貸切バスで名護市から古宇利島にある結婚式場へ！ゲスト往復送迎の料金目安は？
アウトドアウェディングなど、結婚式場までのアクセスが不便な場合にも活躍する貸切バス。便利なだけでなく、移動時間も観光気分を味わえるという魅力もあります。
今回は沖縄県で実際に依頼のあった、名護市から古宇利島にある結婚式場までの往復送迎モデルコース＆バス料金目安をご紹介します。沖縄本島と古宇利島を結ぶ「古宇利大橋」は、エメラルドグリーンの海の上を走る絶景ドライブコースです。
沖縄県の人気ウェディング会場も併せてご紹介しますので、参考にしてください。
名護市出発・古宇利島までのゲスト往復送迎モデルコース
貸切バスで名護市にある「ホテルリゾネックス名護」を出発。古宇利大橋を渡り「古宇利島オーシャンタワー」へと向かいます。
古宇利島は“沖縄版アダムとイヴ伝説”が残る「恋の島」。古宇利島オーシャンタワーでは1.5次会風の結婚式が、併設する「空と海の教会」ではエメラルドグリーンの海を見下ろしながらの挙式が可能です。
＜沖縄ウェディングゲスト送迎モデルプラン＞
▼09:15 ホテルリゾネックス名護出発
▼10:00 古宇利オーシャンタワー到着
＝＝＝＝＝＝
▼15:30 挙式終了・出発
▼16:15 ホテルリゾネックス名護着・終了
■貸切バス料金目安（7時間・50km利用・税込）
・大型観光バス 67,070円（税込）～
・中型観光バス 56,780円（税込）～
・マイクロバス 48,110円 （税込）～
※バス待機中の駐車場代がかかります（実費）
※バス会社からバス乗降場所（ホテル）までの回送代は含まれていません
披露宴の間、バスをいったん返す方が安くすむ場合もあるので、バス会社と相談してみましょう。
記事内で紹介しているバス料金目安は、2023年6月27日に国土交通省から発表された「新公示運賃額」に基づき計算しています。この金額を下回る料金では運行できないという最低基準額であり、この金額を基に各バス会社が自由に料金設定ができます（上限は特になし）。
バス会社ごとに運輸局に届け出る下限単価が異なるため、複数のバス会社から見積りを取り寄せて比較するのがとても重要となります。
沖縄エリアの貸切バス料金の目安は、以下の記事も参考にしてください。
▼関連コンテンツ
≫送迎バス貸切手配について
親族やゲスト送迎に貸切バスとタクシーを複数台ではどちらが安い？
ゲストの人数が10名前後だった場合、貸切バスの方が安いか、貸切タクシーを複数台手配した方が安いか迷いますよね。貸切タクシーを選択した方が安く済む場合を検証してみました。
貸切タクシー複数台手配の方が安くなるケース
人数が9名以下の場合、3名ずつ分乗したと考えて計算してみましょう。モデルケースにあった ホテルリゾネックス名護から古宇利島オーシャンタワーまでの送迎で考えてみました。
タクシー料金目安はナビタイムのHPを参考にしています。
●タクシー1台4,550円×3台×往復＝27,300円（迎車分は含まず）
●貸切マイクロバス1台： 48,110円 ～
このケースの場合、タクシー3台をチャーターした方が安くすみますね！また、タクシー会社によってはジャンボタクシー（7名～9名定員）を所有しているケースがありますので、この場合はさらに安く利用できる可能性があります。
特に利用時間が短い、送迎距離が短いという場合、貸切タクシーの方が安くすむことが多いです。貸切バスの場合、安全運行の観点から最低利用時間は3時間から、その前後に安全点検時間を2時間入れること、というルールになっています。
このため、30分の利用でも5時間分の料金が加算されてしまうからです。比較的近距離の送迎であれば、貸切タクシーの見積りも併せて取り寄せてみましょう。
貸切バス1台で乗車した方が安くなるケース
ゲストの数が15名を超えると、貸切タクシーを5台をチャーターしなければなりません。その場合は、貸切マイクロバスを1台手配した方が安くなる可能性が高くなります。
また、コロナ禍ということもあり、ある程度ソーシャルディスタンスを保ちたいという場合なら、10名以上で貸切マイクロバスを利用するというのがおすすめです。
マイクロバスの定員数は約20名ですので、座席一つ分を空けて座ることができます。ご年配者が多い親族の送迎は、安心してお願いできますね。
会場送迎にタクシーかバスか迷ったら以下の記事も参考になさってくださいね。
沖縄県で人気の結婚式場
沖縄県で人気の挙式会場・披露宴会場を厳選してご紹介！沖縄県内で貸切バスを借りた場合の料金目安についても併せてご紹介します。
プライベートビーチでのウェディングもできる「アイネス ヴィラノッツェ 沖縄」
沖縄の“青”が鮮やかに彩るウェディング施設「アイネス ヴィラノッツェ 沖縄」。海を望むチャペルとふたつのバンケットに加え、プライベートビーチでのビーチウェディングも可能です。
海を目の前に臨む「五感の教会」は壁もバージンロードもガラス張り。そこに空と海の青が映り込み、まるで海の中で挙式しているようです。
新郎新婦専用のヴィラスイートも11棟備わっていて、全てのヴィラがオーシャンビュー！憧れの天蓋付きベッドにデイベッド、海へと延びたバルコニーが、特別な1日をラグジュアリーに演出します。
＜基本情報＞
アイネス ヴィラノッツェ 沖縄
住所：沖縄県名護市字山入端潮平川原361
問い合わせ先：0120-144-705
バス駐車場：要問合せ
＜貸切バス送迎料金相場＞
ロワジールホテル那覇を9時00分出発でアイネス ヴィラノッツェ 沖縄11時着（16時発）で往復送迎した場合
（9時間・160㎞利用・税込）
・大型観光バス 89,530円～
・中型観光バス 75,820円～
・マイクロバス 64,090円～
※バス待機中の駐車場料金等がかかります
※バス会社からバス乗降場所（ホテル）までの回送代は含まれていません
バスをいったん返した方が安く済む場合があります。バス会社にどちらが安いか確認しましょう。
リゾート感満載のゲストハウスウェディング「セントレジェンダ沖縄」
沖縄中部の北谷に位置する「セントレジェンダ沖縄」は、海沿いに建つ真っ白なゲストハウス。永遠を象徴するように、9mのバージンロードが海に向かって延びるチャペルがドラマチックです。
引き潮の時にだけ現れる“幻のビーチ”でのビーチウェディングや、開放的なガーデンでの挙式も人気。2タイプの披露宴会場には、それぞれにプール付きオーシャンビューテラスが併設されています。
北谷は夕日が美しいことでも有名で、セントレジェンダ沖縄のサンセットウェディングも素敵です。南部からも北部からもアクセスしやすい立地ですし、美浜アメリカンビレッジなどの観光地や様々なグレードのホテルが徒歩圏内にたくさんあるので、観光も手軽に楽しめます。
＜基本情報＞
セントレジェンダ沖縄
住所：沖縄県中頭郡北谷町美浜49
問い合わせ先：0078-6011-701485
バス駐車場：要問合せ
引用元：PRtimes
＜貸切バス送迎料金相場＞
おもろまち駅10時出発・セントレジェンダ沖縄11時着（16時発）で往復送迎、バスはいったん返した場合
（2時間・30㎞利用・税込）
・大型観光バス 38,150円～
・中型観光バス 32,300円～
・マイクロバス 27,350円～
※おもろまち駅と結婚式場までのバス往復回送分を含めて計算
※高速道路を利用した場合は2往復分がかかります
※バス会社からバス乗降場所（ホテル）までの回送代は含まれていません
沖縄伝統の“琉婚”ができる「沖縄ハーバービューホテル」
沖縄の伝統的な挙式スタイル“琉婚（りゅうこん）”ができる「沖縄ハーバービューホテル」。ウェディングドレスや白無垢ではなく沖縄伝統の“琉装”を纏い、入退場時には琉球古典音楽の生演奏が奏でられます。
3つの挙式会場と4つの披露宴会場を有し、琉婚をするなら沖縄石灰岩が印象的に使用されたガーデンチャペルがおすすめ。もちろん教会式・神前式・人前式も可能です。
80〜170名まで収容可能な披露宴会場「白鳳」ではプロジェクションマッピングの演出も可能。アットホームな式から個性的な式まで、お二人の好みに合わせた結婚式が挙げられます。
＜基本情報＞
沖縄ハーバービューホテル
住所：沖縄県那覇市泉崎2-46
問い合わせ先：050-1864-6015
バス駐車場：要問合せ
＜貸切バス送迎料金相場＞
北谷町10時出発で沖縄ハーバービューホテル11時着（16時発）で往復送迎した場合
（2時間・40㎞利用・税込）
・大型観光バス 42,150円～
・中型観光バス 35,700円～
・マイクロバス 30,100円～
※北谷町とホテルまでのバス往復回送分を含めて計算
※高速道路を利用した場合は2往復分がかかります
※バス会社からバス乗降場所（北谷町）での回送代は含まれていません
利用時間が5時間を超える送迎の場合は、バスをいったん返さない方が安く済む場合が多いです。バス会社によりバス料金は異なりますので、ぜひ見積りを取り寄せてしっかり比較しましょう。
▼ おすすめコンテンツ
≫結婚式（冠婚葬祭）の送迎バスならお任せ！料金相場・手配のポイント
≫冠婚葬祭とは？大切な行事の送迎用に貸切バスを予約する手順について
≫貸切バスは短時間利用なら安い？貸切バス料金を徹底解説！
≫初めてバスを借りる方向け！貸切バスの借り方QA
≫貸切バスの予約方法について
≫貸切バス（送迎バス）のキャンセル料は？
■結婚式の準備や心得、マナーは？
ウエディング用語集｜結婚式のアイデア｜服装マナーや持ち物｜ 送迎バス手配のポイント｜送迎バスの案内状・文例集 ｜会場送迎でタクシーかバスか悩んだら｜
- バス観光マガジン編集部 編集ライター
-
バス観光マガジンの中のヒト。貸切バスについての基礎知識やバス旅行のヒント、バスファンのための情報など、バスに関する楽しいコンテンツを日々お届けします。
このライターの記事一覧
バス会社の比較がポイント！
