新潟へ観光バス旅行！おすすめの休憩スポット「瀬替えの郷せんだ」

道の駅「瀬替えの郷せんだ」は、新潟県十日町市の仙田地区、国道252号線沿いにあります。

仙田地区は、褶曲谷（しゅうきょくたに）を縫うように南北に流れる一級河川、渋海川（しぶみがわ）の蛇行部分を耕地に変える「瀬替え（せがえ）」により、独特の景観がつくられてきました。駅の名前はこれに由来します。

県内最大級の雪室を備え、夏場は冷房に活用するエコな中仙田の道の駅

褶曲谷とは、地層の側面から大きな力がかかり、地層が曲がりくねるように変形する現象のことで、日本海東部沿岸によく見られるものです。仙田地区は標高150m～500mの間で沢と山が連続する起伏に富んだ地形をしているのが特徴。古くから農業を中心に山里生活・文化を育んできました。

駅では年間を通してさまざまなイベントを開催。5月には地元の取れたて野菜や山菜が並ぶ「仙田山菜フェア」、7月には北陸自動車道の岩瀬トンネル開通を記念して行われる「キラリフェスティバル」、10月下旬には仙田の収穫祭、11月には晩秋フェア、3月上旬には「かわにし雪まつり　仙田ほんやら村」があります。

駅の中にある体験交流館では、新しい農村・元気な農村づくりの拠点として運営。平成14年に散策道と吊り橋が、平成24年7月にリニューアルし、館内で仙田の地場産野菜や日用品の販売をおこなう「あいマート」がオープンしました。

駅の中にある雪室はお米などの保存の他、夏季の冷房としても使われています。見学も可能ですので、事前にお申込みを！

「瀬替えの郷せんだ」のグルメ情報

●食事処ながせ

幻の米と言われる川西産コシヒカリを使った絶品「おにぎり」がおすすめです。

川西産コシヒカリは魚沼地区の中でも極上米として知られています。その秘密は冬にたくさん降る雪。冬の間、田畑はこの雪の下でゆっくり休養した後、ミネラル分たっぷりの天然水が春の訪れとともに潤してくれます。

水はけが良く肥沃過ぎない土壌と、昼夜の寒暖差、朝日が良く当たるなどの好条件がかさなることで、最高の味を育ててくれます。大切に育てたこのお米を地元のお母さんたちが愛情いっぱいに握るおにぎりは格別！
[営業時間]11:00～14:00（金土日祝のみ営業、冬季は土日祝のみ）
[問合せ先]Tel:025-761-2008

「瀬替えの郷せんだ」周辺の見どころ

●天然記念物「赤谷大ケヤキ」

坂上田村麻呂が自らうえたという伝説も残る赤谷十二神社の大ケヤキは、周囲12ｍ、高さ50ｍ、樹齢800年の巨木、県指定の天然記念物。道の駅から吊り橋を渡り、渋海川下流へ散策道を散歩しながら見るのも楽しい。

●岩瀬ホタルの里（駅から車で約5分）

通称「ビワ島」と呼ばれ、豊かな自然環境が残されています。平家ボタル、源氏ボタルが鑑賞でき、6月下旬～7月上旬頃の夜間は、幻想的なホタルの舞を楽しめます。

●ナカゴグリーンパーク、節黒城跡キャンプ場（駅から車で約10分）
芝生公園、9ホールのファミリーゴルフ場、18ホールのパターゴルフ場、ドッグランなどがあります。パターゴルフ場は、その広さと豊かな起伏のコースで、日本有数と高い評価を受けています。高台にあるため、眺望も抜群。「大地の芸術祭」の作品をたくさん併設されています。
アート作品を楽しみながら進むと節黒城跡キャンプ場へ。節黒城跡の中腹にあり、キャンプサイトの他にログハウス風のバンガローや水洗トイレ、炊事場なども完備されています。
[キャンプの問合せ]Tel:025-768-4419（サンパレスナカゴ）

「瀬替えの郷せんだ」おすすめのお土産情報

●仙田米

仙田地区の農家が手塩にかけてそだてたお米（魚沼産コシヒカリ）です。大地がかおる逸品。地区全体の生産量は1万4千俵とわずかであり、市場に出回ることはありません。駅の雪室でしっかり管理したもの。

●そば

名水「薬師清水」でつくるお豆腐は地元の人にも人気。厚揚げ、油揚げ、おからドーナッツもあります。

●あけび細工

奥阿賀地王に古くから伝わる伝統工芸。あけびのつるを丁寧に編んで作った小物は、味わいがあります。

▼ information▼
施設名：道の駅　瀬替えの郷せんだ
アクセス：
JR飯山線・北越北線「十日町駅」から車で20分
関越自動車道「六日町IC」から車で40分（または「越後川口IC」）
北陸自動車道「柏崎IC」から車で35分
住所：新潟県十日町市中仙田甲826番地
電話：025-761-2008
開館時間：9:00～17:00
休館日：毎週水曜日
駐車場：普通車73台　大型バス5台　身障者用4台
トイレ：男性用8器　女性用7器　身障者用2器

※最新情報は公式ホームページを参照してください

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