貸切バス旅行の食事・トイレ休憩・お土産購入に便利な道の駅徹底比較!【沖縄県編】
個人旅行でも団体旅行でも大人気の沖縄県。どのエリアからも飛行機もしくは、クルーズ船、フェリーなどでアクセスし、那覇からレンタカーもしくは送迎バスを頼むというグループが多いのではないでしょうか。
ある程度まとまった人数で移動するなら、やっぱり貸切バスが便利ですよね。食事とおいしいビールを飲んでも、運転はプロにお任せできます。
貸切バスを利用して日帰りや1泊2日で沖縄観光を楽しむ場合、必ずどこかで休憩をとる必要が出てきます。「道の駅」は大型バスでも停められる駐車場を完備しているところが多く、トイレ休憩にも最適!
地元の名産品を購入できたり、団体で食事ができたりと大変便利です。今回は沖縄県内にある道の駅を大特集!バス旅行の企画にぜひ、活用してくださいね。
沖縄県内でも1、2の人気を争う道の駅「道の駅 許田」
名護市にある「道の駅 許田」は沖縄北部観光の拠点として便利な場所にあります。 トリップアドバイザー・旅好きが選ぶ!全国道の駅ランキングでも2014年に1位に輝いたことがあるなど、その人気ぶりがわかりますよね。
沖縄北部には、 「美ら海水族館」「ブセナ海中公園」「OKINAWAフルーツランド」「オリオンハッピーパーク」「やんばるの森」など、魅力的な立ち寄り先がいっぱい!
那覇から沖縄自動車道で最北端の許田ICを降り、 国道58号線に入った後、まずは「道の駅 許田」で一休みが定番ですね。
実はこの道の駅、沖縄県では第1号。観光客はもちろん、地元民からも利用されています。駅の中にある「やんばる物産センター」では、沖縄北部の市町村から集まる農作物やお土産が充実。那覇では買えないものも多いんです。
1995年名護特産推奨品に選ばれた「チョコもち」は、駅内の工房でおばぁたちが手作りしているロングセラー商品。もちもちしたカステラのようなお菓子で、ココナッツの風味もします。
また、沖縄県民でさえ口にできないといわれているのが恩納村にある琉球銘菓・三矢本舗の「 幻の味 ブルース 」というお菓子。見た目はカステラのようで、ふわふわもちもちした食感でカスタード味です。季節限定でブルーベリーやストロベリー味も登場するとか。
ちなみに三矢本舗は「ドラゴンボール」というサーターアンダギーで有名だそうです。
この他、肉汁じゅわーのチャーグーメンチカツや揚げたてさくさくの天ぷら、ソフトクリームなどグルメも充実!忘れずに、立ち寄っていきましょう。
観光バス駐車スペースが多い沖縄県内の道の駅トップ3
沖縄には全部で8か所、道の駅があります。その中でも観光バスが停めやすい駅は以下のつです。
第1位「道の駅 豊崎」:大型バス13台
同数第2位「道の駅 いとまん」「道の駅 かでな」:大型バス10台駐車可能
10台以上大型車をとめられる比較的広い駐車場を持つ道の駅です。
「道の駅 豊崎」は那覇空港から車で約13分で、日本最西端の駅。近くにはBBQが楽しめる「美らSUNビーチ」があります。
「道の駅 いとまん」は、日本最南端の駅で、平和祈念公園やひめゆりの塔など南部観光の拠点に便利な場所です。
「道の駅 かでな」は、沖縄中部に位置し、近くには美浜アメリカンビレッジや、万座毛、真栄田岬、残波岬などの絶景スポット巡りの拠点にぴったり。
それぞれ沖縄の見どころを網羅する、便利な場所にあるので、貸切バス旅行プランを考えるときに、休憩ポイントとしてぜひ検討してみましょう。
女性用トイレの数が多い沖縄県内の道の駅トップ5
トイレ休憩で一番困るのは女子トイレの行列!トイレ付の貸切バスはほとんどないので、こまめなトイレ休憩はバス旅行で大事なポイントです。
行楽シーズンや道路が渋滞したとき、トイレ休憩が殺到します。バスの運行時間にも影響してしまうので、なるべく個室の数が多いところを選びたいものです。許田14、かでな13、いとまん15、豊崎12
第1位「道の駅 ぎのざ」:女性トイレ24器
第2位「道の駅 いとまん」:女性トイレ15器
第3位「道の駅 許田」:女性トイレ14器
第4位は「道の駅 かでな」13器、第5位は「道の駅 豊崎」12器でした。「道の駅 ぎのざ」は国頭郡(沖縄中央部)にあり、那覇空港から沖縄自動車道を利用してだいた1時間ぐらいの距離にあります。
東海岸で唯一の道の駅で、同じく東海岸にあるリゾート「カヌチャベイホテル&ヴィラズ」や宜野座村にあるタラソテラピー(自然海洋療法)施設「タピックタラソセンター宜野座」 に立ち寄るときに便利ですね。
大人数で食事が可能な沖縄県内の道の駅 3選
「道の駅 いとまん」にある「焼き肉ばんない」
こちらはオリジナルブランドの豚肉「純朴島豚(じゅんぼくしまぶた)」がウリの食べ放題焼き肉ランチ&ディナーが楽しめるお店。純朴島豚は、脂身がさっぱりとしていて甘みのある肉質です。
紅イモをブレンドした無添加でエコロジーな飼料を与え、沖縄の自然の中、のんびりと育てています。飼育エキスパートと障がい者が協力し合い、大切に育てた豚肉は、数量限定なのでなくなり次第県内産豚肉になります。
もちろん牛肉や鶏肉、野菜なども豊富にそろい、90分間食べ放題!平日は20名以上の団体予約のみ、3日前まで電話で問い合わせしましょう。
「道の駅 いとまん」は「お魚センター」でイートインが可能。自分で選んだお魚でオリジナル海鮮丼を食べたり、気に入った魚介類をその場で焼いてもらい食べるのもOKです。
「道の駅 ゆいゆい国頭」の「レストランくいな」
これまではイノブタをメインに提供してきましたが、現在は国頭村のブランド豚である「くんじゃん豚」料理を提供するレストランに。
国頭といえばイノブタを使った料理は「わぁ~家~そば」で味わうことができます。
「イノブタ丼」や「イノブタ肉沖縄そば」などは地元産の野菜もたっぷりでヘルシーです。オードブルやお弁当の予約もOK。団体で訪れる場合は、事前に予約しましょう。
「道の駅 許田」の向かい側にある「沖縄料理 ぬちぐすい」
ツアー観光向けの貸切も可能な「ぬちぐすい」は80名まで対応可能だそう。予算にあわせて沖縄料理・琉球薬膳料理を提供してくれます。
団体利用の場合は、シークワーサージュースやサーターアンダギーのプレゼントがあるかも!ぜひ問い合わせ(0980-52-2787)てみましょう。
ユニークなお土産やおやつがある沖縄県内の道の駅 3選
「道の駅 ゆいゆい国頭」:お茶とスイーツ
国頭村は日本一早い新茶が飲める村として有名です。こちらでは甘みのある上品な緑茶「おくみどり」を栽培。そのお茶を使ったオリジナルスイーツも購入できます。
また、シナモン(オキナワニッケイ=からぎの木)をブレンドした、「からぎ茶」は南国らしい味。冷えの気になる女性におすすめです。
もうひとつこちらで購入できるオリジナルの「国頭産スイーツ」。
地元でとれた安納芋を使用したケーキ「いもがたり」やおくみどり茶・からぎ茶を使用したクッキー「やんばるのあしあと」、パイナップルや短観ん、タピオカ粉を練りこんだ「くにがみドーナッツ」は卵・牛乳・動物油脂にアレルギーがある方におすすめです。
「道の駅 いとまん」:マンゴー
糸満市はマンゴーの産地としても有名。7月~9月に旬を迎え、7月15日はマンゴーの日として売り場いっぱいに甘い香りが漂います。形が美しいものはご贈答品としてそれなりの値段ですが、見た目が今一つのものはなかなかリーズナブル。
その他、パイナップルやドラゴンフルーツ、スターフルーツ、スイカ、パッションフルーツなど南国らしい果物がいっぱい。フルーツを使ったかき氷もぜひ食べていきましょう。
もう一つ、オリジナル商品をたくさん扱うのは「道の駅 許田」。先ほどもご紹介しましたが、那覇では手に入らない北部限定のスイーツなどもたくさんあるので、こちらも併せてチェックしておきましょう。
番外編「道の駅 ぎのざ」:阪神タイガースグッズ
実は宜野座村、阪神タイガースの春季キャンプ地として指定されています。このため、道の駅ではここだけのオリジナルコラボグッズがたくさん置いてあるんです。
熱狂的なタイガースファンなら、ぜったい立ち寄って損はない!?
沖縄県の道の駅一覧
- 道の駅「ゆいゆい国頭」(国頭郡)
- 道の駅「おおぎみ」(国頭郡)
- 道の駅「許田」(名護市)
- 道の駅「ぎのざ」(国頭郡)
- 道の駅「喜名番所」(中頭郡)
- 道の駅「かでな」(中頭郡)
- 道の駅「豊崎」(豊見城市)
- 道の駅「いとまん」(糸満市)
- 道の駅「やんばるパイナップルの丘安波
- 道の駅「サンライズひがし」
道の駅以外でバスを停められる休憩スポット
バス会社の比較がポイント!