宮崎へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「北浦」
道の駅「北浦」があるのは、北浦町下阿蘇海水浴場の真ん前。日豊海岸国定公園の中でも有数の景勝地として知られています。
下阿蘇海岸は環境庁が選ぶ快水浴場百選で九州で唯一「特選」に選ばれたビーチ。「快水浴場」とは、利用者の多さと水質の良さなどを基準に選定するもので、「人々が水に直接触れて自然の水を五感で感じとることができる水辺をより積極的に評価し、ひとつひとつの場の個性を重んじてすぐれたところ」とされています。
下阿蘇は毎年、海開き前に地元住民と自治体、ボランティアが一丸となり一斉清掃活動を実施。台風の後なども積極的に清掃を行っています。
美しい白砂の海岸線には、青松と浜木綿が植えられ、済んだ海に点在する小島のおかげで波が穏やか。日向松島と称され地元から愛されてきました。鮮やかな海のブルーと山の緑のコントラストが目にやさしく、癒されます。
道の駅は「ビーチリゾート浜木綿村」の中にあり、単なる休憩や飲食だけではなく、キャンプや宿泊、スポーツ、海水浴、観光拠点として楽しめる施設になっています。
研修に最適なミニシアター、塩田(塩資料館)を併設。宿泊施設は松林の中にバス・トイレ付のケビン(4人用が12棟、7人用が3棟)が、林間学校などにぴったりの大人6人用の常設テントが11基、オートキャンプ場(12区画)があります。
スポーツ施設としては、松林の中を爽快にプレイできる全9ホール、パー33のパークゴルフ場、夜間照明付き・全天候型テニスコートが2面、船をイメージした木製アスレチック、緑地公園、5月の連休にオープンする河川プールがあります。
道の駅から車で約10分程度の三川内地区にある「末越レジャーパーク」には、26打席、280ヤードのゴルフ練習場、ミニコース、草スキー、遊具、河川プールがあり、家族連れやサークル合宿などにも人気があります。
「北浦」のグルメ情報
●レストラン海鮮館
北浦町の地元で水揚げされた鮮度抜群の海の幸を提供するレストラン。全席から美しいビーチの眺望を楽しめます。当日の朝、港に水揚げされた魚を使ったお刺身定食、磯づくし定食、レストランオリジナルの北浦丼(カンパチの漬け丼)がおすすめメニュー。伊勢海老解禁時期は「伊勢海老祭り」を、冬は寒ブリを豪快に使った「ぶりづくし」など、旬の味に舌鼓! 食後は道の駅オリジナルの「塩ソフトクリーム」をお忘れなく。
[営業時間]11時~20時(LO19時)、7/20~8/31 11時~21時(LO20時)
「北浦」周辺の見どころ
●塩田資料館
北浦町は「揚げ浜式」の塩づくりが盛んでした。北浦の美しい海からくみ上げた海水を、防水した盛り土の上に細かい砂(塩砂)を敷き詰めたところへていねいにまき、頻繁にかき混ぜながら、天日と風で水分を蒸発させます。この塩砂をかきあつめ、海水であらったものが鹹水とよばれ、それを製塩釜で煮詰めて塩を結晶させていく製法です。資料館の中では製塩作業がパネルで解説され、当時使われていた道具なども見ることができます。入館無料。
[開館時間]9時~17時、年中無休
●下阿蘇海岸「さざれ石」
日本の国家「君が代」にでてくる「さざれ石」。石灰石が長い年月をかけて、粘着力の強い乳状液に変化し、小石を凝結して巨石になったものをそう呼んでいます。下阿蘇海岸は干潮時になると、海岸一面に「さざれ石」が顔を出すスポットとして知られています。このほかに高島海岸、大間海岸でも見ることができます。
●オオスリバチ珊瑚礁群
島野浦島の北東部に広がる、日本最大の規模を誇るサンゴ礁。オオスリバチ珊瑚はお皿のように横へ大きく成長するのですが、島野浦島の場合、バラの花びらのような形状で成長しているため、大変貴重であるといわれています。
また、ここの珊瑚は1年に1㎝ほどしか大きくならないため、3mもある島野浦野の場合は300年以上の時を経て成長してきたのではないかと考えられています。
「北浦」おすすめのお土産情報
●北浦のはまゆう塩、にがりちゃん
昔ながらの製法で時間をかけつくりあげる「北浦のはまゆう塩」は、まろやかな塩でうまみがあります。上質な天然ミネラル92種類をふくんだ「にがりちゃん」はご飯に入れて炊いたり、味噌汁やお茶に1~3滴入れて飲んだり、お風呂に入れてもOKです。この他、熱中症予防に最適な塩飴やにがり飴、塩羊羹などもあります。
●海産物
北浦ではたくさんの魚が取れますが、主にアジ、サバ、タイ、フグなどの乾物が1年を通して購入できます。この他、特産のひじき、あげみ(魚のすり身を油で揚げたもの)などもおすすめ。
●空飛ぶ新玉ねぎ
日本一の早だし玉ねぎとして延岡市がブランド化したもの。甘くさくさくとした歯ごたえで生食はもちろん、ドレッシングやスープ、こんにゃくなどの加工食品も作られています。
●延岡名物「破れ饅頭」
江戸時代、延岡城下でつくられていた「皇賀玉(おがたま)饅頭」のこと。皮が破れ、中につめたあんこが見えることから「破れ饅頭」と呼ばれるようになりました。饅頭の皮はメーカーによってちがいますが、小麦粉に加え、上用粉(米粉)、つなぎに山芋を擦って入れています。しっとりとした感触で餡とよくなじんでいます。
施設名:道の駅 北浦
アクセス:延岡市国道10号交差点より北東へ約22km
住所:宮崎県延岡市北浦町古江3337-1
電話:0982-45-3811
開館時間:店舗・売店 9:00~18:00
休館日:年中無休(年末年始12/31~1/1を除く)
駐車場:普通車:120台 大型バス:5台 身障者用:2台
トイレ:男性:8器 女性:5器 身障者用:3器
その他:「塩田資料館」9時~17時、宿泊施設、オートキャンプ、テニスコート、パークゴルフ、河川プール、末越レジャーパークなど
※最新情報は公式ホームページを参照してください
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