~11月下旬にかけて見ごろの時期を迎えます。

見ごろの時期には、円通院を含めた松島の名所がライトアップされ、昼と夜では異なる幻想的な雰囲気に包まれます秋にはライトアップされ、とても幻想的です。

なかでも約350年前に造られた⼼字池と観⾳菩薩が住む補陀落⼭を中⼼にした庭園は見ごたえがあると評判。石庭「雲外天地の庭」は、松島湾に実在する七福神の名を冠した島を仏の庭として表した「天の庭」、石組でこの世の森羅万象を表した「地の庭」で構成されています。

また「遠州の庭」は伊達藩江⼾屋敷にあった、⼩堀遠州作の庭を移設したといわれており、⼼字の池で構成されてます。池には蓮の花、補陀落山は紅葉とツツジが美しく、四季折々の楽しみ方が。

庭に落ちた真っ赤な落ち葉もまた風情があり、見どころの一つとなっています。

Information

円通院
拝観料:大人500円、小中学生300円
※15名以上の団体で割引あり
拝観時間:4月~11月 9時~16時/12月~3月 9時~15時30分
住所:宮城県松島町松島字町内67
問合せ先:022-354-3206
バス駐車場:松島公園第2駐車場(大型バス専用)を利用のこと。
※松島公園第一駐車場はバスの乗降は可能

隅研吾さん作「森舞台」の紅葉が素晴らしい「みやぎの明治村」

みやぎの明治村「森舞台」
みやぎの明治村「森舞台」

登米市登米町(とよままち)には、教育資料館(国重文:旧登米高等尋常小学校)や警察資料館(県重文:旧登米警察署庁舎)のハイカラな洋風建築物、廃藩置県当時に置かれた水沢県庁記念館(旧水沢県庁庁舎)、重厚な蔵造りの商家など、明治を偲ばせる建物が現存しています。

藩政時代の武家屋敷や史跡が随所に残されていることから、「みやぎの明治村」と呼ばれることも。その中には1996年(平成8年)にオープンした伝統芸能伝承館「森舞台(能舞台)」があります。

300年近い歴史と伝統を誇る登米能(とよまのう、宮城県無形民俗文化財)のホームステージであり、元登米伊達家の御鍛冶屋(鉄砲鍛冶)屋敷跡地に、山裾の地形そのままの豊かな自然の中にたたずんでいます。

設計したのは隅研吾さん。併設された展示室には能装束や能面等をはじめ登米能に関する資料を展示されています。

紅葉の時期はまさに燃えるように美しく、街を散策しながらぜひゆっくりと日本の美しい秋を堪能してみてはいかがでしょうか。コスプレ体験もできますよ!

Information

みやぎの明治村
住所:宮城県登米市登米町寺池桜小路
問合せ先:0220-52-5566(株式会社とよま振興公社)
※20名以上の団体で歴史資料館を訪れた場合は割引あり、団体向け昼食メニューもあります。
詳しくはこちら≫

編集部がチェックした【2024年~2025年】宮城でおススメのイベント

10月12日・13日「仙台みちのくYOSAKOIまつり」

みちのくYOSAKOIまつり
写真提供:宮城県観光戦略課

「東北はひとつ」を合言葉に1998年から開催されている「みちのくYOSAKOIまつり」。よさこいそのものは、高知県生まれですが、現在では「伝統・創造性の尊重」「市民主体の運営」「地元民謡を取り入れ、鳴子を持って踊る」をルールとし、全国で取り入れられています。

2024年は10月12日(土)・13日(日)で開催され、市民広場、勾当台公園、青葉山公園緑彩館、あすと長町杜の広場公園、JR仙台イーストゲートビル1階「ダテリウム」、地下鉄旭ヶ丘駅前(台原森林公園)の6会場にステージ、定禅寺通で13日(日)にパレードが開催予定です。

有料席でゆっくり観戦も可能。観光と合わせて楽しんでみては?

Information

みちのくYOSAKOIまつり
【開催日時】2024年10月12日(土)10時~20時/13日(日)9時~20時
※雨天決行
有料桟敷席についてはこちら≫
問合せ先:022-268-2656(仙台みちのくYOSAKOIまつり実行委員会)

秋保地域を光と映像のイベントで盛り上げる「アキウルミナ-AKIULUMINA-」

天守閣自然公園「秋保ナイトミュージアム」
天守閣自然公園「秋保ナイトミュージアム」

秋保温泉は仙台から車で約30分でアクセスできる人気の温泉地。これまでバラバラに開催してきたライトアップや映像関連のイベントを一つに集約し、「アキウルミナ」として秋保温泉街を「”光”のもり」とする地域連携イベントに取り組んでいます。

2024年10月25日(金)~11月24日(日)は「アキウルミナ 光のもり」として、天守閣自然公園「秋保ナイトミュージアム」を開催。“光”のインスタレーションスポットを周遊しながら秋保の魅力を感じて楽しむ内容となっています。

磊々峡の紅葉
磊々峡

「秋保・里センター散策路 磊々峡(らいらいきょう)もみじのこみち ライトアップ」は2024年10月26日(土)~11月17日(日)。秋保の観光名所・磊々峡で行われるライトアップで、紅葉の木々や奇岩怪石が幻想的な光に包まれます。

同じ日程で秋保の杜 佐々木美術館&人形館夜の美術館も外壁にプロジェクションマッピングが行われ、夜も開館。

秋保地区のカフェやレストランなどの飲食店で、一部店舗ではイベント期間中に合わせ、普段は実施していない夜間営業や、店舗独自のライトアップなども実施するそうですよ。

2024年11月23日(土)から12月22日(日)までは「アキウルミナ―ト」と題して、秋保地区にあるお寺や神社を会場に行うアートイベントがスタート。今年はどんなアートとのコラボレーションが楽しめるのか楽しみですね。

Information

アキウルミナ

天守閣自然公園「秋保ナイトミュージアム」
【開催日時】2024年10月25日(金)~11月24日(日)17時~21時(最終入場20時30分)
【入場料】中学生以上平日 1,000円・土日祝 1,500円、4歳以上平日・土日祝 500円
住所:宮城県仙台市太白区秋保町湯元字源兵衛原10
問合せ先:022-398-2111(10時~16時30分受付)
バス駐車場:5台分あり

東日本大震災の翌年から毎年開催されている山元町の「コダナリエ」

コダナリエ
コダナリエ(画像提供:宮城県観光戦略課)

宮城県の島南端、太平洋沿岸にある山元町(やまもとちょう)。福島県との県境にあります。

東日本大震災の時は、12mもの巨大津波が町を遅い、全域の約40%(可住地の約60%)が被災しました。沿岸部に津波から命を守るため、一時避難場所として標高9mの築山(避難丘)を備えた3か所の防災公園を整備するとともに、沿岸部から丘通りに延びる10本の避難道路を整備するなど、震災の教訓を踏まえた大改造を実施。

震災遺構「中浜小学校」
震災遺構「中浜小学校」

巨大津波から90人の命を守り、49年の歴史に幕を閉じた中浜小学校は、震災10年目に防災教育の場として生まれ変わり、2021年9月26日に、県南唯一の震災遺構として公開を開始しています。

そんな山元町で震災の翌年から行われている「コダナリエ」。「山元町小平農村公園」を会場に地域の人々が手作りで届ける温かみあふれるイルミネーションイベントです。

9月~10月上旬まではシャインマスカット、12月~5月頃まではいちご狩りが楽しめ、また、12月下旬~3月下旬まではほっき貝漁が旬を迎えるなど、グルメもたっぷり楽しめますよ。

Information

山元町観光情報はこちら≫

コダナリエ
【開催日時】例年12月第1週目の土曜日~12月末頃 18時~20時
【開催場所】小平農村公園(宮城県亘理郡山元町小平字舘18-1)

志津川仮設魚市場「南三陸冬の三大祭り」

南三陸冬の三大祭り
(画像提供:一般社団法人南三陸町観光協会)

宮城県の北東部、三陸海岸南部に位置する南三陸町。東日本大震災の際は20mを超える津波が襲いました。

有名な観光スポットとしてキラキラ丼が食べられる「南三陸さんさん商店街」、二つに割れた巨石から日の出が拝める(2月中旬と10月中旬頃)ことで有名な景勝地「神割崎」、ヤマツツジの名所として知られる「田束山」など、見どころも多いエリアです。

冬の南三陸町の楽しみはなんといっても12月に行われる「おすばで祭り」。「おすばで」とは三陸沿岸の方言で「酒の肴」という意味です。

年越しやお正月に欠かせないタコ、アワビ、蒲鉾のほか、農産物など南三陸の特産品が勢ぞろいし、お得にお買い物が楽しめます。

また年明けの1月には「寒鱈祭り」を開催。旬の鱈が丸々1本、格安で買える即売会を始め、温かい鱈メニューが楽しめます。

2月には「牡蠣祭り」を開催。旬の牡蠣を使った料理を楽しめる他、蒸し牡蠣等の無料配布もあります(予定)。これは見逃せませんね。

Information

おすばで祭り
【開催日時】112月29日7時30分~13時(予定)
寒鱈祭り
【開催日時】1月中旬9時~13時(予定)
牡蠣祭り
【開催日時】1月中旬9時~13時(予定)

【開催場所】いずれも志津川仮設魚市場

2024年開催に向けて「SENDAI光のページェント」クラウドファンディング9月末まで実施中

「SENDAI光のページェント」
SENDAI光のページェント(画像提供:宮城県観光戦略課)

1986年から続いている仙台の冬の風物詩「SENDAI光のページェント」。2011年の東日本大震災による津波で電球が流されてしまった後も、ファンの方々の支援でイベントを継続してきました。

市役所の建て替え工事に伴いイベントのメイン会場である「仙台市民広場」と「勾当台公園」が利用できなくなったことなどが原因で資金難に陥ってしまっているそうです。現在、REDYFORでクラウドファンディングを2024年9月30日(月)まで実施中

38年間、仙台の冬の夜空を温かな光で包んできたイベントをぜひ支援し、バス旅行で楽しんでみてはいかがでしょうか。

Information

SENDAI光のページェント
【開催日時】例年12月上旬~下旬 月曜~木曜 19時~22時/金曜・土曜 18時~22時/日曜 18時~21時
【開催場所】例年 仙台市 定禅寺通(東側:仙台三越前 ~ 西側:定禅寺ガーデンヒルズ迎賓館前)

秋冬の宮城で楽しみたいグルメ

宮城を代表するグルメといえば仙台の牛タンでしょうか。港町では「はらこ飯」、白石うーめん、油麩丼、石巻焼きそばなども人気があります。

観光はもちろん、現地ならではのグルメも存分に味わっていきましょう。

仙台の台所「仙台朝市商店街」

仙台朝一商店街

仙台の台所といわれる「仙台朝市商店街」。約70店舗が立ち並び、鮮魚や海産物、珍味、野菜、果物、総菜などが並びます。

東北新幹線・仙台駅から徒歩約5分なので、帰りのお土産を調達するのも便利です。お惣菜の食べ歩きや牡蠣をその場で食べさせてくれるお店などもあるので、ぜひのぞいてみましょう。

また仙台朝一に直結して東四市場屋上で「東四ビアガーデン」も期間限定でオープン。秋は芋煮ガーデンになるので、海鮮の炭火焼きとともに、郷土料理も楽しめますよ。

親子でみそづくり教室や学生徒たちが朝市の販売を体験できる「朝市体験学習(4月~11月)」も。11月には秋の恒例イベント「仙台朝市感謝祭」を開催するので、こちらもお見逃しなく。

Information

仙台朝市
住所:宮城県仙台市青葉区中央3-8-5
営業時間:8時~18時(店舗により異なる)、日曜・祝日休み
問合せ先: 022-262-7173(仙台朝市商店街振興組合)

この他、各地で朝市が開催されている宮城県。観光での立ち寄り先や宿泊先の近くで開催されている朝市をぜひチェックしてみましょう。

  • 小牛田(こごた)朝市:5月~10月の毎週日曜日 6時~8時30分、小牛田駅前広場で開催
  • 石巻ふれあい朝市:4月~12月の第1・第3日曜日 6時~売切れ、石巻駅前にぎわい交流広場(石巻駅前)
  • 瀬見温泉朝市:6月~10月の毎週日曜 8時30分~、瀬見温泉街「旧かど屋」
  • 古川日曜朝市:7月~11月の毎週日曜 6時~8時30分、道の駅おおさき
  • ゆりあげ港朝市:毎週日曜・祝日 6時~13時、「メイプル館」では木曜を除き、団体専用メニューも提供。
  • 塩竃仲卸売市場:平日6時30分~12時、水曜休み。一般のお客様向けのお食事処、お買い物も可能。全国でも有数の生マグロの水揚げ量を誇る市場です。

仙台いったら絶対食べたい「牛タン」が楽しめるお店

仙台名物「牛タン」

宮城県が「牛タン」が名物になったきっかけは諸説あります。戦後アメリカの駐在軍が多かった仙台に、大量の牛肉が運び込まれていた中、名店「太助」の初代店主故・佐野啓四郎氏が洋食で使われていた牛タンの旨さの虜になり、試行錯誤の末、「牛タン焼き」を開発したとのこと。

その後、転勤や出張で仙台にやってきたサラリーマンの方々などの間で評判となり全国区になったといわれています。実は地元仙台ではあまり食べられていないという話も。

仙台に観光旅行を楽しむなら、やっぱり「牛タン」が食べたい、と思う方は多いですよね。団体で利用できるレストランとしては、「焼肉レストランひがしやま」や「伊達の牛タン本舗」、「牛たん炭焼 利久 松島五大堂店」「たいかん亭」「洗心庵」などがおススメです。

団体向け「南三陸お宿御膳プラン」

宮城県南三陸町 団体ランチプラン
(画像提供:一般社団法人南三陸町観光協会)

宮城県南三陸町は鮮度抜群でおいしい海産物が名物。人気のさんさん商店街は大変混雑し、団体での利用が難しい状況にあります。

そこで、南三陸町の豊かな海産物を使用した料理を使った「団体ランチプラン」を開発。料理自慢の宿でゆっくり食事が2024年9月2日(月)からできるようになりました。

南三陸町にある5つの宿、11プランをダイジェストでご紹介しましょう。

ながしず荘(戸倉地区)

ながしず荘 南三陸お宿御膳
南三陸お宿御膳プラン(画像提供:一般社団法人南三陸町観光協会)

南三陸町の民宿「ながしず荘」は漁師でもある若旦那が腕を振るう新鮮な海の幸を使った料理が自慢の宿。敷地内の一部を畑にし、お母さんが大切に野菜を育てています。

ながしず荘からの眺め
「ながしず荘」からの眺め(画像提供:一般社団法人南三陸町観光協会)

リアス式海岸を臨む絶景とともに、南三陸の海の幸と郷土料理でおもてなししてくれますよ。「南三陸お宿御膳プラン(税込3,300円)」はお造り、煮魚、揚げ物、釜めしまで付いたお手頃なプランとなっています。

明神崎荘(志津川地区)

明神崎荘
南三陸・旬のおまかせ海鮮定食プラン(画像提供:一般社団法人南三陸町観光協会)

漁師の宿「明神崎荘」はオーナー自ら牡蠣・ワカメの養殖を行っているため、季節の旬の味をいち早く提供できるのが自慢。「牡蠣小屋」を併設しており、夏は手ぶらでBBQ、冬は牡蠣の食べ放題をやっています。

旬の食材を使ったメイン料理に色とりどりの小鉢を添えた「南三陸・旬のおまかせ海鮮定食プラン(税込2,750円)」や、水揚げしたばかりの新鮮な牡蠣を「牡蠣小屋」の鉄板で焼いて食べる食べ放題プラン(期間限定・税込3,300円)もおススメです。

清観荘(歌津地区)

清観荘・漁師の舟盛御膳
漁師の舟盛御膳(画像提供:一般社団法人南三陸町観光協会)

こちらも漁師の宿「清観荘」。ほたて、あわび、うに、ほやなどは採れたてを活きたまま冷たい海の中に入れておき、食卓に並ぶ直前に引き上げ、提供するので新鮮そのものです。

80名まで収容できる大宴会場も備えているので、団体利用もゆったり。宿の目の前は遠浅の長須賀海水浴場です。

  • お刺身の盛合せや海の幸の天ぷらが付いた「民宿でランチ」リーズナブルプラン(税込2,200円)」
  • その日のおすすめの食材を提供する、漁師ならではのプラン「宿まかせ御膳プラン(税込3,300円)」
  • 前菜、お刺身、季節のお鍋など約13品のお料理が楽しめる「漁師のごちそう御膳プラン(税込5,500円)
  • 地魚やアワビなどの舟盛りが付いた、一番人気のプラン「漁師の舟盛御膳(税込7,700円)

 以上、4プランから選べます。

ニュー泊崎荘(歌津地区)

ニュー泊﨑荘 和食膳
和食膳(画像提供:一般社団法人南三陸町観光協会)

2024年で44周年を迎える「ニュー泊﨑荘」。南三陸町の泊崎半島先端部に位置する、三陸の海の幸をふんだんに使ったお料理が自慢の宿です。

春は三陸わかめ、夏はホヤ、ムラサキウニ、秋は秋刀魚、 冬はブリ、イクラ、寒鱈、ホタテ、牡蠣など、毎日、南三陸・気仙沼の仲買人のもとへ足を運び、その日のおススメの 魚介類を一番おいしい状態で提供しています。

80名を収容できる大宴会場から小宴会場まで用意されているので団体での食事に安心です。

お刺身、季節のフライ盛合せに国産牛のハンバーグが付いた魚と肉料理のセット「ハンバーグ付きプラン(税込2,500円)」、季節の海鮮や黒毛和牛、モウカザメのステーキなど、地元の食 材を贅沢に使った「和食膳プラン(税込5,000円)」が選べます。

南三陸まなびの里いりやど(入谷地区)

南三陸まなびの里いりやど
いりやどお宿御膳(画像提供:一般社団法人南三陸町観光協会)

2013年3月にオープンした宿泊研修施設「南三陸まなびの里いりやど」。プロジェクター、ホワイトボード、マイクも完備されている研修室もあり、最大72名までの団体研修も可能です。

「肉・野菜・魚」、「和食・洋食・中華」がバランスよく入った豪華な弁当「特製いりやど弁当プラン(税込2,000円)」、地元入谷産のご飯と志津川湾のタコや銀鮭など、山と海の幸を味わえる「いりやどお宿御膳プラン(税込4,500円)」を提供。

※提供する食材や料理は、時期や天候等によって変わります
※プランの実施日は宿泊施設によって異なります
※団体プランのため、各プランごとに最少催行人数を設定しています

予約受付は南三陸町観光協会公式予約サイト「みなたび」≫

※料金やサービス等は取材当時のものです。最新の情報は公式ホームページを参照してください。

南三陸町貸切バスツアー・おすすめのモデルコース

団体向け「南三陸お宿御膳プラン」を上手に活用して、南三陸町を貸切バスで巡るおススメコースを南三陸町観光協会から提案していただきました!ぜひ参考にして、貸切バスの旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

新幹線で宮城県までアクセスし、そこから貸切バスをチャーターするなら「一ノ関」駅からがおすすめ。宮城県内で1泊して日帰りで訪れるのもいいですね。

<モデルコース>
一ノ関駅(貸切バス乗車)8時45分→10時~11時 南三陸311メモリアル(ラーニングプログラム体験)→11時~11時30分 震災復興祈念公園(旧防災庁舎等散策)→12時~13時30分 宿泊施設(お宿御膳の昼食)→14時~15時30分 化石発掘体験会場(化石発掘体験)→16時~16時30分 さんさん商店街(ショッピング)→17時45分 一関駅着終了

(貸切バス利用:9時間・140㎞)

「南三陸311メモリアル」ラーニングプログラム

「南三陸311メモリアル」ラーニングプログラム
「南三陸311メモリアル」(画像提供:一般社団法人南三陸町観光協会)

「南三陸311メモリアル」は、東日本大震災の経験を共有し、自然とともに生きることを考える場として整備された施設。船をイメージした、隈研吾デザインの外観は圧巻。

ラーニングプログラム
シアター(画像提供:一般社団法人南三陸町観光協会)

「ラーニングプログラム(30分・60分の2種類あり)」はシアターを使って当時の情報を学び、「災害時に自分ならどうするか?」を考える震災学習プログラムとなっています。防災教育としての教育旅行はもちろん、企業研修、視察研修にもぴったりです。

Information

南三陸311メモリアル(道の駅さんさん南三陸内)
開館時間:9時~17時、毎週火曜・年末年始休館
入館料:200円、小中高校生100円
※ラーニングプログラムは別途費用が掛かります
※10名以上の団体で割引あり
住所:宮城県本吉郡南三陸町志津川字五日町200番地1
問合せ先:0226-28-9215
バス駐車場:道の駅さんさん南三陸 南側駐車場(南三陸さんさん商店街側) 大型バス9台分
団体予約はこちら≫

震災復興祈念公園 旧防災対策庁舎

震災復興祈念公園 旧防災対策庁舎
(画像提供:一般社団法人南三陸町観光協会)

「南三陸311メモリアル」から中橋(隅研吾さん設計の南三陸産杉を使用)を渡ってすぐのところに、津波の恐ろしさを今に伝える旧防災庁舎と、町を一望できる震災復興祈念公園があります。

東日本大震災によって犠牲になられた方々の名簿を納める「名簿安置の碑」並びに、町の復興を祈念して設えられた「復興祈念のテラス」を設置。旧防災庁舎(震災遺構)以上の高さの津波(海抜16.5m)がここを襲ったことが体感できることでしょう。

Information

震災復興祈念公園 旧防災対策庁舎
住所:宮城県本吉郡南三陸町志津川字塩入外地内
※道の駅さんさん南三陸の裏側にあります。
問合せ先:0226-46-1382(南三陸町建設課)
バス駐車場:大型バス3台分

歌津地区 化石発掘体験

歌津地区 化石発掘体験
(画像提供:一般社団法人南三陸町観光協会)

南三陸町は知る人ぞ知る化石の宝庫。世界最古級の化石「魚竜」が発見され、話題を呼びました。

震災後の高台移転などの復旧工事現場から、また新たな化石や遺跡が発見され、中には新種の化石も。「化石発掘体験(90分・予約制・2,530円~)」は新種の化石を発見した経歴を持つガイドが化石発掘をサポートする人気プログラムとなっています。

「みなみさんりく発掘ミュージアム(ハマーレ歌津かもめ館)」では、南三陸の化石や民俗資料などを展示。世界最古・日本最古の化石に触れることができますよ。

※化石発掘体験は不定期開催かつ、団体での事前予約が必要です。

Information

みなみさんりく発掘ミュ-ジアム
住所:宮城県本吉郡南三陸町歌津伊里前100-4(ハマーレ歌津商店街かもめ館内)
問合せ先:0226-47-2550(南三陸町観光協会)
バス駐車場:なし(ハマーレ歌津に駐車)

秋冬の宮城でおススメの観光スポット

貸切バス旅行で立ち寄れるおすすめの観光スポットを厳選してご紹介します

志波(しわ)彦神社・鹽竈(しおがま)神社

塩釜神社 左右宮拝殿
鹽竈神社 左右宮拝殿

塩竃市にある「鹽竈神社」は東北鎮護・陸奥国一之宮として全国から崇敬を集めている神社です。志波彦神社との二社同一境内に鎮座しています。

鹽竈神社の創建は明らかではありませんが、平安時代初期に編纂された「弘仁式」に登場するなど、由緒ある神社であることがわかります。主祭神は別宮に祀られる塩土老翁神(しおつちおぢのかみ)、左宮には武甕槌神(たけみかづちのかみ)・右宮に経津主神(ふつぬしのかみ)が鎮座。

製塩技術を伝えた塩土老翁神(しおつちおぢのかみ)を祀ることから、「しおがまさま」と親しまれ、浄化作用にご利益のある「御神塩」を授与してくれます。

志波彦神社は志波彦大神をお祀りしており、農耕守護・殖産・国土開発の神として信仰されてきたそうです。

Information

志波彦神社・鹽竈神社
住所:宮城県塩竈市一森山1-1
問合せ先:022-367-1611
バス駐車場:あり

石ノ森萬画館

石ノ森漫画館
石ノ森萬画館

石巻市にある仮面ライダーやサイボーグ009などで知られるマンガ家・石ノ森章太郎のマンガミュージアムです。貴重な原画をはじめ、作品世界を立体的に再現した展示、アトラクション、オリジナルアニメなどが楽しめます。

またJR石巻駅から「石ノ森萬画館」までの街中は通称「マンガロード」。石ノ森先生のキャラクター像(モニュメント)がいっぱいあり、グルメとともに楽しめるスポットです。

また、石ノ森さんは登米市中田町出身。ふるさとには「石ノ森章太郎ふるさと記念館」もありますのでぜひ合わせて訪れてみては?

Information

石ノ森萬画館
開館時間:9時~17時、毎週火曜休み
入館料:大人900円、中高生600円、小学生250円
※20名以上の団体で割引あり
住所:宮城県石巻市中瀬2-7
問合せ先:0225-96-5055
バス駐車場:石巻市かわまち立体駐車場のバス駐車場を利用のこと(要予約、石巻観光協会 0225-93-6448)

鳴子温泉

鳴子峡を走る観光列車

栗駒国定公園内にある鳴子温泉郷は「鳴子温泉」「東鳴子温泉」「川渡温泉」「中山平温泉」「鬼首温泉」と5つの温泉地の総称。福島県の飯坂温泉、宮城県の秋保温泉とともに奥州三名湯に数えら、1000年を超える歴史を誇ります。

源泉の数は400本近くあり、多くの宿で自家源泉を持つなどお湯自慢の温泉地。日本にある11の泉質(旧泉質)のうち、8種類がここに集まっているそうです。

鳴子温泉のある鳴子峡は紅葉の名所として知られ、JR陸羽東線では毎年、紅葉の時期になると一部区間(鳴子温泉駅~中山平温泉駅間)で速度を落とし、紅葉を満喫することができます。

冬は「オニコウベスキー場」でスキー・スノボーも楽しめますよ。

Information

鳴子温泉
住所:宮城県大崎市鳴子温泉字湯元
問合せ先:0229-82-2102(鳴子温泉郷観光協会)

貸切バスを使った宮城(仙台)旅行なら「貸切バスの達人」にお任せください

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貸切バスの種類について
大型観光バス中型観光バス小型マイクロバス

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バス観光マガジン編集部 編集ライター

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