大分へ観光バス旅行！おすすめの休憩スポット「かまえ」
（C)ツーリズムおおいた
道の駅「かまえ」は国道388号線沿いにあります。東九州自動車道・蒲江ICからも車で約6分程度。定置網にひっかかったマンボウを保護し、一時的に保護したことで有名になった「大分県マリンカルチャーセンター」はすぐ近くです。
道の駅のある佐伯市は、黒潮が流れ込むリアス式海岸、九州山地から広がる深い山、清流番匠川などに代表される豊かな自然に恵まれた城下町。古くから農業、林業、水産業が盛んな地域です。
佐伯市産の杉は人気が高く、九州でもトップクラスの価格。広葉樹ではクヌギ、ナラを原木とした干しシイタケの栽培が有名。
水産業では、県内の水産業生産量の6.5割を占め、ブリやヒラメを中心にした養殖業は、全県生産量の約8割に上ります。イワシ類は特産の「佐伯イリコ」として珍重されています。
浦江は天然の良港に恵まれ、ブリやヒラメ、サザエ、伊勢海老などが水揚げされています。道の駅の隣が魚市場なので、その日の朝仕入れた魚介類を使い、レストランで提供できるのが自慢。
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漁港の原風景や市場の賑わいを間近で感じることができます。また、浦江湾では緋扇貝を養殖しており、赤や黄色、紫など色の美しさでも人気。甘みのある貝でそのままレンジでチンして食べても絶品です。
浦江漁業組合が扱う豊後水道で取られたアジやサバは、関アジ・関サバ（佐賀関漁業組合で取り扱う魚限定のブランド名）と同等の味で値段はかなりリーズナブル。おススメです。
毎年10月に行われるイベント、「浦の市浦江まるかじりフェア」では、炭焼きBBQや伊勢海老汁の販売、大ブリ解体実演販売、特産品コーナー、緋扇貝釣りなど楽しいイベントが盛りだくさん。毎年大勢の人が集まります。伊勢海老の時期になると、ご当地限定「伊勢海老ソフト」が登場！タイミングが合えば、ぜひ。
「かまえ」のグルメ情報
●レストラン海鳴り亭
目の前の漁港で仕入れた鮮度抜群の魚介類が自慢。海鮮丼や緋扇貝の海賊焼きなどの他、漁師のまかない飯、鯛のあつめし丼、カボスを餌に加えたおおいたブランド「かぼすヒラメ」を使用したかぼすヒラメ丼やかぼすヒラメ御前もおススメ。
[営業時間]10時30分～16時、年末年始休み
●テイクアウトコーナー
浦江産ブリを使ったブリカツバーガー、手作りコロッケ、すり身コロッケバーガーなどの軽食を扱っています。加工所に併設。浦江産みかんを使ったみかんソフトクリーム、塩こうじソフトが人気。季節限定で発売される伊勢海老ソフトが有名です。浦江産伊勢海老をまるごと（身も殻も）使っているため、毎年できばえが違うとか。また、浦江の芋を使ったやきいもソフトも登場。
[営業時間]9時30分～15時30分、年末年始休み
※ソフトクリーム機器洗浄のため、早めに営業終了する場合もあり。
「かまえ」周辺の見どころ
●大分県マリンカルチャーセンター
海洋科学館、プラネタリウム、海水プール、宿泊施設がそろったレジャー施設。水槽の横穴から海水がこぼれず、魚に餌を与えることが出来る不思議な「ふれあい水槽」や定置網にかかったマンボウを見ることができる唯一の施設です。
グラウンドや体育館、カヌーやカッターなどもあり、スポーツ合宿にも人気。
[営業時間]7時～21時
[問い合わせ先]Tel:0972-42-1311
●元猿海岸
道の駅から車で約10分程度。マリンカルチャーセンターに隣接しています。
幅約40m、延長約1㎞の砂浜でリアス式海岸独特の美しい海岸線が広がります。日豊海岸国定公園の一部で、日本の渚100選（平成8年発表）に選定。
●佐伯市浦江 海の資料館（有形民俗文化財）
漁具や漁船の歴史を紹介。古くから漁業が盛んであった豊後水道の沿岸で使用されていた漁具や船舶など、多くの資料を展示しています。「網舟」「チャンコ船」をはじめ、櫓・舵・櫂などおよそ26,000点を収蔵・展示。古来から営まれている漁業の歴史を体感できます。
[営業時間]10時～16時30分、毎週月曜・火曜、12/29～1/3休み
「かまえ」おすすめのお土産情報
●酒まんじゅう、かりんとう、クッキーなど
加工所で作られている酒まんじゅうはふわっふわと大人気。かりんとうは鯛やブリ、いりこの入ったかりんとうも販売しています。この他地元産のみかんを使ったクッキーなどもあります。
●水産品、水産加工品
「きらりかまえ館」には水槽コーナーがあり、緋扇貝や漁協から入荷した魚、サザエ、ハシリ貝（マガキ貝）、ジンガラ（ギンタカハマ）などの貝類も豊富にそろいます。
●うずまき菓子
浦江といえばコレ！ようかん餡をスポンジ生地で巻いた地元の銘菓です。素朴で昔懐かしい味。
●工芸品
緋扇貝の殻を使った貝細工、天ぷら油の廃油を利用したリサイクル石鹸などがあります。
施設名：道の駅 かまえ
アクセス：
・佐伯市より国道388号を南へ約30ｋｍ（湾岸道路）、約40分
・佐伯市より県道佐伯蒲江線を南へ約25ｋｍ（山間道路）、約30分
住所：大分県佐伯市蒲江大字蒲江浦5104番地1
電話：0972-42-0050
開館時間：店舗・売店 9:00～17:00 レストラン 10:30～16:00（LO15時30分） テイクアウトコーナー 9:30～15:3000）
休館日：12月31日～1月1日（レストランは12月31日～1月3日まで休み）
駐車場：普通車：96台 大型バス：5台 身障者用：2台
トイレ：男性：7器 女性：6器 身障者用：1器
- バス観光マガジン編集部 編集ライター
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