小千谷市錦鯉の里

新潟へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「ちぢみの里おぢや」

道の駅「ちぢみの里おぢや」は国道17号(小千谷バイパス)沿いにあります。三国峠と新潟市の中間に位置する小千谷市は、国の重要無形文化財に指定、ユネスコの無形文化遺産に登録されている織物「おぢやちぢみ」と、雪国の清らかな水と伝統の技法で育てられた「錦鯉」で世界的に知られています。

小千谷縮(おぢやちぢみ)の里、稗生の道の駅

小千谷市といえば四季折々の華やかなお祭りがいっぱい!5月~11月まで毎月行われている国指定重要無形民俗文化財「牛の角突き」は江戸時代に書かれた滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」にも登場する伝統ある行事。「ヨシター」という勢子の掛け声とともに、2トンもの牛同士がぶつかり合う闘牛の一種で、原則として引き分けで終わらせています。小千谷観光協会イメージキャラクターである「よし太」くんの名前はこの行事からとられています。

7月には小千谷に夏を告げる「二荒神社祭礼」、8月には「おぢやまつり」、秋は越後三大花火として知られる「片貝まつり」、冬は一面の白銀の世界にカラフルな熱気球が舞う2月の「風船一揆」と季節ごとに大きなお祭りやイベントが開催され、賑わいます。

「ちぢみの里 おぢや」には日帰り温泉施設を併設。「源泉かけ流し風呂」や「展望露天風呂」につかれば、旅の疲れも癒されます。湯上がりには名物の「へぎそば」に舌つづみ。地酒やコシヒカリなどのお土産も各種取りそろえています。(食堂や売店は、入浴しなくても利用できます)

「ちぢみの里おぢや」の駅内の施設

●地域間交流センター

収容人数196名という121畳の大広間があり、宴会等の食事をとることもできます。ムービールームには120インチの大画面スクリーンを設置。1日4本週替わりで映画が上映されています。温泉後に仮眠がとれる男女別のリラックスルームあり。有料の個室休憩室もあるので家族やグループ連れでゆっくり過ごせます。

●ちびっこ広場(屋外)

恐竜のオブジェがあり、ちびっこたちに人気の公園。ドライブ途中の休憩にぴったりですね。

●温泉施設

源泉は43.7℃とややぬるめの天然温泉。弱アルカリ性の泉質でとろりとした肌触りでゆっくり温まれます。洋風の「縮の湯」は寝湯やマッサージ風呂などもあり、女性に人気の岩盤浴、ドライサウナが楽しめます。和風の「紬の湯」は岩風呂、ひのき風呂の他源泉かけ流し風呂も。洋風と和風は週替わりで男女入れ替えを行っています。2階にはリラクゼーション~ハピネス~でマッサージやオイルトリートメントも。
[営業時間]10時~22時、水曜・12/31~1/1休み
[入場料]大人900円、小学生500円、幼児は無料。夜間割引あり。
[問合せ先]Tel:0258-81-1717

「ちぢみの里おぢや」のグルメ情報

●おぢやそば「岩藤屋」

「へぎそば(2人前から)」「地酒」「どぶろく」などの特産品のほか、海の幸、山の幸をふんだんに使ったメニューが楽しめます。

「へぎそば」という名称は小千谷市が商標登録。「へぎそば」とはつなぎにふのり(海藻)を使ったそばを“へぎ(片木)”と呼ばれる四角い器に小さな束にして盛り付けたもののことをいいます。なめらかな喉ごしとしこしこした食感が江戸時代から人気を呼んでいました。

「ふのり」はもともと、小千谷縮を織る際に、糸の糊付けにつかってきたもので、小千谷ならではのそばということですね。小千谷では「手ふりそば」ともいい、ゆであげたそばを小さく一掴みし、手を振るように盛り付けていく動作からそう呼ぶようになったといわれています。
[営業時間]10:00~20:00
[定休日]毎週水曜日(祝日の時は営業)、12月31日、1月1日

「ちぢみの里おぢや」周辺の見どころ

●錦鯉の里(駅から車で約10分)

「泳ぐ宝石」とも言われる錦鯉を間近で鑑賞できる施設。小さいもので50㎝、大きいもので1mを越えるものもあり、代表的な40種類・150尾ぐらいの鯉が飼育されています。大小の滝や橋などを配置した池の中を錦鯉が優雅に泳ぐ鑑賞池、歴史・品種・飼育方法などを紹介する資料展示コーナーがあります。

錦鯉が最初に出現したのは19世紀前半(文化・文政の頃)の江戸時代。二十村郷(現在の小千谷市、長岡市の一部)で食用として飼われていたものが突然変異で色がついたのが始まりといわれています。その後、小千谷の人の手により研究と改良が続けられ、今日のような見事な観賞魚になりました。鑑賞池では、色鮮やかな本場の錦鯉を鑑賞し、エサを与えることもできます。
(一財)小千谷市産業開発センターが飼育管理を行う「錦鯉オーナー制度」もあり。
[開館時間]3月~11月 9時~18時/12月~2月 9時~17時
[入館料]大人510円 小中生300円 幼児は無料(団体割引有)
[休館日]12月29日~1月3日
[問合せ先]Tel:0258-83-2233

●小千谷市総合産業会館「サンプラザ」(駅から車で約10分)

小千谷市総合産業会館

小千谷市の産業と観光の殿堂、「世界一の四尺玉の模型」「おぢやちぢみ」などを展示しています。日本酒、米菓、小千谷そばなど、お土産品の販売を行っているほか、織物の体験工房「織之座」もあります。「織之座」では小さな機を使い、オリジナルコースターを制作可能。高機では織の実演を見ることができます。団体利用の場合は別途案内することも可能なので、事前に問合せてみてください。

「ちぢみの里おぢや」おすすめのお土産情報

●おぢやちぢみ

小千谷市周辺では古来より苧麻(ちょま)を原料とした麻織物が織られていました。農村地域で暮らす人々の日常着として着られてきたものです。
江戸時代初期に改良され、緯(よこ)糸に強い撚(よ)りをかけ織り上げた後に、湯もみを行い独特のシボ(しわ)を出すことで小千谷縮が誕生しました。地を白くするために行う「雪さらし風景」は、小千谷に春を招く風物詩になっています。
昭和30年に国の重要無形文化財に。その技法を活かして始めた「小千谷紬」は昭和50年に伝統工芸品に指定されています。

●ヘギそば

小千谷といえばやっぱりこれ!自宅でも簡単においしいへぎそばを味わえます。つゆ付の生そばもあります。

●真人(まっと)味噌入りクッキー

小千谷産の大豆、米、米麹にこだわった「キラリ真人」の味噌を使用。和菓子の老舗「こいしや」が焼き上げた和風テイストのクッキー。お味噌の風味が新鮮!

●雪美人

小千谷産の人参でつくった濃厚かつ、後味さっぱりのにんじんジュース。お風呂上りにいっぱいいかがですか?

●みそ饅頭

松風堂のロングセラー。越後味噌を練りこんだ生地の中には北海道産の小豆を使ったあんこがぎっしり。もっちりとしておいしい。

●山崎醸造「ライスミルク」

TVなどで紹介され話題になっているお米を使った新ドリンク。越後の良質なお米を使用。低カロリー、低脂肪、コレステロールゼロと健康にいいことづくし。自然な甘さで飲みやすいと評判です。
山崎醸造のみそ、しょうゆもおススメ。

information
施設名:道の駅 ちぢみの里おぢや
アクセス:
JR上越線「小千谷駅」から車で5分
関越自動車道「小千谷IC」から車で10分
関越自動車道「越後川口IC」から車で15分
住所:新潟県小千谷市稗生甲1670−1
電話:0258-81-1717
開館時間:10:00~22:00
休館日:水曜、12/31~1/1
駐車場:普通車68台 大型バス12台 身障者用2台
トイレ:男性用16器 女性用14器 身障者用4器
 
※最新情報は公式ホームページを参照してください

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

バス観光マガジンの中のヒト。貸切バスについての基礎知識やバス旅行のヒント、バスファンのための情報など、バスに関する楽しいコンテンツを日々お届けします。

このライターの記事一覧
タグ
関連記事
ランキング
貸切バスの達人は
全国1,100社以上の
貸切バス会社をネットワーク
参加バス会社のロゴ一覧
貸切バス料金を安く抑えるなら
バス会社の比較がポイント!

全国1,100社以上のバス会社参加
お得にバスを借りるなら一括見積

まとめて比較!貸切バス料金お取りよせ