市振の関

新潟へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「越後市振の関」

道の駅「越後 市振の関(えちご いちぶりのせき)」は、新潟県(越後)と富山県(越中)の県境、糸魚川市の国道8号沿いにあります。

駅の名は、越中から越後に入る西の玄関口で、江戸時代に市振漁港近くの集落に「市振関所」が設けられていたことからつけられました。2階に上がると、雄大な日本海を望むことができます。

市振の関は旧北陸街道の難所、親不知の西部の宿場町。松尾芭蕉「奥の細道」にも「一家(ひとつや)に 遊女もねたり 萩と月」とうたわれています。付近には名所、旧跡が豊富で、旧街道には関所跡や芭蕉が泊まった桔梗屋跡、句碑などが残されています。駅の情報ターミナル2階で、親不知の歴史を紹介しています。

新潟と富山の玄関口、市振の道の駅

糸魚川
糸魚川

糸魚川は平成21年8月、日本初の世界ジオパークに認定。また、世界最古の翡翠文化発祥の地でもあります。国内随一の翡翠産生地で、宝石質として収集できるのは、糸魚川と富山県朝日町だけです。道の駅の背後にある市振海岸はヒスイ広いに大勢の観光客が訪れる有名スポットになっています。

駅では「ヒスイ海岸同行人」プランを実施。朝日町宮崎海岸へヒスイ鑑定人が同行し、約2時間(5,000円から)ヒスイさがしをアドバイスするサービスです。事前予約が必要ですので、2週間前までに電話で問合せを(Tel:025-564-2922)

食堂「市振の関」では、「たら汁定食」がおすすめ。たらのアラがたっぷりと入り、旨味が凝縮されています。「モツ煮込み定食」は、体が温かくなると、とても人気の一品です。コンビニエンスストアには、「富山のます寿し」「かんずり」「親不知もずくそば」「のどぐろ&うにめかぶ」「地酒」など、新潟と富山の特産品やお土産も並んでいます。道の駅のコンビニならではの風景です。

「越後市振の関」のグルメ情報

●食堂「市振の関」

「たら汁定食」がおすすめ。たらのアラがたっぷりと入り、旨味が凝縮されています。「モツ煮込み定食」は、体が温かくなると、とても人気の一品です。

麺類も豊富でもつ煮込みをアレンジしたモツラーメン、モツおでんも体が温まると評判です。
[営業時間]8:00~20:00

「越後市振の関」周辺の見どころ

●市振海岸

白亜紀の火山岩でできた山が海岸線まで迫っている県立自然公園。海岸ではまれにきれいなヒスイをみつけることができるため「ヒスイ海岸」と呼ばれることもあります。透明度が高く、素潜りや釣りなども楽しめます。

●天下の険「親不知」「子不知」

名前の由来は諸説ありますが、断崖絶壁と荒波が旅人の行く手を阻み、親は子を忘れ、子は親を顧みるいとまがなかったことからそう呼ばれるようになったという説があります。展望台からは、断崖絶壁が日本海に落ち込む様子がうかがえます。

「親不知コミュニティロード」は先人たちが断崖を削り、切り開いた路として後世へ伝える貴重な土木遺産として(社)土木学会から推奨土木遺産に認定されています。

●山姥の里(駅から車で約15分)

世阿弥元清の屈指の謡曲「山姥」の舞台として知られている上路地区。山姥の洞・踊り岩等遺跡や伝説が山姥信仰として語り継がれています。
上路山村振興センターの他、山姥の住まいとされている山姥洞、山姥が歌い、舞ったという言い伝えのある踊り岩、神社などの古跡が残されています。

●玉ノ木観音(熱田山)

玉ノ木観音山の南側斜面に、玉ノ木の尼僧が全国の札所をめぐり、持ち帰ってきた石仏が約200体安置。八十八ヶ所巡りができるように周遊コースが設けられています。

「越後市振の関」おすすめのお土産情報

●かんずり

新潟県の特産品、唐辛子の発酵食品。地元産のかんずり用とうがらしを雪の上にさらし、こうじや柚子、塩などと一緒に仕込み、少しずつ発酵させながら、最後の「寒ざらし」で仕上げます。見た目は真っ赤ですが、丁寧にあく抜きするため、辛いながら甘みを感じるおいしい調味料になります。
タレに溶かして鍋ものや焼肉、醤油に溶いて漬物や湯豆腐。薬味として”うどん”や”そば”などにかけてもおいしい。あたりめやえのきだけをかんずりに付け込んだものもあります。

●親不知もずくそば

親不知もずくをそばに練り込んだ乾麺です。海岸近くにある糸魚川ならではの味。

●のどぐろ&うにめかぶ

高級食材のどぐろ使用の贅沢佃煮”のどぐろ入りのり佃煮”と芽かぶの佃煮に練りウニを入れた”雲丹めかぶ佃煮”。温かいご飯にのせて♪お茶漬けやおにぎりに!!

●地酒

道の駅オリジナルの酒「福来口(ふくがくち)」。糸魚川の田海地区の奥、黒姫山の山腹の洞窟に由来する名前です。

●越後糸魚川のバタバタ茶

振って飲む(振り茶)、糸魚川に古くから伝わる「バタバタ茶」。糸魚川限定!カワラケツメイ(薬草)、お茶の花、煎った大豆などを煮出して塩を少々入れて泡立てて飲むお茶です。

information
施設名:道の駅 越後市振の関
アクセス:
JR北陸本線「市振駅」から車で10分
北陸自動車道「親不知IC」から車で10分
北陸自動車道「朝日IC」から車で10分
住所:新潟県糸魚川市大字市振1035-50
電話:025-564-2922
開館時間:8:00~21:00
休館日:年中無休
駐車場:普通車60台 大型バス8台 身障者用2台
トイレ:男性用7器 女性用6器 身障者用1器
 
※最新情報は公式ホームページを参照してください

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バス観光マガジン編集部 編集ライター

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