信濃川

新潟へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「クロス10十日町」

道の駅「クロス10十日町(くろすてんとうかまち)」は、新潟県十日町市の国道117号沿いにあります。もともとは十日町地域の産業と地域振興の拠点として1983年にスタート。平成9年に道の駅に認定され、観光拠点としてにぎわっています。

駅の名前「クロステン」は、着物の町、十日町の布にちなんだ”cloth(布)”と、多くの人と産業が行き来する”cross”などの意味をこめた「クロス」と十日町の「テン」を結びつけてつけられています。

十日町市は新潟県南部にあり、市の中央には信濃川が流れる特別豪雪地帯。丘陵に囲まれた盆地と上信越の山腹に囲まれた自然豊かな地域です。

ギネス認定!世界一の「幸せを呼ぶ傘つるし雛」、十日町市本町の道の駅

また、絹織物の産地として知られ、京都・西陣と並ぶほどの織物文化があります。毎年5月3日、駅を会場に「十日町きものまつり」を開催。十三詣りや稚児行列などの伝統行事の他、きものの貸出しや着付けを行う「きものの里をきもので歩こう」やきもの掘り出し市、十日町きもの女王撮影会、きものパーティーなどにぎやかなイベントが開催されています。

十日町市で最近注目されているのが「大地の芸術祭の里」の舞台になっていること。3年に1度、世界最大級の国際芸術祭「越後妻有アートトリエンナーレ」が開催され、田んぼや民家の軒先、空家などを活用したアート作品であふれます。直近では2015年7月26日(日)~9月13日(日)に開催。

駅内には、「最多の手作り詰め物人形展示物」として、ギネスに認定された世界一の「幸せを呼ぶ傘つるし雛」があります。11,655個の雛人形はすべて手作り。直径約2.8m、全長約10mのつるし雛は一見の価値があります!「越後妻有おみやげ館」の吹き抜けに吊り下げられています。

<クロス10十日町>駅内の施設

●越後妻有おみやげ館

十日町の生地工芸品や地元野菜、加工品などの他、新潟土産の定番品なども幅広く取り揃えています。雪国越後三大つるし雛の一つ「幸せを呼ぶ傘つるし雛」もあり。
[営業時間]9時~18時(冬季は17時30分まで)、毎月第2水曜、12/31休み
[問合せ先]Tel:025-757-2323

●越後妻有交流館キナーレ 明石の湯

越後妻有交流館
越後妻有交流館

キナーレは、3年ごとに開催されている「大地の芸術祭」メインステージにもなっています。建物は京都駅や札幌ドームなどを手掛けた建築家、原広司氏監修。1階は十日町温泉・明石の湯、2階は越後里山美術館、レストランカフェ、エフェムとおかまち事務所になっています。

「明石の湯」
泉質は塩化物・炭酸水素塩泉。通常の浴場の他、生薬湯や寝湯、スチームサウナなど、多彩なお風呂があります。入浴後に休憩できる大広間、有料の個室、仮眠室があります。
[営業時間]10時~22時、水曜休館

「越後里山美術館」
バラエティに富んだ現代アート作品が常設されている美術館。季節ごとに企画展も開催。マッシモ・バルトリーニ氏がデザインした「しなのがわバル」、ミュージアムショップ併設。
[営業時間]10時~17時、水曜休館

「クロス10十日町」のグルメ情報

●雪国郷土料理カフェ「manma and cafeユキマツリ」

平成24年4月にオープンした雪国の地場野菜と郷土料理を気軽に楽しめるカフェレストラン。一番人気は新ご当地グルメ「醤油どんそば」。県内産米粉を50%配合した「どんそば」をあつあつに茹で上げ、季節の具材をからめで食べる新しいスタイル。最後に出汁と残りのつゆ、具材とまぜて和スープにしていただきます。
この他ご飯が選べるユキマツリ定食、発酵食品を使ったデザート、米粉を使ったチーズケーキなどスイーツも充実。
[営業時間]10時~18時、水曜定休
[問合せ先]Tel:025-752-6770

「クロス10十日町」周辺の見どころ

●十日町市博物館(駅から車で約5分)

「雪と織物と信濃川」をテーマに、考古・歴史・民族資料を展示しています。

●清津峡(駅から車で約40分)

清津峡
清津峡

信濃川の支流である清津川が形成した峡谷。黒部渓谷・大杉谷とともに、三大渓谷の一つとして知られ、国の名勝および天然記念物に指定されています。雄大な柱状節理の岩肌と清津川の急流のダイナミックな景観を楽しむために平成8年「清津峡渓谷トンネル」が完成。近くには清津峡小出温泉などがあります。
※平成27年4月に土砂災害で通行止めになっていましたが、7月23日(木)から通行可能になります。

●棚田

十日町市松代・松之山地域には「棚田」がたくさんあります。蒲生、ぎみょう、慶地、きねづかなど、山々を切り開きつくられてきたものです。日本の原風景ともいうべき景観をたのしんでみては?

「クロス10十日町」おすすめのお土産情報

●雪の下にんじん

秋に収穫するはずの人参をそのまま土の下で越冬させ、糖度を高めた希少な人参です。甘みの他にうま味や香りも増しています。ジュースやジャム、ゼリーの他、レトルトカレーにも使用。

●十日町のはっか等

魚沼地区で昔から愛されてきたお菓子。砂糖と水飴、ハッカ脳(薄荷草から薄荷成分だけを結晶化させたもの)でつくります。すっきりとした香りと味。

●十日町みそ

大豆麹を使って作られるタカチョウ味噌。特有のうま味となめらかな味わいが楽しめます。南蛮漬け(しょうが、みょうが、かぐらなんばん、きゅうりなどを刻み、しょうゆ漬けにしたもの)やホッポロ漬け[刻み野菜を味噌漬けにしたもの)などもおススメ。

information
施設名:道の駅 クロス10十日町
アクセス:
JR飯山線「十日町駅」から徒歩で10分
関越自動車道「六日町IC」から車で30分
関越自動車道「越後川口IC」から車で30分
住所:新潟県十日町市本町六の一丁目71番地26
電話:025-757-2323
開館時間:9:00~17:00(4月~9月 9:00~18:00)
休館日:12/31、第2水曜(8月を除く)
駐車場:普通車125台 大型バス14台 身障者用2台
トイレ:男性用41器 女性用17器 身障者用1器
 
※最新情報は公式ホームページを参照してください

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

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