えびの高原

宮崎へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「えびの」

道の駅「えびの」は、宮崎、熊本、鹿児島の県境にあります。北九州から福岡、熊本から鹿児島、宮崎を結ぶ道路、九州縦貫自動車道のえびのICに隣接した国道268号沿いにあります。

えびの市は古くから親しまれている京町温泉や白鳥温泉、霧島連山、えびの高原など自然豊かな場所で、肥沃な大地で育むお米「えびの産ヒノヒカリ」の美しい田園風景が日本三大車窓として親しまれています。交通の便がよいので、九州を周遊する旅の休憩所としておススメのスポットです。

韓国岳
(C)宮崎県観光協会

霧島山の最高峰、韓国岳(からくにだけ)の裾野に広がる標高1200mのえびの高原は霧島錦江湾国立公園内にあり、霧島ジオパークの一部になっています。

えびの高原から韓国岳への登山道は駐車場やビジターセンターが充実し、最も登りやすいルートになっていますが、新燃岳の噴火で立ち入り規制がかかる場合もありますので、気象庁の予防やえびの市の防災情報、道の駅の情報コーナーで事前に確認してからがおススメです。

韓国岳の裾野にはすすきヶ原という平原が広がり、エビ色に染まった穂先が見ごと。えびの高原ではかつていたるところで火山ガスが噴出する過酷な環境下だったため、生育できる植物が限られていました。

そのため、ススキが多く生えており、火山ガスの影響で「えび色」に変わったことから「えびの高原」と呼ばれるようになったといわれています。

道の駅には地元農家が丹精こめて育てた朝どれ野菜、フルーツ、畜産の盛んなえびのならではの和牛などがたくさんならぶ市場「結いの市」、地物にこだわり、旬の新鮮な食材を使ったバイキングレストラン「えびのっ娘」、オープンテラスのある休憩所「軽食ちゃいっぺ」があります。

宮崎牛ステーきを精肉コーナーでチョイスし、会計後、レストラン「えびのっ娘」で焼いてもらうサービスもあります。レストランからは見晴らしがよく、晴れた日には霧島連山の雄姿が楽しめます。

えびの市には陸上自衛隊えびの駐屯地があるため、「結いの市」では自衛隊グッズも販売。リュックサックや帽子、ポーチ、万能ナイフ、田の神さぁ自衛隊キャラクターお菓子などのアイテムが並んでいます。

もう一つの名物はは「鹿皮革(ししかわ)」グッズ。えびの市の鹿皮でつくったキーホルダー、財布などの小物もこの道の駅ならではです。

「えびの」のグルメ情報

●食堂「えびのっ娘」

座席数97席、木の木目が美しいどっしりとしたテーブルが並ぶレストラン。

1時間食べ放題のバイキング形式で、地元産の野菜や肉、山菜、フルーツ、お米などをふんだんに使用した常時約30~40種類の料理を取り揃えています。おにぎりやパスタ、ピザなどもあり、家族そろって楽しめる内容になっています。
[営業時間]11時~15時(ディナーは予約のみ)

●軽食「ちゃいっぺ」

うどん、そばなども食べられる軽食コーナー。ここの目玉はえびの産完熟キンカンを使用したキンカンソフトクリーム。

無添加生乳ミルクも濃厚なのに後味さっぱりのおいしさ。天気の良い日はぜひオープンテラスで。
[営業時間]9時~18時

「えびの」周辺の見どころ

●足湯の駅 えびの高原

足湯の駅 えびの高原
(C)宮崎県観光協会

霧島屋久国立公園内にあり、県道30号線からえびの高原に入ってすぐのところにあります。

湯温は35~36度で24時間利用可能。無料です。川湯をイメージしたつくりで、展望が自慢のレストランが併設されています。

●白鳥温泉

県道30号線をあがって行ったところに上湯、1km離れたえびの高原に向かう中腹に下湯があります。

上湯は西郷隆盛も当時に訪れたといわれる歴史ある温泉。えびの市を一望できる露天風呂や木製の蒸し風呂があります。

下湯はアウトドア体験型施設になっており、フィールドアスレチックやケビンなどがあります。

●グリーンパークえびの

宮崎県「グリーンパークえびの」

南九州コカ・コーラボトリング社のえびの工場。えびのICのすぐそばにあり、東京ドーム1個分もあるお花畑が有名です。春は菜の花、夏はひまわり、秋はコスモスが楽しめます。

コーク館にはコカ・コーラのコレクションギャラリー、オフィシャルグッズを扱うショップ、試飲コーナー、シアタールームがあります。

工場見学を希望する場合は、3か月分の予約を電話でできます。製造工程を見た後試飲まで約1時間のコース。
[問合せ]9時30分~17時(月曜休館) Tel:0984-25-4211

●えびの市歴史民俗資料館

古墳時代、約2,000基を数える島内地下式横穴墓群から出土した短甲や冑、銀象嵌大刀などの重要文化財、九州制覇を目指した島津氏の遺品など貴重な歴史資料を展示しています。
[開館時間]10時~18時、月曜定休(祝日の場合は翌日)、入館料無料

●真幸駅(まゆきえき)

宮崎県「真幸駅」

JR肥薩線にある宮崎県唯一の駅。山線と呼ばれる険しい区間にあり、列車は真幸駅にいったん入り、引き返した後、再び駅の上の錬炉へと折り返す逆Z型のスイッチバック駅としても有名です。

「真の幸せに入る」に通じるとして、入場券が人気でホームには「幸せの鐘」を設置。幸せと感じる度合いに応じて鳴らすといいそうです。駅舎は1911年解説そのままの姿で残されています。

この真幸駅でいつも似顔絵をかいている「じゅんぺいさん」の絵を使ったオリジナルグッズが道の駅で販売されています。

「えびの」おすすめのお土産情報

●えびの特産鹿肉

鹿皮革グッズと並んで、えびの産の鹿肉製品も充実。高たんぱくで低脂肪、鉄分の含有量も多いので、健康志向の人にはおススメ。

えびの産ヒノヒカリ米粉をまぶして甘酢につけた「鹿ん南蛮」というB級グルメメニューも開発され、注目を集めています。

●「きらり宮崎」「宮崎黒糖ゴーフレット」

宮崎県えびの産米ヒノヒカリを使用したお菓子。道の駅限定発売です。

●えびの手延べそうめん、パスタ、そば、うどん

手延べならではのコシ、うま味が自慢の麺類。スープ付きです。

●明石酒造「明月」

宮崎県「明石酒造 明月」

創業120年以上、えびの市にある酒蔵。えびの高原の原生林を伏流する清冽な水と伝統の醸造技術で仕込まれた本格焼酎「明月」。南九州産の黄金千貫を中心としたサツマイモを使用しています。

●えびの産ひのひかり

宮崎県「えびの産ひのひかり」

日本の米づくり百選に選ばれている宮崎のブランド米。霧島連山の湧水を集めた川内川と肥沃な大地。高原特有の寒暖差の激しい気候がおいしいお米の生育に一役かっています。

●宮崎牛、黒豚、たまご

標高700mの高原で育つ黒牛。地元で生産された稲わらやイタリアンライグラスなどを使用した粗飼料は100パーセントの自給率を誇ります。

畜舎内をかけまわり、健康に育てられる黒豚は甘味がありくさみのない「えびの産黒豚」。さわやかな高原の風の入る鶏舎で育てられる元気たまご。鮮度抜群の畜産品も道の駅の目玉のひとつです。

information
施設名:道の駅 えびの
アクセス:えびのICから東へ1分
住所:宮崎県えびの市大字永山1006番地
電話:0983-25-5055
開館時間:4月~9月 8時30分~18時/10月~3月 8時30分~17時30分
休館日:毎月第3火曜日
駐車場:普通車:80台 大型バス:6台 身障者用:2台
トイレ:男性:7器 女性:6器 身障者用:1器

※最新情報は公式ホームページを参照してください

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

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