埼玉へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「あらかわ」
道の駅「あらかわ」は、埼玉県秩父市の国道140号「道の駅あらかわ入口」交差点を入り、秩父鉄道の踏切を越えた先にあります。
埼玉県では第一号の道の駅で、愛称は「農園村役場」。
建物は山小屋風で周辺には、花ハス、水芭蕉、カタクリなどが咲き、のどかな里山散策を楽しむことができます。
「行者ニンニク」が大人気!奥秩父の自然に囲まれた道の駅
「農産物直売所」では、荒川地区で生産された旬の野菜や果物を販売しています。
道の駅では「あらかわ」でしか取り扱っていない「行者にんにく」は特におすすめ! 旬の時期でないときはしょうゆ漬けで楽しめます。
「そばの里」とも言われる荒川地区。山の中の小さな工房で、毎朝湧水を使ってこねている手打ちそばは、午前中に売り切れてしまうことも。そばの加工品「そばかりんとう」「そばまんじゅう」などもおすすめです。自分で手打ちしたい人はそば粉をぜひ!
県立武甲自然公園や荒川県民休養地での自然体験活動拠点になっている「山里自然館(旧あらかわビジターセンター)」も併設。自然解説員(インタープリター)が常駐しているので、初めてという方でもいろいろ相談にのってもらえます。
体験プラグラムの他、クラフトワークショップなども提供してもらえます。
▼「あらかわ」周辺で楽しめるアクティビティやイベント
●木が香る秩父フェスティバル 5月
●夏まつり花火大会 7月
※道の駅駐車場内が観覧席になるので、臨時駐車場を利用になります。
●秩父夜祭 12月頃
「あらかわ」グルメ情報
●レストラン「鈴ひろ庵」
きのこの里鈴加園姉妹店として2009年4月にオープン。
「その時期おいしいものを新鮮なうちにリーズナブルな価格で」をモットーに、地元産の採れたて野菜や行者にんにく、きのこなどがたっぷり入った麺類や、季節のフルーツがまるごと入ったソフトクリームなどを提供しています。
特に注目は行者にんにくソフト!ミルク味のソフトクリームにガーリックペースト&パウダーをトッピング。この他、季節のフルーツや栗などがたっぷりトッピングされ、パフェのようにボリュームのあるソフトクリームが楽しめます。
味噌こんにゃくもおいしいと評判ですよ!
[営業時間]夏期9:00~17:00、冬期10:00~16:30
[定休日]12月24日~1月1日
●本格薪窯焼ピッツァ「マキックベリー」
2017年11月にオープンした手作りピッツァの店。シンプルでおいしい定番の「マルゲリータ」、新井武平商店の味噌を使用した「秩父市のピザ」、秩父名物しゃくし菜をつかった「しゃくし菜ピザ」の3種類。
オーダーが入ってから生地を延ばし、窯で焼くからサクッともっちりとしたおいしさです。
[営業時間]11時~15時
「あらかわ」周辺の見どころ
●笹戸山長泉院(駅から車で約10分)
曹洞宗の長泉院は秩父札所29番(全39カ所)。別名「石札堂(石札道場)」と呼ばれるのは、1234年に性空上人ら十三権者が秩父巡礼の折り、石札を納めたことに由来するといわれています。
寺宝になっている「石札定置巡礼」と彫られた石札(せきさつ)は、本尊の前にまつられています。
「笹戸山長泉禅寺」と刻まれた後ろにあるみごとな枝ぶりの枝垂れ桜は「よみがえりの一本桜」と呼ばれ、春は息をのむ美しさ!即道神社、円通寺のしだれ桜も見事です。
葛飾北斎が描いた『桜図』の額が拝観できます。大型バスも駐車可能。
●瑞龍山法雲寺(駅から車で約10分)
秩父札所30番、美しい庭園が人気のお寺。谷津川の流れに沿った緑の木々に囲まれた場所にあります。日本百観音霊場最古といわれる慶長以前の納札が保管されています。
本尊は秘仏で如意輪観世音菩薩。1319年に建長寺の道隠禅師が唐より奉持したといわれています。4月18日の縁日と午年にご本尊のお厨子が開かれ、拝観可能です。
創建当時に植えられたしだれ桜は樹齢600年を越えるといわれ、滝のように降り注ぐように咲くピンク色の花を見るため大勢の観光客が訪れます。3月下旬~4月上旬にはカタクリの花、5月下旬~6月中旬にはそばの花が見ごろを迎えるのでお花見にもおススメです。バスはマイクロバスまで駐車可能。
●橋立鍾乳洞(駅から車で約10分)
秩父札所28番、橋立寺の奥の院にある竪穴式の鍾乳洞。山全体が石灰岩でできた武甲山にあり、洞内の2/3以上が竪穴で1936年3月に埼玉県の天然記念物に指定されています。
登り階段を進むと石筍・鍾乳石・石柱がつららのように垂れ下がり、不思議な光景が広がっています。
[開洞]8時30分~16時30分(入場は16時10分まで)、冬季は閉鎖
[料金]大人200円、子ども100円、団体割引きは30名以上から
[駐車場]30台・300円
「あらかわ」おすすめのお土産情報
●そば粉・手打ちそば
奥秩父荒川地区はきれいな水と山に囲まれ、そばの里とも言われています。
ここで栽培された地粉は風味がだんぜん違います。毎朝、工房で湧水を使い手打ちする生そばもありますが、午前中で売り切れてしまうこともあるので要注意。
新そばは10月下旬頃。近くにあるそば処「ちちぶ花見の里」では毎年「ちちぶ荒川新そばまつり」も開催されます。
●行者にんにくしょうゆ漬
奥秩父で採れた生の行者にんにくをこまかく刻み、地元産のしょうゆで漬けた一品。
風味豊かでにおいが残らないので安心して食べられますよ!
行者にんにくの旬は4月~5月。この時期にいくなら生のものを天ぷらにしていただくのもいいですね。
●豚肉のみそ漬
道の駅人気商品!豚ロースを味噌漬けにしたもの。
古くから秩父で獲れたいのししを保存するため始めたのがきっかけとか。現在では猪から豚になり、やわらかくて食べやすいと名物になっています。
●秩父味噌
道の駅人気商品!豚ロースを味噌漬けにしたもの。
古くから秩父で獲れたいのししを保存するため始めたのがきっかけとか。現在では猪から豚になり、やわらかくて食べやすいと名物になっています。
アクセス:
関越自動車道花園IC → 国道140号利用で約54km、約67分
山梨県方面 → 雁坂トンネル利用で約37km・約48分
秩父鉄道の武州日野駅から徒歩13分
住所:埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄2380
電話:0494-54-0022
開館時間:9時~17時(12月~2月は9時~16時)
休館日:12月~2月:毎週火曜日定休・12月第3火曜日~1月第2水曜日
駐車場:普通車50台 大型バス5台
トイレ:男性用13器 女性用15器 身障者用2器
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