天下第一の桜「高遠コヒガンザクラ」はバスツアーで見に行こう!
皆さん、こんにちは!編集部Iです。
河津桜がすでに満開というニュースが届いていますね。
ソメイヨシノよりもピンク色が濃く、開花が早いことでも知られています。
写真は2014の3月4日、はとバスツアーに参加して撮影したものです。
この年は天気が悪い日が続いて、花持ちが心配されていたのですが、見事な咲きっぷりで目を楽しませてくれました。
たくさんのツアーバスで駐車場はバス天国♪
今年は開花が早いので、どうかな?寒い日が続いたので、いまのところ無事なようです。
都内でも桜の名所を巡るツアーがたくさん発売されていて、どれに参加しようか迷っちゃいますよね。
さて今回は、少し遅めのお花見が楽しめる、長野県伊那市にある高遠城址のかわいらしいコヒガン桜をご紹介しましょう!
薄紅色に煙る、高遠の春
長野の春は遅い・・・。でもそれだけに、春の訪れはとてもうれしいものです。
高遠は戦国時代、高遠頼継が納めていましたが、武田信玄公との戦に敗れ、その後は武田氏配下に入ります。
その後、信玄の5男勝頼の異母弟である仁科盛信が高遠城主に。1582年の織田信長公の甲州征伐の折り、最後まで高遠城を守り、落城後は自害。
NHK大河ドラマ「真田丸」でこの辺のエピソードって放送されてましたよね?
この盛信の死によって武田家は総崩れ、勝頼は天目山で自害しました。その後の歴史はぜひドラマで楽しんでいただくとして・・・。
高遠城にあった「桜の馬場」、かつては馬の姿が見えなくなるほどの桜の花が咲き誇ったといいます。
明治4年の廃藩置県により、城は取り壊され、公園になりました。
その後荒れ果てた様子を見てなんとかしたいと思った高遠藩の旧藩士たちが「桜の馬場」から桜を移植し、現在のような桜の名所となったといいます。
本丸にある老木はこのころに植えられたもので、この他にも130年以上の樹齢を誇る古木も多数残されています。
園内には約1,500本の桜が植えられており、「天下第一の桜」として「さくら名所100選」のひとつに選ばれています。
花は5枚1重でソメイヨシノよりも濃いピンク色。春の彼岸ころに咲くのでその名がついたとか。花期が短いので、いついくかタイミングが難しいことは確か・・・。
今年(2016年)予測は長野市内のソメイヨシノで4月9日頃開花。高遠の桜はいまのところ不明・・・な様子。ただ、例年で最も早い開花は2015年の4月9日で遅いのは2012年の22日。
今年はどうでしょう???
ちなみに編集部Iがでかけたのは2015年4月15日。
結構散りはじめのころでした。でも、まだまだきれいでしたよ!
バスでアクセスが便利な高遠行き
高遠城址公園は「高遠駅」から歩いて約15分程度。
JR飯田線の「伊那市駅」からバスで約25分、
もしくは「茅野駅」からバスで約55分かかります。
ちょっと不便ですよね。
この他、中央高速バスで新宿もしくは名古屋から伊那市駅まで約3時間30分ぐらい。そこからは再びバスに乗り換えて・・・とかなり面倒くさい。
というわけで、ツアーバスを利用するか、貸切バスでいくのがとってもおススメですよ!
編集部Iが参加したのはおなじみクラブツーリズムのもの。
トイレ付きのゆったりバスということで1人約1万円。
上野を出発後、まずは山梨県にある「星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳」へ。こちらでランチビュッフェを楽しみましたー。
平日ということもあり、リゾート内は私たちツアー客ぐらいか?
お天気もすっきりしないということもあり、ちょっと寂しい・・・。
こちらの建物はイタリアの建築家、マリオ・ベリーニ氏がデザインしたもので、イタリアの山岳都市をイメージしたものだそう。
実は編集部I、オープンしたばかりの頃、泊まったことがあります。
その当時は「リゾナーレ小淵沢」という名称で大人向けのおしゃれなリゾートホテルということで、バブル時代のシンボルみたいな感じ。
星野リゾートによる経営に変更後、大人のためのファミリーリゾートとして生まれ変わっています。
専用のベビールームやキッズルームがあり、お子様連れの家族がみんなで楽しめる施設になっています。
コーヒーショップやスイーツのお店、食材の店、ブティック、ジュエリーショップ、インテリア雑貨などなど。
行楽シーズンにはたくさんの人でにぎわうのでしょうねー。
小淵沢の新鮮なお野菜をタップりいただいた後、バスは高遠を目指します。
今回のツアーはゆったりめがコンセプトなので、あわただしさは皆無。1か所でゆっくり過ごせる行程になっていました。
天候は荒れ模様ながら、美しい高遠城址公園
高遠城址公園の駐車場につきました。
毎年約20万人が訪れるという「高遠さくら祭り」。
駐車場は市営で350台ほど泊められるそうです。
大型バス・中型バスは3,000円、マイクロバスは2,000円。
さくら祭り期間(4月2日~30日)は有料で、それ以外は無料だそう。
それ以外に無料の臨時駐車場が2,700台駐車OK。
入園料は団体(30人以上)で大人400円、子ども200円。
個人は大人500円、子ども250円です。
日没後はライトアップされるので、夜22時まで桜見物が楽しめます。
自分たちでバスを借りて出かける際は、事前に駐車場の件や休憩場所について必ず確認しておきましょう!
グランドゲートを上り、城址公園内へ。
桜に気を取られていると足元があぶない・・・。
雨上がりは要注意です。
天気がいいと、大丸や南曲輪から中央アルプスの雄大な景色が見えるそうなんですが、あいにくの曇り空。
天気のいい日にまた訪れたいものです。
公園内には売店や休憩所などがあります。
ここの名物は高遠そばなので、ぜひ味わってみては?
私たちは日帰りでしたが、現地に泊まってゆっくり観光を楽しんでもいいですね!
高遠の他、春日公園、伊那公園、六道の堤、美和ダムなどでも桜が楽しめます。
いちご狩りも楽しめますよ!
クラブツーリズムでは、今年もコヒガンザクラツアーを開催するようです。
この他にもいろいろ桜を楽しむツアーが各社で企画しているようなので、人数が少ないときは利用してもいいですね。
まとまった人数で楽しむ場合ならやっぱり貸切バスが便利!
楽しい観桜ツアーを企画してみてはいかがですか?
■高遠さくら祭り2016
http://takato-inacity.jp/h28/
【公園開き】
2016年4月1日
【祭り期間】
公園開き~4月30日 8時~17時
※満開時は6時~22時(21時30分最終入園)
<高遠城址公園のナビ登録先>
高遠町総合支所
長野県伊那市高遠町西高遠1806
伊那市観光協会・伊那市役所
長野県伊那市下新田3050(伊那市役所観光課内)
Tel:0265-78-4111
※料金やサービス等は取材当時のものです。最新の情報は公式ホームページを参照してください。
自分たちで貸切バスを借りて出かけるならスケジュールは自由自在!
個人旅行なら高速バスやツアーバスはとっても便利。料金もリーズナブルですね。
でもある程度まとまった人数で出かけるなら、貸切バスが意外に便利でお得かもしれません。
ご近所の方と一緒にお花見ツアーを企画してもいいですね!貸切バスは個人でも簡単に手配できるので、気軽に見積りを取り寄せてみましょう。
◆10名~20名程度のグループならマイクロバスがおすすめ
マイクロバスは、貸切バスの中でもいちばんコンパクトなサイズ。
補助席を使えば27名ほどの送迎が可能です。結婚式や法要などで利用したことがあるのでは?
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特にお花見シーズンは道路が大変混雑します。プロのドライバーに運転をお任せできる貸切バスは安心して車内でくつろげます。
◆27名までなら中型バス・40名前後なら大型バス
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もし、貸切バスでお花見ツアーに出かけるなら、早め、早めにバスを押さえてしまいましょう。
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