奈良旅行といえば鹿だよね

夏に奈良に行ってはナラない!?「大化の改新の謎」に迫る!大人の修学旅行

こんにちは~!編集部Iです。
実は奈良旅行したのは昨年の夏。その時のことを記事に書こうと思っているうちに年が明けてしまいましたー。すみません。

今回の旅のテーマは「大化改新の謎(PHP研究所出版・関裕二著)」。

大化の改新の立役者といえば、中大兄皇子や中臣鎌足。悪名高き蘇我入鹿を内倒し、王政復古を果たしたと私たち世代は歴史の授業で習いました。

ところが「大化改新の謎」では、蘇我入鹿こそが、厩戸王(聖徳太子)の善政の後継者であり、中大兄皇子の方が裏切者だったといいます。本当の大化の改新の舞台裏とはどうだったのか・・・。その真相に迫る!?べく、奈良旅行にでかけることになったのです。

といっても、謎に迫りたいのはオットであり、編集部Iは奈良で何を食べるかに迫ってきましたけどね。

美術館のような奈良ホテルに格安で泊まれた!

奈良にでかけたのは7月3日。2泊3日で奈良オンリーの旅。

奈良までのJRチケット

もちろん、新幹線から京都を経由して近鉄で奈良へいくのですが、JTB旅物語のお得ツアー、電車の時間変更はもちろんのこと、京都での途中下車は不可。ぜったい奈良だけで遊べ!っていうことになっています。

宿泊先のホテルは有名な「奈良ホテル」。

クラシカルな外観の奈良ホテル

奈良公園の高台に建つ、100年以上の歴史ある老舗ホテルです。木造2階建て入母屋造りのクラシカルな外観が歴史の街にぴったりなたたずまいですね。

「関西の迎賓館」として開業し、数えきれないVIPなお客様が宿泊してきました。ホテルのロビーへ入ると、回廊式の大階段があり、真っ赤な絨毯が敷き詰められているのがなんともエレガント。

奈良ホテルのホールと大階段

春日大社で見かけた釣り灯篭のようなライトや、たくさんの絵が飾られ、美術館のような雰囲気です。宿泊客以外でもレストランやバー、ホテルショップなどを利用できるので、ぜひ、足を運んでみてください。

残念ながらお部屋は本館ではなく、新館の方でしたが、2泊もできてちょっと贅沢な気分を味わえました。

でも、関西の夏の厳しさは痛かった!

お得なツアーには必ず裏がある!そうです。そのとおり。この時期の関西はかつて体験したことのない暑さだったんです・・・。まあ、もちろんそれなりに覚悟はしていったのですが、ちょっと甘かったです。

最終日に法隆寺に出かけたんですが、タクシーの運転手さんから「夏に奈良にくるのはアジアの観光客だけ。修学旅行生だって来ないよ~」といわれました。そりゃそうだ・・・水分量が人より少なそうなオットは倒れるの間違えなし!?

JR奈良駅からホテルまで歩ける距離でしたが、途中で絶対行き倒れる。ホテル前まで行ける路線バスがあるらしい、ということをキャッチしていたので、さっそく観光案内へ。

奈良駅を降りて観光案内所へ

編集部I「すみませ~ん。奈良ホテルを経由するバスって何番からでてますか?」

観光案内の方「Just moment,please~」と英語で受け答えしつつ、英字版の地図を出してこようとして、もう一人の女性に制止される・・・・。

さすがインターナショナルな観光地!日本人にも英語で答えるのね~(いやいや、私、日本人だから。確かに大阪でも英語でガイドされたけど、JALの機内でも英語で入国カード書くように案内されたけど)。

奈良ホテルを通る路線バス

奈良交通バス・東口1番乗り場からバスはでている(天理方面行きで約15分ぐらい)とのこと。ただし、本数は多くない(1時間に2本ぐらい)なので要注意です。

なお、近鉄奈良駅からも奈良交通バス・3番乗り場からホテルに行くバスに乗れます。

まだチェックインまで時間があったので、取り急ぎ荷物を預けてお昼ご飯にでかけることにしました。

「ならまち」には町屋をリノベーションしたかわいいお店がいっぱい!

名勝 旧大乗院庭園
名勝 旧大乗院庭園

奈良ホテルの南側に隣接する「名勝 旧大乗院庭園」の脇を抜けて奈良町に向かいます。

大乗院庭園は、1087年に創建された興福寺の門跡寺院だそう。室町時代の徳政一揆で荒廃しましたが、当時の作庭の名手、善阿弥によって改造され、明治初頭まで南都随一の名園と称えられていました。

古い町屋をカフェや雑貨店に「ならまち」

「ならまち」は、元興寺の旧境内に広がる情緒ある街並みが続くエリア。「町屋×カフェ×雑貨屋」と女子にウケる要素をたっぷり盛り込んだ人気の観光スポットになっています。

オットの目当てはもちろん蘇我馬子ゆかりの「元興寺」。ツマの目当てはもちろん「町屋レストラン」。

殺人的な日差しが降り注ぐ中、元興寺に行くためにオットは、ツマを手なずけるためフレンチレストランでよく冷えたワイン(高い方を奢ってくれた)を飲ませてくれます。

人気のレストラン「French omoya」

お店の名前は「French o・mo・ya」奈良町店。150年前の民家をリノベーションした、とってもおしゃれなお店です。

日曜のランチということでお店は満席。普段、週末は予約がないとなかなか入れないようなんですが、たまたまお客さんが帰ったタイミングということで、するっと入れました。ラッキー!

器は信楽焼きを使っていて和風の演出。年齢を重ねるとたくさん食べられないので、少しずつ手をかけたお料理をいただけるのはうれしかったです。

ランチコースの最後は手作りデザート

最後は自家製のデザートをいただいて、元興寺に向かいますよ~。

蘇我氏ゆかりの「元興寺」へ

ならまちの中にある「元興寺」

「元興寺(がんごうじ)」は、蘇我馬子が飛鳥の地に建てた日本最古の寺院である飛鳥寺(光興寺)」を平城京遷都により移転したものです。移転といっても飛鳥寺そのものは、明日香村に残り、名前だけ?!が引っ越したという具合です。

元興寺
www.photolibrary.jp

訪れたときはちょうど、極楽坊禅堂の中で撮影された画像を使った観光キャンペーンをやっていたため、立ち寄る人も多かったように思います。

本堂の屋根瓦は、飛鳥時代のものだそう!地味にスゴイ・・・。所蔵庫にも保管されています。

元興寺は、世界文化遺産「古都奈良の文化財」の一部として、旧僧坊遺構である国宝極楽堂(極楽坊本堂)と国宝極楽坊全室が登録。国宝級の文化財が数多く所蔵されています。

太子建立四十六ケ寺のひとつとされているこのお寺。聖徳太子信仰に篤く、聖徳太子立像(16歳の時といわれる孝養像と2歳の時といわれる南無佛太子像)が展示されています。

594年に推古天皇により、蘇我馬子と聖徳太子に「仏法興隆(ぶっぽうこうりゅう)」の詔(みことのり)が出され、三法(仏・法・僧)を興隆させた時代。その拠点になったのが蘇我馬子の「飛鳥寺(=法興寺、つまり元興寺)」と、聖徳太子の「斑鳩寺(=法隆寺)」であり、「仏法興隆」の文字を入れた名前『法興』と『法隆』になったというわけです。

ところで、「元興寺」には元興神(がごぜ)と呼ばれる鬼伝説が残されています。

奈良時代に元興寺に現れた人食い鬼=がごぜと、それを退治した雷神の力を授かった童子の話で、日本各地に分布する妖怪、鬼の異名となったのが「がごぜ」、「がごじ」であり、元興寺の鬼が起源という説もあるとか。

境内の中には5つの鬼の像が隠れているそうなので、ぜひ、見つけてくださいね~。

藤原一族に縁が深い興福寺はパス!?らしい

興福寺の五重塔

奈良の修学旅行といえば、興福寺。かの有名な五重塔を始め、東金堂、阿修羅像などを安置する国宝館があります。

とりあえず、記念撮影はしたものの、立ち寄る気ゼロのオット。徹底した蘇我一族&聖徳太子びいきです。夕方にはオットの元同僚と会う約束があり(一緒に焼肉に行く!)、さっさとホテルに戻って英気を養う気満々。

帰る道すがら奈良公園で鹿と戯れてみました。

奈良公演には鹿がいっぱい(鹿せんべいのそば)

奈良公園には約1,200頭の鹿が生息しているそうです(国の天然記念物に指定)。この鹿さんたちはどこからやってきたのかというと、茨城県にある鹿島神宮の祭神・武甕槌命(たけみかづちのみこと)が純白の鹿の背中に乗って、奈良の平城京に参上したのが始まりといわれています。(鹿島神宮に関する記事はこちらを参照)

710年に奈良の藤原京から、平城京へ遷都する際、当時もっとも力のあった藤原氏は、平城京の鎮守のため、春日大社を建て、武甕槌命(藤原氏の祖先神とのこと)をお祀りしようと考えました。

ところが、武甕槌命は茨城県にいるんだよね~困ったな~と思ってたところ、向こうから鹿に乗ってやってきたというわけです。

そこで、武甕槌命だけではなく、鹿も「神の使い」として崇められるようになり、今に至ります。

写真を見てもお分かりの通り、園内にはいっぱい鹿のフンが落ちています。一体だれが片づけてるんだろう?と思ってたところ、実は黄金虫くんたちがせっせと処理しているとか。

フンは芝の養分にもなっているということで、その芝をまた鹿が食べて・・・という自然のサイクルがちゃんと機能しているそう。う~ん深い。

鹿は強い雄1頭につき、10頭くらいのメスを引き連れハーレムを形成しています。公園の人通りが多いところで鹿せんべいをいっぱいもらえているのは、その中でも力の強い雄ハーレムのみ。人目につかないところで細々と暮らしているグループの方が多いそう。

見た目よりもいっぱいいるんだ!と、びっくりしました。

奈良に泊まっているのになぜか大阪で夕飯を食べる!

大阪・鶴橋はコリアンタウンとして有名

大阪にいるオットの元同僚、熟年ライター!?Kさんと会うため、近鉄奈良から鶴橋に向かいます。

最初は奈良で会おうと考えてたようなんですが、奈良でこれは!と思うお店が見つからなかったため、私たちの方で鶴橋(ライターKさんのおススメ)まで遠征することになりました。

近鉄奈良駅から電車に乗ると「んんん?」

私たちの乗った車両だけかもしれませんが、日本人は私たちだけ(!)のようです(驚)。
アジア(韓国・中国・ベトナムとかも??)人の家族連れらしい集団が異国の言葉でおしゃべりしています。どうやらみんな観光だけして奈良には泊まらず、大阪に帰るところのようです。

鶴橋駅で待ち合わせて「大邱家(たいきゅうや)」さんへ。

大邱家さんで焼肉会食

こちらのお店は韓流スターにも人気だそうで、店内にはポスターやサインなどがたくさん飾られていました(全然誰が誰だかわからないですけどね)。東京でいうと新大久保的なエリアなんですね。

さんざん飲み食いしたあげく、Kさんにゴチになってしまいました・・・!本当にありがとうございました~。

その後、さらに韓流カフェへ。

鶴橋にある韓流カフェ

あ、ちなみにこのボリューム満点のスイーツはオットのですから。甘いものは私には入りません(酒ならたくさん入ります)・・・。皆さんも大阪においでの際はぜひ、鶴橋でディープな夜をお楽しみください。

ちなみに、数年後、小娘と大阪二人旅でまた鶴橋焼肉しちゃいました。

さて、明日も朝早くから、蘇我氏と厩戸王(聖徳太子)の足跡を求めて飛鳥までお出かけ予定。ホテルに戻ります。

ホテルのバーでは「ドンペリフェア」をやっていました。

奈良ホテルのバーで寝酒を・・・

明日も過酷な飛鳥行きを控え、オットはツマのご機嫌をとります。
「せっかくだからドンペリ、頼んじゃえば?」

お言葉に甘えてドンペリを頼んでやった

じゃあ、遠慮なくー。ドンペリ飲むのなんて○十年ぶり。バブル時代以来かしら?

おいしゅうございました。

藤原氏ゆかりの「春日大社」へ嫌々?行くオット

さて、2日目の朝。奈良ホテルのメインダイニングルーム「三笠」で朝ごはんをいただくことに。

ダイニングルーム「三笠」で朝食

朝食は和食か洋食、どちらかを選択。卵の焼き方やパンの焼き方などいろいろお好みでオーダーできます。正直、量が多くて死にそうでした・・・。

そして、朝早くならすいているだろうと思い世界遺産「春日大社」へ。

春日大社の始まりは710年ころ。そのきっかけを作ったのは中臣氏、のちの藤原氏となる豪族です。天智天皇が唐の長安をモデルに奈良に都、つまり、平城京を造った際、御蓋山(三笠山、春日山とも呼ぶ)に神様を祀りました。その神様が藤原氏の氏神であり、武甕槌命(たけみかずちのみこと)です。

オットとしては藤原氏に縁の深い春日大社に行くのは「フン!」て感じだったんですが、私としては絶対行きたかった場所。

春日大社

実は、「春日大社」は第六十次式年造替が完了する年。平成19年からスタートし、28年は本宮遷座が行われる年で、これは20年に一度のチャンスです。見逃したくない!

伊勢神宮の場合、神様の御座所を新しい場所に移す「遷宮」を使います。一方、春日大社の場合は一時的に本殿の西隣にある移殿にご神体を移し、その間、本殿の修繕や吹替、色の塗り替えを行うため、「造替」ということばを使うそうです。

このため、私たちが訪ねた7月は、神事を行うための東回廊を特別公開中!禁足地である御蓋山浮雲峰遥拝所(みかさやまうきぐものみねようはいじょ)から、間近で詣でられるというスペシャルな企画。

御蓋山浮雲峰遥拝所(みかさやまうきぐものみねようはいじょ)
御蓋山浮雲峰遥拝所(みかさやまうきぐものみねようはいじょ)

特別参拝料をお支払いし、しっかり詣でてきましたよ~。

本殿の裏側には、後殿御門があり、明治維新より140年閉ざされたままでしたが、今回は開門されていました。つまり、ぐっと本殿へ近寄れるチャンスでもあります。

また、幻想劇な万灯籠が保管されている藤浪之屋へ。昼間でも照明を使わず、灯籠の灯りだけで幻想的、かつ、厳かな雰囲気を味わえました。

大満足のお参り(私だけかもしれないけど)を終え、奈良公園に向かう道すがら、続々と春日大社へ向かうアジア観光客の集団とすれ違いました。皆さん、静かにお参りしたいメジャーな観光地へは朝早く詣でるが鉄則ですよ!

飛鳥はレンタサイクルで回るがおススメ

さて、飛鳥へは電車で向かいます。近鉄奈良駅から大和西大寺へ、そこから、近鉄特急で橿原神宮前で乗り換え約40分ぐらい。

途中の車窓からは広大な平城宮跡が見えます。

平城京跡

平城宮は「古都奈良の文化財」として東大寺などとともに世界遺産に登録。イケメンとして名を馳せた在原業平が開いたお寺「不退寺」や光明皇后(藤原不比等の娘)が創建した「海龍王寺」、「法華寺」などがあります。当然スルー。

飛鳥駅にやっと着きました。

飛鳥駅に到着

駅前でレンタサイクルを借ります。飛鳥エリアは結構広大で、遺跡や史跡があちこちにあるため、自転車がとても便利。平日1日900円から。アップダウンがあるので、電動アシスト付きのものを借りました(1,500円)。

実は二人乗りの超小型モビリティ(電気自動車)もレンタルできたのですが、説明に20分かかると聞いて辞めました・・・それに風通しが悪いのでかなり暑いらしい・・・。

まずは厩戸王(聖徳太子)ゆかりの橘寺へ。

飛鳥・橘寺

聖徳太子生誕地で、太子自ら創建したと伝えられています。本堂にはご本尊として聖徳太子像(35歳座像)が安置され、愛馬だった「黒駒」の像も。境内にある善悪2つの顔が刻まれた二面石も必見です。

歴史の大舞台「伝飛鳥板蓋宮跡(でんあすかいたぶきのみやあと)」へ

知らないよね、「伝飛鳥板蓋宮」なんて。私も知らない。

伝飛鳥板蓋宮跡

皇極天皇の板蓋宮、天武天皇の浄御原宮など、複数の宮があったと推定されている古代飛鳥の中心地です。なぜここに来たかというと、中大兄皇子・中臣鎌足が大化改新を断行し、蘇我入鹿を倒したといわれる場所だからです。

板蓋宮で大化の改新が行われたいわれてるけど

蘇我本宗家を滅亡させた「乙巳(いっし)の変」はここで行われたのかもしれません。確証がないので「伝」とついています。

歴史を大きく動かすクーデターの場所、現在はとても静かでのんびりとした田園風景が広がっているのみでした。

こののち、古代史にハマりまくり、蘇我入鹿が滅ぼされたのはここじゃないなーといまでは思っておりまする。

蘇我氏といえば飛鳥寺だよね

蘇我氏ゆかりの飛鳥寺

再び自転車を漕いで飛鳥寺に向かいます。596年に蘇我馬子(入鹿の祖父)が創建した日本発の本格的寺院。初日に訪れた平城京の元興寺に対し、本元興寺とも呼ばれています。

ここの本尊は釈迦如来像で「飛鳥大仏」と呼ばれています。年代がわかり、現存する仏像としては日本最古のものといわれていますよね。

飛鳥大仏

奈良で大仏といえば東大寺の大仏と思いますが、それよりも古いのがこちら。あちらは国宝、こちらは重要文化財です。

実は飛鳥寺は2度、火災に遭い、雨ざらしになってしまった時期があり、大仏もいくつかの補修を繰り返し、造られた当時の状態が残っていないと考えられたため、国宝に指定されなかったとか。

ところが2017年、早稲田大学文学学術院の大橋教授のチームがX線分析を行ったところ、仏身のほとんどが飛鳥時代のままである可能性がでてきました。

今後研究が進めば、東大寺の大仏と並び、貴重な宝として注目を集めるようになるかもしれませんね!

そして飛鳥寺に来たら、もう1か所、必ず訪れるべき場所があります。それは、ここ。

蘇我入鹿首塚

蘇我入鹿の首塚です。先ほどの伝板蓋宮跡からはおよそ600mぐらい離れた場所にあるここまで、首が飛んできたといわれています。

蘇我氏の建てた飛鳥寺を目指したのか、それとも蘇我氏の邸宅があったといわれる甘樫丘を目指したのか・・・。東京にある平将門の首塚とは対照的に、のどかな田んぼが広がる田園風景の中にひっそりとたたずんでいました。

「悪者」として抹殺された蘇我氏の、歴史上での扱いがしのばれる光景でした。

※こののち、甘樫丘に上り、再び首塚を訪れた時、蘇我氏が切られたのこの場所だと感じました(理にかなってる)。皆さんもそこに立ってみたらわかります。

後編に続く

<奈良観光スポット>
■奈良ホテル
http://www.narahotel.co.jp/
奈良市高畑町1096
TEL:0742-26-3300
※駐車場は100台分(無料)あり。バスで来館する場合は事前に問い合わせを。

■「French o・mo・ya」奈良町店
奈良県奈良市公納堂町11
http://www.secondhouse.co.jp/nara.omoya.htm
TEL:0742-21-7500
営業時間:11時30分~14時30分/17時30分~20時30分、月曜定休
※ならまち周辺には観光バスの駐車場はないので、奈良公園周辺のパーキングを利用するか回送になります。

■元興寺
http://www.gangoji.or.jp/tera/jap/link/link.html
奈良県奈良市中院町11
TEL:0742-23-1377
拝観時間:9時~17時
拝観料:大人500円・中高生300円・小学生100円、団体は20名以上で400円
※拝観者のみ利用可。北門駐車場大型バス2台駐車可(無料)、8月22日~25日午前中は利用不可。

■興福寺
http://www.kohfukuji.com/
奈良市登大路町48番地
寺務所TEL: 0742-22-7755
拝観時間:9時~17時(入館は16時45分まで)、年中無休
「国宝館」拝観料:大人600円・中高生500円・小学生200円
「東金堂」拝観料:大人300円・中高生200円・小学生100円
※団体は30名以上で割引あり、国宝館・東金堂連帯共通券なら大人800円、中高生600円、小学生250円
※大型バス~マイクロバス最大で16台駐車可、1回2,500円、回送(乗降のみ)1,000円
(駐車場問い合わせは0742-22-4096へ)

■奈良公園
http://nara-park.com/
東大寺、春日大社、奈良国立博物館などがあります。
※バスの乗降は「奈良公園団体バス駐車場予約センター(要予約)」を利用。待機(駐車)希望の場合は、平城宮跡歴史公園の南側「奈良めぐり平城宮跡前駐車場」となります。
送迎のみで駐車場利用なし1回2,000円、バス乗降と待機(駐車場利用)は3,000円

大邱家
大阪府大阪市天王寺区下味原町5-22
TEL:
06-6772-7777
営業時間:11時~22時30分、水曜定休(祝日は翌)

■橘寺
奈良県高市郡明日香村橘532
TEL: 0744-54-2026
拝観時間:9時~17時(受付は16時まで)、年中無休
拝観料:大人350円・中高生300円・小学生150円、団体は30名以上で割引き(100人以上はさらに割引あり)
※大型バス駐車場はないので、「岡寺駐車場(TEL:0744-54-3918)」を利用のこと。15台駐車可能で大型バスは1日1回3,000円、中型バス・マイクロバスは2,000円。

■伝飛鳥板蓋宮
奈良県明日香村岡
※バスでは入れないので「岡天理教前」もしくは「岡橋本」バス停付近で降りて徒歩で

■飛鳥寺/蘇我入鹿首塚
奈良県高市郡明日香村大字飛鳥682
TEL:0744-54-2126
拝観時間:9時~17時30分、10月~3月は17時まで(受付は15分前まで)、年中無休
拝観料:大人350円、中高生250円、小学生200円、30人以上で割引き
※観光バス駐車可、大型バス3,000円、中型バス~マイクロバス2,000円。

※料金やサービス等は取材当時のものです。最新の情報は公式ホームページを参照してください。

▼編集部Iの古代史オタク旅シリーズ
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この記事を書いた人
ちくわ

旅行メディア編集長兼ライター、総合旅行業務取扱管理者、旅行会社勤務経験あり、目黒区ボランティアガイド見習い中。プライベートでも古代史オタクとして年に数回フィールドワークに出かける旅好き。時々バス愛がさく裂!?

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