道の駅「羽生」

埼玉へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット道の駅「はにゅう」

埼玉県羽生市の国道122号沿いにある道の駅「はにゅう」。

利根川の河川敷に隣接しており、夕やけに染まる利根川や日光連山の眺めが格別と埼玉県内屈指の人気スポットになっています。

「利根川」「日光連山」の壮大な景色を見渡せる羽生の道の駅

羽生市は埼玉県北東部に位置し、利根川を隔てて群馬県に隣接しています。

江戸時代、利根川は高瀬舟が行き来する重要な交通路でした。江戸へは米や炭、酒などを運び、江戸からは塩、しょうゆ、肥料、日用雑貨などが運ばれてきました。

舟運は明治時代に入っても続き、羽生の歴史は利根川とともにあるといっても過言ではありません。

田山花袋の小説「田舎教師」では、「四里の道は長かった。その間に青縞の市の立つ羽生があった」と始まります。

田舎教師のモデルとなったのは小林秀三で、彼の書き残した日記をもとに書きあげられたもの。作品には羽生の自然や風物、人間模様などが描かれ、当時の羽生の様子を良く知ることができます。

駅の中にある「物産販売施設」では、地域の農産物やお土産品が勢ぞろい!

特におすすめは、農林水産省選定「全国郷土料理百選」に選ばれた羽生市の名産「いがまんじゅう」です。

「いがまんじゅう」は、埼玉県北東部に古くから伝わる郷土の味で、夏祭りやお祝い事、田植えや稲刈りのおくばりものとして使われてきた縁起物。おまんじゅうをお赤飯でつつんだ見た目が、栗の「いが」に似ていることから名付けられたといいます。

高価なもち米の量を減らす目的で、お赤飯の中におまんじゅうを入れたのがはじまりとする説と、お赤飯とおまんじゅうをいっぺんに作り、手間を省こうとしたものという説があります。お赤飯とあんこのマッチングがたまらないと評判。

また、羽生市は古く江戸時代から「藍染の町」とも言われており、藍染の展示販売も行われています。

中でも「武州藍染」は県指定無形文化財。江戸時代天保から続く中島紺屋の技術と経験を次ぐ4代目・中島安夫氏が染め上げる作品は海外でも高く評価されています。

駅の近くには天然温泉「ルートイングランティア羽生SPA RESORT」もあり、楽しく遊んだあとはさっぱり汗を流せます。

▼「はにゅう」で楽しめるアクティビティやイベント

●ゴールデンウィークイベント
●道の駅はにゅう祭り 10月頃

「はにゅう」グルメ情報

●はにゅう食堂「帆翔」

焦がしネギが絶品と人気を呼んでいるラーメンが一押しです。スープベースは醤油、味噌、塩、和風、とんこつの5種類あります。

この他、定食やカレー、チャーハンなどもありますが、小さな食堂なので、大人数での利用は難しいかも。

[営業時間]10時30分~18時、スープが無くなり次第終了

「はにゅう」周辺の見どころ

●さいたま水族館

ミヤコタナゴ
ミヤコタナゴ

荒川に棲む約70類の魚などを上流から河口域まで下るようなイメージで紹介。

天然記念物としては、国指定のミヤコタナゴ、県の魚ムサシトミヨの他、羽生のキャラクター「ムジナもん」のしっぽのモデルになっている食虫植物ムジナモをみることができます。
[開館時間]9:30~17:00 月曜定休・年末年始休み
[入館料]大人310円、小中学生100円(団体割引有)

●農林公園キヤッセ羽生

こぶしの花

羽生市三田ヶ谷農林公園「キヤッセ羽生」は、さいたま水族館の向かい側。

地ビール工房の他、物産館むじなも市場、農産品加工所コスモス館、手打ちうどん・むじな庵があります。

花いっぱいの「四季の丘」では、シンボルツリーであるこぶしとモクレンの木が植えられ、四季折々の花々が咲く人気のスポットになっています。

周辺には羽生水郷公園やムジナモ自生地である宝蔵寺沼、藍染資料館、お種さん資料館もあり。

「はにゅう」おすすめのお土産情報

●「彩のかがやき」

埼玉生まれのお米ブランドで、ふるさと納税でもらえる人気商品。

県内第1位の収穫量をほこり、平成19年には第9回全国米・食味分析鑑定コンクールで特別優秀賞受賞。平成21年には金賞を受賞しています。

●こぶし花ビール

羽生の地ビール。農林公園キャッセ羽生にある地ビール工房で作られています。

ピルスナータイプや英国風のペールエール、ミュンヘン発祥のメルツェンなど、クラフトビールの醍醐味を楽しめます。

●いがまんじゅう

いがまんじゅう

みためはお赤飯のおにぎりのよう。中を開けるとつぶあん・こしあんの入ったおまんじゅうです。

鴻巣市(旧川里町)が発祥と言われていますが、羽生市や騎西町など県北地域で親しまれてきた味田舎の味です。

あまじょっぱさともっちり食感がやみつきになると評判!農林水産省選定「全国郷土料理百選」にも選ばれました。

●モロヘイヤ

モロヘイヤの町として有名な羽生。「王様の野菜」といわれ、ビタミンミネラル豊富でカルシウムが多いことで知られています。

この地元産モロヘイヤを乾燥させ、粉末にし、うどんにねりこんだ「モロヘイヤうどん」。つるつるもっちり食感が人気です。お土産におススメです。

パウダー状にしたものも販売しているので、手作りクッキーなどにいかがでしょうか?

●ムジナもんグッズ

羽生市のキャラクター「ムジナもん」を使ったお菓子やグッズ。ムジナもんは、天然記念物「ムジナモ」という植物をしっぽにもち、頭にはモロヘイヤの葉っぱを乗せた姿があいらしいと人気です。

クッキーやおせんべえ、ぬいぐるみなどがあります。

information
施設名:道の駅 はにゅう
アクセス:
・東武伊勢崎線「羽生駅」下車 徒歩約50分
・秩父鉄道「西羽生駅」下車 徒歩約30分
・あいあいバス(羽生市福祉バス)「別所」下車 徒歩約5分 ※運休日:土日祝、年末年始
・東北自動車道「羽生」ICより約20分
住所:埼玉県羽生市大字上新郷7066
電話:048-560-1010
開館時間:8時30分~20時
休館日:年中無休(1月1日を除く)
駐車場:普通車45台 大型バス55台 身障者用2台
トイレ:男性用12器 女性用12器 身障者用2器
 
※最新情報は公式ホームページを参照してください

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

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