戸隠中社にいってきました

長野・戸隠へ日帰り旅行!本当は貸切バスツアーで行きたかった【2】

どうも、どうも。編集部Iです。

遅い夏休みを取って、夜行バスに揺られ、日帰り戸隠ツアーを楽しんできました。

1回目は戸隠神社・奥社参り編をご紹介

今回は戸隠中社参り&神告げ温泉編です。ちなみに3回目はラスト!善光寺参り編をお届けします!

こんな山奥に有名建築家設計の茶屋がっ!

奥社入り口にある「奥社の茶屋」
建築家・隅研吾さん設計の「奥社の茶屋」

さて、無事奥社参りを済ませましたが、バスで一気に登ってしまったのでまだまだ時間は9時30分ぐらい。

おしゃれなたたずまいの「奥社の茶屋」はまだ営業していません・・・。ずいぶん前にここで並んで(夏休みですごく混んでた)そばを食べた記憶があります。

そばソフト、おいしそうだったな~(娘はキイチゴソフトが食べたいといってましたが)。

ちなみにもう一軒、奥社では有名な蕎麦屋「なおすけ」さんは定休日。

奥社前「なおすけ」

残念ですが、ソフトクリームは諦めて中社に向かいます。

熊出没注意にビビる母娘2人旅

お山は快晴です!

戸隠神社、実はいたるところに「熊出没注意」の看板があります。

本当は天気が良くなったので、鏡池まで歩いていこうと思ったのですが、入り口にどでかい看板が立っててすっかりビビッてしまいました。

人気のない森はとても魅力的でしたが、熊の餌になるのもちょっと、ということで、駐車場の脇から中社に向かう遊歩道ルートに入ります。

イメージでは山を降りていくと思ってたのになぜか登り坂!?

えっ?あっているの??でも誰もいないので聞けず、Google map片手に太陽の位置を確認しながら進みます。

途中、あんまりにも人に会わないので不安になり「森のくまさん」を歌いながら歩く母娘。

変ですよね?50代と20代の女二人が手をつないで歌ってる光景・・・。

戸隠中社に無事到着!人、人がいる!!

中社には人がいました

途中、不安になり、草刈り中のおぢさん2名に道を聞いた私たち。

方向は間違っていなかったようで、ちょっとホッとしました。

山から下って(正確には登って下って、登って下ってきた)きたので、裏手から入ることになりましたが戸隠神社中社です。

ご祭神は「天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)」です。

天岩戸に隠れてしまった天照大神様を誘いだすために、岩戸神楽を創案し、岩戸を開くきっかけを作った神様といわれています。

ご利益は学業成就、商売繁盛、開運、厄除、家内安全です。

小娘はここで学業成就のお守りをいただき、私は金運UPのお守りを頂戴しました。

浮世の穢れをを流しに神告げ温泉へ

神告げ温泉へ

無事お参りを済ませたあと、さっそく神告げ温泉へ向かいます。

ここは戸隠にある唯一の日帰り温泉だそう。

中社からさほど遠くないところのようだったのに、行けどもなかなかたどり着かない感じ。途中で作業中のおぢさんにお尋ねすると『そのまま真っすぐ5分ぐらいだよ』との回答。

慣れない山歩きで足が死んでいた娘にあと「5分」といえず、「あと少し」とサバ読む母・・・。

怒りが噴出する寸前でやっと看板が現れて事なきを得ました。

ちなみに温泉の向かい側は、ちびっこ忍者村という施設(忍者に変身できるらしい)。

神告げ温泉の建物

入浴料は大人600円。こちらもひとけがほとんどなく、お風呂は独占状態です。

神告げ温泉の女湯

残念ながら、お湯は循環加熱式?のようで塩素の臭いがしていました。シャワーが壊れていてうまくでないやつが多く、娘があちこちウロウロする羽目に(私は日頃の行いがいいので壊れてないぞ!わっはっはー)。

隣の男湯からは地元のおぢいちゃんたちの会話が聞こえてきますが「〇×%#&!」さっぱり何言ってるかはわかりません。

お風呂の後は、100円で動くマッサージチェアでリフレッシュ。さあ、お蕎麦を食べにいきますよ!

そば団子も絶品!「徳善院蕎麦 極意」さんのお蕎麦

絶品そばが食べられる宿坊極意

戸隠神社中社にある「徳善院蕎麦 極意」。こちらは江戸時代から続く宿坊でもあり、そちらで出していたお蕎麦が好評で始められた蕎麦屋さんと聞いています。

お昼を少し過ぎたあたりでしたが、並ばずにすんなり入れました。

最初のお通しで出していただいたそばかりんとう、甘さ控えめでおいしい!疲れた体に染みます。

辛味大根のおろしそば

ビールを頼み、母は辛味大根の海老天そば、娘は海老が2本付くざるそばを注文。

海老天2本がつくざるそば

麺は細めで滑らかな舌触り。甘すぎないそばつゆでつるつるいただけます。

一緒についてきたおぼろ豆腐には、そばの実で作ったお醤油?が添えられていてこれまた絶品でした。

長野の辛味大根は大、大、大好き。あのぴりっとした辛さとみずみずしさがたまりません!

食後にいただいたそば団子は、外側がカリっと香ばしく、中はふんわり。餡とみたらしの2種類とも美味しかったです。いま、原稿を書いてても涎がでます。

人気のそばや「うずら家」

ちなみに戸隠神社で人気の1、2を争うそば屋さんという「うずら家」さんは長蛇の列で1時間待ちだそうでした。

次の路線バスが来るまで約1時間!もう動けませんなぁの2人

中社の路線バス停でバスを待つ

お土産屋さんなどを冷やかせば時間つぶしになりますが、もう立ち上がる気力もない2人。

次の路線バスが来るまで約1時間、バス停のベンチで黄昏ることに。

貸切バスなら自分たちのペースですが、なかなか思うようにはいきません。

中社には樹齢700年を超えるご神木、800年を超える三本杉があります。

樹齢700年、800年の杉が境内に

こちらはバス停前にある杉の木もなかなかの貫禄です。

バス停前の杉の巨木

この後、善光寺まで戻り、帰りの高速バス発車時刻まで観光&お土産探しです。果たして歩けるのか?小娘??

■戸隠神社 中社

ホームぺージ

●住所:長野県 長野市戸隠3506
●アクセス:貸切マイクロバスや大型バスで訪れる場合は、上信越自動車道・須坂長野ICを降り、「浅川ループライン」を経由して戸隠中社の駐車場へ向かいましょう。
「浅川ループライン」は、長野オリンピックの際に開通したルートで、善光寺の北東から戸隠に通じるルートです。インターチェンジから約65分・34㎞ぐらいの距離です。
●観光バス駐車場:貸切マイクロバスや大型バスで訪れる場合は『中社西駐車場』利用になります。
混み合っている場合は戸隠観光情報センター(有料)を案内される場合も。こちらは、マイクロバス1,000円、大型バス2,000円です。
●問合せ先:戸隠観光協会 電話:026-254-2888

戸隠神社奥社・中社をめぐる貸切バスツアーモデルプランと料金目安はこちら
高速バスを利用した日帰りバスツアープランとかかった費用はこちら

※料金やサービス等は2018年当時のものです。最新の情報は公式ホームページを参照してください。

▼貸切できる観光バスの種類一覧
貸切送迎バスの種類大型バス中型バス小型バスマイクロバスサロンバス

この記事を書いた人
ちくわ

旅行メディア編集長兼ライター、総合旅行業務取扱管理者、旅行会社勤務経験あり、目黒区ボランティアガイド見習い中。プライベートでも古代史オタクとして年に数回フィールドワークに出かける旅好き。時々バス愛がさく裂!?

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