新潟カニバスツアー

新潟、米・カニ・温泉三昧!日帰りバスツアー体験記

こんにちは!編集部Iです。

今回は阪急交通社さんの日帰りバスツアー「新潟蟹尽くしと南魚沼ハツカ石温泉雪見露天風呂 日帰り」に参戦してまいりましたっ。

ベニズワイガニ約2杯分と雪見露天風呂に心ひかれ・・・。新宿を出発したのが2015年12月12日(土)。

バスの乗車場所は新宿センタービル前。たくさんのツアーバスがずらりと並んでいました。

阪急交通社「新潟蟹尽くしと南魚沼ハツカ石温泉雪見露天風呂 日帰り」ツアー

今回乗車した大型バス、ラッキーなことに席は後ろから2列目。三菱ふそうのバスで、後部座席がサロン席になるタイプだったので・・・

大型バスのサロンバスタイプは後部座席がねらい目

ほら!この通り!!足元がメチャ広い。

いくらか+料金を支払うと座席指定ができるそう。足の長い方は後部座席を指定するといいですよ!(ただし、サロンタイプのバスに限りますが・・・)

ツアーバスは満席

土曜日ということもあって、座席はすべて埋まっています。

心配なのは渋滞ですが・・・この日はなんとまったく渋滞なし。

というのも、雪がない・・・。つまり、スキー目当てのお客さんがいない。みんなクリスマスやお正月のお買いもので忙しいのか?関越自動車道はスイスイでございました。

上里のサービスエリアでトイレ休憩、ずらりと並ぶ観光バスが壮観

SAは観光バスがずらり

途中、上里のサービスエリアでトイレ休憩。

「バスは1時間30分~2時間ごとに休憩すること、と決まっております~。」と、添乗員さんからの説明。(知ってる、知ってる!!)

渋滞していた場合を想定し、集合・出発時刻は7時30分だったのですが、まったく渋滞がなかったため、トイレ休憩予定を2回から1回へ変更。

食事を予定している南魚野沼「魚野の里」へは11時着の予定でしたが、10時30分前には到着してしまったのでした。

はやっ!!

お食事処「魚野の里」に早く着きすぎたので先に「鮮魚センター」でお土産を購入

魚野の里
魚野の里

「魚野の里」に到着。食事時間までまだまだ時間があります。ということで、お土産ものを物色・・・。

お食事処の他に鮮魚センターやお土産処などが併設されています。でもって、魚沼スイーツガーデン「ナトゥーラ」がお隣に。

、魚沼スイーツガーデン「ナトゥーラ」
、魚沼スイーツガーデン「ナトゥーラ」

ここのウリは、魚沼産コシヒカリの米粉を使ったバームクーヘン。と、半熟カステラ。1階はお菓子工房とイタリアン工房で、石釜ピザなども食べられるようです。

2階には喫茶室や団体向けのお席もあるようなので、南魚沼方面にバス旅行を企画している幹事さん、おススメですよ~。

さて、「魚野の里」ですが、関越自動車道・塩沢石打ICをおりてすぐ。スキー帰りのお土産購入、お食事にも便利な場所にあります。

南魚沼市は有数の豪雪地帯ということで、たくさんのゲレンデがあります。石打丸山スキー場、GALA湯沢、舞子スノーリゾート、上越国際スキー場、六日町スキーリゾートなどなど・・・。

例年だとすでに雪が降っててもおかしくないようですが、今年はまったく雪がない!

しかもめっちゃいい天気な上、上着がいらないくらい暖かい。びっくりです。

越後の地酒が選りすぐり!「地酒蔵」でお土産を購入

鮮魚センターやお土産処をウロウロ

鮮魚センターやお土産処をウロウロしていると、地酒コーナーではおじさんが地酒の試飲販売中。

南高梅を越後武士の原酒で仕込んだ究極の梅酒(玉川酒蔵)がおいしい・・・。高いけど甘いのが苦手な方はおススメです。

ということで購入。でもって、ここのオリジナルだというにごり酒も・・・。重い・・・ということで、宅配をお願いすることに。越後味噌もついでに購入。

本当はノドグロの干物がほしかったんだけど、お高かったのであきらめ、ノドグロの炊き込みご飯の素で我慢。鍋の季節なので「かんずり」もGet!

今夜は湯豆腐だなっ。

そうこうしているうちに館内アナウンス。いよいよカニを食べるぞ!

今回のバスツアー最大のハイライト!「魚野の里」でカニずくしのランチ

新潟の紅ズワイガニ
新潟の紅ズワイガニ

今回の旅のメインイベント「カニ」を頂きます。新潟なので紅ズワイガニです。

日本海でとれる紅ズワイガニは松葉カニよりも深い海で取れます。解禁日は9月1日から(松葉ガニは11月から)。翌年の6月までと長めに漁ができます。

富山でも食べましたが、みずみずしくておいしいカニです。今回は1杯はまるごと、もう1杯はお料理に使われて出されています。

バスの中でズワイガニの食べ方を何度もシュミレーション!みんな無言でもくもくとカニをホジホジ・・・・。

カニを食べると無言になります

せっかく熱燗で日本酒を頼んだけど、飲みもせず、ホジホジ・・・。

あっ、ちなみに熱燗によいとすすめられたのは「鶴齢(青木酒造)」です。冷ならやっぱり八海山がおススメだそう。甘さとうま味のバランスが良く、とてもおいしかったです!

1杯分のカニをようやくホジホジ終わったと思ったら、八海山の酒蒸しカニの半身が・・・。再びホジホジ・・・。この他、カニみそを乗せた甲羅焼きやカニ汁などまさにカニづくし。

途中で食べた甘えびのおいしかったこと!!やっぱり甲殻類、LOVEです。

でもってご飯はもちろん、南魚沼産のコシヒカリ!

粒ひとつひとつがぴん!と立ってて甘みがあって、粘りもあって、歯ごたえもあって、いうことなし。糖尿問題がなければお腹いっぱい食べたかったです。

お隣に座っていたおばあちゃんが「もう、食べ疲れた・・・」と一言もらし、席を立ったのが印象的でした。

食後、手を石鹸であらったけど、その後、ずーっとカニ臭かったよ。

ソフトクリーム研究家のオット「シャーベット感が強いけど、ミルク感しっかり」と絶賛

12時過ぎには続々と観光バスが到着

12時を回ると、続々とツアーバスが到着。われわれがイチバン乗りだったらしく、ゆったり食べられてよかった。

そして、スイーツおぢさんのオットはというと、もちろんソフトクリーム。

おいしいソフトクリームでした

感想は?「ちょっとシャーベット感が強いけど、ミルク感しっかり。練乳風味が好きな方はいいかも」だそうで。確かにミルキーっぽい感じ。

普通のミルクソフトの他、笹だんごソフトクリームもあり。笹だんごもトッピングされているようです。

わたしはこちらの生クリーム笹だんごをお供に雪室珈琲をいただきました。

生クリーム笹だんご
生クリーム笹だんご

あんこと笹フレーバーと生クリームのコラボレーション。おいしいーーー♪

雪室コーヒーは、天然の貯蔵庫「雪室」を使って、コーヒーを熟成させるそうです。豪雪地帯ならではのアイデアですね。

すっきりしていてとても飲みやすかったです。

それにしても暖かい。上着なしで外のベンチでアイスクリーム食べてても寒くない。ちょっとびっくりです。

こだわりのお米は情熱がつくる「川永農園」でお米の試食

「川永農園」
「川永農園」

さて、次なる目的地「川永農園」さんに向かいます。川永農園さんはTVの情報番組などでもよく紹介されている巻機山麓にある直売所です。

御主人の川永晴夫さんが安全で生命力の高いお米・野菜づくりにこだわりをもっていらっしゃいます。きっかけは、脳こうそくを患い、毎日の食事の大切さを感じたことだとか。

今回、私が購入したのは「アガリクス酵素栽培のコシヒカリ」。アガリクスといえば、一時、ブームになりましたよね?

ハラタケ属のきのこで、免疫UPに役立つ抗腫瘍効果、血糖値降下作用などに役立つそう。川永さんはこのアガリクス酵素水を田んぼにまいてお米をつくっています。

アガリクス酵素栽培のコシヒカリ

液体酵素の作用で土が柔らかく、きめ細かに。ミネラル豊富な土壌にはたくさんの微生物が暮らし、おいしいお米をつくることができるといいます。

農薬を使わず、お米を生産するのは本当に大変なことですが、お米を食べるだけで病気に打ち勝つ免疫力を育てようと続けている試み。

おいしいだけではなく、体にもいいお米。川永さんの情熱が伝わってくるようなプレゼンテーションでした。

ちなみに伊勢神宮・式年遷宮の際には奉納米に選ばれたそうです。

その後、大雨が降り、稲刈り前の田んぼにあふれた川の水が流入するということがありましたが、川永さんの田んぼは無事だったそう。お伊勢さまのご加護があったのかもしれません。

試食用のおにぎりを提供

ツアー参加者には試食用のミニおにぎりが。有機肥料と清廉な雪解け水、減農薬で育てたこしひかりはホント、おいしかった!特Aランクの新米です。

かぐらなんばん味噌をちょこっとつけていただきました。

いまはお野菜がない時期ということもあり、直売所にはお米の他、お漬物やみそ、ドライフラワー程度。夏はおいしいとうもろこしやスイカが並ぶので「また、夏に来てね!」

最後に、お玉でコシヒカリをすくってお土産に。

お玉でコシヒカリをすくってお土産に

ごちそうさまでした!

最後はハツカ石温泉「石打ユングパルナス」の雪見なし露天風呂

ハツカ石温泉「石打ユングパルナス」
ハツカ石温泉「石打ユングパルナス」

さて、お腹いっぱいになった後は最後の立ち寄り先ハツカ石温泉「石打ユングパルナス」へ。

塩沢石内ICから約4kmということで、夕方からはいつもスキー客で大混雑しているそう。

ところが、今回は雪がない。ということで、空いておりました。

泉質はナトリウム塩化物温泉。ただし、加水・加温・循環ろ過だったので、温泉感はイマイチ・・・。塩素消毒のため、お肌がカサカサになるのが残念でした。

雪のない新潟

露天風呂から雪見という予定が雪ないしね。でも、昼間から温泉につかって、湯上りにビール飲むっていうのはとても贅沢な気分になれます。

タオルはレンタルできて、入浴後は広間で休憩OK。マッサージ施設やカラオケルーム、お土産処、宿泊施設もあるようです。

バスで東京へ帰ります

1時間30分の滞在を終え、再びバスへ。他のツアーバスと重ならず、のんびりできました。

帰りもまったく渋滞なし。途中、高坂サービスエリアでトイレ休憩1回のみ。新宿には予定よりもかなり早く、18時30分に到着。

お土産にカニを1人1杯ずつもらって帰宅しましたー。

帰ったころには解けて、ちょうどいいかなと思ったが、さすがに夕方からは気温が下がり、まだ凍ってる・・・。本日、お鍋でいただこうと思いますっ。

■参加したツアー

阪急交通社「新潟蟹尽くしと南魚沼ハツカ石温泉雪見露天風呂 日帰り」

団体バス旅行で立ち寄りOKの施設情報

魚野の里
住所:新潟県南魚沼市姥島新田699
電話: 025-783-6788
※大型バス駐車場、団体向けメニューあり

ナトゥーラ
住所:新潟県南魚沼市姥島新田701
電話:025-788-0588
営業時間 : 9時~20時(平日は17時まで)
※団体向け会場、メニューあり

川永農園
住所:新潟県南魚沼市長崎2929
T電話: 025-782-0537
営業時間: 9時30分~18時(土日祝は休み)
※団体は10名以上から、個人は5名以上から、要事前連絡

ハツカ石温泉石打ユングパルナス
住所:新潟県南魚沼市石打字土堂946
電話:025-783-7888
営業時間:5時30分~23時(8時~10時は清掃時間で利用不可)
入館料:大人900円、小学生300円
※宴会場もあり

※料金やサービス等は取材当時のものです。最新の情報は公式ホームページを参照してください。

この記事を書いた人
ちくわ

旅行メディア編集長兼ライター、総合旅行業務取扱管理者、旅行会社勤務経験あり、目黒区ボランティアガイド見習い中。プライベートでも古代史オタクとして年に数回フィールドワークに出かける旅好き。時々バス愛がさく裂!?

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