大分へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「すごう」
大分バスの竹田ドライブインを、2010年4月に道の駅にリニューアル。農村商社わかばが運営する「すごう」は、阿蘇から竹田へ向かう玄関口、国道57号線(豊後街道)沿いにあります。
農村商社わかばは、竹田市の出資により平成22年に設立。竹田市で生産された特産品のブランド化と、流通販路拡大を目的に活動しています。合言葉は「知産知消」。知っている人が作ったものを遠くの知人が消費する」という意味です。
道の駅周辺はスイートコーン畑が広がり、のどかな田園地帯。標高約500~600mの高原地帯にあり、寒暖差のある高地気候と九州の強い日差しのおかげで糖度の高い生でも食べられるスイートコーンがとれます。
菅生(すごう)は、九州でも有数のスイートコーン産地であり、7月には毎年「とうきびフェスタ」が開催されています。「とうきびフェスタ」では試食や収穫体験、直売や加工品販売などが行われるほか、お楽しみ抽選会もあります。
竹田市はスイートコーンの他に、レタスやキャベツなどの露地野菜が広く栽培されています。また、広大な草原で豊後牛の放牧を行っており、畜産基地としても有名。湧水を使ったコメ作り、山間部でのシイタケ栽培も盛んです。
駅内1階には地元の新鮮な農作物や加工品を扱う直売所、レストラン、休憩所などがあり、レストランは21時まで営業。2階には大ホールや和室があります。2011年に設置された竹田市すごう農産加工所では、市内の加工グループが収穫した野菜やフルーツを使い、スープやジャムを作り、直売所での販売を行っています。
「すごう」のグルメ情報
●レストラン(丸福)
大分B級グルメのグランプリもとった店。特に「からあげ」が有名です。ジューシーでカリカリ、味付けが絶品。チキン南蛮を白いバンズではさんだすごうバーガーも大人気。大分名物のとり天もあります。テイクアウトもOK。
[営業時間]9時~21時
●すごうどん
すごいとすごうをかけたネーミングが絶妙!? ここでのおすすめは地元野菜をたっぷり使ったごぼ天うどん、山菜や地鶏、ゴボウを使ったすごうどんをどうぞ。
[営業時間]9時~17時30分
●コーンソフトクリーム
菅生地区のコーンを使った濃厚、フレッシュな甘さのソフトクリーム。外のファストフード店で購入できます。
「すごう」周辺の見どころ
●七ッ森古墳群
国道57号線沿いにある国指定文化財。周辺に咲く20万本の彼岸花が有名で、昭和29年に地元の方々古墳の敷地内を整備する目的で植え始めたのがきっかけになりました。毎年9月には、「七ッ森彼岸花祭り」が開催されています。
もともとは七基の古墳があったと考えられますが、現在では、円墳二基、前方後円墳二基の四基のみになっています。
●瀧廉太郎記念館、竹田市立歴史資料館、旧竹田荘
「荒城の月」で知られる音楽家、瀧廉太郎が12歳~14歳まで暮らした屋敷を記念館にしたもので、廉太郎の生涯を紹介したビデオや手紙、直筆の譜面なども展示されています。
[開館時間]9時~17時、年末年始12/28~1/3休館、20名以上で団体料金適用あり
竹田市立歴史資料館は、記念館より徒歩3分程度のところにあります。車での来館にはこちらでバスを停めて歩くことになります。竹田市の自然と歴史、文化を紹介するミュージアムで、記念館と資料館竹田荘の3施設共通券がお得になっています。
旧竹田荘も歴史資料館から徒歩3分程度。江戸時代の文人画家、田能村竹田(たのむらちくでん)の邸宅です。岡藩の藩校由学館(ゆいがくかん)の学頭(大学教授のような仕事)をしていた人で、現存する武家屋敷で公開しているのはココだけになります。
●岡城址
昭和11年12月16日に国指定史跡に。標高325mの高さにそびえつ堅城の跡。川岸からそそり立つその姿はかつて「難攻不落」と言われた天然の要塞であったことを感じさせます。
文禄3年(1594)に豊臣秀吉の命でこの地にはいった岡藩初代藩主中川秀成(なかがわひでしげ)が建てた石垣づくりの城です。現在残されている城郭は、明治に至るまで岡藩を統治した中川公によって築城されたもので、本丸、二の丸、三の丸、西の丸などの主な曲輪(くるわ)からなっています。本丸からくじゅう連山を近戸門からは阿蘇山と城下町を一望できるスポット。
少年時代を竹田で過ごした瀧は、荒れ果てた岡城に登り遊んだといわれています。明治34年(1900)に中学校唱歌「荒城の月」を作曲、発表しています。二の丸には「荒城の月」の作曲者瀧廉太郎像(朝倉文夫作)があります。
●竹田温泉 花見月
竹田市の公共温泉。自噴の天然温泉で、泉質はナトリウム塩化物泉。神経痛や冷え症、疲労回復におススメです。大浴場、家族湯、休憩室、マッサージルームなどを完備。
[営業時間]11時~22時、毎週木曜日休館
「すごう」おすすめのお土産情報
●スイートコーン
旬の時期は6月~9月。メロンに負けない糖度16%を誇る菅生のスイートコーン。シーズンオフは加工品、コーンスープの素、コーンまんじゅう、コーン棒、サンチアゴボーロ、コーンもちがおススメです。
●難攻不落 岡城ぽてと
竹田の甘藷を使用したほっこりおいしいお菓子。プレーン味と紫いもとシナモン味の2種類あります。
●かぼすシリーズ
竹田市はかぼすの産地。8月~10月にかけもっともおいしいかぼすが出回ります。そのままお刺身やお鍋に入れたりかけたり、お酒や焼酎にいれてもGood。
シーズンオフは、そのかぼすを使ったポン酢やドレッシング、すし酢「かぼすシリーズ」を。しぼりたてのフレッシュ感がそのまま残され絶品です。
●晴れの日石鹸
農村商社わかばオリジナル石鹸。とうもろこし油を配合したコーンバブル石鹸、とまと果汁エキスを使用したとまときめ肌石鹸、かぼす果汁を配合した美竹(うつくちく)石鹸の3種類です。
施設名:道の駅 すごう
アクセス:JR:豊肥本線 豊後竹田から車で20分
住所:大分県竹田市大字菅生989番地1
電話:0974-65-2211
開館時間:9:00~17:00
休館日:1月1日
駐車場:普通車:100台 大型バス:5台 身障者用:2台
トイレ:2か所、身障者用1か所
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