【宮城】雨の日でも安心!子ども会・学童旅行におすすめな室内あそび場・ミュージアムはどこ?

【宮城】雨の日でも安心!子ども会・学童旅行におすすめな室内あそび場・ミュージアムはどこ?

子ども会や学童など、団体での旅行を計画するときに心配なのがお天気です。家族でのお出かけなら行き先の変更も簡単ですが、団体だとそうもいきません。

そこで今回は、宮城県在住のライター・鈴木が、宮城県の室内あそび場やミュージアムの中から5ヶ所をピックアップ。保育園年中組の娘と実際に足を運んで、楽しめる年齢層や団体旅行向きかなどを検証してみました。

授乳室の有無やお弁当の持ち込みについてもまとめていますので、参考にしてみてください。

東北初出店!室内あそび場「ちきゅうのにわちきゅうのにわ “ぽっぷ” 仙台泉大沢店」

ちきゅうのにわ “ぽっぷ” 仙台泉大沢店

子ども向け屋内あそび場「ちきゅうのにわ」は、0歳から12歳までを対象とした〈あそびながら地球の面白さや自然の大切さが学べるプレイグラウンド〉。2023年3月に1号店「ちきゅうのにわ 東京ソラマチ店」がオープンし、その後も静岡、沖縄、広島と展開して、この度2024年11月1日に東北初出店となる仙台泉大沢店がオープンしました!

店内は、空・都市・森・氷山・火山・地層の6エリアに分かれています。

「氷山エリア」と「火山エリア」はボールプールと滑り台があり、思い切り身体を動かして遊べます。

氷山エリア
氷山エリア

火山エリア
火山エリア

「森エリア」には、木製の電車のおもちゃや新世代のブロックが。「都市エリア」ではごっこあそびのおもちゃが充実のラインナップでお出迎え!

都市エリア
「森エリア」数種類あるブロックは、それぞれ使い方動画が流れているので、初めてでもすぐに遊びだせます。

都市エリア
「都市エリア」お花屋さんにアイス屋さん、ハンバーガーショップなどなど充実のラインナップ!

「地層エリア」では、室内で砂遊びが楽しめます!

地層エリア
「地層エリア」抗菌砂で安心。砂遊びのおもちゃも充実していました。

「空エリア」は、シューズクロークや鍵付きロッカーが並ぶエントランス空間でした。鍵付きロッカーは48個と十分な個数ありましたよ。

最後に、料金表を載せておきます。

料金表

基本情報

ちきゅうのにわちきゅうのにわ “ぽっぷ” 仙台泉大沢店
所在地:宮城県仙台市泉区大沢1-5-1 イオンタウン仙台泉大沢 2階
営業時間:10時~19時(最終入場 18時)
定休日:イオンタウン仙台泉大沢の休館日に準ずる
入場料:上に掲載の料金表参照
団体:10名以上(要予約)
バス駐車場:あり

プラス情報

お弁当持ち込み:不可
レストラン:イオンタウン内にあり
おむつ交換スペース:イオンタウン内にあり
授乳室:イオンタウン内にあり

子どもから大人まで夢中になれる「仙台市科学館」

仙台市科学館

今回5ヶ所の室内あそび場やミュージアムに足を運んでみた中で、子ども会や学童での旅行に一番おすすめだなと感じた「スリーエム仙台市科学館」からご紹介します。

仙台市青葉区にある仙台市科学館は、大きな建物の4階と3階が展示室になっています。ホームページの展示ガイドからは、小学校中・高学年向きかなという印象を受けたのですが、実際に足を運んでみると、保育園年中組の娘も、大人の私も夢中になって楽しめる内容でした。

仙台市科学館「シャボン玉にはいろう」
3階「シャボン玉にはいろう」

3階は「生活系展示」のフロア。〈しゃぼん玉に入ろう〉〈竜巻発生装置〉〈トリックアート〉など生活と結びついている科学について、様々な体験型展示で体感することができます。また、〈チャレンジラボ〉では5分程度でできる簡単な実験工作教室が毎日開催されています。

仙台市科学館「電流がつくる磁力」
4階「電流がつくる磁力」

4階は「理工系展示」と「自然史系展示」のフロア。「理工系展示」では、2つの電極に触れることで音を鳴らす〈タッチサウンド〉や、自転車をこぐことで磁石のついたミニカーが駆け上がる〈駆け上がる磁石〉、香りのブレンドを体験できる「香りファクトリー」など体験型展示が盛りだくさん!

仙台市科学館4階
4階「自然史系展示」エリア

「自然史系展示」の巨大な古代ゾウの標本や恐竜の骨格標本、膨大な数の花やキノコのアクリル封入標本は見ごたえたっぷり。海藻や魚の標本は、頭上に下がっている鎖を引き下げたり、無数の引き出しを開けると現れる仕掛けもあり、「何が出るかな~?」なワクワク感は小さな子供でも楽しめます。

仙台市科学館「草花のアクリル封入標本」
4階「草花のアクリル封入標本」

全体的な展示内容自体は難しいのですが、展示の仕方は小さな子どもでも楽しめるよう工夫されているので、年齢を問わず夢中になれます。私と娘が訪れた時も、未就学児と思われるお子さんもたくさん遊んでいました。

今回は次の予定を入れていしまっていたので1時間半ほどの滞在でしたが、時間があればあと1~2時間は遊べたと思います。科学館のすぐ裏の台原森林公園にはアスレチック広場などもありますよ。

基本情報

仙台市科学館
所在地:仙台市青葉区台原森林公園4-1
営業時間:9時~16時45分
定休日:毎週月曜日、毎月第4木曜日(祝日を除く)
入園料:一般 500円、高校生 320円、小中学生 210円、未就学児 無料
団体:30名以上(事前予約推奨)
バス駐車場:あり(事前に要問合せ)

プラス情報

お弁当持ち込み:不可
レストラン:あり
ベビーカー:可
おむつ交換スペース:あり
授乳室:あり(2階・3階・4階)

木のぬくもりに包まれた室内あそび場「感性の森」

感性の森「いわば」

「感性の森」は、仙台市青葉区の錦ヶ丘ヒルサイドモール内にある”木の室内創造あそび場”です。30万個の木玉の湖〈こはん〉や木とロープでできた〈わたりばし〉、木でできたボルダリング〈いわのぼり〉など木造遊具で遊ぶことができます。

感性の森「こはん」
「こはん」
感性の森「わたりばし」
「わたりばし」

遊具だけでなく、床も全面なめらかな板張りで、子どもはもちろん大人もつい裸足になりたくなる心地よさ。ナラ、カツラ、ブナ、イチイ、サクラなど様々な樹種の木材が使われていて、木のぬくもりに包まれます。

0~2歳専用のベビーゾーンもあるので、小さなお子さん同伴でも安心です。

感性の森「ベビーゾーン」
ベビーゾーン

ただ、小学校低学年くらいまでは楽しめそうですが、小学校中学年くらいになるとすぐに飽きてしまいそう。また、15分ごとに利用料が増していくシステムなので、旅行参加者の年齢層や予算によっては、錦ヶ丘ヒルサイドモール内にある水族館「アクアテラス錦ヶ丘」との併用や、「Kid‘s US LAND」もおすすめです。

ちなみに「アクアテラス錦ヶ丘」は小規模な水族館なので、滞在時間は長くて1時間ほどといったところです。

基本情報

感性の森
所在地: 宮城県仙台市青葉区錦ケ丘1-3-1 錦ケ丘ヒルサイドモール2F
営業時間:10時~18時
定休日:不定休
入場料:
(最初の30分)中学生以上 500円、1歳~小学生 400円、1歳未満 300円
(30分以降)年齢に関わらず15分ごと100円
※初回利用時、団体としての施設利用登録200円が別途かかります。
団体:可(要予約、割引対象は10名以上~)
バス駐車場:あり(大型バス駐車可)

プラス情報

お弁当持ち込み:不可(錦ケ丘ヒルサイドモール内は可)
レストラン:あり(錦ケ丘ヒルサイドモール内)
ベビーカー:不可
おむつ交換スペース:あり
授乳室:1ヶ所

観光物産施設内をハシゴ「シャークミュージアム&氷の水族館」

シャークミュージアム
シャークミュージアム

続いては、気仙沼市の観光物産施設「海の市」に入っている「シャークミュージアム」と「氷の水族館」をご紹介します。「シャークミュージアム」は日本で唯一の、サメ専門博物館で、サメの種類や生態などについて模型や映像、クイズなどで分かりやすく紹介しています。

シャークミュージアム

規模はあまり大きくなく、その半分程はサメではなく震災関連の展示となっています。サメの世界を映像で紹介する「ダイブトークシアター」と震災の記憶ゾーンの「気仙沼復興シアター」を両方見ても、滞在時間は1時間くらいでしょうか(保育園年中組の娘は20分程しか滞在しませんでした)。

氷の水族館

「氷の水族館」はマイナス20℃の冷凍庫の中にあり、凍った魚が入った氷のブロックで水族館が造られています。

氷の水族館
防寒具を着て中に入ります。

ライトアップやプロジェクションマッピングなどの演出もありますが、こちらも規模は小さく、滞在時間は10~15分程といったところ。館内が薄暗いので、娘は恐る恐る入館し、プロジェクションマッピングの音にも驚いたりと、5分ほどで退館しました。

年齢や人数にもよるとは思いますが、「シャークミュージアム」と「氷の水族館」の見学プラス「海の市」での飲食やお土産購入でちょうど半日くらいかなという印象でした。

基本情報

海の市
所在地:宮城県気仙沼市魚市場前 7-13
営業時間:8時~17時30分(10~4月は17時まで)※店舗により異なる
休館日:1~6月 不定休(2023年休館日)、7~12月 無休 ※店舗により異なる
バス駐車場:大型バス8台可(無料)

シャークミュージアム
所在地:宮城県気仙沼市魚市場前 7-13
営業時間:9時~17時
休館日:1~6月 不定休(2023年休館日)、7~12月 無休
シャークミュージアム&氷の水族館共通券:中学生以上 1,000円、小学生 500円
※小学生未満は共通券なし。シャークミュージアムは無料。
団体:10名以上

氷の水族館
所在地:宮城県気仙沼市魚市場前 7-13
営業時間:10時~17時(5~9月の土日祝は9時~17時半)
休館日:1~6月 不定休(2023年休館日)、7~12月 無休
シャークミュージアム&氷の水族館共通券:中学生以上 1,000円、小学生 500円
※小学生未満は共通券なし。氷の水族館のみ4歳以上 100円、4歳未満 無料。
団体:10名以上

プラス情報(海の市)

お弁当持ち込み:不可
レストラン:あり
ベビーカー:可
おむつ交換スペース:あり
授乳室:1ヶ所(2階)

様々な感覚が刺激される体験型ミュージアム「感覚ミュージアム」

感覚ミュージアム

大崎市岩出山にある「感覚ミュージアム」。見て触って感じる体験型のミュージアムで、館内は主にダイアローグゾーン(身体感覚空間)とモノローグゾーン(瞑想空間)で構成されています。

ダイアログゾーンに展示されているのは、好奇心をくすぐられる「創作楽器」の数々や、鏡張りの部屋「エアートラバース」、触る強さによって光り方が変わる「fuwa pica」など。いずれも実際に触ったり音を鳴らして楽しめるものばかり。

モノローグゾーンには、岩出山の自然をもとにした香りや音を感じる「香りの森」、ハート形のドームの中に身を横たえて音や光の変化を感じる「ハートドーム」などが展示されています。

様々な感覚を刺激される不思議な体験に娘も私も夢中で楽しめ、二人で2時間半ほど滞在しました。様々なワークショップも予約制で開催されています。

撮影禁止のため写真が掲載できず残念です。館内の様子は公式HPにてご確認ください。

感覚ミュージアム
所在地:宮城県大崎市岩出山下川原町100
営業時間:9時30分~17時
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
観覧料:大人 600円、中学・高校生 300円、小学生 250円、未就学児 無料
団体:20名以上
バス駐車場:大型バス4台可

プラス情報

お弁当持ち込み:可(要問合せ)
レストラン:あり(軽食)
ベビーカー:可
おむつ交換スペース:あり
授乳室:なし

小規模だけど楽しい体験ができる「くりでんミュージアム」

くりでんミュージアム

栗原市にある「くりでんミュージアム」。〈くりでん〉とは、かつて栗原市内を走っていたローカル線〈くりはら田園鉄道〉のことで、2007年に惜しまれながら廃線となりました。

くりでん

ミュージアムでは、実際に使用されていた車両の中を見学できたり、くりでんの制服を着て記念撮影ができたり。本物の運転台を使った運転シミュレーターゲームもあります。

運転シュミレーター
予想以上に難しかったです・・・!

また、手書きの時刻表や手旗など、実際に使用されていた道具類も多く展示されています。営業当時に使用されていたダッチングマシン(切符に日付を印字する道具)と改札鋏で、昔使用されていた硬券切符を切る体験もできました。

くりでんミュージアム

週末には、実際に使用されていた車両やレールバイクの乗車体験イベントもあるので、ミュージアムスケジュールも要チェック。晴れていれば、ミュージアムの隣の「くりはら田園鉄道公園」で遊んだりお弁当を食べるのも楽しいですよ。

くりはら田園鉄道公園
隣接する「くりはら田園鉄道公園」

小規模なミュージアムなので、先にご紹介した「感覚ミュージアム」(車で30分の距離)とハシゴしてもいいかも知れません。

基本情報

くりでんミュージアム
所在地:宮城県栗原市若柳字川北塚ノ根17-1
営業時間:10時~17時
定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)
入館料:一般 500円、小・中学生 300円、未就学児 無料
団体:15名以上
(下記を希望する場合は要予約
・学芸員による解説案内を希望する場合
・ミュージアムだけでなく旧若柳駅舎の見学もご希望する場合
・大型バスを複数台利用して訪問する場合)
バス駐車場:あり(要問合せ)

プラス情報 

お弁当持ち込み:不可
レストラン:なし
ベビーカー:可
おむつ交換スペース:あり
授乳室:なし

貸切バスで、雨の日旅行もラクチン&安心!

雨の日

今回は、宮城県内で雨の日でも遊べる室内あそび場やミュージアムに、実際に足を運んでみました。保育園年中組の娘の反応も見ながら、子ども会や学童での旅行におすすめのポイントなどをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

団体旅行に便利な貸切バスなら、施設見学中にかさばりがちな雨具や着替えなどを車内に置いておけます。さらに、行きや帰りは参加者の自宅近辺を順番に回ってもらうこともできるので、事前の打ち合わせで相談しておきましょう。

わからないことがあれば、お気軽にお問い合わせくださいね。貸切バスの見積もり(無料)は、貸切バスの達人へ♪

この記事を書いた人
鈴木

宮城県石巻市在住。女の子と男の子、2人の子育て中。近年は、子連れ歓迎ホテルや赤ちゃん用設備の充実した施設が増えてきているので、フットワーク軽く子連れ旅行を楽しんでいきたいです!

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