道の駅「童謡のふる里おおとね」

埼玉へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット道の駅「童謡のふる里おおとね」

道の駅「童謡のふる里おおとね」は、埼玉県加須市の県道46号(加須北川辺線)沿い、埼玉大橋のたもとにあります。

首都圏から50㎞圏内にありながら、近くを利根川が流れる情緒豊かな田園地帯です。7月~10月にかけては、周辺にある休耕田でホテイアオイが薄紫色の可憐な花を咲かせます。

道の駅の休耕田に咲くホテイアオイ

駅の名は、加須市が「たなばたさま」「ゆうやけこやけ」などの作曲者として知られる音楽家「下總皖一(しもおさかんいち)」の生誕の地であることから。

下總皖一は東京音楽学校(現在の東京芸術大学)へ進学。卒業後に音楽教師となり、作曲活動を開始します。「野菊」「はなび」は、ここ大利根地区をイメージして作られたと言われています。

道の駅から車で約10分程度のところに下總皖一の資料を集めた「おおとね童謡のふる里室」がありますので、興味がある方はぜひ足を運んでみては?

「大利根産コシヒカリ」や「つる付きいちご」などの地元の名産品が楽しめる加須の道の駅

駅内にある農産物直売所「童謡のふる里おおとね農業創生センター」で取り扱う「大利根産コシヒカリ」は、利根川の肥沃な土壌ときれいな水で育てられた特別栽培米。農薬をギリギリまで減らし、有機肥料を取り入れたおススメ商品。

いちじくが名産

この他、「イチゴ」「梨」「イチジク」などの旬のフルーツや、黒米を使ったみそ、あげもち、アイスなど大利根ならではの特産品を多数取り扱っています。

農村レストラン「わらべ」 では、大利根産コシヒカリを100%使用した各種定食や古代米を練りこんだ黒米うどんがおすすめ!職人さんたちが工房で手打ちする「黒米うどん」は、コシのある麺と黒米の風味豊かでわざわざこれを目当てに他県から食べにくるファンも大勢います。

加須といえば「うどん」といわれるのは、江戸時代に利根川の渡し舟場や不動岡にある總願寺の門前で参拝客をうどんでもてなしたのが始まりといわれています。

加須うどんは「足踏み」や「寝かせ作業を通常の2倍に行うことで独自の強いコシとのどごしの良さをだしています。加須を訪れたなら、ぜひ自慢の味を楽しんでいきたいものですね!

▼「童謡のふる里おおとね」周辺で楽しめるアクティビティやイベント

●ホテイアオイ 7月~10月

「童謡のふる里おおとね」グルメ情報

●農村レストラン「わらべ」

古代米のひとつ「黒米」

ここの目玉はなんといっても「黒米うどん」。黒系統の古代米と小麦粉をブレンドし、しっかりと味わい深い逸品に仕上げています。6月25日は加須市「うどんの日」。うどんメニューはすべて50円のキャッシュバックを受けられるのでねらい目!

各定食のごはんは大利根産コシヒカリ100%使用。夏は限定メニューとして「冷汁」をアレンジした定食が登場します。人気のわらべ御膳は地元野菜を使用した田舎料理。1日限定20食なので早い者勝ちですよ。

「童謡のふる里おおとね」周辺の見どころ

●浮野の里「うきやのさと」

浮野の里

屋敷林や田掘り、くぬぎ並木など昔ながらの田園環境が大切に残されています。平成7年に全億「水の郷百選」に認定。平成19年には埼玉県「緑のトラスト保全 第10号地」に指定されています。

土明治48年の洪水や昭和22年の台風の際、周囲が水没する中、このあたりの一部は浮上したそう。「浮野」とは洪水のときに浮く原野という意味もあるそうです。

山の湿原でしか見ることができない植物が自生しており、中でも「ノウルシ」は環境省と埼玉県から絶滅危惧第2類に指定される希少なもの。約1,000㎡の群生地があり、4月上旬には鮮やかな黄色の花を咲かせます。

また、花ショウブが約3,000株植えられており、毎年6月の第2日曜日から1週間「あやめ祭り」を開催。女船頭さんが漕ぐ田舟で田掘りをのんびりと周遊する様子がテレビなどでも報道され、話題になっています。
※入口から西に約100mの位置(道路南側)に駐車場がありますが、大型・中型バスは侵入できないのでご注意を!
[問合せ先]加須市役所 環境政策課
Tel:0480-62-1111(内線231・232)

●加須未来館

プラネタリウムや天体観測室などを備えた総合交流ターミナルです。利根川の流れを臨む1階にある「交流ホール」は3階部分まで吹き抜けになった大空間。プラネタリウムや150インチの大型映像施設、宇宙服の展示など、宇宙について学べるようになっています。

2階は「各種学習室」として科学実験室や木工室、調理実習室などを備えています。3階には「天体観測室」があり、傾斜型のドーム状から宇宙を観察することができます。屋上では夜間、天体観測会を開催。毎週土曜日19時~21時まで実施しています。

敷地内では地元の特産品を販売する直売所もあり。加工室でつくられる無添加手作りの「浮野みそ」がお土産におススメです。
[開館時間]9時~17時(入館無料)、毎週火曜休み、12月29日~1月3日旧館
※駐車場54台(無料)

「童謡のふる里おおとね」おすすめのお土産情報

●地元で採れたコシヒカリ

地元産のコシヒカリ

特別栽培米と地元ブランド超元気米の2種類あります。お米一粒一粒のうま味が際立つおいしいお米。度重なる河川の氾濫で肥沃な大地となった田んぼと清涼な水で生み出されるここでしか味わえないコシヒカリです。

●古代米

稲の原種のうち黒系とされる黒米を使った各種加工品がずらり。黒米おはぎ、大福、野菊まんじゅう、黒米うどん、黒米かりんとう、古代米酒などがあります。駅の定番として人気なのが「黒米アイス」で、お米の粒が入っており、独特の味わいがあります。

野菊まんじゅうは、もちろん、下總皖一の名曲「野菊」をイメージしてつくられたもので、野菊と同じほんのりとした紫色をしています。つぶあん、こしあん、黒糖あんなど7種類の味があります。

●イチゴジャム、イチジクジャム

加須市大利根地域特産のつるつきいちごを使ったジャムです。糖度、香りともに最高のいちごをジャムになっています。つるつきいちごは2月~3月が食べごろ。

ぎりぎりまで熟してから収穫するため、果肉に触れないようにつるを持ったまま収穫していることからその名がつきました。

いちじくも大利根地区特産のものを使用しています。

●「いちごとまと大利根ベリー」

ミニトマトの新品種で、かわいらしいハート型がめじるし。甘みがあっておいしいと評判です。このトマトを使用した大福やおまんじゅうなどもあります。

information
施設名:道の駅 童謡のふる里おおとね
アクセス:
<東北自動車道 加須IC>
東北自動車道、加須ICより車で約15分
<東北自動車道 羽生IC>
東北自動車道、羽生ICより車で約15分
<JR宇都宮線>
JR宇都宮線「栗橋駅」西口より車で約20分
<東武伊勢崎線>
東武伊勢崎線「加須駅」北口より車で約30分
<東武日光線>
東武日光線「栗橋駅」西口より車で約20分・「新古河駅」より車で約30分
住所:埼玉県加須市佐波258−1
電話:0480-72-2111
開館時間:9時~17時30分(5月~8月は9時30分~18時)
休館日:第1・第3水曜日・年始(1月1日~1月4日)
駐車場:普通車33台 大型バス19台 身障者用2台 ※第2駐車場は普通車45台駐車可能
トイレ:男性用9器 女性用7器 身障者用2器 ※電気自動車用充電スタンド設置
 
※最新情報は公式ホームページを参照してください
 
この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

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