道の駅鯛生金山

大分へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「鯛生金山(たいおきんざん)」

(C)ツーリズムおおいた

1983年に鯛生金山跡にオープンした地底博物館の上に、道の駅として整備され、2000年に登録。鯛生金山のある中津江村は、2002年のサッカーワールドカップ開催時にカメルーンチームのキャンプ地(鯛生スポーツセンター)となり、全国にその名を知られることになりました。

「鯛生金山」は、明治29年に魚の行商人が発見。佐渡金山をしのぐ採金量を誇り、昭和初期の最盛期には約3,000人もの従業員が採掘に従事したそうです。昭和47年、資源の枯渇により閉山。昭和58年に観光施設、地底博物館としてオープンしました。

実際に掘られた坑道を歩きながら観光できるコースが約800m。当時使われた機械や人形などを展示し、採掘の様子を再現しています。最盛期の坑道は総延長110㎞。地下500mに達する堅坑が5本も掘られており、当時の繁栄ぶりをうかがわせます。

年間を通し、坑内の気温は約14度と涼しく、館内で使用されている電気は筑後川最上流にある水力発電所から送電されています。2007年には経済産業省「近代化産業遺産」にも登録されました。

博物館には1億円の純金の鯛の置物があったことでも有名。2006年に1匹盗難に合い、全国ニュースにも取り上げられました。現在ではレプリカが飾られています。

道の駅では、地底博物館の見学や砂金採りの他、草木染め・わさび・こんにゃくの加工・鯛生焼など5つの体験が出来ます。また標「鯛生家族旅行村」では、大自然の中で宿泊できるケビンやオートキャンプ場を整備。BBQセットのレンタルもあります。

農産加工所や軽食コーナーを併設している物産館「カメルーンハウス」では、地元の特産品のしいたけ、わさび、お茶、ゆずなどを販売。熊本県や福岡県にも隣接しているため、八女茶(矢部村)や梅(大山町)、小国シャージー(小国町)、メロン(七城町)などの特産品もとりそろえています。

「鯛生金山」のグルメ情報

●いなかのうどん屋さん

カメルーンハウスのとなりにあるお食事処。地元、中津江村産の食材をふんだんに使用したうどんやそばが人気。看板メニューは「ワールドカップうどん」、「黄金うどん」、なかつえうどん」。「黄金うどん」は、その名のとおり金粉入り!ティータイムには、昔金山で働いていた砕女(かなめ)さんたちが食べていたといわれる砕女ぜんぜいをどうぞ。津江地方にあったそばかきに金粉をまぶしたちょっとぜいたくなぜんざいになっています(11月~3月)。
[営業時間]9時~17時

●レストラン「けやき」

博物館の2階にあるレストラン。2002年ワールドカップの時に誕生したカメルーン弁当。カメルーンの家庭料理が食べられる道の駅オリジナル。この他に地元でとれた山菜やこんにゃく、川の幸などを使ったメニューが満載です。J2大分トリニータにちなんだ「トリニータランチ」も好評。
[営業時間]9時~17時

●森のソフトクリーム屋さん

ここのイチオシは地元の特産品をつかった「わさび(緑)」「ゆず(黄色)」のソフトに「さくらんぼ(赤)」をトッピングしたカメルーンソフトクリーム。もちろんノーマル(?)なバニラソフトもあります。温かい酒まんじゅうやよもぎまんじゅうも人気!
[営業時間]9時~17時

大分県「森のソフトクリーム屋さん」

「鯛生金山」周辺の見どころ

●鯛生スポーツセンター

カメルーンチームの宿泊所として使用された施設。宿泊室はトータルで430名を収容。食堂や浴室、研修室の他、体育館、武道場、プール、グラウウド、アーチェリー場、雨天練習場の他、キャンプファイヤーやBBQも可能な施設も。スポーツ合宿やサークル旅行にも最適です。
[問い合わせ先]Tel:0973-56-5016
ホームページ:http://www.taiosc.org/index.html

●鯛生金山地底博物館/ゴールドハンティング

博物館の見学コースは所要時間約40分。車いすも用意されているので、ご年配の方でも安心。

大分県「鯛生金山地底博物館」

巨大な立坑用の巻き上げ機(エレベーター)や、坑内一番の深さを誇る立杭など迫力満点の光景が広がっています。大人1,000円、中高生800円、小学生は500円。20名以上から団体割引あり。砂金掘りとセットになっているお得な券も。JAF会員は10%割引。

砂金ハンティング
(C)ツーリズムおおいた

ゴールドハンティングは砂金掘りを体験できる施設。砂金採りのお皿(パン)を使い、水槽の中の砂をすくいながら砂金をみつけていく作業になります。砂金の他、天然石やダイヤ(ジルコニア)なども見つかることも!金の延べ棒がゲットできるアイテムも混ざっているので、思わず夢中になりそうです。1回30分、600円(小学生以上)。団体は20名以上で550円です。
[営業時間]3月~11月9時~17時/12月~2月10時~16時30分、1/1休館

●伝来寺庭園

鎌倉時代に作られたといわれている九州最古の庭園で1970年に県指定名勝(県内唯一)になっています。伝来寺建立以前に築造され、幾度となく改修を経て現在の姿に。枯山水的な石組みが特徴。数少ない中世の地方庭園文化を知ることができます。ツツジ、新緑、紅葉、雪景色と季節ごとの趣が楽しめます。

「鯛生金山」おすすめのお土産情報

●きのこ類

山の幸といえばやっぱりきのこ。しいたけの他、なめこ、ひらたけなどもそろっています。春には山菜もおススメ。

大分県「キノコ類」

●金づくしのお土産

純金入り麦焼酎(インゴットの化粧箱入り)や金の豚貯金箱、羊羹、カステラなど、金箔を添えて販売。

●津江 鶏飯

大分名物、鶏めしと中津江特産のゆずこしょう、を効かせた鶏飯の素。国産の古鶏と若鶏、胸肉・もも肉を絶妙なバランスで配合し、独自な製法で炒め、煮込んでいます。

●津江の村人セット

モンドセレクション最高金賞受賞の人気商品「ゆずはちみつ」ドリンク、「ゆずポン酢」、「ゆずこしょうドレッシング」のセット。

●津江のわさび漬けセット

九州一のわさび産地である中津江村。新鮮な葉茎わさびをオリジナル調味醤油に付け込んだ「葉わさび醤油漬け」をはじめ、「わさび味噌」、「わさび海苔」をセット。

information
施設名:道の駅 鯛生金山
アクセス:
日田ICから約60分
九重ICから約60分
八女ICから約70分
熊本ICから約90分
住所:大分県日田市中津江村合瀬3750
電話:0973-56-5316
開館時間:
3月~11時9:00~17:00/12月~2月10:00~16:30
宿泊施設 チェックイン15:30 チェックアウト10:00
1月1日 2/5~2/9 施設内安全確認作業のため休館
休館日:12月31日、1月1日
駐車場:普通車:122台 大型バス:10台 身障者用:2台
トイレ:男性:13器 女性:9器 身障者用:2器
その他:鯛生家族旅行村(オートキャンプ場)・鯛生家族旅行村(貸別荘ログハウス)・多目的広場・地底博物館等

※最新情報は公式ホームページを参照してください

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

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