大分へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「おおの」
道の駅「おおの」は、中九州道大野ICから車で約1分、県道26号線沿いにあります。駅のある豊後大野市は、大分県の南西部、大野川の豊かな水の恵みを受け、県内でも屈指の農業地帯になっています。
福岡方面からは九州自動車道、大分自動車道を利用して約3時間。熊本方面からは約2時間の距離です。道の駅へは「ぬく森パーク」の道路標識に従っていくと、パーク内の一角にあります。大分アジア彫刻展の優秀賞作品が駐車場に展示されているのが目を引きます。
道の駅のある大野町には「豊後のナイアガラ」と呼ばれている「沈堕(ちんだ)の滝」があります。幅93m・高さ17mの雄滝と、幅4m・高さ18mの雌滝があり、室町時代に活動した水墨画家・禅僧の雪舟(せっしゅう)が描いた鎮田爆図は有名です。毎年10月にこの滝を臨む滝見公園で「雪舟まつり」が開催されています。
「ぬく森パーク」内には道の駅の他に、子どもが遊べるミニ公園やスーパーなど、いろいろなお店が集まっていてとても便利です。
「レストラン 大地」では地鶏「豊のしゃも」を使った「しゃもごはん」や「しゃもの煮込みうどん」が大好評。
「豊のしゃも」は、農林水産研究センターで誕生した大分県特産の地鶏で、一般の鶏肉に比べ、脂肪ば少なく、鶏特有の臭みがないのが特徴。地鶏のコクとしゃものあっさりした味わいがあり、ジューシーなところが人気になっています。
物産館には、「豊のしゃもごはんの素」やしゃも肉、豊後牛の他、地元の新鮮野菜や手作りまんじゅう、やきもちなどを販売しています。
「おおの」のグルメ情報
●レストラン 大地
ここでのおススメはやっぱりしゃも料理。うどんや炊き込みご飯、カレー、親子丼などバラエティに富んだメニューが楽しめます。
付け合せの漬物や野菜などはすべて大野町でとれたものにこだわっています。窓から見える景色は一面緑でインテリアも木で統一。ゆったりくつろぎながら食事を楽しめます。食後は地元産の紫いもを使ったソフトクリームをどうぞ。
[営業時間]11時~17時、木曜定休
「おおの」周辺の見どころ
●落水磨崖仏(おつるみず)
大分県は磨崖仏が多数存在していることで知られ、豊後大野地域にも国史跡「菅尾磨崖仏」を筆頭に、中世から近世にかけて多くの磨崖仏が彫刻されています。
落水磨崖仏は大野町の住吉にあるもので、地上3mぐらいの岩肌には不動明王立像が彫られ、足元からは地下水がわき出ています。
●師田原ダム(したばる)
堤高57m、総貯水量360万t、水深36.8m、毎秒の貯水量は1.4t。豊後大野市大野町全域にわたる畑地へ給水しています。湖畔には桜、つつじがそれぞれ約1,000本植えられていて春は見事な景観を見せてくれます。
●ふるさと体験村
河川キャンプ場で、小さいお子さんでも安心な2種類の河川プールがあります。ケビンの他、竪穴式住居で古代生活を疑似体験できます。
「おおの」おすすめのお土産情報
●大野町産とれたて野菜
毎朝、約270の提携農家が並べる鮮度抜群の野菜や果物がおススメ。名産品は甘藷(さつまいも)、ピーマン、しいたけなどです。特に干しシイタケは品質、味とも絶品としてその名をとどろかせています。
●村おこし芋焼酎「郷の一魂(さとのいっこん)」
大分県・豊後大野地区の農家さんが魂込めて育てた黄金千貫(さつま芋)で仕込んだ芋焼酎。仕込み水に3年連続モンドセレクション最高金賞を受賞した深層地下天然水を使用。
穏やかな香りとほのかな甘みが感じられるやわらか旨口タイプに仕上がっています。大分県限定販売、生産数量限定品です。
●竹炭
竹炭そのものはもちろん、高品質の竹炭を使ったアクセサリーや石鹸などもある「竹楽庵」の製品。地元大野町の特産品をつくろうということで発足したチームです。
消臭や湿気とり、水質浄化だけではなく、電磁波障害を予防する通電竹炭でつくった携帯ストラップなど、ユニークな商品があります。
●ぶんご銘茶
大分県内では3番目の生産量を誇ります。かぶせ、さぶろう、せせらぎ、ひょうたんの4種類。
●甘藷の加工品
県内で2番目の生産量を誇る豊後大野市。高糖度の「甘太くん」など種類も豊富。いもあげパン、いもかりんとうなど手軽なスイーツがずらり。
施設名:道の駅 おおの
アクセス:大分道米良ICから国道10号、国道57号犬飼バイパス、中九州道大野ICから国道26号で所要時間約1分
住所:大分県豊後大野市大野町田中43番地10
電話:0974-34-3231
開館時間:
店舗・売店 9:00~18:00
レストラン 10:00~16:00
休館日:年末年始
駐車場:普通車:71台 大型バス:2台 身障者用:7台
トイレ:男性:5器 女性:5器 身障者用:1器
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