道の駅くにさき

大分へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「くにさき」

(C)ツーリズムおおいた

道の駅「くにさき」は、国東半島観光の大きな拠点ともなる黒津崎海岸に面した国道213号線沿いにあります。黒津崎海岸は、小さな岬から南北に遠浅の白砂海岸が伸びており、青々と美しい松林が広がる県内随一の景勝地。海岸にはオットセイ石や八畳岩、おしり石などと呼ばれる奇石が点在しており、大分百景のひとつにも選定されています。

駅のある国東半島は、山岳仏教が盛んで「六郷満山文化」という独特の宗教文化の花開いた土地柄。太古の時代から神を信じてきた日本人ですが、仏教伝来以降は、その文化も取り入れ、神仏習合文化へとその姿を変えていきます。その発祥の地である宇佐神宮・国東半島が中心的な役割を果たし、花開いてきました。ここ国東半島には六郷満山文化の遺跡や石造物が数多く残されています。

道の駅には、宿泊機能を持つ「サイクリングターミナル」を設置。サイクリング旅行を楽しむ人のために、各自治体で設置されている施設で、現在は全国に25ヶ所あり、レンタサイクル(4時間以内で430円程度)も用意されています。近くにはサイクリングコースも整備されており、潮騒ルート(8.2㎞)、歴史ルート(10㎞)、とみくじルート(37㎞)、修験者ルート(49㎞)などがあり、気軽に観光地を回ることができます。

地元女性生産者グループによる農作物販売所「夢咲茶屋」では、収穫されたばかりの野菜・果物・花などがずらり。手作り惣菜なども販売されており好評です。鮮度抜群の魚介類を堪能できる食事処「銀たちの郷」、海産物や竹炭製品、民芸品など国東を代表する名産品を集めた「黒津之庄」もあります。

道の駅イチオシは、豊後水道でとれる『太刀魚』。国東町はあわびやタコなど、多くの海産物が獲れる町で、その中でも『太刀魚』は、高い漁獲高を誇る名産品として知られています。貴重な“はえなわ漁”によって獲られる『太刀魚』は、独特の銀色に輝く美しさを損なわないため、全国的な人気を集めています。

「くにさき」のグルメ情報

●レストラン「銀たちの郷」

「銀たち」とは「太刀魚」のこと。漁協直営ということもあり、鮮度はお墨付き!太刀魚料理推奨店の看板を掲げています。人気メニューは「太刀重」で、うな重のように太刀魚を蒲焼にしています。もう一つの目玉は「太刀魚寿司」。獲れたてだからこそのおいしさを楽しめます。
[営業時間]11時~15時

●サイクリングターミナル 昼食バイキング

窓の向こうには松林、海岸が広がる眺めのよい食堂。大人980円、子ども500円の食べ放題で地元からも人気を集めている土日限定の昼食バイキング。地元のお母さんたちがていねいに手間暇かけて手作りしています。揚げたての天ぷら、太刀魚のにぎり、おこわ、カレー、サンドイッチ、煮物、サラダなど和食中心でデザートもあります。毎週水曜日と金曜日には日替わり2種類の定食、ワンコインランチ(500円)もあり。こちらも大人気で、混雑必至!
[営業時間]11時30分~13時30分

「くにさき」周辺の見どころ

●弥生のムラ安国寺集落遺跡公園

弥生時代から古墳時代初期にかけての貝塚・集落遺跡。炭化米が出土したことから、東九州で稲作がおこなわれていたことを裏付ける遺跡として注目されました。公園内には、高床建物や竪穴住居などが13棟復元されています。
遺跡名が付けられている「安国寺式土器」は、二重口縁の幅広い部分に特殊な櫛目模様が施されているのが特徴。平成4年に国指定史跡になっています。弥生時代の居住体験や稲作体験、発掘体験などができる体験館を併設。
[開館時間]9時~17時、月曜定休、12/28~1/3休み
[入館料]高校生以上200円、子ども100円

●くにさきパークゴルフ場

行入ダム湖畔にある本格的なコース。国東半島の美しい自然と親しみながら、気軽にプレイできます。約1時間で回れるきれいに整備された芝生の18ホール・2コース。
[営業時間]9時~16時、月曜定休

●岩戸寺(いわとじ)

国東半島のほぼ中央にある両子山(標高721m)から北東の海岸へと続く国道544号線沿いにある国東町岩戸寺。719年に仁聞菩薩(にもんぼさつ)により開山されたと伝えられており、六郷満山(ろくごうまんざん)末山(すえやま)本寺の一つになっています。

大分県「岩戸寺(いわとじ)」
入口で出迎えるのは県指定有形文化財に指定されている一対の仁王像(金剛力士像)。室町中期の作で在銘の丸彫り仁王像としては日本最古のもの。本尊はカヤの一本づくりとなっている、薬師寺如来像(平安後期の作)も見応えがあります。
寺の裏手には国東塔(宝塔)があり、国東半島に点在するものの中でも最古・最優のものとして国指定重要文化財になっています。岩戸寺では1,000年以上前から続く火祭りでも国重要無形民俗文化財に指定されている由緒ある古刹です。

「くにさき」おすすめのお土産情報

●民芸品

幸運をもたらす鬼といわれている修正鬼会面(しゅじょうおにえめん)。国東半島に伝わる仏教行事「修正鬼会」で使われる鬼面は、悪鬼厄除をするお守りとして有名です。 主役をなす赤鬼(災払鬼=愛染明王)は、人の心の欲を認めているため、商売をする人におススメ。黒鬼は鎮鬼(=不動明王)として悪者を退治するといわれています。サプライズなお土産にいかが?

●金づくしのお土産

純金入り麦焼酎(インゴットの化粧箱入り)や金の豚貯金箱、羊羹、カステラなど、金箔を添えて販売。

●竹炭製品

消臭用や入浴用などさまざまな竹炭製品を加工販売。

大分県「竹炭製品」

●しいたけ

国東産は肉厚で香り豊か。自然豊かな環境で原木栽培されています。

大分県「しいたけ」

●海産物

豊後灘で育ったイキのいい活魚や乾物、揚げたてすり身の天ぷらなども好評です。

information
施設名:道の駅 くにさき
アクセス:大分空港より国道213号を北東方向に約10km約10分・大分自動車道「速見I.C」より大分空港道路経由で国道213号を北東方向に約70km約40分
住所:大分県国東市国東町小原2662-1
電話:0978-72-3196
開館時間:9:00~18:00 (12/31 ~12:00)
サイクリングターミナル(宿泊可):9:00~22:00
休館日:不定休(サイクリングターミナルは年末年始休み)
駐車場:普通車:43台 大型バス:2台 身障者用:2台
トイレ:男性:19器 女性:12器 身障者用:2器
※最新情報は公式ホームページを参照してください

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

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